ELM327の怪しいやつ発見
2019.03.27
久々に笑わせてもらいました。
知り合いがアマゾンから激安のOBD2スキャナ(ELM327)を購入したのですが、
BTは接続できるもののAndroid用アプリが何一つ動かない。
付属のPC用アプリ(8cmのCD)はウイルス蔓延で使えない。
ということで激怒してゴミ箱に(笑)
どうせ捨てるならと分解の許可をもらって殻割りしてみました。
基盤一枚のシンプルなもの。
かなり小さいのでよく見えないのですが、なにか違和感を感じるんですよね。
ルーペで覗いてみるとその違和感がはっきりわかります。
どこにもELM327チップは乗ってません。
まぁ偽物はPIC18F25K80にELM327エミュレータをぶっこんで似た動きをさせたりするわけですが、
こいつはそのチップの存在すら怪しいです。
チップの名称が消えてるのが2つあり、矢印のチップは刻印に傷をつけて読めなくしています。
おそらく左上の一番大きいチップはMCP2515(CANコントローラ)
その右隣の刻印を誤魔化しているのはTJA1050レシーバー
下にある足の多い正方形のチップはBluetoothモジュールと想像しますが
あえて消しているということはなにかやましいことがあるんでしょうかねぇ。
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