【Cetus Mk3】サンプルプリント
2020.02.14
デフォルト設定でどこまでの印刷ができるかテストしてみました。
それぞれの印刷の前にオートレベリングによる調整を行っています。
定番のピラミッド。
糸引きが強いとされるPETGでのテストです。
積層0.1mm
ノズル穴径0.4mm
ノズル温度230
ベッド温度60
モードはFine
その他パラメータはABSのデフォルト値を踏襲しています。
プレートの上にには3Mの3Dプリンター用シートを張り付けていました。
PETGはPLAやABSに比べると難易度が高い素材ですが余裕のクリアですね。
このデータは柱の内側が荒れ気味になりますが、このプリンターでは問題ないようです。
次は精度がないと成功しない造形。ベアリングです。
中の歯車も全て一発造形で行います。少しでも突起や糸引きがあればうまく機能しません。
素材ABS
ノズル穴0.4mm
積層0.1mm
ノズル温度240
ベッド温度90
印刷モードはNormal
ラフト有、サポート無
プレートはメッシュ穴を利用して印刷しました。この穴を利用してラフトを作るとABSの反りはほぼ起きないと言っていいと思います。
出来上がったものをチェック。片手で回してまるのでぎこちないですが滑らかに回っています。
次にパズルキューブ。パズルのデータは0.2mmクリアランスのSTLを使って印刷しました。
0.2mmクリアランスのデータはかなり高精度のプリンターじゃないとパズルが完成しません。
ノズル穴0.4mm
素材PLA
積層0.2mm
印刷モードはNormal。
ラフト有、サポート有
温度、速度はUPStudioのデフォルト
キレイに印刷はされましたがこのデータは0.2mmの積層で印刷するのはやめておいた方がいいでしょう(;´∀`)
0.1mm積層で印刷するべきです。パズルは完成しましたがデータの公開先でも書いてあるように、角をペーパーで落とさないと組み上げは大変です。積層の段がかみ合って外すことも困難になります。間違って填めたときはプラハンマーで叩いて外しました(;´Д`)
3年も前の古いPLAが残っていたので、処分もかねて定番のルークも印刷してみました。
除湿剤の効果も切れて劣化の限りを尽くしたフィラメントでしたが、階段もきれいに造形できてます。フィラメントって消費期限長いかも・・(;´∀`)
Cetus MK3はUP Studioを使うのが基本となっていますが、このソフトをデフォルトで使うためにはラフトは必須と考えた方がよさそうです。
ラフトを外して印刷しようとすると高さが狂って正常に印刷されません。別の言い方をするとフィラメントがプレートに定着しません。もしラフトを外したいのなら自分で設定をいじる必要がありそうです。どれくらいヘッド位置を調整すればいいのかはこれからの課題です。
PLAはラフト無しでも良いと思いますが、ABSやPETGはラフトが無いと反りが起きます。
ABSについては3Mのシートは使わず、ラフトとプレートのメッシュ穴を利用した造形が一番良いと感じました。この2つの組み合わせで反りや歪みは全く起きません。ノギスでも図りましたが0.0x mmレベルの精度です。
メッシュプレートはものすごい食いつきで安心感があるのですが、ラフトが残ったままとれないということがままあります。その場合はプレートの背面からヒートガンで炙ってあげればラジオペンチやヘラで簡単に剥がすことができます。
PETGは3Mシートでもラフトさえあれば反りが無いことを確認しています。
3Mシートは程よい食いつきでプレートからの剥がしやすさも秀逸ですが
印刷物からラフトを外すのが大変です。特にABSやPETGは弾力性が高いために、パキっと折れないので、ニッパーで切断しながら剥がすなんてことにもなりかねません。このラフト剥がし問題もこれからの課題です。
あとCetus MK3は驚くほど糸引きが無い。これはフィラメントの吐出コントロールが秀逸なのもあるけどノズルの造形がしっかりしているのだと思います。
この動画を見ると安いノズル(E3Dの偽物)は穴形状もいびつ、角度も違えば、穴先にフィレットができてるなど本物とは程遠いことがよくわかります。
CETUSのノズルは真鍮の安いもので一本1300円(3本セットだと3000円)。送料も入れると2500円もする高級品です。1本100円の安物と同じとは考えられません。
Koselでは糸引きに悩まされていたので、高級ノズルを付けてテストしてみたいです。
それぞれの印刷の前にオートレベリングによる調整を行っています。
定番のピラミッド。
糸引きが強いとされるPETGでのテストです。
積層0.1mm
ノズル穴径0.4mm
ノズル温度230
ベッド温度60
モードはFine
その他パラメータはABSのデフォルト値を踏襲しています。
プレートの上にには3Mの3Dプリンター用シートを張り付けていました。
PETGはPLAやABSに比べると難易度が高い素材ですが余裕のクリアですね。
このデータは柱の内側が荒れ気味になりますが、このプリンターでは問題ないようです。
次は精度がないと成功しない造形。ベアリングです。
中の歯車も全て一発造形で行います。少しでも突起や糸引きがあればうまく機能しません。
素材ABS
ノズル穴0.4mm
積層0.1mm
ノズル温度240
ベッド温度90
印刷モードはNormal
ラフト有、サポート無
プレートはメッシュ穴を利用して印刷しました。この穴を利用してラフトを作るとABSの反りはほぼ起きないと言っていいと思います。
出来上がったものをチェック。片手で回してまるのでぎこちないですが滑らかに回っています。
次にパズルキューブ。パズルのデータは0.2mmクリアランスのSTLを使って印刷しました。
0.2mmクリアランスのデータはかなり高精度のプリンターじゃないとパズルが完成しません。
ノズル穴0.4mm
素材PLA
積層0.2mm
印刷モードはNormal。
ラフト有、サポート有
温度、速度はUPStudioのデフォルト
キレイに印刷はされましたがこのデータは0.2mmの積層で印刷するのはやめておいた方がいいでしょう(;´∀`)
0.1mm積層で印刷するべきです。パズルは完成しましたがデータの公開先でも書いてあるように、角をペーパーで落とさないと組み上げは大変です。積層の段がかみ合って外すことも困難になります。間違って填めたときはプラハンマーで叩いて外しました(;´Д`)
3年も前の古いPLAが残っていたので、処分もかねて定番のルークも印刷してみました。
除湿剤の効果も切れて劣化の限りを尽くしたフィラメントでしたが、階段もきれいに造形できてます。フィラメントって消費期限長いかも・・(;´∀`)
Cetus MK3はUP Studioを使うのが基本となっていますが、このソフトをデフォルトで使うためにはラフトは必須と考えた方がよさそうです。
ラフトを外して印刷しようとすると高さが狂って正常に印刷されません。別の言い方をするとフィラメントがプレートに定着しません。もしラフトを外したいのなら自分で設定をいじる必要がありそうです。どれくらいヘッド位置を調整すればいいのかはこれからの課題です。
PLAはラフト無しでも良いと思いますが、ABSやPETGはラフトが無いと反りが起きます。
ABSについては3Mのシートは使わず、ラフトとプレートのメッシュ穴を利用した造形が一番良いと感じました。この2つの組み合わせで反りや歪みは全く起きません。ノギスでも図りましたが0.0x mmレベルの精度です。
メッシュプレートはものすごい食いつきで安心感があるのですが、ラフトが残ったままとれないということがままあります。その場合はプレートの背面からヒートガンで炙ってあげればラジオペンチやヘラで簡単に剥がすことができます。
PETGは3Mシートでもラフトさえあれば反りが無いことを確認しています。
3Mシートは程よい食いつきでプレートからの剥がしやすさも秀逸ですが
印刷物からラフトを外すのが大変です。特にABSやPETGは弾力性が高いために、パキっと折れないので、ニッパーで切断しながら剥がすなんてことにもなりかねません。このラフト剥がし問題もこれからの課題です。
あとCetus MK3は驚くほど糸引きが無い。これはフィラメントの吐出コントロールが秀逸なのもあるけどノズルの造形がしっかりしているのだと思います。
この動画を見ると安いノズル(E3Dの偽物)は穴形状もいびつ、角度も違えば、穴先にフィレットができてるなど本物とは程遠いことがよくわかります。
CETUSのノズルは真鍮の安いもので一本1300円(3本セットだと3000円)。送料も入れると2500円もする高級品です。1本100円の安物と同じとは考えられません。
Koselでは糸引きに悩まされていたので、高級ノズルを付けてテストしてみたいです。
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