アコードのトランクマット(ラゲッジマッド)を作る。
2017.05.22
今日はアコードハイブリッドCR7の
トランクマットについて書いていきたいと思います。

仕事の関係でトランクには毎日荷物を積み込みます。
そのせいで結構汚れるんですよね。
前のCL9のトランクは酷いことになってました。
同じ轍は踏みたくないのでトランクマット(ラゲッジマット)を
自作したいと思います。
純正のを買えって?トランクマットは定価で12,960円、
トランクトレイだと、19,440円ですよ。
こんなん頻繁に買い替えられませんって(;´Д`)
一度買えばそれを基に型どりも簡単なんでしょうが、
消耗品と分かりきっていて1万以上出すのはなんかイヤ(笑)

トランクマットを作るには型取りが必要です。
できれば寸法をデータとして残しておきたいのが心情。
何かあったときに作り直せますしね。
不満があったらデータを微調整してどんどん良くできるメリットもあります。
それを踏まえ、無い頭捻って考えました。
で、導き出した答えがコレ↓



格子状の線が描いたA4用紙。これを12枚ほど印刷して、
大きな紙を2枚(6枚で1枚)作成します。



格子は、横に5cm刻み、縦は5mm刻みとなってます。
方眼紙が余っていればそれを使いたかったのですが、
生憎手元になかったので、自作しました。

そしてそれをトランクの両端に当てがって、形状を把握します。



出来上がった型紙が下の写真。



左右で形状が結構違いますね。(反転しているので、左右は逆になります)
内側に白い余白(5mm)がありますが、
キチキチに作ると、後で干渉して板が開かない等、
不具合が予想されるので、あえて中央部の板との隙間を設けました。

「こんなん、新聞紙でいいじゃん」って声が空から聞こえてきます。
一回ものならそれでいいのですが、データとして残すにはこの格子が生きてくるのです。

ではこの型紙を、A3対応のスキャナで取り込みます。



1枚につき、1回では取り込み切れないので、
2分割ないし3分割で取り込みますよ。

 

取り込んだデータを連結し余計な部分を消した画像が↑こちら。
次に、イラストレーターで、格子状のデータを作ります。
もちろん、5mm刻みで正確に作りますよ。



スキャナで取り込んだデータは縮尺が狂ってますので
この上に先ほどの画像を貼り付けます。
型紙は左右逆になっていたので、
反転して正しい向きに直しつつ、
格子に合うようにサイズを修正します。
歪みがあればそれも直します。



大体こんな感じ。あとは曲線をきれいにしつつトレースをします。



できた! これをポスター割り印刷して型紙を新しくします。



今度はきれいな方眼になっているので、
変なところがあっても画面上での調整がやりやすいですね。

実車に合わせて再テスト。



原紙を雑に作っていた時にはわからなかった部分がこれで見えてきます。
修正するべき部分にマーキングを施し、データを修正することにします。
完全なフラットになりえない部分を排除すると
カーブ掛かったところは1cmくらい削った方がいいようですね。



ここまでやってようやくフィットする型紙ができた気がします。
次は中央部の型紙を作りますが、こちらは簡単です。
車から板ごと外すことができるので、直接寸法を測ることが可能です。
しかも直線ですし。



ただ、トランク下の収納ボックスがある関係で
上下二つに折れる構造になってることから、
それを踏まえて設計する必要があります。



できた(*'▽')
中央の分割線は上下双方に2.5mm削り取り、5mmの隙間を開ける設計。
これで板を開け閉めしても大丈夫なはず。

実際の作成は後日に回して、今日は設計だけでおわり。

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