【ジムニー JB23W】エンジンの不調③ プラグ交換とその他
2021.12.02
O2センサー編はhttps://randol-news.net/art/00461.html
ダイレクトイグニッション編はhttps://randol-news.net/art/00461.html
これまでの処置で解決しなかったので、別の策を考えてみました。
残った対策で考えられるのは
プラグ、エアクリの詰まり、センサーの異常、ターボのタービン
このくらいかな。
タービンは勘弁して・・・(;´Д`)
プラグは2年前にイリジウムプラグに変えたので考えにくい。
そんな思い込みがありました。
前回交換した時に、プラグを清掃して残していますので
そちらに交換してみましょう。
まさにこういう時の為に残していたのです。( ̄ー ̄)ニヤリ
余談ですが、今回どうせならってことで
TONEのプラグレンチを注文しました。
TONEだから高いと思い込んでました。
アマゾンでも中華より300円ほど高い程度。
それなら日本製を買わない理由はない。
中華のはもういらん、トラブルばっかり。
マグネットが落ちたり、パッキンは緩くてプラグを保持できなかったり
いざというときに使えないことが多すぎる(;´Д`)
やっぱり国産工具はイイ。
交換方法等の詳細は
https://randol-news.net/art/00301.html
こちらで。
中古プラグということで締め付けトルクを厳密にして均等に締め上げました。
15~20Nmが基準値の様ですが、
15だとゆるゆるすぎて圧縮抜けるんじゃないの?って心配になり、
今回は20Nmで統一。
古いプラグを確認してみたけど、よくわからない。
痛んでるようには見えないけど、プラチナチップが見えにくくなっているような気もする。
先端の隙間は3本とも0.7mmのゲージでスコスコ。
0.8mmゲージだと無理やりやらないと入らないといったかんじ。
適正と思うのだけど、2年落ちでこの結果は優秀。まだまだ使えるのでは?と思う・・
汚れたままではイマイチ判断しかねるので清掃してみる。
キャブクリーナーに漬けて1日
結構きれいになった(・∀・)
ルーペで拡大してみてもおかしいところは無いと思う。
プラチナチップも欠落してない。
さっきの汚れだけであの症状出るかなぁ~~(;´Д`)
次にエアクリですが、脱着は簡単なので一応確認しておきます。
無いとは思いますが、枯れ葉なんかが大量に入り込んでたらヤバいですからね・・
確認した結果、吸気が不足するほどの詰まりはありませんでした。
むしろキレイ。
一応、エアを吹いておきますかね。
次はセンサーの異常。
エラーログが出てないからどこも故障しているわけではないけど
汚れていれば動作がおかしくなるのでちょっと洗浄してみようかと。
O2センサーは先日交換したので除外。
JB23Wの5型はエアフローセンサーがないので除外。
水温センサーと吸気温センサーは症状が温度に関係なく起きるし、
FX9000でリアルタイムグラフを見ると正常に値が見れているので除外
スロットルセンサーや車速センサーがおかしければ
もっと酷い症状がでるので除外
あと考えられるのはターボのエアプレッシャーセンサー(18590-78G50)と
ノックセンサーあたりがが怪しいかなと。
ちょうどターボが掛かり始める3000回転から症状がでるので、
ノックセンサーよりエアプレッシャーセンサーの方が濃厚?
まぁ、ターボのソレノイドバルブも怪しいけど、
手で動かす限り固着はしていないので今回は見送り。
ソレノイドバルブのクランク機構みたいなところが
ちょっとギシギシ言っていたので一応モリブデングリスを塗布しておきましたが。
ひとまずヨドバシからエアフロクリーンを緊急購入。
ヨドバシ速い! アマゾン遅い! 急ぎの場合はヨドバシ使ってます。
これでエアプレッシャーセンサーを清掃してみましょう。
カプラとプラスねじ2本で留まっているいるだけです。
しかし! このセンサーは新車から廃車までなかなか交換されない部品です。
つまり、ねじの固着がハンパない。
プラスねじですので上からかなり力をかけてやらないと簡単に舐めてしまいます。
注意!
これを買い替えようとすると、モノタロウで3万円(;´Д`)
これがおかしかったら中古で買うしかないかなぁ・・
センサーの口は、思った以上に穴が小さい。
エアフロクリーンをぶっこむつもりだったけど
これは無理だ(;´Д`)
無理やり液を中に入れ込んでも汚れが外に出るのは難しいだろう。
やれば高確率で壊しそう・・・
仕方ないので先端部の汚れを取り、
中はエアフロクリーンを湿らせたこよりをコチョコチョと差し込んで清掃してみた。
結構こよりにカーボンが付着してくるが、カーボンで穴がふさがっていたわけでもないので
良くなる見込みは薄い(;´Д`)
と思っていたらセンサーより、センサーが付いていたスロットルボディのほうが
汚れていることに気が付いた。
写真ではわかりにくいけど奥の奥が結構カーボンで汚れている。
これを綿棒で汚れを取ってみる。
キレイになったわ(;´Д`)
これは効果あるかも・・
次いでなのでISCバルブも清掃してみた。
過去にも行っているので詳細はそちらを見てくださいな。
https://randol-news.net/art/00302.html
ここは結構汚れていた。
アイドリングの不調は出てないけど
やっておけばいいことあるかなと・・。
ここまでやってどうなったかと言うと、
動画↑を見てもらえばわかる通り、
解決したと思われます。長かったわ(;´Д`)
問題個所はプラグかプレッシャーセンサーの汚れのどちらかだとは思うけど、
今回の内容は一般整備の範疇なのでまた起きたらセットとして全部やることにしよう。
で、こうなった原因はなにかと考えたところ、
一つの仮定を立てるに至りました。
突拍子もない話かもしれませんが、
原因は最近給油したスタンドの、レギュラーガソリンの可能性があるなと思っています。
最近ガソリンが高騰しているので少しでも安いところを探して入れたのが
トラブルが出始めた時と合致します。
スタンドで売るガソリンはどのブランドであっても仕入れ前の段階では同じタンクのものです。
なのでどこで入れても問題ないだろうと甘く見ていました。
でもよく考えたらスタンド内で混ぜ物にできるわけだし
結局、スタンドに悪意があれば防ぎようがないんですよね。
普通ならば、そうだとしてもガソリンが原因なんて考えすぎと失笑するところですが、
根拠が1つあります。
それはアコードハイブリッドCR7でも同様の症状がでました。
給油時期も一緒。
アコードハイブリッドは燃調が崩れるとコンピュータが自動補正し、
次に起きないよう学習するので今はほとんど症状がでなくなってしまいましたが、
ジムニーはエンジンの学習をしません。
良く言えばそのおかげで症状の解決まで辿りつくことができたのですが、
このスタンドのガソリンを給油し続けるとまた症状がでるかもしれませんね。
今回の作業を終えた後、ちゃんとしたところでレギュラー満タンにして
給油タンクの中身を薄めることにしました。
次起こったら予備のプラグはないから新品交換だなぁ(;´Д`)
ダイレクトイグニッション編はhttps://randol-news.net/art/00461.html
これまでの処置で解決しなかったので、別の策を考えてみました。
残った対策で考えられるのは
プラグ、エアクリの詰まり、センサーの異常、ターボのタービン
このくらいかな。
タービンは勘弁して・・・(;´Д`)
プラグは2年前にイリジウムプラグに変えたので考えにくい。
そんな思い込みがありました。
前回交換した時に、プラグを清掃して残していますので
そちらに交換してみましょう。
まさにこういう時の為に残していたのです。( ̄ー ̄)ニヤリ
余談ですが、今回どうせならってことで
TONEのプラグレンチを注文しました。
TONEだから高いと思い込んでました。
アマゾンでも中華より300円ほど高い程度。
それなら日本製を買わない理由はない。
中華のはもういらん、トラブルばっかり。
マグネットが落ちたり、パッキンは緩くてプラグを保持できなかったり
いざというときに使えないことが多すぎる(;´Д`)
やっぱり国産工具はイイ。
交換方法等の詳細は
https://randol-news.net/art/00301.html
こちらで。
中古プラグということで締め付けトルクを厳密にして均等に締め上げました。
15~20Nmが基準値の様ですが、
15だとゆるゆるすぎて圧縮抜けるんじゃないの?って心配になり、
今回は20Nmで統一。
古いプラグを確認してみたけど、よくわからない。
痛んでるようには見えないけど、プラチナチップが見えにくくなっているような気もする。
先端の隙間は3本とも0.7mmのゲージでスコスコ。
0.8mmゲージだと無理やりやらないと入らないといったかんじ。
適正と思うのだけど、2年落ちでこの結果は優秀。まだまだ使えるのでは?と思う・・
汚れたままではイマイチ判断しかねるので清掃してみる。
キャブクリーナーに漬けて1日
結構きれいになった(・∀・)
ルーペで拡大してみてもおかしいところは無いと思う。
プラチナチップも欠落してない。
さっきの汚れだけであの症状出るかなぁ~~(;´Д`)
次にエアクリですが、脱着は簡単なので一応確認しておきます。
無いとは思いますが、枯れ葉なんかが大量に入り込んでたらヤバいですからね・・
確認した結果、吸気が不足するほどの詰まりはありませんでした。
むしろキレイ。
一応、エアを吹いておきますかね。
次はセンサーの異常。
エラーログが出てないからどこも故障しているわけではないけど
汚れていれば動作がおかしくなるのでちょっと洗浄してみようかと。
O2センサーは先日交換したので除外。
JB23Wの5型はエアフローセンサーがないので除外。
水温センサーと吸気温センサーは症状が温度に関係なく起きるし、
FX9000でリアルタイムグラフを見ると正常に値が見れているので除外
スロットルセンサーや車速センサーがおかしければ
もっと酷い症状がでるので除外
あと考えられるのはターボのエアプレッシャーセンサー(18590-78G50)と
ノックセンサーあたりがが怪しいかなと。
ちょうどターボが掛かり始める3000回転から症状がでるので、
ノックセンサーよりエアプレッシャーセンサーの方が濃厚?
まぁ、ターボのソレノイドバルブも怪しいけど、
手で動かす限り固着はしていないので今回は見送り。
ソレノイドバルブのクランク機構みたいなところが
ちょっとギシギシ言っていたので一応モリブデングリスを塗布しておきましたが。
ひとまずヨドバシからエアフロクリーンを緊急購入。
ヨドバシ速い! アマゾン遅い! 急ぎの場合はヨドバシ使ってます。
これでエアプレッシャーセンサーを清掃してみましょう。
カプラとプラスねじ2本で留まっているいるだけです。
しかし! このセンサーは新車から廃車までなかなか交換されない部品です。
つまり、ねじの固着がハンパない。
プラスねじですので上からかなり力をかけてやらないと簡単に舐めてしまいます。
注意!
これを買い替えようとすると、モノタロウで3万円(;´Д`)
これがおかしかったら中古で買うしかないかなぁ・・
センサーの口は、思った以上に穴が小さい。
エアフロクリーンをぶっこむつもりだったけど
これは無理だ(;´Д`)
無理やり液を中に入れ込んでも汚れが外に出るのは難しいだろう。
やれば高確率で壊しそう・・・
仕方ないので先端部の汚れを取り、
中はエアフロクリーンを湿らせたこよりをコチョコチョと差し込んで清掃してみた。
結構こよりにカーボンが付着してくるが、カーボンで穴がふさがっていたわけでもないので
良くなる見込みは薄い(;´Д`)
と思っていたらセンサーより、センサーが付いていたスロットルボディのほうが
汚れていることに気が付いた。
写真ではわかりにくいけど奥の奥が結構カーボンで汚れている。
これを綿棒で汚れを取ってみる。
キレイになったわ(;´Д`)
これは効果あるかも・・
次いでなのでISCバルブも清掃してみた。
過去にも行っているので詳細はそちらを見てくださいな。
https://randol-news.net/art/00302.html
ここは結構汚れていた。
アイドリングの不調は出てないけど
やっておけばいいことあるかなと・・。
ここまでやってどうなったかと言うと、
動画↑を見てもらえばわかる通り、
解決したと思われます。長かったわ(;´Д`)
問題個所はプラグかプレッシャーセンサーの汚れのどちらかだとは思うけど、
今回の内容は一般整備の範疇なのでまた起きたらセットとして全部やることにしよう。
で、こうなった原因はなにかと考えたところ、
一つの仮定を立てるに至りました。
突拍子もない話かもしれませんが、
原因は最近給油したスタンドの、レギュラーガソリンの可能性があるなと思っています。
最近ガソリンが高騰しているので少しでも安いところを探して入れたのが
トラブルが出始めた時と合致します。
スタンドで売るガソリンはどのブランドであっても仕入れ前の段階では同じタンクのものです。
なのでどこで入れても問題ないだろうと甘く見ていました。
でもよく考えたらスタンド内で混ぜ物にできるわけだし
結局、スタンドに悪意があれば防ぎようがないんですよね。
普通ならば、そうだとしてもガソリンが原因なんて考えすぎと失笑するところですが、
根拠が1つあります。
それはアコードハイブリッドCR7でも同様の症状がでました。
給油時期も一緒。
アコードハイブリッドは燃調が崩れるとコンピュータが自動補正し、
次に起きないよう学習するので今はほとんど症状がでなくなってしまいましたが、
ジムニーはエンジンの学習をしません。
良く言えばそのおかげで症状の解決まで辿りつくことができたのですが、
このスタンドのガソリンを給油し続けるとまた症状がでるかもしれませんね。
今回の作業を終えた後、ちゃんとしたところでレギュラー満タンにして
給油タンクの中身を薄めることにしました。
次起こったら予備のプラグはないから新品交換だなぁ(;´Д`)
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