ロジクール G604 チャタリングがまた起きた。
2023.04.18
ロジクールのちょっとお高めのマウスはチャタリングすぐおこる気がする。
気のせいといわれるかもしれないけど私が使ってきたものはだいたいその傾向が強い。
なぜなんだろう。
この症状は無線マウスが多い気がする。
静電気が溜まることが原因なんて話があるが、
「電池を外してマウスの電源スイッチを入れ、
各ボタンを連打しまくることで解決する」と
昔から言われてきたが解決した試しがない。
こういう現象が起きたらマウスを分解してパーツクリーナーで洗浄するなり、
リミットスイッチを交換するなりして直すのだけど、
時間がないときはめんどくさいよね(;´Д`)
でもまぁ仕方ない、バラすか・・・
まずはソールの下にネジが隠されているので剝がします。
このソール、それぞれ2枚ずつ重ね張りされています。こんなん初めて見る(;´Д`)
ドライヤーなどで少しあぶってからカッターなどの鋭利なもので突き立てると割と簡単にはがれる。
綺麗にはがれたら再利用できるのでなるべく丁寧に剥がした。
ソールは全部同じ物のように見えるけど実は微妙に違う。
重ね合わせが分からなくならないように、
位置関係は覚えておいた方が良さそうだ。
裏ブタを爪で煽っただけで簡単にカパッと開いた。
まるで牡蛎の殻の様だ(;´Д`)
扱いにくいので、フラットケーブルを外して裏ブタを完全に取り外した図。
丸を付けた部分が取り外すネジ。紫の丸は極端に小さいネジ。
緑の丸はフラットケーブルの下に隠されているネジ。青の丸は電池ボックスの下に隠れているネジ。
まずは赤丸を全部外します。
フラットケーブルの下の見つけにくいネジはコレ。
私はコネクタからフラットケーブルを外してネジを外しました。
ちょっとネジが多すぎませんかね(;´Д`)
電池ボックスも爪などが無いので簡単に外れてきました。
電池ボックスを外したら下にネジが2本隠されています。
これも外します。
ネジが一通り外れたら、ボタンブロックがフレームから外れます。
しかし、ここまで複雑にしなくてはいけないものなんだろうか・・・
外れたボタンブロックの裏に1個ネジがあるので先に外しておきます。
表側には6個ネジがあります。
このネジを外すとことでリミットスイッチの上のカバーが外れてきます。
ここまでやって、ようやく狙いのリミットスイッチが見えてきます。
今回は左ボタンだけがおかしかったのでこちらに接点復活材をかけて接触不良を改善させたいと思います。
接点復活材はスイッチなどには大変有効なのですが、
それ以外に基板のパターンや、ICなどには悪影響を与えることがあります。
その割に、接点復活材は吹きかけるので飛び散ります。
余計なところに掛からないようにマスキングが必要です。
今回使った接点復活材はKUREの物。
一度買うと何年も使い切ることは無いでしょうね(;´Д`)
白いスイッチの隙間からしみこむようにジワリジワリ吹きかけます。
かけ過ぎたら綿棒でふき取るように時間かけてじっくり。
ある程度しみこんだら、スイッチの端子接触面に薬剤が付くのを願ってボタンを連打ときます。
あとは組み立てて終了。
この処置をしてから、今のところチャタリングはおきてません。
この方法は結構効くようです。
ジョイスティックのドラフトにも効果があるとか・・
このマウスは絶版なので新しいのを買うとなると、G703Hが後継となるのかな?
いまの相場は安くても12000円くらい。やっぱり高いよね。
頻繁に壊れないでよと思う。
そう簡単に新しいのは買えないので
最悪はリミットスイッチを交換するつもりだったけど、
こんなんで直って本当によかった(;´Д`)
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