3Dマウスの自作⑦ 組み立て
2022.08.06


前回の記事はこちら
https://randol-news.net/art/00542.html

ハンダ付けやコネクタ作成が終わったので、
塗装された部品へ組付けていきます。



前準備は十分整えたつもりだけど、必ずトラブルが起きるのよね(;´Д`)
そんな予感を抱きつつも作ったパーツを並べます。



まずは液晶。これをArduinoと同時に填め込まないとね。
保護フィルムを剥がし、傷つかないように慎重に・・・



ここまではトラブルなし。
ボタンとの干渉を心配し、ジョイスティックの端子を少し下に寝かしました。
VCCとGNDのコネクタはカプトンテープで固定しました。



LEDテープをロータリーエンコーダーのケースに巻き付けます。
このテープの糊ってどのくらいの強度あるんですかね?
一般的な両面テープレベルのような気がするけど・・



途中で剥がれてくることが予想できるので
カプトンテープで止めておきました。
LEDチップの上に貼ったテープはカットします。



上蓋のボタン配線はハンダ接続。その代わり線の先をデュポンコネクタにしました。
端子は干渉を恐れて少し広げました。



ボタン用のコネクタはGNDのコネクタ横に配置。
かなり窮屈になるけどやむをえまい(;´Д`)



上蓋の穴に配線を通す。
全部で7本。



ロータリーエンコーダーの土台に配線を通す。
この段階でTPUで作成したクッションを入れるのを忘れていますが、
あとで分解して入れなおすことになります(;´Д`)



ロータリーエンコーダーのケースに配線を通す。
逆にLEDテープの配線3本を下に通してあげる。
配線の長さに余裕をもってたはずなのに
組み上げる段階だと結構キツキツ。
あれやこれややってるうちに、
外装の塗装面に傷が増えていく(;´Д`)
左上に映っているTPUクッションが切ない。



横側から、ボタンのコネクタや、
LEDテープのGND、LEDテープのVCCを接続する。



ケース、収まりはするが、抵抗を強く感じる。
何かが接触しているのは間違いないっぽい(;´Д`)
とりあえず収まるので課題としてメモしておこう。



ロータリエンコーダーをネジ止め。



上からベアリングケースとベアリングを入れる。



上からノブを挿してネジ止め。



一応これで完成となったわけだけど、
マキタグリーンのパーツとノブの隙間がでかすぎる気がする。
こんなもんなのかな?(;´Д`)



USBを繋げてみる。
ノブの押し込みとボタン1を同時押しで設定画面へ。
動作モードをAutodeskに指定したらFusion360で使えるようになりました。
配線の類は間違ってないみたいで一安心。
でも問題が多数発見される(;´Д`)

●リセットスイッチが効かない。
 あのもろい端子、上蓋を閉じるときに圧力で折れたな・・・

●ノブを回転させるとLEDテープと干渉する角度がある。
 回転の中心がずれているのでは?

●ケースのおさまりが悪い。
 あと上蓋が4mm高いと綺麗に収まりそう。
 もしくは空間拡張?

●ノブからLED光が透けて見えている。
  透明レジンだったし、塗装が薄かったか・・

●TPUのクッションは必要ない。
 これがあることでノブベースが奥まで挿さらないどころか
 ジョイスティックがぎこちない動きになる。

●ベアリングのスペーサーが固定できずにノブ内で動き回る。
 今のところ必要性を感じない。使うならもう少し厚みが必要。
 ノブサポートの穴をもっと深くするとスペーサーを押し付けることができるかも。



そして、動作検証でグリグリ動かしてたらノブベースが割れた
全く保持できなくなって使い物にならない・・・
レジンだと、てこの原理のような力には耐えられない模様。
ABSで作り直しです。PLA? いやです(;´Д`)

課題が出来てしまったけど、
ほとんどの問題が造形しなおし必要。
しかも元データを弄る必要が出てきましたよっと。
なかなか一発ではうまくいかないねぇ。

次の記事はこちら
https://randol-news.net/art/00547.html
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