回復パーティションを削除する
2021.08.22
回復パーティションとは
Windowsが異常になった時に必要となるパーティションですが、
HDDをミラーで世代バックアップしている人は特に必要なかったりします。
人によっては意外と邪魔なんですよね。



特にVMWAREなど使っていると空き領域が足りなくなったとき、あとから増やそうとしても、
上の写真の様に回復パーティションがあることでCドライブと増量した領域を連結できなかったり、
不便きわまりないドライブであります。

これを削除する方法をこれからまとめておきます。
Partitionというスペルが良く忘れがちなので、
コマンドをコピペできるように私の備忘録でもあります。



コマンドプロンプトの起動はスタートメニュー(Windowsシステムツール)から可能。
ファイル名を指定して実行で動かすときは「cmd」と打ち込めばok
コマンドプロンプトは管理者権限で立ち上げないとダメってことはありません。



↑立ち上がった状態の画像
diskpart
と打ち込んで実行。



失敗すると致命的ダメージをあたる作業なので
Administrator権限を持っているアカウントでも確認メッセージが出ます。
はい」を押して続行します。



新たなウインドウが開かれます。
パーティションを弄る記録媒体を確認、指定するために
list disk
と打ち込んで、このパソコンに何台接続されているか確認します。



今回の例ではVMWARE上でやっているのでHDDが1台でした。
なのでディスク0を指定してあげる必要があります。



指定方法は
select disk 0
と打ち込みます。



「ディスク 0 が選択されました」
と出れば成功。



次は先ほど指定した記録媒体の中はどうなっているのか、
パーティション構成を覗いてみます。
list partition
と打ち込んで実行



回復パーティションの存在が見えます。
番号は3番目となっています。



3番目とわかったので
select partition 3
と打ち込んで、回復パーティションに処理を施すよと指示します。



「パーティション 3 が選択されました。」と出たら
いよいよ次は削除の工程です。



delete partition override
と打ち込んで実行。
一瞬で削除が終わります。
特に「削除しました」なんてメッセージもありません(;´Д`)



ディスクの管理を覗いてみると、回復パーティションが消えて未割り当てに吸収されているのが分かります。



あとはCドライブの容量を増やしたいので「ボリュームの拡張」を行って完了となります。
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