【ジムニーJB23W】ジャダー現象(シミー現象)が始まった
2022.05.16
※作業の記事を読みたい人はこちら



ジャダー出てしまいました(;´Д`)

過走行ですからねぇ、近い将来必ず起きるとはおもってたけど・・
歴代ジムニーの持病で、ノーマルの状態でもいつかは訪れるという。
なんと新型ジムニーでもすでに発症しているのがあると
ネット界隈のところどころに書き込みが・・・
リフトアップしたり、大径タイヤを履いたり、
極太スペーサーを入れたりすると
新車でも症状発生まで早いという話。
うちのJB23W 5型はノーマルなんだけど、
新品のシャキっとしたタイヤを履いたことで
ご老体の限界を超えてしまったか・・・

ディーラーや町修理工場に預けると、
1ヶ所ずつ直してなんてまどろっこしいことはせず、
ナックルのオーバーホール(ベアリングの交換含む)
足回り系のブッシュを全交換になると思われますが、
それをやるとえらい金額になってしまうので、
自分でできる部分はなるべく自分でやるスタイルで対処したいと思います。
ジムニー愛好者で定番とされる方法は
1.ステアリングギアボックスの遊びを減らす
2.ジャダーストップキットを使う。
3.キングピンベアリングの交換
4.ナックルハブベアリングの交換&あらゆるシール(パッキン)の交換


これだけあります。
2の段階でキングピンが外せるようになりますが、
そこでベアリングが異常なのに気が付いてしまうと、
3が必要になってくる。
つまり3までのパーツは用意しておくのが然るべきということです。
用意したなら使わないといけないので結局3までやることになります(;´Д`)
4は圧入機が必要になるので素人の範疇をこえちゃう。

ジャダーストップキット(オイルシール、ストップリング、シム、大径ナット)
セメダイン366E(キングピンの液体ガスケットとして)
Omega(オメガ) 57 ハブベアリング用 極圧グリス
E10 ヘックスローブソケット
ギヤオイルLSD GL-5 80W-90
エアロッキングハブガスケットx2
キングピンベアリング09265-15006 x4
Miyaco(ミヤコ) ダストカバーブーツ TBC-024 x4
オイルシール09283-26016互換品 武蔵オイルシール工業 Z6111 x2
フロントアクスル、シャフトのジョイント部用のグリス 大量に

最悪のことを考えるとここまでの物が必要になります。
グリスが2種類ありますが、キングピンベアリングのグリスと、
フロントアクスルやナックル内に充填するグリスが違うのがポイントですね。
ナックル上部のキングピンベアリングは重力に引っ張られて
グリス切れを起こしやすいため、
かなり粘り気の強いグリスを塗布するらしい。
ナックル用グリスはモリブデングリスなら何でもいい気がしたけど、
スズキのスーパーグリスの450g缶が意外と安かったので
片側に1本ずつ使うつもりで2個。
自分でやっても結構金額掛かりますね(;´Д`)
圧入機と潤沢な予算があれば
ナックルハブベアリングも変えるとこですが HaHaHa
ディーラーや町工場にお願いしたらいくらになるのか知るのが怖い。

Youtubeや各ブログでオーバーホールの情報は見かけますが、
なんか1つで100点と言える情報がなくて、
全部を見、各情報を融合することで何とかわかりました。
重要なポイントを考察してみたいと思います。

◆工藤自動車のジャダーストップフルキット
送料がそこそこ掛かってしまいますが、それを加味しても
本当に止まるのならとても安いキットです。



本家からキットを買うのが一番確実ですが、他の物も同時に買うので
送料浮かせるためにamazonでまとめて購入しました。
amazonではジムニーパーツで有名なタニグチから販売されています。
工藤自動車の販売ページはこちら。
https://www.kudo-j.com/?pid=75940836
ちなみに、同じようなセットが5000円くらいで売ってるショップがありますが、
評判は良くないようですね。使われている素材が工藤自動車のとは違うようです。
安全のためにケチらないようにしましょう。

参考になる取り付け動画


◆キングピンベアリング
純正品と同じものが売ってます。
4個買っても、だいぶ安いです。
私はYahooショッピングから買いましたが、
4個で2,750円(税・送料込)で買えました。
ジャダー対策じゃなく、定期的なオーバーホールなら、
リテーナーやパッキンなどが全部セットになったものも売ってるので
そちらを買う方がいいかもしれませんね。
ただしココ、あえてショップ名は書きませんが
在庫あるのに発送が激遅なので日数に余裕もって頼まないと危険です。
なぜならショップの情報にこう書いてあるから
「営業時間:18:00-21:00」(;´Д`)
ちなみにこのベアリングを製造しているNTN株式会社は
純粋な日本企業で世界シェア4位、
ハブベアリングに限っては世界シェア1位のメーカーです。
スズキ純正の日本精工とは違いますが、物は一級品ですね。
発送があまりにも遅いので、別の製品も調べてみました。
他に有名な日本製ベアリングだとKoyo製があります。
型番はおそらく30302JRです。
Misumiかモノタロウで1個611円。かなりお得。
1週間たっても発送されないようならこっちに切り替えるかな(;´Д`)

◆オイルシール、ガスケット、ブーツ
結構これらがたくさん必要になります。
悩むのが嫌ならフルオーバーホールキットを買うのもあり。
高いけど(;´Д`)
最低限必要なのは
エアロッキングハブガスケット x2
オイルシール09283-26016 x2
の2つが必要。
でもどうせばらすなら、そんなんで足りるわけもなく
タイロットエンドブーツx4
もやりたくなりますね。
ナックルをバラすなら他にも必要になってきます。
私はナックルをバラす予定はないので、3種類で足りるとは思うけど・・・

◆ナックル(フロントアクスル)グリス
これをここに書くには記事が長くなりすぎるので、
別に書きました。
詳しくはそちらをどうぞ。
https://randol-news.net/art/00516.html

◆デフオイル
デフオイルは知り合いの農家にホクレンの多用途ギアオイルのGL5を
分けてもらえる約束を取り付けた(;´Д`)
ペール缶で買ってるから好きなだけ使えとのこと。v( ̄Д ̄)v イエイ



デフオイルは神経質にならんでもいいと判断しました。
基本、一般道走行で、荒れた道路を走るとすれば雪道くらい。
GL5の品質で固さが合致すればいいんすよ(;´Д`)
JB23Wは80W-90です。フロントの使用量は1.7L、リアは1.4L
私が買うとすればトヨタ純正 ギヤオイル GL5 85W90かな。
インターネットの最安ならペール缶で買っても
6,800円 (送料、税込)で買えます。
4L缶なら2400円(送料、税込)くらい。
安くて高性能です。

◆工具
エアロッキングハブを外すために星形のヘックスレンチが必要と説明する方が多いです。
型はE10。問題は型が合えばいいだけではなくて、
ディープソケットじゃないとジムニーには使えないという話。
一応用意はしましたが

↑整備マニュアルでは8mmの12角レンチって書いてるんですがね、
どっちが正しいのでしょうか・・
どうやらトルクスのボルトなのは間違いなくて、
整備マニュアルでは専用のトルクスレンチではなく、
一般的なソケットで無理やり外す方法を記載しているようです。
このボルト48Nmのトルクで締めるんですがこんな適当でいいんですかね(;´Д`)

あとナックルからシャフトを外すのに
エアロッキングハブ内のC型リング(フロントアクスルシャフトサークリップと言うらしい)
を外す必要があります。ということはスナップリングプライヤーが必要です。

もしディスクローターまで交換を考えているなら
ハブナットを外す必要があるので、
ハブベアリングナットソケットが必要になります。
円形のハブナットですし、200Nm以上のトルクをかけるのでこの工具が無いと外せません。
しかもこの工具、他車に応用がききません。
今回は使わないと思いますが、作業中に予想外の事態があった場合に備え、
近くのアストロに在庫があることは確認してあります(*'▽')

タイロットエンドとナックルの接続を外すのに、
タイロットエンドプーラーが必要になることが多いです。
まだまだ使えるブッシュなら、なかなか外れませんませんのでね。
慣れた人はハンマーでガンガン叩いて外すので使わないみたいですが、
私の時はうまく外れてくれればいいけど。
今回買ってはいませんが、これももしもの場合に備え、
アストロに在庫あることを確認してあります。
いや、アストロのは935円で安いし、
他に応用効くから買っておいてもいいかな・・・

今手元にまともに使える3/8インチ(9.5mm角)のラチェットが1本しか無く、
使い勝手が悪いので新たに一本増やしました。どうせならということで、
コーケン製のスイベルヘッドを。
Amazonで特売だったのでお得でしたね。
デフオイルは自分で替えたことなかったので
ドレンプラグソケットを持ってなかったのですが、
いい機会なので買いました。ジムニーのドレンプラグは10mmです。
これもコーケン製。それ以外は精度が悪く舐めやすいということなので
他に選択肢はありませんでした。
こういうのは勢いです(;´Д`)
ホンダの場合はレンチの9.5mm 3/8サイズが
ジャストフィットの様で10mmは使えないっぽい。
ジムニー専用の工具がどんどん増えていく(;´Д`)

オイルシールを外すのにピックツールも必要だけど、
このような作業をする人はまず持ってるかな。
でも私は、金属のピックツールはよく傷つけてしまうので、
今回プラスチックピックを初めて買ってみました。
強度的にどうだろう、使えるかな。

◆液体ガスケット
今回はキングピンの取り付けで使いますが、
整備マニュアルではセメダイン366Eと書かれています
主に外部からの浸水対策に用いられるわけですが、
TB1215もよく使われる液体ガスケットです。
なぜTB1215じゃなくセメダイン366Eなんですかね・・

TB1215はシリコーン系無溶剤タイプ
機器の接合面に塗布し、組み付けるだけで接合面から漏れを防止する液状ガスケットです。
ペースト状でタレが無いので塗装面が垂直や上向きの状態でも容易に塗布可能。
特に耐ギアオイル性が良好です。
常温で空気に触れると硬化しゴム状弾性体になります。

366Eはネオプレン(クロロプレンゴム)を基剤とした
合成ゴム系の黒色ペーストシーラー。
耐候・耐熱・耐寒・耐油性が優れる。
366もあるが2022年01月に販売終了しています。
366Eは接着性を向上した改良型ということです。

どちらの製品もスズキの整備マニュアルでよく登場しますが、
どうやって使い分けているのか不明です。
どちらも耐水、耐オイル能力は十分あります。
TB1215はATFとの相性が悪い以外は優秀で
物の形状に順応する能力も高く万能の商品です。
366Eはあまり情報が無いため何に向いているのかわかりませんが、
どれも平均的に耐性いいように見えます。
いや366Eは熱耐性が弱いところが問題か。

https://www.nitto-kinzoku.jp/archives/technic/packing/
日東のホームページに素材によるシール能力の詳細が書かれています。
ここから読み取れることで使い分け方法が見えてきた気がします。

シリコン系の弱点は引っ張り強度・引き裂き強度・耐摩耗性などの
外的な力学的要素に弱いということですがそれ以外はかなり優秀で
挟み込んでガッチリ動かない部分のシールに向いていると理解しました。
一方クロロプレン(合成ゴム系)は適用温度域が狭い以外は性能が平均的です。
しかし注目すべきは衝撃耐性。シリコンを圧倒する耐性を持っています。
つまり足回りのように途切れなく衝撃が伝わる部品は366Eの方がいいというわけです。
私はスリーボンドのTB1215を買っています。
汎用性が高い液ガスなので応用が利くかなと思ってだったわけですが・・・・
むぅ、366Eを追加で買ってくるか・・・(;´Д`)

作業はしばらく先になるけど、
当時までに気になったことがあったら
ここに追記していきたいと思います。
しかし、キングピンベアリングがまだ発送ならない。
どういうことだ(;´Д`)

対策作業編はこちら







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