Aterm MR04LNをSIMアダプターで動かしてみた。
2016.01.15
先日、巷を賑わせたデジモノステーション付録のゼロSIMですが
当方も発売日に運よく入手していました。
早速使い倒してやりたいところですが、より効率よく使うために、
前々から考えていたモバイルルーターの導入を同時に行いたいと思います。
モバイルルーター候補は現在最強と名高いNEC製Aterm MR04LN
AMAZONでは頻繁にタイムセールを行っていますので、根気良く待つこと1週間。
40%引きで買うことができました。過去最安値タイということです。
MR04LNの細かい性能はネットで調べていただくとして、
私が重要視した特徴をまとめると
・ドコモだけでなくAU・ソフトバンク3社のSIMも使用可能(WIMAXは非対応)
・デュアルSIM対応(SIMを2枚挿せる)
・WiFi側は最新規格IEEE802.11acに対応し、
2本のアンテナを利用する2ストリームに対応で
5GHz帯で最大867Mbpsの高速通信が可能
・bluetooth接続可能
・電池が劣化したら自分で交換可能。
・月別で通信量制限が可能。
確かに現状で考えうる全ての性能が詰まっているようです。
これだけの装備があれば暫くは買い換える必要はないでしょう。
さて記事を書く位ですから当然問題があるわけです。
MR04LNをネットで検索するとSIMアダプター非推奨という情報が出てきます。
構造を理解しないで使用するとSIMがアダプター共々抜けなくなるという症状に見舞われるのです。
無理に抜くと破損必至。実に怖いですね。
だがしかしデジモノステーションに付いてきたSIMはナノSIMなので
アダプターを避けて通ることはできません。
壊してしまう条件として挙げられるのは以下の通り。
・SIMをつけずにアダプターだけ装着してしまった。
・穴あき型アダプターを使用してしまった。
・SIMとアダプターを接着せずに装着してしまった。
・SIMとアダプターに極端な隙間があった。
この4つに限ります。逆に言えばこの問題をクリアすれば問題はないわけです。
それぞれの問題点に対し私が施した解決策をこれからまとめたいと思います。
まず穴あき型アダプターを使わないで背面にクリアシートが張られているものを使用する。
このクリアシートがあることで、本体のピンが食い込むことを防止します。
穴あきタイプでも薄型テープを自分で貼ることで代用はできるかもしれませんが
強度に一抹の不安があります。SIMを押さえるピン圧に長期間絶えられるかは疑問です。
ここは高いものではないので、最初からこの商品を選びましょう。
国内発送物で数百円。中国の発送物で50円(送料込)からあります。
次に、接着について検索すると、弱い糊で付ける方法や
瞬間接着剤を微量垂らす方法があるようですが、
私は両面テープを選択しました。糊では接着強度に不安が残りますし、
約款では解約したときにSIMを返却することになっているので
瞬間接着剤はまずいと判断したわけです。
ボンド系も剥がすのは困難なのでパス。
その点両面テープであれば均一に接着できますし、
中で剥がれる心配もないでしょう。
アダプターの再利用さえ考えなければ剥がすのも簡単です。
問題点としては厚みが出ることですが、
それは極薄タイプを選択することで回避しようと考えました。
困った時のアマゾン様と言うことで、売っている中で一番薄い0.09mmを購入
ノギスでSIMの厚みを確認すると厚みが0.65です。1mm無いんですね意外!
SIMアダプターの厚みは0.71mmでした。
この時点で0.06mm差があるのですね。
穴あきタイプではないので厚くなるのは当然と思ってましたが、
思ったほどでは無かったです。
重要なのは窪み部分の深さですが、ノギスで測ると0.63mmでした。
(ノギスを持ちながら撮影をできなかったので写真は割愛)
なるほど、意外でしたが窪み部分はSIMと概ね同じ厚みで設計しているのですね。
逆算するとフィルム厚は0.08mmということになり
simとテープとアダプターを重ねたら0.65+0.09+0.08で0.82mmになります。
アダプターからsim部分が0.09mm膨らむ計算です。
つまりテープの厚み分は出てしまうということです。
この厚みを本体が吸収してくれたらいいのですが・・
後々実験してみましょう。
次に隙間問題ですが
写真を見た感じでは隙間はありません。ピンが隙間に入り込む余裕はなさそうです。
(上の写真は両面テープの片面を剥がしていない為に厚みが余計にでています。)
万が一隙間があったとしても、差し込み方向側の隙間を詰めて接着すればいいので
理屈を知っていれば解決できます。
それでは両面テープの反対側を剥がして接着してみます。
気持ち出っ張っています。計算通りですね。
ではコレを挿してみましょう。
無事に挿さりましたね。全然窮屈でも何でも無く、あっさりと入りました。
厚みによる問題はさほど気にしなくても良いようです。
クリアランスはどれほどあるんでしょうかね。気になるところです。
でも次が肝心。引っかからずに抜けるか試してみましょう。
無事に抜けました。成功です。
以上の内容は決してお薦めできる内容ではないですが、
両面テープのカットなどは精密極まりない作業になりますので、
自己責任の上でやるならばこの様な方法もあるよ
という一例を書いておきました。
SIMアダプターを購入した後に分かったのですが、
最初から糊が付いているアダプターもあるようです。
手間が掛からず誰でも簡単に使えそうです。
写真を見る限りSIMがあまり出っ張らないので良い気がします。
何方かのレビュー記事があれば見てみたいものです。
今回使用した両面テープですが、思いのほか強力な部類のテープでした。
剥がしても糊が多少残るようですので誤って端子部分に付かないようお気を付け下さい。
当方も発売日に運よく入手していました。
早速使い倒してやりたいところですが、より効率よく使うために、
前々から考えていたモバイルルーターの導入を同時に行いたいと思います。
モバイルルーター候補は現在最強と名高いNEC製Aterm MR04LN
AMAZONでは頻繁にタイムセールを行っていますので、根気良く待つこと1週間。
40%引きで買うことができました。過去最安値タイということです。
MR04LNの細かい性能はネットで調べていただくとして、
私が重要視した特徴をまとめると
・ドコモだけでなくAU・ソフトバンク3社のSIMも使用可能(WIMAXは非対応)
・デュアルSIM対応(SIMを2枚挿せる)
・WiFi側は最新規格IEEE802.11acに対応し、
2本のアンテナを利用する2ストリームに対応で
5GHz帯で最大867Mbpsの高速通信が可能
・bluetooth接続可能
・電池が劣化したら自分で交換可能。
・月別で通信量制限が可能。
確かに現状で考えうる全ての性能が詰まっているようです。
これだけの装備があれば暫くは買い換える必要はないでしょう。
さて記事を書く位ですから当然問題があるわけです。
MR04LNをネットで検索するとSIMアダプター非推奨という情報が出てきます。
構造を理解しないで使用するとSIMがアダプター共々抜けなくなるという症状に見舞われるのです。
無理に抜くと破損必至。実に怖いですね。
だがしかしデジモノステーションに付いてきたSIMはナノSIMなので
アダプターを避けて通ることはできません。
壊してしまう条件として挙げられるのは以下の通り。
・SIMをつけずにアダプターだけ装着してしまった。
・穴あき型アダプターを使用してしまった。
・SIMとアダプターを接着せずに装着してしまった。
・SIMとアダプターに極端な隙間があった。
この4つに限ります。逆に言えばこの問題をクリアすれば問題はないわけです。
それぞれの問題点に対し私が施した解決策をこれからまとめたいと思います。
まず穴あき型アダプターを使わないで背面にクリアシートが張られているものを使用する。
このクリアシートがあることで、本体のピンが食い込むことを防止します。
穴あきタイプでも薄型テープを自分で貼ることで代用はできるかもしれませんが
強度に一抹の不安があります。SIMを押さえるピン圧に長期間絶えられるかは疑問です。
ここは高いものではないので、最初からこの商品を選びましょう。
国内発送物で数百円。中国の発送物で50円(送料込)からあります。
次に、接着について検索すると、弱い糊で付ける方法や
瞬間接着剤を微量垂らす方法があるようですが、
私は両面テープを選択しました。糊では接着強度に不安が残りますし、
約款では解約したときにSIMを返却することになっているので
瞬間接着剤はまずいと判断したわけです。
ボンド系も剥がすのは困難なのでパス。
その点両面テープであれば均一に接着できますし、
中で剥がれる心配もないでしょう。
アダプターの再利用さえ考えなければ剥がすのも簡単です。
問題点としては厚みが出ることですが、
それは極薄タイプを選択することで回避しようと考えました。
困った時のアマゾン様と言うことで、売っている中で一番薄い0.09mmを購入
ノギスでSIMの厚みを確認すると厚みが0.65です。1mm無いんですね意外!
SIMアダプターの厚みは0.71mmでした。
この時点で0.06mm差があるのですね。
穴あきタイプではないので厚くなるのは当然と思ってましたが、
思ったほどでは無かったです。
重要なのは窪み部分の深さですが、ノギスで測ると0.63mmでした。
(ノギスを持ちながら撮影をできなかったので写真は割愛)
なるほど、意外でしたが窪み部分はSIMと概ね同じ厚みで設計しているのですね。
逆算するとフィルム厚は0.08mmということになり
simとテープとアダプターを重ねたら0.65+0.09+0.08で0.82mmになります。
アダプターからsim部分が0.09mm膨らむ計算です。
つまりテープの厚み分は出てしまうということです。
この厚みを本体が吸収してくれたらいいのですが・・
後々実験してみましょう。
次に隙間問題ですが
写真を見た感じでは隙間はありません。ピンが隙間に入り込む余裕はなさそうです。
(上の写真は両面テープの片面を剥がしていない為に厚みが余計にでています。)
万が一隙間があったとしても、差し込み方向側の隙間を詰めて接着すればいいので
理屈を知っていれば解決できます。
それでは両面テープの反対側を剥がして接着してみます。
気持ち出っ張っています。計算通りですね。
ではコレを挿してみましょう。
無事に挿さりましたね。全然窮屈でも何でも無く、あっさりと入りました。
厚みによる問題はさほど気にしなくても良いようです。
クリアランスはどれほどあるんでしょうかね。気になるところです。
でも次が肝心。引っかからずに抜けるか試してみましょう。
無事に抜けました。成功です。
以上の内容は決してお薦めできる内容ではないですが、
両面テープのカットなどは精密極まりない作業になりますので、
自己責任の上でやるならばこの様な方法もあるよ
という一例を書いておきました。
SIMアダプターを購入した後に分かったのですが、
最初から糊が付いているアダプターもあるようです。
手間が掛からず誰でも簡単に使えそうです。
写真を見る限りSIMがあまり出っ張らないので良い気がします。
何方かのレビュー記事があれば見てみたいものです。
今回使用した両面テープですが、思いのほか強力な部類のテープでした。
剥がしても糊が多少残るようですので誤って端子部分に付かないようお気を付け下さい。
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