充電式電動エアコンプレッサーを買ってみた。
2021.04.17


また中華品(笑)
TPMSを使っていると1本でも空気圧が違っていると気になるんです(;´Д`)
ちょっとした空気圧を調整するときに、いちいちタンクにエアをためるのがメンドクサイんです(;´Д`)
シガーから給電して使うコンプレッサーは電源ケーブルが邪魔で使いにくいんです(;´Д`)

そんな時に買ってみたこの道具。
悔しいかな日本の製品でこれほど手軽に買えちゃうものが無いんですよねぇ・・・



マキタ MP180DZが望みのものに合致するんだけど、安くても7000円台でバッテリー無し。
一般人は手が出ません(;´Д`)
これは税込送料込2,540円。とても買いやすい。
初期不良や壊れやすいという懸念は付きまといますがね・・
私のようにネタで買うのでないならマキタ一択です(;´Д`)



付属品は一目で「中華製ですね」とバレちゃう内容。
2種類のモデルがあって、シガー給電タイプとUSB給電タイプのうち、
私はUSB給電タイプを選びました。USBなら室内で充電できますからね。



仕様を見ると12Vで給電、内部では7.4Vで動いているようです。
120Wとか嘘くさいですが、もし本当なら16Aでモーター回しちゃってる?
他の資料を探してみると、吹出量は45L/min マキタのは12L/min
最高圧力1MPa、マキタのは830kPa
マキタの4倍近い性能だと? 嘘もここまでくるとアッパレです。



口はしっかり締まります。思いのほか安物感はありませんね。



エアホースはもう少し長いほうがいいですね。
バルブが上に位置しているときは少し宙ぶらりんになってしまいます。
今回テストした車はエヴリィですが、ジムニー等のタイヤだとバルブが横位置でも厳しいかも。
せめてあと15cmくらい長ければいいのに(;´Д`)
ちなみにマキタのは65cm、これは37cm・・・・



液晶の明るさはまずまず。
真昼の快晴でもはっきり見えます。
指定のエア圧になったら自動で止まってくれるのが素晴らしい。
使える単位は、PSI、kPa、BAR、KG/Cm2が確認できた。



1.85から2.4まで上げるのに2分15秒くらい。
車載のコンプレッサーも似たようなものなので充電式ということ踏まえればこんなもんでしょうか。
マキタ越えの性能は感じられませんが(;´Д`)



使用上、特に問題はなかったように思えます。
4本分エア入れて電池は1メモリ消耗しただけ。意外と持ちが良い?
でもね、一点気になることが・・・
液晶が傾いてますがな!(;´Д`)



液晶の向きを直すために分解を行います。
ネジ6本を外すだけで中にアクセスできるのは中国製が日本製を唯一上回る部分。
爪ではめ込んだり、接着だったりする製品は絶滅してほしい。



中は結構シンプル。モーターが焼き付かない限り修理は可能かも。
と思ってたら、モーターがヤケドしそうなほど熱い。
タイヤ4本扱った後だと、これほどになるのかと。
もしかすると焼き付く日は近いかもしれない。



液晶部分を確認してみると特に傾いている様子はない。
つまり、曲がっているのは表面のシールだ(;´Д`)



液晶と基盤の結合部分は昔の電卓とかゲームウォッチを彷彿させるような方式。
端子部分が汚れてきたら液晶が映らなくなるかもね。
そうしたら端子を磨いてあげよう。



この丸基盤で全ての制御を行っているようです。
配線をまとめるのにホットボンドを使っていますが、
ベットリ付いているだけで狙った役割を果たしてませんね。
流石、中華おばちゃん手工業



このシールを剥がし、回転させて直します。
ヒートガンであぶってあげたら簡単にはがれてきました。



電池は18650の3.7Vを直列に2個繋げて7.4Vにしたタイプ。
おかしくなっても交換は容易いです。
電池の製造年月日が2021年3月8日とは意外と最近。
注文日が4月2日なので、不良在庫というわけじゃないようだ。



電池には厚手の両面テープが付いてます。
中華リューターを分解したときにもついていましたが、
中華品では両面テープをクッション材として使うのが流行りのようです。



モーターが触れるところは振動が激しいからなのか、シリコン系のクッション材が貼り付けられていました。



液晶の傾きも治りまして一見落着。



100円均一でちょうどトートバッグがありました。
実に収まりがいいです(`・ω・´)b

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