【PC-9801】ソフトにDOSを組み込む方法。ブートディスクを作る方法とも言う
2022.05.01
そういえばPC-9801時代のソフトは
ライセンスの関係でシステムディスクに
OSが入っていないことが多くありました。
そのような場合、事前に購入してあるMS-DOSから立ち上げて、
新たにフォーマットしたフロッピーにシステムを入れ込み、
ソフトの中身を新しいFDに全コピー(当時はこれをインストールと言っていた)して
使うといった事をやらされていました。

これ、具体的にはどうやってたかなと
必死に記憶を呼び起こして、なんとか思い出しました。
※原本のFDに直接システムを転送するのは良しとせず
 (FDは壊れやすいので原本は大事にしまっておくのです)、
 自前で用意したブランクメディアにソフトとシステムをを複製して
 使うのが一般的でした。のちのち、フリーDOSが登場すると
 この方式は各社採用しなくなり、逆にコピー防止の動きに発展していきました。


MS-DOSのFDなり、HDDなりでブートしたあと、
Formatコマンドで/sを付けてやればシステム転送になるのでした。
Format b: /s /4
こんな感じです。/4は1.44MBでフォーマットする場合の指令。
1.2MBでフォーマットする場合は/4はいりません。
ちなみにフォーマットされたFDにシステムだけ転送する場合は、
SYS b:
で行けたはず。

うーん懐かし過ぎます(;´Д`)
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