3D-PRT7)ホットエンドを作る
2016.03.31
今日はホットエンドのパーツを作ります。
今日の工程で使うネジは
<ホットエンド固定具>
M3x15mm 2本
M3六角ナット 2個
<ホットエンドオートレベリング用>
M3x20mm 1本
<エフェクター>
M2x16mm 2本
M2六角ナット 2個
M4x8mm 1本(最初から装着済みかもしれない)
M4ワッシャー 1枚(最初から装着済みかもしれない)
<カーボンロッド固定用>
M3六角ナット 4個
<ファン固定用>
M3x12mm 2本
です。
このキット、ホットエンドはすでにある程度できあがった状態で同梱されてきてました。
これが日本のキットであればそのまま使うのですが、
中国キットですからねぇ、やっぱり疑ってみましょうかね。
これを全部ばらしてみましょうか。
まずワンタッチ継ぎ手をクルクル回して外してみます。
簡単に外れました。
やはりです。漏れ対策が甘いです。
申し訳程度に何か塗ってますがあまり役立ってないでしょうね。
ではヒートブロックを外してみます。
ヒートブロックはイモネジで締められているのでレンチで緩めますよ。
結構な力でしまっているので、ヒーターを通す予定の穴にドライバを突っ込んで
ひねって外します。
こちらは全く対策がされていません。
ヒートブロックに近い方は特に漏れ対策をするべきなのに・・・
ノズルをヒートブロックから外してみます。
こちらもイモネジで固定されているのでレンチで緩めますよ。
そして、かなりきつく締まっているのでラチェットを使って外します。
こっちも何も対策されてません。確認してみて大正解でしたね。
では俗に言う漏れ対策というのはどういう物なのかというと
シール剤をネジ山に付けるというものです。
私はPTFEテープを巻くことにしました。
PTFEとは四フッ化エチレン樹脂の、主にシーリングに使うテープです。
熱に強く絶縁性もあり、酸やアルカリにも強く、
管の漏れ対策によく使われます。
普通に買うと結構いい値段するのですが、
アストロプロダクツで買うと激安です。
私は近所のリアル店舗で購入しました。
安いからといって粗悪なわけでも無く、ちょっと量が少ないだけで
仕様では260度まで耐えられます。
3Dプリンターの部品ではそれほど量は使わないので
少ない量で売ってくれるアストロさんには感謝です。
このテープを巻き巻きします。
かなり薄いテープですが、ちょっと厚いかな?と思うくらい巻いて下さい。
写真では結構巻いている様に見えますね。実際は3周くらい巻いてます。
一見すると厚すぎてネジ山に押しつぶされて
外に出てくるんじゃ無い?と思いますが、
意外とそんなことはありません。
柔軟性と低摩擦のお陰で
この程度なら綺麗にネジ山に収まってしまうのですよ。
びっくりするくらい滑らかに飲み込んでいきます。
キッチリ付いたらイモネジで固定するのを忘れずに。
次はヒートシンクに巻き巻き。
巻きたい部分より大きくなっても大丈夫、
爪で簡単にちぎれます。
綺麗に巻けました。早速ヒートブロックと連結させましょう。
ココの部分はイモネジでしっかり固定しますよ。
次はワンタッチ継ぎ手の装着です。
同じように巻巻きしてヒートシンクと接続します。
これでホットエンドは完成。
いくらシーリングしても緩んでいたら意味が無いので、
最後に締め確認はしてください。
次はホットエンドの固定具に取りかかりたい所ですが、
いったん前準備をしましょう。
写真に赤いラインを引いていますが、ここのクリアランスが甘いのです。
バリがあったり、スキマがきつかったり。
その為、後々重要となる機構が機能しなくなっています。
そこで、目視でみて絶対干渉しない位にヤスリを掛けます。
固いので少し大変かもしれませんが、削る量はコンマ何ミリなのでで出来ないことは無いはずです。
先にホットエンドを付けてしまうとやりにくくなるので今のうちです。
ヤスリがけが終わったら、しっかり削粉を取り除き、ホットエンドを穴の中に通します。
ちょっとキツイかもしれませんが頑張りましょう。
どうしても入らない場合はバリが有るのかもしれないので、中をみて削り取ってみましょう。
固定具を側面に付けてM3六角ナットをあてがい、
裏側からM3x15mmネジで留めます。
ホットエンドは高熱になるパーツなので、なにかあると大変です。
妥協無くしっかりと留めます。
自分的にはワッシャーを入れたいところですが、構造的に許してくれないので
泣く泣く断念。
これでホットエンドの固定具が完成。
次はエフェクターの作成。
まずはオートレベリング用のマイクロスイッチを側面に取り付けます。
このスイッチはエンドストップに付けたスイッチより一回り大きいです。
使うネジはM2x16mmのネジ2本とM2ナット。
説明書にはありませんが私はワッシャーも入れました。
スイッチの向きに注意して下さい。逆向きに付けると役割を果たしません。
次にホットエンドをエフェクターに付けます。
↑写真の位置に穴がありますが、ここにM3x20mmネジを取り付けます。
このネジは奥まで貫通させて先ほど付けたスイッチに触れる所まで締めます。
付属のネジは少し頭がデカイのでヒートシンクに干渉します。
だからといって別になにか起きるわけでは無いのですが、
ネジが斜めに歪んで入っていく気がするので
別の頭の小さいネジに変えるといいと思います。
私はユニクロネジのM3x20mmに変えました。
写真ではシルバーのネジとワッシャーが直ぐ近くに付いていますが、
これは最初から組み終わっていました。
ホットエンドがこれ以上、下に落ちないようにするためのストッパーの役割を果たします。
ちなみに元は黒の鉄ネジでしたが、写真ではシルバーのステンに変えてあります。
結構入れにくいので、少し手で回した方がいいかもしれません。
どれくらい深く入れるかですが、
ここは、後から調整できますので、あまり真剣に考えなくてもいいのですが、
ノズルをつま先で触れた程度で、直ぐさまカチっとスイッチが反応するくらい
ギリギリまで奥の方がいいとのではないかと思います。
それよりも、スイッチを押したあとに、ホットエンドが正常な位置に戻ってますでしょうか?
この機構はバネ等が付いていないので、
元の位置に戻るにはスイッチの抵抗力と重力を利用してしか戻れません。
そこで先ほどおこなったヤスリがけが生きてくるわけですが、
まだきつい様なら一度ばらしてもう一度ヤスリがけするのをお薦めします。
次はファンをエフェクターに取り付けます。
ファンは4cmx4cmのごく一般的なタイプ。
PCを自作する人なら見慣れたパーツです。
これを側面に取り付けて
M3x12mmのネジ2本で取り付けるわけです。
ファンの方向はシールが貼っている面をホットエンド側に向けて
風邪が当たるように取り付けてください。(重要)
もちろん12mmでもしっかり止まるのですが、すこし噛みが甘いです。
私は余っている15mmを使いました。
(実は15mmは奥に干渉します。そのためファンの固定具に負担が掛かってしまうのでお薦めしません)
さて今日の最後は、カーボンロッドを接続するためのネジを受けるナットの入れ込みです。
この穴にはM3の6角ナットがキッチリはまるように出来ています。
いや、逆にキツイくらいで、ラジオペンチでガッチリ挟んでやらないと入っていきません。
4カ所付けるところがあります。私の部品は全部がきつくて結構大変でした。
歪み無くはめ込んだところで今日は終了。
次回はカーボンロッドをエフェクターに取り付けるのと、
タイミングベルトをキャリッジに取り付けますよ。
ではまた。
今日の工程で使うネジは
<ホットエンド固定具>
M3x15mm 2本
M3六角ナット 2個
<ホットエンドオートレベリング用>
M3x20mm 1本
<エフェクター>
M2x16mm 2本
M2六角ナット 2個
M4x8mm 1本(最初から装着済みかもしれない)
M4ワッシャー 1枚(最初から装着済みかもしれない)
<カーボンロッド固定用>
M3六角ナット 4個
<ファン固定用>
M3x12mm 2本
です。
このキット、ホットエンドはすでにある程度できあがった状態で同梱されてきてました。
これが日本のキットであればそのまま使うのですが、
中国キットですからねぇ、やっぱり疑ってみましょうかね。
これを全部ばらしてみましょうか。
まずワンタッチ継ぎ手をクルクル回して外してみます。
簡単に外れました。
やはりです。漏れ対策が甘いです。
申し訳程度に何か塗ってますがあまり役立ってないでしょうね。
ではヒートブロックを外してみます。
ヒートブロックはイモネジで締められているのでレンチで緩めますよ。
結構な力でしまっているので、ヒーターを通す予定の穴にドライバを突っ込んで
ひねって外します。
こちらは全く対策がされていません。
ヒートブロックに近い方は特に漏れ対策をするべきなのに・・・
ノズルをヒートブロックから外してみます。
こちらもイモネジで固定されているのでレンチで緩めますよ。
そして、かなりきつく締まっているのでラチェットを使って外します。
こっちも何も対策されてません。確認してみて大正解でしたね。
では俗に言う漏れ対策というのはどういう物なのかというと
シール剤をネジ山に付けるというものです。
私はPTFEテープを巻くことにしました。
PTFEとは四フッ化エチレン樹脂の、主にシーリングに使うテープです。
熱に強く絶縁性もあり、酸やアルカリにも強く、
管の漏れ対策によく使われます。
普通に買うと結構いい値段するのですが、
アストロプロダクツで買うと激安です。
私は近所のリアル店舗で購入しました。
安いからといって粗悪なわけでも無く、ちょっと量が少ないだけで
仕様では260度まで耐えられます。
3Dプリンターの部品ではそれほど量は使わないので
少ない量で売ってくれるアストロさんには感謝です。
このテープを巻き巻きします。
かなり薄いテープですが、ちょっと厚いかな?と思うくらい巻いて下さい。
写真では結構巻いている様に見えますね。実際は3周くらい巻いてます。
一見すると厚すぎてネジ山に押しつぶされて
外に出てくるんじゃ無い?と思いますが、
意外とそんなことはありません。
柔軟性と低摩擦のお陰で
この程度なら綺麗にネジ山に収まってしまうのですよ。
びっくりするくらい滑らかに飲み込んでいきます。
キッチリ付いたらイモネジで固定するのを忘れずに。
次はヒートシンクに巻き巻き。
巻きたい部分より大きくなっても大丈夫、
爪で簡単にちぎれます。
綺麗に巻けました。早速ヒートブロックと連結させましょう。
ココの部分はイモネジでしっかり固定しますよ。
次はワンタッチ継ぎ手の装着です。
同じように巻巻きしてヒートシンクと接続します。
これでホットエンドは完成。
いくらシーリングしても緩んでいたら意味が無いので、
最後に締め確認はしてください。
次はホットエンドの固定具に取りかかりたい所ですが、
いったん前準備をしましょう。
写真に赤いラインを引いていますが、ここのクリアランスが甘いのです。
バリがあったり、スキマがきつかったり。
その為、後々重要となる機構が機能しなくなっています。
そこで、目視でみて絶対干渉しない位にヤスリを掛けます。
固いので少し大変かもしれませんが、削る量はコンマ何ミリなのでで出来ないことは無いはずです。
先にホットエンドを付けてしまうとやりにくくなるので今のうちです。
ヤスリがけが終わったら、しっかり削粉を取り除き、ホットエンドを穴の中に通します。
ちょっとキツイかもしれませんが頑張りましょう。
どうしても入らない場合はバリが有るのかもしれないので、中をみて削り取ってみましょう。
固定具を側面に付けてM3六角ナットをあてがい、
裏側からM3x15mmネジで留めます。
ホットエンドは高熱になるパーツなので、なにかあると大変です。
妥協無くしっかりと留めます。
自分的にはワッシャーを入れたいところですが、構造的に許してくれないので
泣く泣く断念。
これでホットエンドの固定具が完成。
次はエフェクターの作成。
まずはオートレベリング用のマイクロスイッチを側面に取り付けます。
このスイッチはエンドストップに付けたスイッチより一回り大きいです。
使うネジはM2x16mmのネジ2本とM2ナット。
説明書にはありませんが私はワッシャーも入れました。
スイッチの向きに注意して下さい。逆向きに付けると役割を果たしません。
次にホットエンドをエフェクターに付けます。
↑写真の位置に穴がありますが、ここにM3x20mmネジを取り付けます。
このネジは奥まで貫通させて先ほど付けたスイッチに触れる所まで締めます。
付属のネジは少し頭がデカイのでヒートシンクに干渉します。
だからといって別になにか起きるわけでは無いのですが、
ネジが斜めに歪んで入っていく気がするので
別の頭の小さいネジに変えるといいと思います。
私はユニクロネジのM3x20mmに変えました。
写真ではシルバーのネジとワッシャーが直ぐ近くに付いていますが、
これは最初から組み終わっていました。
ホットエンドがこれ以上、下に落ちないようにするためのストッパーの役割を果たします。
ちなみに元は黒の鉄ネジでしたが、写真ではシルバーのステンに変えてあります。
結構入れにくいので、少し手で回した方がいいかもしれません。
どれくらい深く入れるかですが、
ここは、後から調整できますので、あまり真剣に考えなくてもいいのですが、
ノズルをつま先で触れた程度で、直ぐさまカチっとスイッチが反応するくらい
ギリギリまで奥の方がいいとのではないかと思います。
それよりも、スイッチを押したあとに、ホットエンドが正常な位置に戻ってますでしょうか?
この機構はバネ等が付いていないので、
元の位置に戻るにはスイッチの抵抗力と重力を利用してしか戻れません。
そこで先ほどおこなったヤスリがけが生きてくるわけですが、
まだきつい様なら一度ばらしてもう一度ヤスリがけするのをお薦めします。
次はファンをエフェクターに取り付けます。
ファンは4cmx4cmのごく一般的なタイプ。
PCを自作する人なら見慣れたパーツです。
これを側面に取り付けて
M3x12mmのネジ2本で取り付けるわけです。
ファンの方向はシールが貼っている面をホットエンド側に向けて
風邪が当たるように取り付けてください。(重要)
もちろん12mmでもしっかり止まるのですが、すこし噛みが甘いです。
私は余っている15mmを使いました。
(実は15mmは奥に干渉します。そのためファンの固定具に負担が掛かってしまうのでお薦めしません)
さて今日の最後は、カーボンロッドを接続するためのネジを受けるナットの入れ込みです。
この穴にはM3の6角ナットがキッチリはまるように出来ています。
いや、逆にキツイくらいで、ラジオペンチでガッチリ挟んでやらないと入っていきません。
4カ所付けるところがあります。私の部品は全部がきつくて結構大変でした。
歪み無くはめ込んだところで今日は終了。
次回はカーボンロッドをエフェクターに取り付けるのと、
タイミングベルトをキャリッジに取り付けますよ。
ではまた。
3D-PRT6)キャリッジとリニアスライダーを取り付ける
2016.03.30
今日はキャリッジとリニアスライダーをフレームに取り付けたいと思います。
細かい部分が多いので説明が長いですよ(笑)
使用ネジとナットは以下の通り。
<キャリッジ>
M3x12mm 8本
M3x8mm 6本
M3六角ナット 6個
<リニアスライダー>
M3x7mm 12本
M3Tナット 12個
<エンドストップ>
M4x8mm 3本
M4四角ナット 3個
M2x12mm 6本
まずはキャリッジの作成から。
ナットとネジを締めるだけなので難しくはありません。
まず付属マニュアルには書かれてないけど、
別の資料から知った事実から。
目視でもわかりにくいので、写真でも当然わかりにくいですが、
キャリッジの内側にM3六角ナットが入ります。
左右合わせて2個ですね。このナットはカーボンロッドを支えるネジを締める役割をします。
しかもナットを入れる所の精度が悪く、なかなか入りません。
先の細いラジオペンチで挟み入れるのがいいと思います。
一度入ればがっちりはまって、簡単には落ちてきません。
実はキャリッジのネジ穴がかなりキツイので、このナットが無くてもしっかり締められるのですが、
安心の為にナットも入れておきましょう。
次にマニュアルの写真を抜粋したものを見てみると、
12mmと8mmのM3ネジを使えと書いています。
このネジはそのままリニアスライダーに接続するネジです。
まずは言われるまま組んでみます。
当たりを付けるためにスライダーに付けずにネジだけを締めてみます。
最後まで締めた所の裏面ですが、噛み合うには少しネジが短すぎやしませんかね?
一本だけ突き出すネジも付けて見ました。このネジはエンドストップのスイッチを押す役割があります。
最後まで締めたネジの全部を数ミリ戻して、リニアスライダーに合わせて再度締めていきます。
一応、ちゃんと噛んでいますね。
私はこの後、スライダーへの固定用を15mmと10mmのステンネジに変更しました。
エンドストップのは同じ12mmでステンにだけ変更してます。
3本のリニアスライダーにキャリッジを付け終わったら
次はアルミフレームにリニアスライダーを接続します。
下の写真の様にネジとナットを組み合わせることになります。
このナットはTの形に工夫があって
90度回ったところでそれ以上回らずキッチリ止まる様になっているため空回りしません。
このアルミフレームにしか機能しないと思いますが、便利なナットですね。
接続に使うネジはM3x7mmです。付属のマニュアルではM3x8mmとなっていますがこれは誤りです。
8mmだと奥に干渉してしっかり締められません。
付属のネジも7mmなのでマニュアルの誤植でしょう。
一番端はタイラップが巻かさっています。これはスライダーが吹っ飛ばないようにストッパーの役割をしています。
あとからストッパーを3Dプリンターで自作するまでは外さないでそのまま付けておいた方がいいでしょうね。
というわけでネジは角から2番目をスタートとして入れていきます。4つをある程度均等に配置して仮止めしましょう。
写真のスライダーは均等にネジが入ってませんね(笑)
あとからやり直してます。
ではアルミフレームに差し込んで行きましょう。
入るギリギリまで緩めるのがコツです。
リニアスライダーを3本挿したら、
まずは適当な位置で仮止めしておきましょう。
正確な位置は後から導き出します。
次はエンドストップの台座をアルミフレームに付けます。
こんな感じでネジを通します。
軽く締めて、写真の様にアルミフレームに通します。
補足マニュアルの写真をそのまま載せてますが、
根元から58cmのところにエンドストップの台座を固定します。
台座の固定が正確に終わったら、その直ぐ下に合うようにリニアスライダーを動かして固定します。
こっち側の角に付いていた抜け落ち防止のタイラップは外しましょう。
エンドストップがその役割を果たします。
↑こんな感じにぴったり合わせます。
1本決めたら残りの2本にはノギスを使ってお尻から長さを同じにした方がいいですよ。
メジャーで正確に長さを決めるのは不安定で結構しんどいです。
リニアスライダー3本をしっかり止めたら、
キャリッジが踊らないように輪ゴムとかで仮止めしておきましょう。
重力に引っ張られて簡単に落ちますよ。
後日追記
3本のリニアスライダーを固定するにあたり、
かなり先のページになりますが、
http://randol-news.net/art/00056.html
ここを一読することをお勧めします。
スイッチを手で押さえつつ、キャリッジをエンドストップの位置まで上昇させて
スイッチと照らし合わせてみましょう。
( ´゚Д゚`)ンマッ!! 期待はしてなかったけどね。
いやむしろ中華ゆえの期待を裏切らない感じでといいましょうか、予想通りです。
センターがずれているというレベルじゃなく、全く触れませんよw
しかも板バネがスイッチよりも僅かに大きいためリニアスライダーに干渉して、
スイッチが押された後戻ってきません(笑)
いろいろ問題があるわけですが、
MICROMAKEの本家から英語マニュアルをダウンロードして見たところ
M3ナットをスイッチと台座の間に噛ませろと書いております。
がそんなんで厚みが足りるわけ無い。
一応M3ナットを入れてみたのですが、台座にM2ネジが少しだけ噛む程度になってしまい、
スイッチへの衝突で簡単に吹っ飛びそうです。
とりあえずここは、板バネがリニアスライダーに干渉する自体は避けなければならないので、
不本意ですが、M2のワッシャーを間に挟んでとりつけることにします。
考えたのですが、ある程度強度のある物を当てればいいわけなので、
以下の物を使うことにしました。(後日ボツにした案ですので見ている方は真似しないでね)
これをネジに通してスイッチを押すピンにします。
大きさもぴったり。下側からナットを締めて外れないようにします。
リニアスライダーに干渉したら困るので、厚紙を挟んでネジを締めます。
このタイミングでエンドスイッチもM2x12mmネジ2本で固定しちゃいましょう。
しっかりスイッチの芯にジャストミートしました。
結構力強くあてても台座に直に付いているだけあってスイッチはぐらつきませんね。
※後から発覚したのですが、
この方法では最終局面に行うアライメント調整が
とんでもなく困難だということがわかりました。
剛性もあり、当たりが良い方法だったのですが残念です。
現在別の方法を模索中です。
========================================================================
4/10に追記
正直、スイッチに下駄を噛ませるべきか、
キャリッジに別の枠を取り付けるべきか、かなり悩みました。
結局、モーターの激突をスイッチのM2ネジの先に負担させるのは厳しいと判断し、
部品が届くのに日数が掛かるけどピンの方を加工することに決定しました。
新しい方法として考えたのは、シンプル且つ確実な方法。
つまり経が大きく厚いワッシャーを付けることでした。
しかしM3で経の大きいワッシャーって特寸扱いなんですよね。
一般ではそうそう売っていないので探すのも一苦労です。
見つけてもワッシャー3枚、送料込みだと1000円超えるところが殆ど。
ワッシャーだけにこの額はちょっと出せませんね。
そこで最終的に決めたのがMiSUMI-VONAでした。
http://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221004999084/?ProductCode=WSX-ST3W-M3X12-1
ワッシャー1枚だと単価は3円です。
バラ買いだとバラチャージが1個200円付くので、203円となります。
バラチャージは個数が増えると額が下がります。3枚買えば総額207円です。
しかも送料込みというところが凄い。
この先何があるかわからないので、10枚買いました。それでも230円です。
そして4/9に届いたのがこれ↓です。
厚みも1mmあって多少の衝撃では歪みそうもありません。実にいいワッシャーです。
組んでみました。
下から普通のM3ワッシャーとナットで締め上げて完全固定。
このまま回せば普通にコマとして遊べそうです。
ではキャリッジに挿してみましょう。
Good! 完璧です。当たる位置も面積も申し分ありません。
ま、唯一気になったのは、スイッチを一番奥まで押し切ったとき、
ほんの少しだけ丸ネジの頭が触れました。
この問題は、スイッチの角を少しカッターで削ることで解決。
これでアライメント調整も無事できますね。
========================================================================
このスイッチはテスタで動きを調べたところ、
押されたときに電流が流れるのでは無くて、
押されたときに電流を遮断する働きのようですね。
こういった事も把握しておけば断線とかのトラブル解消に有効かと思います。
さて今日はだいぶ長くなりましたが、これで終わりです。
次回はホットエンド周りを作りたいと思います。
それではまた。
細かい部分が多いので説明が長いですよ(笑)
使用ネジとナットは以下の通り。
<キャリッジ>
M3x12mm 8本
M3x8mm 6本
M3六角ナット 6個
<リニアスライダー>
M3x7mm 12本
M3Tナット 12個
<エンドストップ>
M4x8mm 3本
M4四角ナット 3個
M2x12mm 6本
まずはキャリッジの作成から。
ナットとネジを締めるだけなので難しくはありません。
まず付属マニュアルには書かれてないけど、
別の資料から知った事実から。
目視でもわかりにくいので、写真でも当然わかりにくいですが、
キャリッジの内側にM3六角ナットが入ります。
左右合わせて2個ですね。このナットはカーボンロッドを支えるネジを締める役割をします。
しかもナットを入れる所の精度が悪く、なかなか入りません。
先の細いラジオペンチで挟み入れるのがいいと思います。
一度入ればがっちりはまって、簡単には落ちてきません。
実はキャリッジのネジ穴がかなりキツイので、このナットが無くてもしっかり締められるのですが、
安心の為にナットも入れておきましょう。
次にマニュアルの写真を抜粋したものを見てみると、
12mmと8mmのM3ネジを使えと書いています。
このネジはそのままリニアスライダーに接続するネジです。
まずは言われるまま組んでみます。
当たりを付けるためにスライダーに付けずにネジだけを締めてみます。
最後まで締めた所の裏面ですが、噛み合うには少しネジが短すぎやしませんかね?
一本だけ突き出すネジも付けて見ました。このネジはエンドストップのスイッチを押す役割があります。
最後まで締めたネジの全部を数ミリ戻して、リニアスライダーに合わせて再度締めていきます。
一応、ちゃんと噛んでいますね。
私はこの後、スライダーへの固定用を15mmと10mmのステンネジに変更しました。
エンドストップのは同じ12mmでステンにだけ変更してます。
3本のリニアスライダーにキャリッジを付け終わったら
次はアルミフレームにリニアスライダーを接続します。
下の写真の様にネジとナットを組み合わせることになります。
このナットはTの形に工夫があって
90度回ったところでそれ以上回らずキッチリ止まる様になっているため空回りしません。
このアルミフレームにしか機能しないと思いますが、便利なナットですね。
接続に使うネジはM3x7mmです。付属のマニュアルではM3x8mmとなっていますがこれは誤りです。
8mmだと奥に干渉してしっかり締められません。
付属のネジも7mmなのでマニュアルの誤植でしょう。
一番端はタイラップが巻かさっています。これはスライダーが吹っ飛ばないようにストッパーの役割をしています。
あとからストッパーを3Dプリンターで自作するまでは外さないでそのまま付けておいた方がいいでしょうね。
というわけでネジは角から2番目をスタートとして入れていきます。4つをある程度均等に配置して仮止めしましょう。
写真のスライダーは均等にネジが入ってませんね(笑)
あとからやり直してます。
ではアルミフレームに差し込んで行きましょう。
入るギリギリまで緩めるのがコツです。
リニアスライダーを3本挿したら、
まずは適当な位置で仮止めしておきましょう。
正確な位置は後から導き出します。
次はエンドストップの台座をアルミフレームに付けます。
こんな感じでネジを通します。
軽く締めて、写真の様にアルミフレームに通します。
補足マニュアルの写真をそのまま載せてますが、
根元から58cmのところにエンドストップの台座を固定します。
台座の固定が正確に終わったら、その直ぐ下に合うようにリニアスライダーを動かして固定します。
こっち側の角に付いていた抜け落ち防止のタイラップは外しましょう。
エンドストップがその役割を果たします。
↑こんな感じにぴったり合わせます。
1本決めたら残りの2本にはノギスを使ってお尻から長さを同じにした方がいいですよ。
メジャーで正確に長さを決めるのは不安定で結構しんどいです。
リニアスライダー3本をしっかり止めたら、
キャリッジが踊らないように輪ゴムとかで仮止めしておきましょう。
重力に引っ張られて簡単に落ちますよ。
後日追記
3本のリニアスライダーを固定するにあたり、
かなり先のページになりますが、
http://randol-news.net/art/00056.html
ここを一読することをお勧めします。
スイッチを手で押さえつつ、キャリッジをエンドストップの位置まで上昇させて
スイッチと照らし合わせてみましょう。
( ´゚Д゚`)ンマッ!! 期待はしてなかったけどね。
いやむしろ中華ゆえの期待を裏切らない感じでといいましょうか、予想通りです。
センターがずれているというレベルじゃなく、全く触れませんよw
しかも板バネがスイッチよりも僅かに大きいためリニアスライダーに干渉して、
スイッチが押された後戻ってきません(笑)
いろいろ問題があるわけですが、
MICROMAKEの本家から英語マニュアルをダウンロードして見たところ
M3ナットをスイッチと台座の間に噛ませろと書いております。
がそんなんで厚みが足りるわけ無い。
一応M3ナットを入れてみたのですが、台座にM2ネジが少しだけ噛む程度になってしまい、
スイッチへの衝突で簡単に吹っ飛びそうです。
とりあえずここは、板バネがリニアスライダーに干渉する自体は避けなければならないので、
不本意ですが、M2のワッシャーを間に挟んでとりつけることにします。
考えたのですが、ある程度強度のある物を当てればいいわけなので、
以下の物を使うことにしました。(後日ボツにした案ですので見ている方は真似しないでね)
これをネジに通してスイッチを押すピンにします。
大きさもぴったり。下側からナットを締めて外れないようにします。
リニアスライダーに干渉したら困るので、厚紙を挟んでネジを締めます。
このタイミングでエンドスイッチもM2x12mmネジ2本で固定しちゃいましょう。
しっかりスイッチの芯にジャストミートしました。
結構力強くあてても台座に直に付いているだけあってスイッチはぐらつきませんね。
※後から発覚したのですが、
この方法では最終局面に行うアライメント調整が
とんでもなく困難だということがわかりました。
剛性もあり、当たりが良い方法だったのですが残念です。
現在別の方法を模索中です。
========================================================================
4/10に追記
正直、スイッチに下駄を噛ませるべきか、
キャリッジに別の枠を取り付けるべきか、かなり悩みました。
結局、モーターの激突をスイッチのM2ネジの先に負担させるのは厳しいと判断し、
部品が届くのに日数が掛かるけどピンの方を加工することに決定しました。
新しい方法として考えたのは、シンプル且つ確実な方法。
つまり経が大きく厚いワッシャーを付けることでした。
しかしM3で経の大きいワッシャーって特寸扱いなんですよね。
一般ではそうそう売っていないので探すのも一苦労です。
見つけてもワッシャー3枚、送料込みだと1000円超えるところが殆ど。
ワッシャーだけにこの額はちょっと出せませんね。
そこで最終的に決めたのがMiSUMI-VONAでした。
http://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221004999084/?ProductCode=WSX-ST3W-M3X12-1
ワッシャー1枚だと単価は3円です。
バラ買いだとバラチャージが1個200円付くので、203円となります。
バラチャージは個数が増えると額が下がります。3枚買えば総額207円です。
しかも送料込みというところが凄い。
この先何があるかわからないので、10枚買いました。それでも230円です。
そして4/9に届いたのがこれ↓です。
厚みも1mmあって多少の衝撃では歪みそうもありません。実にいいワッシャーです。
組んでみました。
下から普通のM3ワッシャーとナットで締め上げて完全固定。
このまま回せば普通にコマとして遊べそうです。
ではキャリッジに挿してみましょう。
Good! 完璧です。当たる位置も面積も申し分ありません。
ま、唯一気になったのは、スイッチを一番奥まで押し切ったとき、
ほんの少しだけ丸ネジの頭が触れました。
この問題は、スイッチの角を少しカッターで削ることで解決。
これでアライメント調整も無事できますね。
========================================================================
このスイッチはテスタで動きを調べたところ、
押されたときに電流が流れるのでは無くて、
押されたときに電流を遮断する働きのようですね。
こういった事も把握しておけば断線とかのトラブル解消に有効かと思います。
さて今日はだいぶ長くなりましたが、これで終わりです。
次回はホットエンド周りを作りたいと思います。
それではまた。
3D-PRT5)支柱を立てる&リニアスライダを加工
2016.03.29
今日は底部フレームに支柱を立てることにします。
内容は簡単なので駆け足で進んでいきますよ。
使うネジとナットは
M4x8mm 6本
M4四角ナット 6個
です。
底部フレームの角に穴が2個開いているのがわかると思います。
そこにビスを通します。
内側の写真の位置にM4四角ナットをあてがって軽く回します。
完全には締めないで、少しスキマを持たせます。
1つのコーナーに2カ所有りますのでのこりも同じようにしましょう。
全てのネジが軽く付いたところで、ナットに油を注し、
支柱を少しづつ刺していきます。
柄が長いので、テコの原理で刺し口に強い力が加わってしまいます。
誤って支柱を曲げたり、プラスチックのコーナー部品を割らないように気をつけましょう。
ナット2本を上手く通せたら、ビスを締めて緩まないようにします。
写真では六角穴付ネジをボールポイントレンチで締めていますが、
見ての通り、レンチじゃないと困る場所ではありません。
当然プラスネジを使っても問題有りません。
出来れば黒いネジを調達できるとカッコイイですね。
3本立てたらフレーム系の作業はいったん終了です。
上部のフレームはどうするの?と疑問に思う方が居るかもしれませんが、
まだ付けませんよ。
リニアスライダーやキャリッジ、エンドストップが付いてから取り付けます。
後日追記
3本の支柱を立てるにあたり、かなり先のページになりますが、
http://randol-news.net/art/00056.html
ここを一読することをお勧めします。
さて、今日は少し寄り道した作業をします。
前々から気になっていて仕方なかった色問題です。
黒いフレームに銀と赤・・・ うんカッコイイ。
黒いフレームに銀と緑・・・ うん、まぁアリかな。
黒いフレームに銀と赤と緑・・・ 緑よお前はダメだ。
赤と緑を組み合わせたコーディネートは背筋がぞぞっとしますので、
まだ作成初期の段階で修正してしまいましょう。
後からだと直しようが無くなります。
どこかに白が入れば気持ち悪さが消えるのですが、
液晶が青色なので、色が多すぎて五月蠅くなります。
まぁ、工作機械にクリスマスカラーはナンセンスということです(笑)
スライダーは頻繁に油を注すので、ただのシールでは浸透してしまい剥がれるかもしれません。
そこを踏まえた上でどうするかを考えたところ緑の部分に金属テープを貼ることにしました。
私が用意したのはステンレステープ。接着力も結構ありますし、アルミテープと違って強度があります。
しっかり折り目をつくってから張り付ければ形が安定するので剥がれる心配がないと思って選びました。
(アルミテープは柔らかいので貼りやすいというメリットがあります。どちらがいいかは私にはわかりません。)
もちろん、貼り付ける場所は綿棒などで脱脂して食いつきを確実なものにしてます。
幅がおよそ5mmですので指紋を付けずに貼るのは結構大変かもしれません。
上手くはれました。上からしっかり擦って粘着させたので、すこしデコボコ感はありますが、
現物を見ると貼り付けた物とはわからないと思います。
どうですか、この輝き(笑)
紙シールではこうはなりませんよ。
大半はキャリッジに隠れてしまうんですが、
チラチラ見える緑がなくなるだけで印象が全然違います。
とくに全体が組み上がってきたら差がはっきりすると思います。
今日はリニアスライダーに時間を掛けてしまいましたね。
次回はキャリッジに取りかかりたいと思います。
それではまた。
内容は簡単なので駆け足で進んでいきますよ。
使うネジとナットは
M4x8mm 6本
M4四角ナット 6個
です。
底部フレームの角に穴が2個開いているのがわかると思います。
そこにビスを通します。
内側の写真の位置にM4四角ナットをあてがって軽く回します。
完全には締めないで、少しスキマを持たせます。
1つのコーナーに2カ所有りますのでのこりも同じようにしましょう。
全てのネジが軽く付いたところで、ナットに油を注し、
支柱を少しづつ刺していきます。
柄が長いので、テコの原理で刺し口に強い力が加わってしまいます。
誤って支柱を曲げたり、プラスチックのコーナー部品を割らないように気をつけましょう。
ナット2本を上手く通せたら、ビスを締めて緩まないようにします。
写真では六角穴付ネジをボールポイントレンチで締めていますが、
見ての通り、レンチじゃないと困る場所ではありません。
当然プラスネジを使っても問題有りません。
出来れば黒いネジを調達できるとカッコイイですね。
3本立てたらフレーム系の作業はいったん終了です。
上部のフレームはどうするの?と疑問に思う方が居るかもしれませんが、
まだ付けませんよ。
リニアスライダーやキャリッジ、エンドストップが付いてから取り付けます。
後日追記
3本の支柱を立てるにあたり、かなり先のページになりますが、
http://randol-news.net/art/00056.html
ここを一読することをお勧めします。
さて、今日は少し寄り道した作業をします。
前々から気になっていて仕方なかった色問題です。
黒いフレームに銀と赤・・・ うんカッコイイ。
黒いフレームに銀と緑・・・ うん、まぁアリかな。
黒いフレームに銀と赤と緑・・・ 緑よお前はダメだ。
赤と緑を組み合わせたコーディネートは背筋がぞぞっとしますので、
まだ作成初期の段階で修正してしまいましょう。
後からだと直しようが無くなります。
どこかに白が入れば気持ち悪さが消えるのですが、
液晶が青色なので、色が多すぎて五月蠅くなります。
まぁ、工作機械にクリスマスカラーはナンセンスということです(笑)
スライダーは頻繁に油を注すので、ただのシールでは浸透してしまい剥がれるかもしれません。
そこを踏まえた上でどうするかを考えたところ緑の部分に金属テープを貼ることにしました。
私が用意したのはステンレステープ。接着力も結構ありますし、アルミテープと違って強度があります。
しっかり折り目をつくってから張り付ければ形が安定するので剥がれる心配がないと思って選びました。
(アルミテープは柔らかいので貼りやすいというメリットがあります。どちらがいいかは私にはわかりません。)
もちろん、貼り付ける場所は綿棒などで脱脂して食いつきを確実なものにしてます。
幅がおよそ5mmですので指紋を付けずに貼るのは結構大変かもしれません。
上手くはれました。上からしっかり擦って粘着させたので、すこしデコボコ感はありますが、
現物を見ると貼り付けた物とはわからないと思います。
どうですか、この輝き(笑)
紙シールではこうはなりませんよ。
大半はキャリッジに隠れてしまうんですが、
チラチラ見える緑がなくなるだけで印象が全然違います。
とくに全体が組み上がってきたら差がはっきりすると思います。
今日はリニアスライダーに時間を掛けてしまいましたね。
次回はキャリッジに取りかかりたいと思います。
それではまた。
3D-PRT4)三角コーナーを連結させる。
2016.03.28
今日は昨日作った三角コーナーにアルミフレームを接続して
3個1組で連結させます。
底部、上部で2個のオニギリが出来ますね。
使うネジは、すでにくみ終わっているネジを接続するだけですので
新たに用意するのは、
M4x25mmとワッシャー、六角ナットが3つのみです。
これらはプラスネジで代用効くのでユニクロネジにでも変えちゃいましょう。
まず初日に作成したモーター内蔵の三角コーナーに
アルミフレームを付けてみましょうか
まずナットにKURE5-56等の油を注します。
コレがないとかなりしんどいのでなるべく用意しましょう。
底部は片側2本です。ナットの遊びが過ぎると差し込む最中に外れたりするので、
丁度いい塩梅で緩めると入りやすいです。
片側はそれほど難しくありません。さささっと片づけてネジを締めます。
これで底部の片側完了。
この3つをこう並べて、連結させます。
油を注すことも忘れずにね。
同時に3つを噛ませ、少しずつ奥に差し込んでいきます。
ないと上手く入りません。
ようやくできあがりました。刺し終わったらビスをしっかり締めます。
思ったより小さいですね。商品写真を見る限りでは
結構大きい気がしたのですがそうでもないようです。
次は上部を作りましょう。
同じようにフレームを差し込んで
それぞれを連結。もう手慣れた物ですね。油をしっかり注せばスーっと入りますよ。
組み終わりました。でも上部はこれだけでは終わりません。
写真の示す穴にM4x25mmビスを通して反対側をナットで止めますよ。
反対側とはココ。ナットが写真の位置にはまります。
ワッシャとビスを通して締めていきます。
3カ所締めて完成。
このネジは後々タイミングベルトのテンションを調整する機構になります。
さて大きいオニギリが2つ出来たことで、
プーリーとモーターギアの位置調整をするとします。
1本20mmくらいのネジを取り出し、ナットを絡めて、
上部コーナーに付いているプーリーの中心にナット合わせます。
所謂、簡易的なスキマゲージです。ノギスで直接測れればいいのですが、
少し深い位置にあるのでノギスでは太刀打ちできません。
そこでお金の掛からない方法の1つとしてネジを使ってみました。
作ったネジを下部コーナーに付いているモーターギアに照らし合わせます。
ちょうど中心に合うようにナットを見ながらギアの位置を調整しましょう。
少しスペースが狭いのでイモネジを回すのにちょっと手間取るかもしれませんが、
ボールポイントレンチでモーターを固定したときの苦労に比べればさほど難しくはありません。
この作業をモーター全てに施し、調整完了です。
この作業は印刷精度に直接影響する部分ですので時間が掛かってもキッチリやりましょう。
実は、私の場合、ノギスにステンレステープ(程よい強度があるので)を貼り付け
改造ノギスを作っても確かめています。
隙間ゲージの部分が少し長くなってますね(笑)
ネジでは目視に頼るところが強かったのですが、
これだとキッチリ合わせられましたよっと。
後日後記
ここで散々時間を掛けて位置決めをしましたが、
この作業、実はココまでしっかりやる必要はありませんでした。
というもの、位置決めを厳密にやる作業は、
キャリッジとベルトの位置決めが終わってから行う必要があるからです。
詳しくは、かなり後半になりますが、調整編をご覧下さい。
今日はここまで。
次はエクストルーダー当たりを組み立てたいと思います。
それではまた。
3個1組で連結させます。
底部、上部で2個のオニギリが出来ますね。
使うネジは、すでにくみ終わっているネジを接続するだけですので
新たに用意するのは、
M4x25mmとワッシャー、六角ナットが3つのみです。
これらはプラスネジで代用効くのでユニクロネジにでも変えちゃいましょう。
まず初日に作成したモーター内蔵の三角コーナーに
アルミフレームを付けてみましょうか
まずナットにKURE5-56等の油を注します。
コレがないとかなりしんどいのでなるべく用意しましょう。
底部は片側2本です。ナットの遊びが過ぎると差し込む最中に外れたりするので、
丁度いい塩梅で緩めると入りやすいです。
片側はそれほど難しくありません。さささっと片づけてネジを締めます。
これで底部の片側完了。
この3つをこう並べて、連結させます。
油を注すことも忘れずにね。
同時に3つを噛ませ、少しずつ奥に差し込んでいきます。
ないと上手く入りません。
ようやくできあがりました。刺し終わったらビスをしっかり締めます。
思ったより小さいですね。商品写真を見る限りでは
結構大きい気がしたのですがそうでもないようです。
次は上部を作りましょう。
同じようにフレームを差し込んで
それぞれを連結。もう手慣れた物ですね。油をしっかり注せばスーっと入りますよ。
組み終わりました。でも上部はこれだけでは終わりません。
写真の示す穴にM4x25mmビスを通して反対側をナットで止めますよ。
反対側とはココ。ナットが写真の位置にはまります。
ワッシャとビスを通して締めていきます。
3カ所締めて完成。
このネジは後々タイミングベルトのテンションを調整する機構になります。
さて大きいオニギリが2つ出来たことで、
プーリーとモーターギアの位置調整をするとします。
1本20mmくらいのネジを取り出し、ナットを絡めて、
上部コーナーに付いているプーリーの中心にナット合わせます。
所謂、簡易的なスキマゲージです。ノギスで直接測れればいいのですが、
少し深い位置にあるのでノギスでは太刀打ちできません。
そこでお金の掛からない方法の1つとしてネジを使ってみました。
作ったネジを下部コーナーに付いているモーターギアに照らし合わせます。
ちょうど中心に合うようにナットを見ながらギアの位置を調整しましょう。
少しスペースが狭いのでイモネジを回すのにちょっと手間取るかもしれませんが、
ボールポイントレンチでモーターを固定したときの苦労に比べればさほど難しくはありません。
この作業をモーター全てに施し、調整完了です。
この作業は印刷精度に直接影響する部分ですので時間が掛かってもキッチリやりましょう。
実は、私の場合、ノギスにステンレステープ(程よい強度があるので)を貼り付け
改造ノギスを作っても確かめています。
隙間ゲージの部分が少し長くなってますね(笑)
ネジでは目視に頼るところが強かったのですが、
これだとキッチリ合わせられましたよっと。
後日後記
ここで散々時間を掛けて位置決めをしましたが、
この作業、実はココまでしっかりやる必要はありませんでした。
というもの、位置決めを厳密にやる作業は、
キャリッジとベルトの位置決めが終わってから行う必要があるからです。
詳しくは、かなり後半になりますが、調整編をご覧下さい。
今日はここまで。
次はエクストルーダー当たりを組み立てたいと思います。
それではまた。
3D-PRT3)上部三角コーナーを作る。
2016.03.27
今日は上面に配置される三角コーナーを作ります。
内容が少しだけ濃いですよ。
まず、コーナーの部品を3つ出します。
ネジは
M4x8mmが12本
M4(四角)ナットが12個
M3x25mmネジが3本
M3(六角)ナット3個
皿形ベアリング6個
です。
これらのネジのうち、M4x8mmの6本はボールポイントレンチじゃないと回せない位置になります。
それ以外は回すのが簡単な為、プラスネジに変えても問題有りません。
進んでステンかユニクロネジに変えちゃいましょう。
※更に私の追加改造でM3ワッシャーが計12枚必要です。
では、プーリーを三角コーナーに取り付けます。
写真のようにビス、ベアリング、ベアリング、ナットの順に通して作ります。
ベアリングは皿状のを向かい合うように隣り合わせます。
通すと上の写真の様な形になり立派なプーリーとなります。
実際にコーナーに組んでみると、
写真は軸ネジを最後まで締めてない状況ですが、
実際に締めてみると何か違和感を感じます。
本当にこれでいい?
いや、良いわけ無い。
ナットでプーリーを挟み込むので左右に踊ることは無いのですが、
軸になるビスの先が指で押したくらいでグラついて安定しませんよ。
さらにフレームとプーリーの間にスキマが出来ている。
こんなのベルトのテンションが加わると精度なんて保てるわけがありません。
ヘタしたらベルトが脱調します。
更に、更に、なんか変ですよ。このプーリー。
幅がいやに狭い気がしませんか?
ちょっと正確なところをノギスで計ってみましょうか。
ベルトを計ってみると、キッチリ6mmでした。むむっ!なかなかの精度・
底部3角コーナーのモーターギアに照らし合わせてみると、
幅に1mmくらいの余裕はあります。
で、プーリーの方に合わせてみると・・・・
( ´゚д゚`)えぇーーー
ピンボケ写真がでわかりにくいですが、
溝に填まらないでベルトの端が盛り上がってます(笑)
駆動部品の根幹でこれだと、この後に繋がるパーツにどんなズレが出るかわかりません。
ここは後から直す事が難しいので
今のうちにキッチリ修正いたしますよ
まず、駆動部品ですからね、錆びては困るので、
軸ネジをステンに変えましよう。
ネジを買うともれなくワッシャーとナットが付いてきます。
このナットももちろん使います。
付属のワッシャーだけではちょっと足りないので、
ワッシャーセットを買うか、別のネジセットから拝借して
計12枚必要になります。
まず、プーリーの幅を増やさないと行けないのでワッシャーを挟んでカサ増しします。
裏方でノギスを使い精密に計った結果、間に3枚入れることにしました。
構成は以下の通り。
仮組みした状況が下の写真です。
ではフレームに組み込んでみましょうか。
かなりキッチリです。
端ににワッシャーも入れたことで軸が傾く事が出来なく、
指で押したくらいではびくともしません。
写真はキットのネジとナットを使って紛らわしいかもしれませんが、
これは試作時の物です。完成時はシルバー色のステンを使っています。
幅をノギスで調べてみましょう。ちょっと液晶が見にくいかな?
数字は7.52と出ています。
ベルトは6mmなので1.52mmの余裕が出来ました。
モーターギアの位置とプーリーの位置関係が微妙にずれていたとしても
これだけ余裕有れば、ベルトでお互いを歪むこと無く垂直に結ぶことが出来るはずです。
ちょっと遊びが多すぎない?と思った方は中央の3枚のワッシャーの内、
1枚を軸先側の方に持って行ってもいいでしょう。
ネジ - ベアリング - ワッシャ - ワッシャ - ベアリング - ワッシャ - ナット - ワッシャ
こんな感じで。
最後は底部コーナーのときにもやった、側面ナットをを付けて終わりです。
以上で今日の組み立ては終了。
次は、三角コーナーを連結させてオニギリ型のフレームを作りますよ。
ではまた。
後日追記
3本の支柱を立てるにあたり、かなり先のページになりますが、
http://randol-news.net/art/00056.html
ここを一読することをお勧めします。
内容が少しだけ濃いですよ。
まず、コーナーの部品を3つ出します。
ネジは
M4x8mmが12本
M4(四角)ナットが12個
M3x25mmネジが3本
M3(六角)ナット3個
皿形ベアリング6個
です。
これらのネジのうち、M4x8mmの6本はボールポイントレンチじゃないと回せない位置になります。
それ以外は回すのが簡単な為、プラスネジに変えても問題有りません。
進んでステンかユニクロネジに変えちゃいましょう。
※更に私の追加改造でM3ワッシャーが計12枚必要です。
では、プーリーを三角コーナーに取り付けます。
写真のようにビス、ベアリング、ベアリング、ナットの順に通して作ります。
ベアリングは皿状のを向かい合うように隣り合わせます。
通すと上の写真の様な形になり立派なプーリーとなります。
実際にコーナーに組んでみると、
写真は軸ネジを最後まで締めてない状況ですが、
実際に締めてみると何か違和感を感じます。
本当にこれでいい?
いや、良いわけ無い。
ナットでプーリーを挟み込むので左右に踊ることは無いのですが、
軸になるビスの先が指で押したくらいでグラついて安定しませんよ。
さらにフレームとプーリーの間にスキマが出来ている。
こんなのベルトのテンションが加わると精度なんて保てるわけがありません。
ヘタしたらベルトが脱調します。
更に、更に、なんか変ですよ。このプーリー。
幅がいやに狭い気がしませんか?
ちょっと正確なところをノギスで計ってみましょうか。
ベルトを計ってみると、キッチリ6mmでした。むむっ!なかなかの精度・
底部3角コーナーのモーターギアに照らし合わせてみると、
幅に1mmくらいの余裕はあります。
で、プーリーの方に合わせてみると・・・・
( ´゚д゚`)えぇーーー
ピンボケ写真がでわかりにくいですが、
溝に填まらないでベルトの端が盛り上がってます(笑)
駆動部品の根幹でこれだと、この後に繋がるパーツにどんなズレが出るかわかりません。
ここは後から直す事が難しいので
今のうちにキッチリ修正いたしますよ
まず、駆動部品ですからね、錆びては困るので、
軸ネジをステンに変えましよう。
ネジを買うともれなくワッシャーとナットが付いてきます。
このナットももちろん使います。
付属のワッシャーだけではちょっと足りないので、
ワッシャーセットを買うか、別のネジセットから拝借して
計12枚必要になります。
まず、プーリーの幅を増やさないと行けないのでワッシャーを挟んでカサ増しします。
裏方でノギスを使い精密に計った結果、間に3枚入れることにしました。
構成は以下の通り。
仮組みした状況が下の写真です。
ではフレームに組み込んでみましょうか。
かなりキッチリです。
端ににワッシャーも入れたことで軸が傾く事が出来なく、
指で押したくらいではびくともしません。
写真はキットのネジとナットを使って紛らわしいかもしれませんが、
これは試作時の物です。完成時はシルバー色のステンを使っています。
幅をノギスで調べてみましょう。ちょっと液晶が見にくいかな?
数字は7.52と出ています。
ベルトは6mmなので1.52mmの余裕が出来ました。
モーターギアの位置とプーリーの位置関係が微妙にずれていたとしても
これだけ余裕有れば、ベルトでお互いを歪むこと無く垂直に結ぶことが出来るはずです。
ちょっと遊びが多すぎない?と思った方は中央の3枚のワッシャーの内、
1枚を軸先側の方に持って行ってもいいでしょう。
ネジ - ベアリング - ワッシャ - ワッシャ - ベアリング - ワッシャ - ナット - ワッシャ
こんな感じで。
最後は底部コーナーのときにもやった、側面ナットをを付けて終わりです。
以上で今日の組み立ては終了。
次は、三角コーナーを連結させてオニギリ型のフレームを作りますよ。
ではまた。
後日追記
3本の支柱を立てるにあたり、かなり先のページになりますが、
http://randol-news.net/art/00056.html
ここを一読することをお勧めします。