NEC Express5800 GT110a-SのRaidドライバーについて
2023.01.11
NECのサーバー、Express5800 GT110a-Sはかなり古いです(;´Д`)
HDDを復元不可能なレベルで完全消去、
その後OSをクリーンインストールし再利用としたとき、
のしかかるのはRaidドライバーの問題。
このモデルはWindows Server 2008 standerdが付属しているのですが、
このセットアップディスクには当然収録されていません。
別ディスクとして提供していた模様です。
NECのホームページではドライバーの提供は終了しているのでもう手に入りません。
中古のオフィス機器なんてセットアップディスク関連が残っているわけもなく、
自力で探し出さなきゃいけないのですが、ようやく見つけましたよ。
別サーバー、別OSからの流用です。Windows7用なのですが、Windows Server2008でも使えます。

http://support.express.nec.co.jp/dload/410671-A01/index.html

ここからドライバーをダウンロードすることが出来ます。
ダウンロードしたMegasr1_win7.exeは自己解凍圧縮ファイルなので、
実行して解凍してからUSBメモリにぶっこみます。
Windows Serverのセットアップに「HDDが見つかんないぞグルァ!」と怒られたら
そのUSBメモリを読み込み先に指定します。
これで解決なわけですが、
HDDを完全消去してしまっている場合、RAID情報も消されているので、
電源投入時の黒画面でRAIDの設定画面に入り(CTRLとMキー)
RAID1を構築しておかなくてはいけないことを忘れずに。
これをしていないとドライバーを読み込ませてもHDD無いと永遠言われ続けます(;´Д`)
VANTURE N2S購入
2023.01.08
去年に登場してまだ絶大の人気を誇るVANTURE N2S
性能を上回る製品は多々あるものの、
コストパフォーマンスの良さで今年も売れに売れたようです。
直営店や提携店では「次の出荷日は〇月○日です。」といった感じなので、
チャンスを逃すと全然買えません。

今回、近日出荷予定の物を購入。
付けるのは私の車ではないんですがね(;´Д`)



薄紙で作った箱(運送中に崩壊確実)を黄色い袋で包んで送られてくる
Aliexpress商品に慣れてしまったせいか、
中国製といっても、言われなければ絶対わからないクオリティです。
新品の証明として封印シールまで貼られています。



裏には簡易的な製品説明。なかなか高級感ある。



上蓋を開けると、半透明のフィルムが・・
吸盤のType-Cコネクタにシガーのケーブルを挿せという指示のようですね。
あえて入っているってことは本体には刺さないでくれっていうことなんでしょうか。
フィルムの下は「ドラブレコーダー付いてますシー」が2枚入っていました。
でもさすがにシールはでかすぎでしょう。しかもあまりかっこいいようには見えない(;´Д`)




シールと判定名のフィルムを取ったら、簡易説明書が。



簡易説明書の下には厚めの説明書が入っています。
ちゃんと日本語のページもあって、翻訳も正確です。中国製品っぽくない(;´Д`)



説明書の下は本体か?と思いきや、各部品が3段の小箱に分かれていました。
ここまでやるか、すごいなVANTRUE



さすがに箱の下はなにもありませんでした。
箱だけでも結構楽しませてくれます。



全部開けてみるとこんな感じ。付属品は十分。
シガーケーブルはフロントガラスに装着する分には問題なさそうだけど、
車種によってはいろいろ遠回りに配線したらちょっと足りない場合がでるかも。
でも軽自動車なら平気。
本体は意外と重厚感があり、リアレンズの回転もゆるゆるじゃなく、カッチリしている。




PCと繋げてて動作確認。初期設定をここで済ましておく。
説明書なくどんどん進めていけるので結構優秀なUIかもしれない。
UIのデザインは雑さがなく程よいシンプルさが好印象。



吸盤ユニットにUSB-C端子が付いている。
本体にもついているので、どちらを使えばいいのかちょっと不明。
この吸盤ユニットはGPSユニットも兼ねているようなので、こちらのUSB-C端子に繋げるべきかな?



本体の左側面にUSB-Cケーブルをさせるようになっているけど、
ここまでケーブルを引っ張ると結構見苦しいかもしれない。



今回用意したSDカードはKIOXIA(東芝)の128GB
フロントとリアの同時録画なので、普通のドラレコの倍の速度で容量を消費します。
さらに高解像度なのでその分も減りが速いです。
128GB以上は無いと役に立たないだろうなという判断で決めました。



ただ側面から奥の方まで押し込むだけ。そうすればロックがかかりぬけてこなくなります。
安い中華ならロック機構なしなんだけど、ちゃんと作られているね。



説明書に、USB-Cのことが書かれていました。
吸盤でも本体でも好きな方に挿していいようです。



吸盤とヒンジが結構大きいためにガラス面の上部20%に付けるのは車によっては難しいかもしれない。
目安としてはバックミラーより下位置は危険。20%を超える可能性がある。
超えた場合は吸盤を諦め、オプション品である両面テープタイプを買しかないね。


幸いこの車はギリギリ納まっった。良かった。

この製品はリポバッテリーを使っていません。
スーパーキャパシタで動くタイプなので、一般的なドラレコより高寿命でしょう。
先に車の方が寿命くるかもね(;´Д`)
3Dマウス③ Arduino Pro USB-Cが届いた!
2023.01.04


前回の3Dマウスの記事はこちら
https://randol-news.net/art/00572.html


小いさっ!(笑)
Type-Cのバージョンはいくつかあるみたいですが、
紫基盤の一番小さいタイプを選んでみました。
Arduino Proはピンが少ないので
割り当てを上手にしないといけませんね。



Arduino Proで割り込みに使えるのは
D0,D1,D2,D3,D7のみです。
画像でいうところの水色の数字がデジタルピンとなります。
液晶系にI2C通信がよく使われているのでね、今のところ付ける予定はないけど
D2/D3(SDA、SCL)ピンは確保しておきたい。
なのでD0,D1,D7が空きとなります。

ピンの並びを見ると、D0(RX)、D1(TX)、GNDがきれいに並んでいるので
この3つをロータリーエンコーダーに使いましょうか。
USBでPCと通信している最中に、
このRX、TXのピンを使っていいのかはこれから調べてみますが、
ダメだったらI2Cはあきらめる(;´Д`)
Arduino ProをRX,TXで2個繋げてキーボード操作している文献を見たことあるから
おそらく大丈夫だと思うけど。



とりあえずこのように配線した。
特に問題なければソースファイルもこのピンでカスタマイズします。



ジョイスティックは5V、GND、VRx、VRy、SWの5配線必要。
VRy()をD18(A0)に。
VRx(青)をD19(A1)へ、
SW(黄)をD20(A2)へ。
赤はVCC、灰はGNDへ。



基盤の固定が甘かったらピンホールをネジ穴に使おうかな。
基板の角に位置するD9(A9)、RAWのピンホールは使わないのでここがよさげ。
ちょっと押さえが弱いようならD10(A9)も犠牲になってもらおう(;´Д`)
極小の穴なので1mmネジで通るかなって感じだけど、
まぁ、大量に集めた中古ネジストックにあるでしょ。



テスト部品をいつまでも段ボールの上に張り付けておくわけにはいかないので、
Arduino Proに合わせた土台を試作します。



前回試作したジョイスティックの土台の位置を継承して、
完全固定の台座を用意。



ジョイスティックの底面は半田でデコボコしてるのでスペーサーを用意。
FDMだと複雑な造形を一部品にすると難易度が上がるので、
こうやって分けて印刷すると出来上がりがきれいです。



スペーサーが乗るゲタ。
足が2本生えてますが、これは強度が弱いのでおまじない程度だけど、
Arduinoを上から押さえつける役割を与えました。



位置関係はこんな感じ。
Arduino Proはジョイスティックの下に隠れるようにしました。
USB-Cケーブルのコネクタの処理が思いつかなくて
ここ以外ではスペース的に厳しかったんです(;´Д`)
とはいっても、最適解だと思ってます。
おかげで空間はかなり余裕ができました。



上蓋はこんな感じ。
普通にドーム型にして、ジョイスティックが干渉しないように穴を設ける。
ロータリーエンコーダーは上蓋に取り付けるイメージです。
上蓋はFDMでの印刷は困難だけど、そこはおいおい考えるとして、
試作はレジンで光造形します。



底面のベースをFDMで印刷。素材はABSを使ったけど、盛大に失敗(;´Д`)
0.2mmノズルを使っているのに、0.4mm設定で印刷したものだから、
印刷ラインや吐出量などがガタガタ。よく完走したなという感じ。
普通ならノズルが詰まってスロートに逆流してもおかしくない。
出来上がったものはガタガタだけど、ま、いいか(;´Д`)



実際にジョイスティックを載せてみた図。
ネジ穴に微妙な問題が出てる。ネジ山が崩れてしまったようだ。
もしかしたらインフィルの設定をかなり粗いメッシュにしたかもしれない(;´Д`)
今回の印刷は何から何までダメダメだわ。
コストを下げるためにインセットナットを使わない設計にしたつもりだけど、
この試作では使わざるをえないか(;´Д`)
USB端子部分は、同じくFDMで印刷した留め具を用意し、M2ネジで固定。
これも微妙。穴はあらかじめ用意せずピンバイスで自分で開けた方がよさそうだ。
あと留め具の強度も弱い。改善点が多々見つかっていく(;´Д`)



配線はArduinoの上にこれだけスペースがあれば十分通せそう。
ここは思い通りに行きそうだ。
Arduinoは上からの押さえのおかげか遊ぶ様子もなくしっかり固定されている。
うん、悪くない。

では配線してみますかね。



いい感じだが、ジョイスティックのデュポンコネクタが
思いのほか邪魔になっていることに気が付く(;´Д`)
これは外装を固定するときの障害になりそうだ。
ORBIONの二の舞か?(笑)
ちょっと工夫しなくてはならんね。

左手を上に置いてみた感じ、なかなかしっくりくる(*'▽')
これ外装いらない説?(笑)



配線とソースの書き換えが正常にできているか動作確認。
問題なく動いているようだ。よしよし。
では、キーボードとマウスの動作をPCに送れるのか実験。
キーボードの操作方法は前回の記事で調査していたので万全です。
マウスも同じような方法で使用可能でした。
Mouse.hをincludeして
SETUPにMouse.begin();
を追加で使用可能。
カーソルの操作は
Mouse.move(x,y,ホイールをスクロールする量);
こんな感じで行けるっぽい。
マウスのボタンは
MOUSE_LEFT:左ボタン(デフォルト)。
MOUSE_RIGHT:右ボタン。
MOUSE_MIDDLE:中ボタン。
この3つが制御可能で
Mouse.press(ボタンの種類);
で行います。
Mouse.release(ボタンの種類);
を実行するとマウスのボタンを押すのをやめます。

とりあえず、ジョイスティックを押したらShift押しながら
マウスの中央ボタンを押しつつカーソルを右に移動するというのを組んでみる。
これが動けばおおむね動作確認はOKだ。
100msの速度で10pxずつの移動で実行してみました。



映像は暗いですが深夜にスマホで撮ったものですのでご容赦を。
反応は良好。100msは遅いかな?もう少し早くても良さそう。
時々シフトキーを押し忘れることがあるね。
これはシフトボタンを押してマウスを動かすまでウエイトが無いことが原因かな。
課題が見えてきた(;´Д`)

とりあえず今回はここまで。
次はジョイスティックの動きに合わせて移動量を変化する部分をつくりますかね。
あ、仕事の合間に作っているので進行が遅いです(;´Д`)

次の3Dマウスの記事はこちら
https://randol-news.net/art/00577.html

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