ベストチョイスなビデオカメラを探す
2021.05.31


映像を撮りたいことがたまにあります。
たまにです(;´Д`)

その時いつも思うのが「スマホの録画だとちょっと不便なのよね」ということ。
DROPBOXを通じて転送もしてるのですが、
データ量が多くなると「SDカード直で読み込みてー!」
となるわけです。

検証動画なんかも取りたいこともあるし、
子供を撮ることも多くなるかもしれんしということで、
ビデオカメラがあれば便利かなと・・
でもたまに撮るのに新型、新品を買う必要はないのですよと(;´Д`)

デジタルカメラの世界は一時性能が停滞し、数年毎にブレイクスルーするような状況でした。
ビデオカメラも同じ感じじゃないかなと思い、ちょっと調べてみたのですが、
やはり基本性能はあまり変わらず、ここ数年どうでもいい機能をちまちま足してマイナーチェンジを繰り返していたようです。
つまり値段や年式が全てではないということです。
どれが一番求めるものに近いのか過去登場した商品を知らべ一覧にしてみたいと思います。
ちなみにフルHDのビデオカメラは2019年から新型が出ていないという悲しい状況であります。

今回調査したのはパナソニックのビデオカメラです。
ビデオカメラと言えばSonyもかなり力が入っていますが、
最近のSonyはmicro SDになっているのが多いので、調査から除外しました。
SDじゃないと不便極まりないんですよ。
あんな小さなカード、何回なくしたことか・・
あ、メモリースティックはいらないです(;´Д`)

今回も大事なキーワードと優先順位を設け、それに該当するものを優秀なビデオカメラとします。

1.ドットピッチの大きいもの
2.有効画素数が多いもの
3.液晶モニターサイズが大きいもの
4.安い


1.デジカメやビデオカメラの宣伝文句にセンサー画素数をバーン!と出したものが
多いですが、正直言ってそれは高画質とはあまり関係ありません。
センサーが小さいのに画素数だけが多いと1ドットの受ける光量が減ります。
つまり感度が落ちます。特に建物内での撮影では顕著にでます。
スマホが夜の撮影で汚い映像になるのがこれです。
センサーの1ドットのサイズ(ドットピッチ)が大きければ大きいほど光を多く取り込めるので高画質が期待できるのです。
ビデオカメラは一眼デジカメと違い、露出時間を長く取って光量を補うといった手法が使えません。基本性能がそのまま映像に反映されます。

2.フルHDは1920x1080ドットなので、207万画素もあれば映像は作れます。
そのため総画素数が1752万画素なのに、220万画素しか使っていないという製品があるのです。
センサー自体が4:3の形をしているのに対し、最近の映像は16:9を求めたりするからこういうことが起きるのですが、
有効画素数が多いと、それだけ映像にするときファームウェアが取捨選択をする情報が多くなり高画質になります。
ドットピッチが大きく、さらに有効画素数が多い製品は高画質ということになります。

3.最新の4Kであっても液晶サイズは3インチ(約46万ドット)が一般的のようです。
価格帯が安いモデルは2.7インチ(約23万ドット)なんてのがありますが、
情報量が半分になってしまうので買うなら3インチでしょう。
家庭用ビデオカメラはファインダーが無いので液晶はケチらないほうがいいです。

4.4Kであれば長く使えるかもしれないけど、中古でも6万とかするので現実的じゃありません。小回りの利くフルHD機を安く買って要らなくなったらさらに半額とかで売る方がコスパが良い気がします。その時には4Kも安くなってるだろうしね。



↑いろいろ調べました。一覧にしないと分らないことって多いのです。
結局ここ10年くらいのパナ製品でコスパ最強なのは、
HC-W850Mまたは、HC-V750Mという結論に。
センサーサイズとドットピッチの大きさ、有効画素数の豊富さの3点が相まって
他モデルを圧倒
しています。
(実はHC-W870Mという改良版も出てはいるのですが、中古価格が4Kモデルと大差ないため
今回は除外しています。)



HC-W850Mの特徴を多種との差を交えてまとめてみましょうか。

HC-W850Mの販売当初は7万台の高級機だったこともあって妥協ない仕様になってます。
上の写真は価格.comからの引用ですが、
特売で69,980円となっており当時のハイエンドぶりがわかります。
4Kモデルに搭載された「あとから補正」以外はほとんど搭載していると考えてok
内蔵メモリは4Kモデルとおなじ64GB、MP4の50Mbpsで録画するなら3時間持つ計算です。
SDに64GBを挿せばトータルで6時間。ほとんどのイベントをこなすことが可能です。
多くのミドルクラスはMP4で録画すると1440×1080の解像度で録画されますが、
このモデルは1920x1080で録画可能です。

AVCHDとMP4と比べた場合、両者はベースとなっているフォーマットが同じことからあまり差はないとされますが、
AVCHDは最大ビットレートが28Mbpsと決まっています。
HC-W850MでMP4録画した場合、50Mbpsで録画可能なのでMP4の方が画質的に有利でしょう。
この機種はいろんなフォーマットに対応していてどれを使えばいいか悩みますが、
パソコンで管理するのであればMP4/50Mbps択一。他は封印でいいかと。
現在、MP4/50Mbpsに対応しているのはパナソニック型番で570番以降のみなので
安い300番台、400番台では対応してません。
このボーダーラインも購入する判断の重要な要素となります。

ワイプ撮りというサブカメラが付いたのもこの機種からですが、
実際どこまで使うのかわかりません。
私は使わない気がします(;´Д`)

この機種は5.1chのマイクが内蔵されています。
5.1chマイクは600番台以上のカメラにしか搭載されおらず、
それ未満はステレオ2chなので、これもかなりの差別化です。
内蔵マイクは風切り音にものすごく弱いですが、室内録画では高音質が期待できるでしょう。
さらにHC-W850は外付けマイクを付けることが可能です。
予算が許せばガンマイクが付けられるということですね。

あと、アダプターを接続することでバッテリー無しの常時運用が可能な点も素晴らしい。
動作検証動画なんて、何時間も放置録画するのでこれがないと結構厳しい。

HC-W850Mに標準でついてくるVW-VQT380というバッテリーは無接点充電(Qi)に対応しているのもいいですね。スマホの無接点充電器でも充電できます。
(HC-V750Mに付属するのはQiに対応してません)

弱点ももちろんあります。
光学ズームが20倍までということ。
センサーサイズが大きい高級機の宿命です。
その代わり潤沢な有効画素でデジタルズームを補っています。
光学ズームほどではないですが、かなり劣化を抑えた拡大が可能です。

バッテリーパックがクソ高い。
大容量パック(VW-VBT380-K)の定価は16500円
安売りでも13000円。
庶民には買えませんて(;´Д`)
寿命がきたら互換バッテリーに手を出すと思います・・

あと、パナソニックのビデオカメラ全般に言えることですが、
付属のHD Writerは評判が良くないですね。
まず、このソフトはMP4データのBD焼きに対応していません。
これが私にとって一番の残念ポイント。
自分で撮った動画を気軽に焼いて配ることができないのです。
BDに焼くことが前提ならAVCHDで録画しないとえらい目にあいます。
私は同梱ソフトを使うことってそうそうないので問題ありませんが、
「じーちゃんばーちゃんが孫のために買う」なんてことだと、
結構戸惑うかもしれません。
Windows10で動かないとか、ソフト外でいろいろ弄るとファイルリストが表示されなくなるとか
ちょっと工夫すれば問題ないのですが素人向けではありませんね(;´Д`)
カメラが優秀なだけに残念です。
800番以降の高級カメラはPremiere Elementsとか付属できないものですかねぇ・・



で、当然うちでも購入したわけですが、
長期間、安くていいものを探していたかいがあって、
目立ったキズや汚れがない良品に巡り合えました。
相場は30000円~40000円あたりですが、
私は3万を大きく下回る価格で購入。
箱無しではありましたが、バッテリー劣化度はほとんどなし。
しかもVW-VBT190もオマケでついてきました。
SDカードもおまけにつけてもらってラッキーです(;´Д`)
使わなくなったとしてもリセールはよさそうです。



実際に持ってみると、デカイデカイとコメントが散見してましたが
これだけの機能を山盛りしているというのに、
思っていたよりも軽くて小さい印象。
私だと指が少し余り気味。
女性にぴったり合うようにつくっているのかな?
大容量電池に付け替えたら全体がちょっと長い気はしましたが
日ごろD800と大三元レンズを使っている私からしたら天国です(;´Д`)

液晶の発色も良く、色むらなどは発生していませんでした。
しかもフィルムが貼ってあるので傷はまったくありません。
前オーナー、扱い方が丁寧でGood!

ポーチも目立ったスレや破けもなく、キレイ
見た感じ、本当に数回使っただけなんだなと思わせます。
まぁ、子供の学校行事用に買ったとしたら、
年に4,5回しか出番ありませんからねぇ(;´Д`)
中古はハズレを引く可能性がありますが、今回も私は勝利です。

ジョギング中のベストな酸素濃度(SPO2)
2021.05.23
検索してもあまり良い情報が見当たりません。
きっと、極秘事項扱いなのかも(;´Д`)

論文ではガチトレランの低酸素トレーニングに触れたものばかりで
中年では死に直結するデータであまり参考になりません。
一般人の健康トレーニングでベストなデータっていったいどれくらいなんだろう。

低酸素トレーニングは小まめに水分補給することを前提に80〜90くらいのSPO2で走るのがいいという書き込みは見ました。それも本当かどうか怪しいものです。エピデンスがありません。

私のいつも走るコースは獲得標高が120mの坂道、平坦な道の混合。
大会に一切出ることのない一般人のトレーニングには結構な強度だと思うのですが、
最近冬眠から覚めた熊よろしく私の運動能力は本調子ではないようで、
すこしゆっくり走っていても心拍が170を簡単に超えてしまうほど衰えています。
それに加えSPO2を図ると90%を下回ることもしばしばあったので、
リスクを考え90%未満になったら歩くようにしています。
これは本当にいいのだろうか。

2021.05.23 23:58 | 固定リンク | 健康
Zpoolの送金タイミングが変更?
2021.05.17
いままでZpoolはビットコインが0.0025BTCになるまでは送金しないスタイルでした。
これがとてもしんどくて、なかなか掘れない今のご時世では
ガチでやってる人以外は数カ月かかるという有様です。

ZPOOLの管理画面を見ると、あといくら掘れば送金されるのかが円グラフで分かります。
16日に確認すると、達成率がいきなり2%も上がっていました。
マイニングスピードから考えるとこれはおかしいです。
そこでよくよく調べてみると、
送金タイミングが、0.0018BTCになっているではありませんか。
こちらとしては大幅に楽になるので喜ばしいことですが、本当なんですかね。
なにかのトラブルで一時的に変わってるだけだったら悲しい(;´Д`)


6/3 追記
0.0017BTCに変更になっています。
何があったのでしょう。

6/20 追記
0.0016BTCに変更
ビットコイン相場が急落したのが原因でしょうか。

7/17 追記
0.0015BTCに変更

9/29 追記
まだ0.0015BTCのまま




電動ハンダ吸い取り器を買ってみた。
2021.05.14


とは言っても「サンハヤト はんだシュッ太郎NEO」の中華コピー商品です(;´Д`)
シュッ太郎は100V 45W仕様ですが、このコピー品は110V 40W仕様です。
いままで110V 30W仕様しか売ってなかったのですが
最近になって40W仕様が登場したので買ってみました。
シュッ太郎は約5000円、中華コピーは送料込みで1200円。
私としては粗悪コピーなので500円程度でもいい気がします。
ケースはボコボコだし、ギャンブルで買うには1200円は高いですね(;´Д`)


110Vの30W仕様はかなりの酷評です。
ハンダが溶けないので全く吸えないというコメントが散見します。
Youtubeでレビューしている方がいますが中身は200V仕様のままなので温度は全く上がらないという話。
この新しい110V40Wはどうなのでしょうか?


本体にも40Wのシールが貼られていますが・・・ ステッカーチューンでないことを祈る(;´Д`)


実際に熱を入れてみました。
接触型温度計を付けてみると255度までは確認できました。
この温度計は刺したり、液体に浸けて計るものなので、実際はもっと高い温度だと思われます。



ハンダを触れさせてみると問題なく溶けました。
溶け具合を見ると300度は超えているような気がしますね。
吸い取る時は呼びハンダをするので案外普通に使えるかもしれませんねコレ。



ポンプの脱着は↑の部分に指をかけてノズル側に力をかけながら手前に引きあげると
カパっと外れてきます。



なんかとってもオイルまみれ。すごく汚いです(;´Д`)
おそらくポンプ内の滑りをよするためだと思いますが、
これは全部ふき取って国内で売っているモリブデンかリチウムグリスに変えておいた方がよさそうです。

まず外観はバリがひどく、角で手を切りそうなのでラウンドカットが必要です。
それ以外はまずまずですが、バネが少し弱い気がしますね。



私は↑白光のハンダ吸い取り器を持っているのですが、これに比べるとかなり弱いです。
バネの力は吸引力に直結しますのでもっと強くてもいいですね。



ただ、吸い取り口を指で塞ぐとバネの動きを止めることができるので、パッキンの漏れはなさそうです。(指で塞ぐぐらいで止まるバネ圧も問題ですが・・)
↑のバネであれば、硬いものに交換できないかな・・ よくあるようなサイズなんだけど・・



配線の結合部分をバラしてみると、ネジネジして留めているだけでした(;´Д`)
いくら何でも手を抜きすぎだろう・・



あまりにも危険なのでハンダ接続にしてショートしないように熱圧縮チューブを通しておいた(;´Д`)
Aliexpressの英語コメントを見るとプラスチック部分は耐熱じゃないので長時間使うと変形するという書き込みがあった。
いやぁ、もう流石といか言いようがない。

分解してみてみると交流を直流に変換してる様子はないので、
交流を直接コイルに流し誘導加熱で温めるタイプのように見えます。
ヒーターの抵抗値は526Ωで、100Vで逆算すると0.19Aで19Wとなります。
40Wはおそらくウソですね(;´Д`)
仮に200Vで運用したとしても0.38A、76Wなので
200V仕様を使いまわしているわけではなさそうですが、
控えめに考えても詐欺っていると思います。
まぁ20Wだとしてもハンダを溶かす分にはギリギリセーフ。
しかし、30Wモデルを買った人はネット情報を見ると1890Ωらしいので0.05A、5.2Wでしか動きません。

理屈だけじゃなく、実際に計測してみたいと思います。



ここで用意したるは消費電力計。



計算通りと相成りました(;´Д`)
これは皆さんお怒りになるのも理解できます。
買うなら数十円高い40Wタイプ(実は19W)を買いましょう。
時間はかかりますが何とか使用できる温度まで上がります。



付属品はつまり防止のピン。



あと細さが違う先端が2つ付属してきました。



とりあえず使ってみます。
廃棄予定のビデオレコーダーがあったので基盤からパーツを外して見たいと思います。
まず、最初に思ったのが、加熱速度が遅すぎます。5分では足りません。
10分くらい放置してから使い始めた方が無難です。



比較的キレイに吸えますが、呼びハンダなしでは吸えませんでした。
まぁ電動ポンプの吸い取り器でも呼びハンダなしではきれいに吸えないようなので
無茶ぶりなのかもしれませんが(;´Д`)
フラックスがないと呼びハンダもなかなか基盤のハンダと融合してくれないので、
やはり熱量が少し弱いかなという感じです。
上から垂直にあてて2秒くらいしてから吸い出すとうまく吸えるようです。



取り外した部品も損傷なくキレイに取れています。
値段からしたら、及第点といったところでしょうか。



ただし、スプリングをチャージするときに吸い取ったハンダゴミが噴き出します。
廃棄するものならいいのですが、修理基盤でこれが起きたら別の故障を招くので
吸い取ったらすぐに水平にして何もないところでスプリングをチャージする必要がありそうです。

あとコイル量を増やして出力アップできないか少し検討する必要がありそうです。
19Wはあまりにもです・・・

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