【ジムニー JB23W】ワコーズ エンジンパワーシールド(EPS)を添加
2021.03.15
最近、エンジンをかけた直後に白煙が目立つようになってきたので、
オイル下がりかオイル上りが起き始めている兆候かもしれません。
オイルは全く減ってないので、起きていてもまだ軽微だと思われる今対策しておきたいと思います。
前回交換してから1942kmしか走ってないけどね・・・

気温も上がってきて、絶好のオイル交換日和です(*'▽')



一般的に言われている製品で効き目があるのは、ワコーズから出ているエンジンパワーシールド(EPS)という添加剤。



エンジンオイルの交換時に、オイル量に対し5%~10%の範囲で添加するというもの。
別の表記ではオイル量3~6Lに1本を使用と書かれています。
ジムニーのオイルはフィルターを交換したとき3Lを消費しますので、
1本280mLのEPSは全部入れても差し支えないと思います。
まぁ、半端に残しても仕方ないですし、多少多めでも入れちゃいますけどね(;´Д`)
ただし、エンジンオイル3L+EPS280mlで入れたら容量過多なので、
エンジンオイル2.5Lに溶かして入れて、足りなかったらオイルを足す方法で行います。

まず念入りにエンジンオイルを抜き取ります。
しっかり抜くために温まっている走行後に行います。
もちろんフィルターも交換しますよ。
外気温が朝5度~昼15度くらいなので、4時間ほど放置して完全に落ちきるのを待ちました。
まぁ、出勤後駐車場で抜き放置して、昼休みにオイルを入れるというだけの話なんですがね。
ジャッキアップしなくてもいいジムニーならではの方法(;´Д`)
正直上抜きができれば、上と下両方で抜いてから添加したいところですが、
ジムニーのK6Aは上抜き出来ない仕様なので致し方ありません・・・



オイル抜きの作業中、ステアリングダンパーのブッシュが限界近いのを発見。
助手席側だけサビの浸食が早い。ダンパーの金具はシャーシークリアを拭いていたのですがあまり効果はなかったようです。
1年以上前に予備のブッシュを買ってあるので、また暖かい日がきたら交換しよう。

オイルが抜けきってドレンプラグをはめるとき、今回は手トルクではなくトルクレンチで規定値締めしようと思い立ちました。
日ごろの感覚がどれほどの力なのか調べたくなったのです。



サービスマニュアルを見ると50Nmらしい。
マジで?(;´Д`) 強すぎね?



50Nmにセットしていざ締めてみましたが・・・
ムリムリムリムリ(;´Д`)
42Nmで断念。ドレンボルトが折れそうで恐怖に耐えられませんでした。
鉄製のドレンパンは50Nm、アルミのドレンパンは30Nmなんていう話を聞いたことありますが、
私が日ごろ手トルクで締めてるのはアルミの場合の強さですね。
それにしても鉄だから50Nmって・・ トルクレンチメーカーのメーカー車種別推奨値を見てみると、JB23Wは45Nmってなってる・・
いつもよりも明らかにきつく締めたんだし42Nmでいいよ・・(;´Д`)

で、下回りはしっかり止めて、オイルを入れることにします。



オイルは安くて高性能、いつものカストロールEDGEです。
下手なオイル使うより最も信頼性高いっす。



2.5Lをジョッキに入れます。



EPSを投入。いちごジャムのような色と粘度です。
入れただけでは下に沈殿するだけなので、ヘラのようなものでしっかり撹拌します。
最初、オイルゲージでくるくるしてましたが全く溶けませんでした。
EPSが溶け込んだオイルが出来上がったら、いつ通りの手順で投入。
この時点でオイル量を調べ、足りない分を追加。エンジンをかけてオイルを微調整して終了。

体感は全くわかりませんね。
この手のものはしばらく走って効果が出るものなので気長に待ちましょう。

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