ソーラー電波腕時計の2次電池は交換できる。
2016.12.06
備忘録シリーズ。

もうかれこれ15年くらい使っているカシオの腕時計が最近調子悪い。
充電が正常にできずに初期化されてしまう症状が出ている。

素人が想像しても原因は明らか。年数的に2次電池の寿命だろう。
逆に良く持った方だと思う。
2次電池は各メーカー特殊なものを使っていて、
交換は修理扱いになるものと思い込んでいました。
この時計が登場したときは入手不可能でしたが、
今は割と簡単に電池が手に入るようです。

昔からカシオはPanasonic CTL1616 2.3V を使っているようです。


大型のG-Shockもこの電池らしい。
時計を分解してみたが、型番も一致、間違いない。
嫁のSheen系は何を使ってるのかな?(´・ω・)


さて、届いたこの電池、早速交換しますよ。
以下、例のごとく自己責任です。真似して壊しても責任とれません(`・ω・´)


まず4隅にあるネジを全部外します。


小さいネジなので、なくさないように慎重に外します。


上蓋を外すと、中にもう1つ白いカバーが入っています。
注意すべきは、遠視の人はまず見えないであろうと思えるほど小さなバネが
付いていること。これを無くさずにカバーを外します。
特にネジで止まっているわけではないので、簡単に外れると思いますが、
誤って上のバネを無くすと操作系、下のバネを無くすと音が死にます。


シールには交換方法の簡易的なことが書かれています。
このシールは電池以外にも巻き込んで張り付いていたので、ゆっくり慎重にはがします。
ノリは弱めなので、ピンセットでも剥せます。


やっと電池を固定している金具にたどり着きました。
写真の部分を外側に軽く煽ると外れるのですが、
スキマ的に極小のピンしか入らないので、
強度のある細い針金を探すのに苦労しました。


外れました。念のため指で穿らずプラスチックのピンセットで電池を引き抜きます。


金具を止めて完了と行きたいところですが、まだ作業があります。
シールの説明書きには、写真の①と②を2秒ほどショートさせろとのこと。

あとは気分次第ですが、せっかく蓋を開けたので、
15年以上たまったケースの汚れを洗浄して蓋を閉じます。
組み立て時にはパッキンに専用のシリコングリスを塗布しないといけないらしいが、
うちは時計をジャブジャブ洗う習慣もないし、水泳もしないので、
間に合わせのシリコングリスを塗りました。

作業完了!

おまけ作業:
古い電池の電圧を測ってみると2.486V・・ あれ?(笑)
この電池の公称電圧は2.3Vなので、とりあえずは電圧でてるなぁ

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