3Dマウスの自作③ ファームウェアの組み込み
2022.07.21


3Dマウス作成の続き。
前回の記事はこちら https://randol-news.net/art/00539.html

先にArduinoが届いてしまったので、ファームウェアを入れ込みたいと思います。
ファームウェアのソースファイルは
Orbion_FW_v0.26.5.zip (2022/4/26)
が最新のようです。
STLのダウンロードファイル内にある説明では0.26.4が最新のように書かれていますが、
Discord内で配られているものが最新なので、そちらを使いましょう。
ダウンロードしたら展開して保存しておきます。

0.26.4→0.26.5の変更内容は
メニューを少し修正し、LEDの明るさを調整する可能性を追加しました。
とのことです。バグフィックスもされているかもしれませんね。
Discordのアドレスは
https://discord.gg/tgut7grRTV
です。
直リンが欲しい人がいるかもしれませんが、
作者の意図を考えての判断です。ご了承ください。

このファームウェアをコンパイルしてArduinoに転送するためには、
マイクロソフトのVisula Studio Codeというアプリを使います。
Arduino IDEは使わないのね。
Visula Studio Codeは初めて扱うのでちょっと新鮮。
Visula Studio Codeのダウンロード先は↓
https://code.visualstudio.com/?wt.mc_id=DX_841432

ダウンロードしたらインストール。
以下、説明書通りに作業していきます。



アプリを立ち上げると↑の画面。



左側のExtensionsアイコンをクリック。
ここは拡張ツールをインストールすることができるのかな?



検索窓に「PlatFormIO」と打ち込みます。
すると、オレンジの虫顔マークが候補の一つに現れますが、
それがPlatformIO IDEというツールです。



PlatformIOの右下にあるInstallボタンをクリックします。
インストールが始まりますが、1分ほどで完了。
おそらくこれが、Arduinoをコンパイルすることができる拡張ツールなのでしょう。



インストールが終わったら、赤線を引いた文字が出ます。
これが出たら一度閉じて、アプリを開きなおします。



PlatformIOが再度立ち上がってきたら、
左上の「File」を押し、メニューの中の「Open Folder」を選択。



先ほど展開したファームウェアソースのフォルダを指定します。



指定したら、警告らしきものが出てきました。
訳すると、

「このフォルダーにあるファイルの作者を信頼していますか?
Codeはこのフォルダー内のファイルを
自動的に実行する可能性のある機能を提供しています。
これらのファイルの作者を信頼できない場合は、
悪意のあるファイルである可能性があるため、
制限付きモードで続行することをお勧めします。
詳しくはドキュメントをご覧ください。」

ということですが、信用しないと先に進めないので
左側の青くなっているボタンをクリックして進めます。



無事開けるとこのような画面になります。
これから先の注意事項ですが、
ファームウェアを入れた瞬間にパソコンが3Dマウスを認識します。
まだパーツを組んでいない状況なので、パソコンがハングアップする可能性もあります。
心配な人は全てが組み終わってからアップロードすることをお勧めします。

と説明書に書いてました(;´Д`)
私は気にしません、次に進みます。



とりあえず、コンパイルしてソースファイルに不備が無いか調べてみましょう。
左下のチェックマークをクリックするとコンパイルが始まります。
ターミナルのメッセージに「Success」とでたら問題ありません。



アップロードは右向き→をクリックすることで行えます。
チャレンジ1回目はなぜかFaild(;´Д`)
でも2回目アップロードした時には画像の通りSuccessをもらえました。
COM通信の準備ができてなかったのかな?
ArduinoIDEでもよくある現象。



ファームウェアの書き込みが成功した瞬間に
赤ランプ1個だったのが2個光りだした!
プログラムが動き出した合図かな?
さて、あとは物が揃うのを待ってからの作業です。

次の記事はこちら
https://randol-news.net/art/00540.html
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