Arduinoに接続するためのSSRを購入
2018.08.07
SSRとはソリッドステート・リレーの略で
簡単に言うと、半導体を使った無接点リレー。
高速高頻度のOn/Offが可能です。
Arduinoの処理能力を活かそうとした場合、高速切り替えに対応できるリレーが必要ですが、
一般的な電磁石を用いたものでは速度と耐久性が劣ります。安価で使いやすいけどね。
実際に届いたSSRはコレ↓です。
オムロン製のSSRを8列束ねたボードになります。
肝心な部分は国産なので動作は大丈夫でしょうが、
さすが中国製。組付けが適当だなぁ~(;´Д`)
接触不良なんてあったら困るので、
一応動作確認しておきますかねぇ。
8列全部に付いている2Aの抵抗ヒューズはすべて正常です。切れていませんでした。
これ、切らしたら面倒くさいなぁ・・・
とりあえす、Arduinoに以下のコードを書いて実験してみる
void setup() {
//動作確認のためのLED
#define LED_PIN 13
pinMode(LED_PIN, OUTPUT);
//リレーにつなげる配線
#define RELAY_LED 4
pinMode(RELAY_LED, OUTPUT);
//スイッチとしてボタンを使う。
pinMode(7,INPUT);
}
void loop() {
if (digitalRead(7) == HIGH) { //スイッチの状態を調べる
digitalWrite(LED_PIN, HIGH);
digitalWrite(RELAY_LED, HIGH); }
if (digitalRead(7) == LOW) { //スイッチの状態を調べる
digitalWrite(LED_PIN, LOW);
digitalWrite(RELAY_LED, LOW); }
}
押した時リレーがOnになるけど、Offにはならない・・・
全てのポートで試してみましたが同じ結果になるのでリレーの故障では無さそう。
はて、回路的なミスなのか、プログラム的なミスなのか・・・
そこで取り出したる、このボード
一般的な電磁石で動作するリレーも買ってあったのでした(ΦωΦ)キラーン
これに接続して実験してみると、
問題なく動作しました。
(前実験でズボラしたせいか赤LEDは焼損しちゃったので
写真では白LEDに変えて抵抗追加してます(;´Д`) )
ということはSSRの使い方に問題があるようです。
なんでだろ?って思って調べたら、
「出力素子のトライアックの特性により、オフするには一旦出力側の電流をゼロにする必要があります。
DC出力の場合には電流がゼロにならないため、出力側をオフできなくなります。」
って記述が・・
ああ、そう、つまり直流では使えないっすね。知りませんでした(;´Д`)
無知って怖いわぁ。