【ジムニー JB23W】 ISCバルブの清掃
2019.09.16
前回、バッテリーとプラグを交換しましたが、作業の最後にISCバルブの清掃を行ってました。
ISCとはIdol Speed Controlの略でアイドル時の回転数をコンピュータが微調整するためのものです。
真夏に一度だけアイドリングが2000回転から下がらないという症状があったので、念のために行いました。
詳しい清掃方法は↓にリンク張っておきますが、今回はエンジンから外さずに作業しました。
バルブそのものは少し煤が付いている程度でした。厚みでエア漏れが起きる程度ではありません。しかし、通路にあるバイメタルやプラスチックのピンがそこそこ汚れていた。
これを清掃して終了。これでアイドリングは安定するんだろうか?(;´Д`)
最後に古いプラグを清掃してみたら結構キレイになった。
キレイになった状態でよくよく見ると先端も少し劣化してる気がする。
まだ使えそうなので緊急時用として残しておくけど、今のタイミングで変えて正解だったと思いました。
ISCとはIdol Speed Controlの略でアイドル時の回転数をコンピュータが微調整するためのものです。
真夏に一度だけアイドリングが2000回転から下がらないという症状があったので、念のために行いました。
詳しい清掃方法は↓にリンク張っておきますが、今回はエンジンから外さずに作業しました。
バルブそのものは少し煤が付いている程度でした。厚みでエア漏れが起きる程度ではありません。しかし、通路にあるバイメタルやプラスチックのピンがそこそこ汚れていた。
これを清掃して終了。これでアイドリングは安定するんだろうか?(;´Д`)
最後に古いプラグを清掃してみたら結構キレイになった。
キレイになった状態でよくよく見ると先端も少し劣化してる気がする。
まだ使えそうなので緊急時用として残しておくけど、今のタイミングで変えて正解だったと思いました。
【ジムニー JB23W】 プラグとバッテリーの交換 その2
2019.09.16
前回の続き。実際の作業は今日ここから。
ちなみに参考にする人は自己責任でお願いします。
さて最初にエンジンを掛けた時の様子を録画してみました。
まず従来のバッテリーとプラグで、完全に暖機運転が終わった直後のクランキング
暖機運転が完全に終わった後なので、アイドリングの回転数900で安定するのもあっという間です。これだけを見るととても健康的。では次にコールドスタートの状態です。
掛かりは良いです。いまのところ特に交換しなくてもよさそうな気もしますが、
点検は大事。特に冬に入る前はね(;´Д`)
ではまずはバッテリーから。
特にトラブルもなく撤去完了。賞味3分
底板をとると、錆が出ていたのでいつもの錆止めを塗布しました。
底板は砂ぼこりがひどかったので水洗い(*'▽')
外したバッテリーはユアサのECO.RシリーズECT-50B24R
国産のまともなのが使われていた模様。これそこそこいい値段するヨ!
だけど純正は55なのに50を入れるなんてどういうこと?けしからん!(; ・`д・´)
外したバッテリーの健全性を調べてみました。
CCAは323、健全性は82%、電圧は12.85V
まだ使えそうなので緊急用として残しておこう(;'∀')
取付も何の問題もなくすとんと収まりました。
ではバッテリー交換した後のクランキングを聞いてみます。
明らかにエンジンが掛かるときの音が野太くなってます。強い爆発力で始動したそんな感じですね。
冬の寒い時期にこの力強さはかなり貢献してくれるでしょう(*'▽')
次は面倒なプラグ交換です。
まずはインタークーラーの左側にあるエアホースのバンドを緩めてホースをいつでも外せるようにバンドをフリーにしておきます。
次は右側にあるエアホースのバンドを緩めます。こちらもバンドをフリーにしておきます。
↑つまりこのように。
バンドはホースを抜いた時に下に抜けて落ちてしまわないように少し締めておきます。
↑次は赤矢印のところのプラスネジを4つ外してプラスチックカバーを外します。
カバーを外したあとの写真を撮り忘れていたのですが、カバーの下には、
丸印のところにネジが隠されています。上のネジが10mmで下のネジが8mmのロングネジだったと思います。
これらを外せば、インタークーラーをねじ止めしているものは無くなり、ホースとバルクヘッド側にあるブッシュだけで支えている状態となります。ホースを外せば簡単に外れるはずです。
ブッシュとはこんなかんじ。ゴム輪に金属棒を挿し込むようなタイプ。
インタークーラーを手前に引き出せば簡単に外れます。
インタークーラーが外れたら次はプラグカバー。
10mmのネジで4つ留まっています。
カバーが外れたらイグニッションコイルとご対面です。
私はそれぞれの位置が分からなくなったら困るので、番号を書いておきました。
のちのち劣化具合とかの検証にも使えるので便利です。
イグニッションコイルのコネクタは簡単に外れるのですが、
3番のイグニッションコイルそのものが抜けません。金具と金属ホースに干渉するので、
その金具とをあおれるようにします。
指先のネジは外して、右側の奥に隠れてる奴は緩めるだけでいけます。
それぞれ10mm
イグニッションコイルはそれぞれ10mmで留っていますのでそれを外します。
そしてイグニッションコイルが全て抜けました(*'▽')
取り外したイグニッションコイルはそれなりに汚れていたので、掃除。
イグニッションコイルが外れれば、あとはプラグレンチでプラグを抜くだけ。
左から1番、2番、3番
先端はそれほど痛んでませんが、だいぶ古さを感じますね。
ついてたプラグは、デンソーのイリジウムタフ/プラス VXU22
高耐久タイプの高級プラグですね。私がNGKで選んだMAXと同じような立場のプラグです。
見た目の古さのわりに正常に動作しているのはこのおかげなのかもしれません。
このプラグ、ネットで調べると1994年にはすでに登場しているので、最悪新車時から交換していない可能性がありますが、
最長10万kmを売りにしてるプラグなわけですから、せめて過去2回は交換していてほしいのが心情です(;'∀')
後は新しいプラグを入れて、今までの工程を逆に行って完了です。
プラグはトルクレンチを使い15N.mで正確に締めました。
指で締めて抵抗を感じるようになってから180度でちょうどいい位置という話です。トルクレンチで15N.mで締めたところたしかに半回転くらいで収まっています。
では最後に交換後の動画検証。
エンジンが掛かる速さはほとんど変わりないですが、アイドリングが安定しているのがよくわかると思います。
1500回転あたりまで下がるのに時間がかかっていません。
走行して完全に暖機が終わった後の話、映像には載せませんでしたが、今まではエアコンをつけたときに1200回転くらいまで上昇し、アイドリングが少し息継ぎするような瞬間があったのですが、それが1000回転くらいまでで落ち着き、息継ぎするような感じが消えていました。
走行中も若干加速がいいなとは感じるのですが、バッテリーを外した時にコンピュータもリセットされましたし、本当にパワーが上がったのかは判断ができません。おそらく気のせいだと思います(;´Д`)
しばらくして燃費が向上してれば上がっていると判断することができるでしょう。
これで冬は安心して乗れる。