【ジムニー JB23W】 バックカメラの設置
2018.11.29
前回の続き。

取付箇所をどうしようか悩んで悩んで悩みまくって
いろいろテストしてみましたが、外側につけないと夜は使い物にならないことが判明。
後部の真ん中につけるなら、上から見下ろすように付けるのがベストだけど
配線が届かないし、届いたとしても隠蔽がうまくいかない。
純正のバックカメラはナンバープレートの上に付いているのが多いので、
そこはどうかなと思ったけどジムニーは左寄りにナンバーが付いているので、
センターからズレてしまう。
映像を写しながらテストをしていくうちに、大発見が1つ。



ナンバープレートの上に大きい四角い穴があるやん(゚д゚)!
そこ使えるやん!
しかし何でこんなところに穴が?普通車では考えられない(;´Д`)



仮止めして映像確認してみると、確かにセンターはずれるけど映像は鮮明。
ここでいいや(;´Д`)
この大穴を利用するとして配線をバンパーの中に持ってくる必要があるのだけど、
さてどうしようかとパッキンや、バンパーを外してみたり試行錯誤していくうちに
また大発見。



ここにゴムでフタしてる穴がある!
これ利用できるやん!



ちょっと不格好だけど、ここを利用することが出来ました。
錆が目立つ?これは錆キラーして全体にシャーシークリアを厚塗りしているんです(;´Д`)
時間があるときにゴムパッキンの中央に穴を開けてキレイにまとめる予定。



ひとまず完成。
作業時間より悩んでいる時間のほうが長かったという(;´Д`)



ところで、取り付けた上のカメラ、映像のコンポジット配線がちょっとめずらしいものになっています。
なんと映像線から赤線が飛び出ているのです。



あまり見かけないこの配線、テスタで調べてみると、
映像とは別にただ赤線同士で導通しているだけのものでした。
コンポジットのピンには導通していません。
利用方法を検索してみると、テールランプのバックランプから拾って、
ナビやオーディオにバック信号を伝えるのに利用するのが一般的のようです。
ですが、うちの場合オーディオ裏あたりに出てる
車体のカプラからバック信号を拾えるので、
逆に、オーディオ背面からカメラにバック信号を送ってあげるのに利用しました。



その配線図がコレ↑ですが、
これで不思議な現象がおきました。
なんとGND配線を接続しなくてもカメラが動作したのです。



カメラのGNDは、本来なら電源線のGNDに返すのが筋です。
映像は映像のみの回路でオーディオに返すべきなのですが、
これって、上の図の水色ラインのように、
カメラの内部でGNDと映像線のマイナスがつながっているのでは?
と勝手な想像・・ 今回はテスタで確認する余裕がなかったのですが、
後日、テスタで再確認してみようかな・・
【ジムニー JB23W】 オーディオの取り付け(中華オーディオ7038B)
2018.11.27


ようやく最高気温が10度超えたので
このチャンスにジムニー(JB23Wの5型)のオーディオを変えちゃおうと思います。



付属の配線はギボシが付いていないので
スズキ用のカプラに合わせてギボシをつけないといけません。
こんなの車の中でやると日が暮れてしまうので、
事前に机上で処理しておきました。
やっていくと結構気がつくことが多くて
早めにやってよかったと思います。
まず、バックカメラ用に信号が必要になりますが、
オーディオだけじゃなくて、カメラにも電源いれるのに必要です。
二股を作っておく余裕ができました。



付属してきたものは、本体と配線、リモコン以外はよくわからんものばかりです。
キーホルダーなんてなんであるのかよくわかりません(;´Д`)



で、オーディオを外すにはパネルを外す必要がありますが、
灰皿の奥にあるビスを外す必要があります。



3箇所のネジを外す必要がありますが、
右上のネジ山については、ドライバーが他に干渉し
回すことできず開けられません。



そのネジを外すにはATレバー下のケースを外す必要があります。
このケースは助手席側2個、運転席側2個の留め具で固定されています。
プラスドライバーで少し左に回せば留め具のピンが抜けるので
ピンが抜けたら、留め具を引っ張るだけで取れます。



留め具が取れたら、ちょっとあおるだけでパコっと外れます。
これで灰皿上部金具のネジが外れるので、金具を外した後
パネルを下端から引っ張ると意外と簡単に外れてきます。
前に外したことがあったのか、意外と緩かったです。
インパネセンターガーニッシュにはハザードランプボタンが接続されてるので
引っ張って切れないようカプラを外します。



ここまでの作業は特に苦労もなく5~10分くらい?
で、オーディオを留めているネジを4本外して、
オーディオを引っこ抜くと・・・



あったわ、5pカプラ Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
5型でも存在してますよナビ用のカプラが!
これで作業効率大幅アップ!



では部屋に戻って、中華オーディオとインパネセンターガーニッシュを照らし合わせてみる。
話によると結構キツキツで入らない車種も多いんだとか。
ジムニーはどうかな?
ってダメだ~~~ はいらねぇぇぇぇ(;´Д`)



仕方ないのでリューターで削ります。
キレイに削るには、硬い板などに紙やすりを巻いて辺を整える必要がありますね。
うちのはもとからパネルがキレイじゃないので、あまり神経質にならずに削りました。
左右それぞれから3mmくらい削るとちょうどよく入ります。
上下は削る必要はありません。



ちなみに中華オーディオに付属してきた金具は全く使えません。
純正オーディオに付いてきた金具を流用することになりますが、
ビスが1個しか合わないのでこの1つで調整しながら付けることになります。
実際は写真の位置で確定です。奥行きも高さもこのネジ位置でピッタリあいます。



車体に取り付けて動作確認。
無事電源も入って音もなっています。



バックカメラ映像も問題ないようです。カメラの固定や配線は日が暮れてきたので
後日にまわしますが、動作確認できただけでも一安心です。



今日はオーディオ完成でおしまい。
インパネセンターガーニッシュが汚れますが、削り粉が付いただけなので、
これも後日に拭き掃除してキレイにしますかね。
【ジムニー】 5型、6型のバック信号(リバース信号)の在りか
2018.11.24
JB23は10回のマイナーチェンジを得てそれぞれ〇型と称されますが、
うちのは5型です。後期型になって一番最初の型ですが、
内部をみると、5型6型はほぼ同じで7型から配線関係やエンジン、コンピュータ等、
見えない部分で大きいリニューアルが施されています。
そのことから5型6型は中期型なんて例えられることもありますが、
このバック信号について、サービスマニュアルを覗いてみると、
7型以降の補足説明書に、オーディオ背面部にナビ用のカプラが来ていると記されております。
言い換えれば5型にはカプラが無いかもしれないということです。



上の図はサービスマニュアルからの引用ですが、
右の画像の77番カプラがそれにあたります。
このカプラが無いということになると、バックカメラを付けるための手段が厳しくなり、
ATコントローラやバックランプ、メーターの表示から盗んでくるほかありません。
どんな状況にもすぐに対応できるように、事前調査をしてみます。

みんカラを覗くとATコントローラから分岐させる人が多いようですね。
5型だと先日私が交換したのがそれにあたりますが、



このコンピュータに行く28pカプラの1番配線(配線色は赤)
わかりやすく言えばカプラの一番角にある配線です。
Rレンジに入れば12Vが流れ、それ以外だと0Vが流れる仕様なので取りやすいのでしょうね。
グローブボックスを開ければ配線が目の前にあるのでお手軽というのもあるんでしょうか。
でも何となくですがに配線分岐のエレクトロタップでお手軽に取り出すのは気持ち悪いです。
とくに走行に直接関係する部分なので・・・
でも他に手段がなければやるしか無いんでしょうけど・・。



↑これね。

次はメーターから取る方法だけど・・


5型サービスマニュアルの配線図を見る限りイヤな感じがする。
下の注意書きをみるに、※4にシリアル通信って文言が・・
これ無理じゃね?(;´Д`)
メーター内コンピュータからLEDに向かう配線に割り込ませればいけるけど、
配線直後に抵抗がついているとはいえこれきっと12Vじゃないかもだし・・
そもそも基盤パターンでしょ、コレ! メンドクサ!
4型までは10pカプラの8番(赤線)から取れるようだけど。

そうなるとテールランプのバックランプから取る方法も考えないといけない・・
JB23Wのバックランプはバンパーに埋め込まれています。
そこから拾うとなると配線はボディーから外を経由してパンパーに到着。
美しくないなぁ(;´Д`)

やっぱりATコントローラから取るのが自然なのかなぁ・・・

気温が上がったら、オーディオを取り付けるつもりですが、
5Pカプラが出てればいいなぁ・・ 



そうしたらこれで楽できるのに(*´ω`*)

※後日談
5型にもナビ用の5Pカプラありました。
サービスマニュアルが不親切なだけです(;´Д`)
【ジムニー】 JB23Wのジャッキアップポイント
2018.11.18
今日はタイヤ交換を行ったのですが、
ジムニーって普通の車とはちょっと違う足回りなので、
ジャッキを掛ける場所がよくわかりません。
私と同じように感じてる人も多いとは思うので、
調べて確認してみたことをまとめておきます。
画像は整備マニュアルからの引用です。



↑2柱リフトのポイントはロアアームの付け根部分を勧めています。
私の場合はフロアジャッキですので、ここにかけていいのか迷いましたが、
強度的にはとりあえず問題はなさそうでした。
フロアジャッキで1輪ずつ上げるばあい、ここだと中央寄りにになってしまうので、
前側をやろうと後ろ側をやろと、どっちにしてもすこし不安感は残りますね。



パンタジャッキは説明書通りここを使うとうまく上がりました。
ロアアームに丸い出っ張りがあるので、
それを付属のパンタに合わせるとキレイにハマり安定します。
一輪ずつあげるには重心的にも安定してそうです。



一般的にはデフに掛ければ前側2本、
もしくは後ろ側2本を同時に上げられると言われていますが、
ジムニーに限っては、説明書のようにやっては危険だと感じます。
デフが中心に無いので、持ち上げると左か右に必ず重心がズレて傾きます。
実際にやってみましたが車体もグラグラするしとても危険だと感じました。
この方法はナシです。



ウマを掛ける場所の指定も、説明書ではロアアームの付け根ですね。
4輪同時に掛けるならココオススメ!ってことなんでしょうか。
私が見た感じ強度がそれほどあるようには見えないんですよね・・



この車、フロアジャッキでなら2輪同時なんて危なくてとてもとても。
結局、いろいろ試した結果、説明書で示しているパンタジャッキの掛け位置が
フロアジャッキでも有効なのではないか?と思いました。
タイヤのナットを締めるときにトルクをかけますが、
車体もぐらつかないし安定してます。
あとかなり強度のある部品なので破損の心配が無いのがいいです。
写真では砂利の上でジャッキアップしてますが、このような場所では硬い板を下に敷くことが前提です!


ジムニーのように背の高い車はジャッキアップに妙な怖さがありますね。
どんな場合にも安全のために下にホイールを入れておくとか対策は必要だと思います。
私の場合は、捨ててもいいホイールが沢山あるので、ソレを下に入れる専用にしようかと思案中です。
下に潜るときはウマは必須です、絶対!

【ジムニー】 ATコンピュータ(ATコントローラ)交換
2018.11.16


添加剤をいれてAT学習をリセットしてから症状はピタッと収まったのですが、
AT学習が進んでいくとまた起きるかもしれない。
症状的にコンピュータがボケているのと似ているので交換しときます。
JB23Wの5型に使われているATコントローラは、76J0のR6です。
6型とも共通のようですね。7型からはまた別物になっているので使えない確率が高いです。
私が手に入れたのは、全く同じ5型のものなので完全合致です。



このユニットはダッシュボードの助手席側、グローブボックスの奥、にあります。
別の言い方だと発煙筒の上あたりと言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。
固定しているナットの方向を考えるとグローブボックスを外したほうが楽です。
画像は整備マニュアルからの引用ですが、外し方について全く記載されていなく、
整備書としての役割がさっぱり果たされていません。ジムニーの整備書ってほんと不親切です。




外し方は、まず開いて、グローブボックスを斜めに歪めて(結構な力と勇気が必要)
左側か右側の突起を躱して手前まで引き込みます。
片側が出てきたら、反対側も逆に歪めてから引っ張れば外れます。
うちのジムニーは、前オーナーか整備士が外したことがあるんでしょうね。
側面に引きずった後が強く残ってます。



↑グローブボックスを外したらこんな感じです。
赤丸付けたところがATコントローラを止めている10mmのナットです。



問題は右側奥ですが、ケーブルの結束バンドがボルトに刺さっていて、
その外し方がよくわかりません。
どこかの爪を外しながら?ボタンを押しながら?で手前にはずれてくるはずなのでが、
それがよくわからないのです。
今回は適当にホジホジしてたら外れちゃいました。



結束バンドをはずしたらナットが見えてくるので、
それも10mmのレンチで外せば、ATコントローラが外せます。
ATコントローラーに接続されているカプラは特に硬いということもなく、
すんなり抜けてきました。交換は容易です。

あとは逆の工程を終えて終了です。
念の為AT学習のリセットも行いまして、走行テスト。
不具合はなく、自然な変速で一安心。
これでAT問題は終焉・・・かな?

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