3D-PRT11)バックパネルとArduinoの台座組み立て
2016.04.06
今日はバックパネルとメイン基板の台座を作ります。
使うネジ等は以下の通り
<USBケーブル固定>
M3x8mm 2本
<電源インレット>
M3x8mm 2本
M3ナット 2個
<Arduino台座>
M3x10mm 2本
M3ナット 2個
<台座と本体フレームの固定>
M4x10mm 2本
M4T型ナット2個
先日仮組みした配線やパーツを一度バラしてアクリルパネルに固定します。
まず電源スイッチを取り付けます。
スイッチはバネ圧で固定される仕組みなので、
位置を合わせて押し込むだけでカチっとはまります。
意外とバネが固いので、両指で押さないとはまりません。
次はアダプタ用のDCジャックを取り付けます。
ウチのモデルはアダプタではなく、直流安定化電源ですので配線は不要です。
アクリルパネルの穴を埋めるだけの意味でしか有りませんね。
DCジャックには固定用のナットが予め付いているので、
くるくる回して外します。
ナットが外れたら、パネルの外側からはめ込んで
裏側からナットで締め上げます。
次は延長USBケーブルの取り付け。
M3x8mm2本で固定します。
ねじ穴の部分にナットが埋め込まれているのでナットを使わなくても固定は出来ます。
ナットが無くて気持ち悪い人はM3X12mmを使えば
外側からナットで固定できると思います。
次は電源インレットを取り付けます。
この部分はM3x8mm2本とM3ナット2個で固定します。
これでバックパネルの完成です。
パネル周りの配線を付けて見て動作確認。
USBの延長ケーブルはArduinoに繋げ、スイッチの配線を電源に接続しました。
まずPCとUSBで繋げて見ます。スイッチオン!
問題なく液晶が付き、初期状態の文字が出ました。
次はUSBを抜き、電源だけでスイッチを入れてみます。
こちらも問題なく液晶に文字が現れました。
動作は万全ですね。
次はArduinoの保持パネルの作成です。
ココは側面のパネルのだけ今までとは違う方法で固定します。
まず底板のプレートにM3x10mmネジを通し、
ネジ先にM3ナットを軽く付けます。
その後に、側面パネルを付け、キッチリ組み合う様にナットの位置を動かします。
ナットとネジの締め付け力によって側面と固定される仕組みなのです。
しっかり締めないと、底板がスポッと抜けてしまいそうな気がしますが、
しかし、なぜこんな構造にしたんでしょうか?
憶測ですが、完全に組み上げた後に
Arduinoを弄らなくてはならない状況が現れたとき、
本体の底からアクセスしやすいようにという配慮ではないかと考えます。
一度組み上げるとヒートベッドとガラスを外すことは
アライメントの再調整が必須になってくるので
ヒートベッドを外すたびにそんなことはやってられません。
ですが、本体の底から外すことが出来れば、その調整もせずにArduinoの交換ができます。
(傾けた時にガラスの固定が甘く、外れてしまえば意味がないのですが・・・)
後日追記
この機能には大変助けられました。あると便利です。
底板には表と裏があります。写真を見て頂ければわかると思いますが、
左右対称ではないので、穴の位置をしっかり把握して組み上げてください。
私は一度逆につけてしまって、底板にArduinoを固定するときに
穴が一致しなくて二度手間になってしまいました。
写真と同じ向きで組み上げれば大丈夫です。
底部三角フレームに取り付けてみました。
使うネジはM4x10mm 2本とM4T型ナット2個です。
無事つきましたが、ここで問題発覚。
本体フレームがすこしガタつく気がするのです。
しかもテーブルにキズが沢山付くんですよね。
アルミフレームのつけ方がおかしかったのかと思いましたが、
思わぬところに罠がありました。
お判りでしょうか、ネジの頭が少し飛び出しています。
1mmくらいだと思いますが、これのお陰で本体が傾いているのです。
写真は私が別途用意したステンネジですが、
もちろん付属のネジでも同様です。むしろ付属ネジの方が多く飛び出します。
そこで付属マニュアルをしっかり見なおしてみました
説明文なんてあるわけないので、写真を凝視します。
一本で支える仕様ってことだけで本製品とは違い、マニュアルの信頼性が薄いですが、
ネジの部分だけ見るとトラス小ねじになってる気がします。
ヤラレター! たしかにトラス小ねじなら何とかなりそうな気がします。
付属品の中に10mmのトラス小ねじは無いので、
ここはホームセンターで買ってこなくてはなりませんね。
というわけで今日の作業はこれで終わりです。
====================================
後日談
結局、トラス小ネジでも解決しません。
本体を見ると、アクリルの底板はフレームとツライチで、
ネジの頭が入る余地など全くありませんでした。
つまり設計そのものに問題が有ることになります。
この問題を解決する手段としては
➀本体をネジの頭分底上げする
②パネルの保持向きを上下逆さまにする
③アクリルパネルの側面部品を新たに設計して作り直す
この3つが簡単にできます。
➀はとても簡単ですね。なにか板を用意して挟めばいいので。
しかし恒久的な対策としてはイマイチです。
②も解決しますが、底面からArduinoを取り外せるという
素敵な機構を失ってしまいます。この機構がいらないのなら、
ネジを使わず最初から接着でいいという話になります。
手段のために目的が変わっては意味が無いのでこれは廃案です。
③の案が最終的には一番いいのでしょうね。
プリント出来なければ作り直すこともままならないので、
とりあえずは、➀案で使えるようにして、
後々作り直すという方法が最適解ではないかと結論づけました。
データは簡単なのでもう作り終えました(笑)
3mm短く修正。
====================================
それではまた次回
使うネジ等は以下の通り
<USBケーブル固定>
M3x8mm 2本
<電源インレット>
M3x8mm 2本
M3ナット 2個
<Arduino台座>
M3x10mm 2本
M3ナット 2個
<台座と本体フレームの固定>
M4x10mm 2本
M4T型ナット2個
先日仮組みした配線やパーツを一度バラしてアクリルパネルに固定します。
まず電源スイッチを取り付けます。
スイッチはバネ圧で固定される仕組みなので、
位置を合わせて押し込むだけでカチっとはまります。
意外とバネが固いので、両指で押さないとはまりません。
次はアダプタ用のDCジャックを取り付けます。
ウチのモデルはアダプタではなく、直流安定化電源ですので配線は不要です。
アクリルパネルの穴を埋めるだけの意味でしか有りませんね。
DCジャックには固定用のナットが予め付いているので、
くるくる回して外します。
ナットが外れたら、パネルの外側からはめ込んで
裏側からナットで締め上げます。
次は延長USBケーブルの取り付け。
M3x8mm2本で固定します。
ねじ穴の部分にナットが埋め込まれているのでナットを使わなくても固定は出来ます。
ナットが無くて気持ち悪い人はM3X12mmを使えば
外側からナットで固定できると思います。
次は電源インレットを取り付けます。
この部分はM3x8mm2本とM3ナット2個で固定します。
これでバックパネルの完成です。
パネル周りの配線を付けて見て動作確認。
USBの延長ケーブルはArduinoに繋げ、スイッチの配線を電源に接続しました。
まずPCとUSBで繋げて見ます。スイッチオン!
問題なく液晶が付き、初期状態の文字が出ました。
次はUSBを抜き、電源だけでスイッチを入れてみます。
こちらも問題なく液晶に文字が現れました。
動作は万全ですね。
次はArduinoの保持パネルの作成です。
ココは側面のパネルのだけ今までとは違う方法で固定します。
まず底板のプレートにM3x10mmネジを通し、
ネジ先にM3ナットを軽く付けます。
その後に、側面パネルを付け、キッチリ組み合う様にナットの位置を動かします。
ナットとネジの締め付け力によって側面と固定される仕組みなのです。
しっかり締めないと、底板がスポッと抜けてしまいそうな気がしますが、
しかし、なぜこんな構造にしたんでしょうか?
憶測ですが、完全に組み上げた後に
Arduinoを弄らなくてはならない状況が現れたとき、
本体の底からアクセスしやすいようにという配慮ではないかと考えます。
一度組み上げるとヒートベッドとガラスを外すことは
アライメントの再調整が必須になってくるので
ヒートベッドを外すたびにそんなことはやってられません。
ですが、本体の底から外すことが出来れば、その調整もせずにArduinoの交換ができます。
(傾けた時にガラスの固定が甘く、外れてしまえば意味がないのですが・・・)
後日追記
この機能には大変助けられました。あると便利です。
底板には表と裏があります。写真を見て頂ければわかると思いますが、
左右対称ではないので、穴の位置をしっかり把握して組み上げてください。
私は一度逆につけてしまって、底板にArduinoを固定するときに
穴が一致しなくて二度手間になってしまいました。
写真と同じ向きで組み上げれば大丈夫です。
底部三角フレームに取り付けてみました。
使うネジはM4x10mm 2本とM4T型ナット2個です。
無事つきましたが、ここで問題発覚。
本体フレームがすこしガタつく気がするのです。
しかもテーブルにキズが沢山付くんですよね。
アルミフレームのつけ方がおかしかったのかと思いましたが、
思わぬところに罠がありました。
お判りでしょうか、ネジの頭が少し飛び出しています。
1mmくらいだと思いますが、これのお陰で本体が傾いているのです。
写真は私が別途用意したステンネジですが、
もちろん付属のネジでも同様です。むしろ付属ネジの方が多く飛び出します。
そこで付属マニュアルをしっかり見なおしてみました
説明文なんてあるわけないので、写真を凝視します。
一本で支える仕様ってことだけで本製品とは違い、マニュアルの信頼性が薄いですが、
ネジの部分だけ見るとトラス小ねじになってる気がします。
ヤラレター! たしかにトラス小ねじなら何とかなりそうな気がします。
付属品の中に10mmのトラス小ねじは無いので、
ここはホームセンターで買ってこなくてはなりませんね。
というわけで今日の作業はこれで終わりです。
====================================
後日談
結局、トラス小ネジでも解決しません。
本体を見ると、アクリルの底板はフレームとツライチで、
ネジの頭が入る余地など全くありませんでした。
つまり設計そのものに問題が有ることになります。
この問題を解決する手段としては
➀本体をネジの頭分底上げする
②パネルの保持向きを上下逆さまにする
③アクリルパネルの側面部品を新たに設計して作り直す
この3つが簡単にできます。
➀はとても簡単ですね。なにか板を用意して挟めばいいので。
しかし恒久的な対策としてはイマイチです。
②も解決しますが、底面からArduinoを取り外せるという
素敵な機構を失ってしまいます。この機構がいらないのなら、
ネジを使わず最初から接着でいいという話になります。
手段のために目的が変わっては意味が無いのでこれは廃案です。
③の案が最終的には一番いいのでしょうね。
プリント出来なければ作り直すこともままならないので、
とりあえずは、➀案で使えるようにして、
後々作り直すという方法が最適解ではないかと結論づけました。
データは簡単なのでもう作り終えました(笑)
3mm短く修正。
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それではまた次回
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