中華リングライトの弱点みつけたり
2016.11.29
先日買った中華リングライトについての追記
前にテストしたカメラは、
物撮り用として部屋に置いている
Nikon D40 + AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II
でした。

今回仕事用に使っている愛機の
Nikon D800 + AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
に付けてテストしたところ、残念な結果に・・・

↓24mm F2.8で撮影


そりゃぁもう壮大にケラレてますねw
ま、D800だとトリミング出来るだけの画素があるので使えないって程ではないですが・・・

参考までに60mmのマクロで使ってみると
Nikon D800
+ Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D




ケラレてませんね。
マクロレンズだと被写体に纏わり付いたホコリも写しちゃってます(;´Д`)
60mmマクロでフルサイズ撮影ができれば、24-70でマクロ撮影することは余りないので、
ウチでは取り合えず問題はなさそう。

広角レンズしか持ち合わせていない人や、フルサイズで
AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
のような便利ズーム一本で勝負してる人は要注意かも。
APS-Cの人は迷いなく買って損はないわ。
Arduino 5) タイマー処理を考える。
2016.11.28
タイマー処理は特定の周期でプログラムを実行させたいときにとても便利な機能です。
単純に待ち時間を設けたいだけならdelay()を指定するだけでいいのですのが、
プログラムが複雑になってくるとコードが汚くなるだけでなく、
正確なタイミングでコードを走らせることも難しくなっていきます。

そこでタイマーによるインタラプト処理を試してみました。

MsTimer2.zip
http://playground.arduino.cc/Main/MsTimer2



このコードを作るに当たって、ちょっと悩みました。
LCDの表示をtimercount()内に記述しても実行されないのです。
なぜかスルーされます。
loop()内に書くことで上手く表示されました。
追求すると沼にハマりそうなので、ここはそういう物という理解でいきます。



ただ、Windows系のプログラムに慣れてしまうと、これだけではちょっと物足りないですね。
できれば、タイマーを複数同時に走らせたいところ。
そこで調べてみると、複数同時に動かせるライブラリがあるようですね。
マルチタスクが実装されていないArduinoでどのように実現しているのでしょう?

Metro-Arduino-Wiring-master.zip
http://playground.arduino.cc/Code/Metro

2つ同時に動くタイマーを記述してみました。
どこまで正確に時を刻んでいるかは謎ですが、うまく機能しているようです。





でも、求めている物が微妙にちがう。
このライブラリは割り込みが起きたときのフラグを保持して
loop()内で判別して処理するというもの。
こうなるとloop()内に重い処理を書いてしまうと、
正確な時間を刻むことは難しい。
一長一短ですねぇ。
結局は最初に実験したMsTimer2.hを駆使し、
コーディングでなんとかするしか無さそうです。

先人のソースコードを沢山読み解けば
もっといい書き方があるのかもしれませんが・・・
2016.11.28 22:15 | 固定リンク | Arduino
リングライトを買ってみた。
2016.11.28
夜に机上で撮影することがおおいので、
どうしても自分自身の影が写りこむことが多かったのですが、
いよいよリングライトが必要かな?と考えていました。
3Dプリンターで作ることも考えたのですが、
中華のリングライトがビックリするほど安くなっているので
作るより安く上がりそうなので、買ってみることにしました。



NEEWERの一眼用リングライト。
高輝度のLEDを48灯使用。
49、52、55、58、62、67、72、77mmのレンズに対応。
オレンジ、ブルー、ホワイト、透明色のデフューザー付属。
この値段で液晶表示のパワーコントローラー付属(7段階の輝度調整)
LED左半点灯、右半点灯、全点灯(左右両方)の切り替えが可能。
電源は単三電池4本。

値段の割に十分すぎる内容ですが、はたして・・・・

電源を入れるのが最初わかりませんでしたが、
数秒長押しでした。
光量は十分。最初100灯は必要かと考えていましたが、
室内灯とのバランスを考えれば48灯でもいけますね。
ライトからパワーコントローラーまでのケーブルは結構長く、
かなりの長物でも取り付けできそう。
ライトの固定はもっと安っぽいギミックかと思っていたら、
バネ式ボタン2つで固定というカメラ部品っぽい仕組みで
思いのほかしっかりできています。
ボディがプラなので安っぽいというレビューを見かけましたが、
1万以上のものでも、こんなものでしょう。
逆に3000円未満でこのクオリティなのかとちょっと驚きました。
ガワをシボ加工でもすればもっと高級感でるんでしょうが、
それは高望みですね。
一つ弱点を言えば、ホットシューを付けるパーツの強度が甘い気がします。
コントローラーを煽れば折れそうな雰囲気。。。
そうなったら3Dプリンターで作り直すだけですが、
ここが金属であったなら最強。

試し撮りをしてみます。
先日、某掲示板で「猫祭り」なるベンチマーク競争が行われておりましたが、
私も触発されて印刷してみました。



0.2mm積層 ABS印刷です。
夜中の撮影でしたが、ISO800での手持ちですが私自身の影も消されて綺麗に取れています。
被写体に光がしっかり当たって立体感もでてますね。
効果絶大です。

試しにISO400でも実験しましたが、1/30秒でてます。
脇をしっかり締めれば手持ちも十分いけます。
これはとんでもない武器を手に入れたぞ。
Arduino 4) LCD2004のケースを作った。
2016.11.27
机の上で煩雑に実験をしていると、
LCD2004の基盤がむき出しなのは危険なんじゃないかな
と思いましてケースを作成してみました。

いつも通りAutodesk Fusion360で設計します。


ABSで作るので、基板の周りに四方1mm程度の余裕もって作りました。
ネジ穴もABSの収縮でズレる可能性があるので、ドリルで後から開けることにします。
配線も抜けないようにガイドを付けようかとも考えたのですが、
テスト用のものなので抜き差しできないと逆に不便かと思い
横に切り欠きを付けるだけのシンプル構造にしてます。

これを3Dプリンターで印刷。



思いのほか綺麗に仕上がりました。
実はこれは2作目で、1作目はガラス面から剥離してしまい、
反りが発生してエライことになってしまいました。
2作目は収縮もほとんどなく、綺麗に仕上がっています。



基板を固定する穴は、基板を照らし合わせながら2.5mmのドリルで開けてます。
ネジは、廃品処理したノートパソコンから取り集めたネジを流用。



横から見た図。配線止めは上から押さえつける感じで作りました。
ABSの熱収縮で大きさが狂ったとしても、ヤスリ掛けで調整しやすいのでこの形をとってます。
ヤスリ掛け部分が見えたら格好悪いので、上蓋は配線止めの部分を少し覆うようにデザインしてます。




設計時、上蓋はドリルで固定穴を付け、ネジで固定するつもりでしたが、
頻繁に蓋を開けることがあるかもしれないと考え直し、落ち着くまでは両面テープで止めます。
これで完成です。

テーブルにコーヒーを置くことが多いのですが、
これで少しはショートさせることなく実験できる?( ´艸`)
Arduino 3) 頻繁に起きる再起動を探る
2016.11.19
今使っているArduinoUNO R3
使い始めたころから、突然再起動がかかるのです。
なにぶん、何も知らないところからのスタートなので、
これも仕様通りなのだろうと思っていました。

例えば、
void setup(){} に試験的なコードを書き、
void loop(){} の部分を空欄にしておくと、
setupに記述した処理を終えた後
何も動かすコードがないので、一定時間過ぎた後再起動するのでは?
なんて無知ゆえ甘いことを考えていたのです。

ところがloopに、1秒ごとカウントするコードを書いて、
永遠に終わらない処理をさせてみたところ
不定期に再起動が起きることを確認しました。
つまりプログラム的なものではないな・・と

PCのUSBポートから給電させて動かしているのですが、
PC側のArduinoIDE又はドライバが定期的に再起動信号を送っているのか?
なんてことも考えたわけですが、事態は簡単に解決いたしました。

外部給電ソケット端子に、9V角形乾電池を接続すると症状は再現しませんでした。
あと、別のPCに接続してみても症状は再現しませんでした。
つまりは、私のPCのUSBで電力を十分に供給できていないということのようです。
結構デリケートなのね。LCDが思った以上に食うのかしら?

ではUSB接続しながら外部電源を接続した場合はどうなるのか?
ダブル電源カッケー!なんて中二病みたいな事にはならないようです。
外部電源端子に推奨されているのは7V~12V
7V以上外部から供給された時点でUSB給電を止め外部電源に切り替わるようだ。
外部から7V以上入れても、
三端子レギュレータで5Vに減圧されて使われるので問題ない。安定は9Vと言われているようで、多少熱はでるが12Vでも問題ないという話。

ということで手軽に実験するのであれば、
十分に電力を供給できるUSBポートを使うか、
9Vのアダプタ又は乾電池を使う必要がある。

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