サザビーを印刷
2021.03.18


せっかくの4K光造形ですが、まだ成功率が高くないので、
複雑な造形の勉強ということでサザビーを一発成形で印刷してみます。
これはかなり難しいですよ、いい練習になりそうです。



私が失敗する主な原因は、サポートの脱落やサポート不足で重さに耐えられないで折れるというのが多いです。
サポートを太目にし、自動だけではなく目視でも追加していきます。
この能力を養うためには練習が必要です(;´Д`)
サポート痕は前に付けたくなかったので、背面に集中させました。

Sonic Mini 4Kで印刷できる限界でデータを作って印刷してみました。



印刷終了まで6時間ちょっと。
時間に縛られるのはいやなので、昼に印刷を開始して放置(;´Д`)
次の日の朝にプレートを確認という実験もしてみる。
バットのレジンは硬化して膜が貼ってしまうのか? それも気になっていましたが、
翌日くらいでは全く変化ありませんね。



サポートが付いたままだと洗いにくいので、大雑把に除去してからIPAにつけます。
柔らかい歯ブラシで軽く擦ります。
その後、超音波洗浄機にかけて取り切れなかったレジンを除去します。
今回は3分だけにしてみました。



洗い終わったら、ブロアで乾燥させた後(アルコールなのですぐ乾きます)
マーキュリーで2次硬化させて完成。



なかなかキレイに造形できましたが、
腰の前アーマーが片側だけ造形できてません(;´Д`)
今回もサポートが脱落したようです(またか・・・)



裏も問題なく印刷できているかのようですが・・・
肘の部分がなんか違う(;´Д`)
サザビーを知り尽くしている人でもなければわからないレベルですが、
これもサポート不足なんでしょうかね。
それ以外はアンテナも髪の毛より細いにも関わらず見事造形できてます。
個人的には一発成形にしてはまずまず。
でもサポートの付け具合はまだまだ工夫しなくてはいけませんね(;´Д`)



最後に造形できなかった部分を後日印刷して接着しましょう。
小さい部品なので、別なものを印刷するついでにやるのがいいかな。

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