3D-PRT8)タイミングベルトとカーボンロッドを取り付ける
2016.04.01
今日はベルトとカーボンロッドを接続しますよ。
今日新たに使うネジは以下の通り。
<上部フレームの固定>
M4x8mm 3本
M4四角ナット 3個
タイラップ 6本
<エフェクターのカーボンロッド接続>
M3x20mm 6本
(私は仕様を無視しし、敢えてM3x25mmを使いました)
<キャリッジのカーボンロッド接続>
M3x15mm 6本
まずは上部のフレームを取り付けます。
下部フレームと取り付け方が同じなので簡単です。
コーナーの頂点に固定ネジがあるのですが、後から調整するので、
落ちない程度に軽く締めるだけにします。
さて、これで上部フレームにプーリー、
下部フレームにモーターのギアが有るわけですが、
これらを包み込むようにベルトを通します。
下のギア、中央にベルトを当てて、
上のプーリーにも通して、最後はキャリッジにベルトの端を集める。
写真は下から上を仰ぎ見た図
キャリッジにベルトを絡めて固定するのですが、
ある程度キツめのテンションを掛けつつ締め上げるのが大変。
↑まずはこの位置まで通して、
ベルトのギザギザ部分を噛み合わせて抜けないように固定。
上下同時に縛り上げるのは難しいので、まずは上側を先に固定して、
下側をじっくり締め上げて固定します。
※結果論なんですが、ベルトの余りは上は短く、下が長い方がいいですよ。
上が長いと、エンドストップまで上昇させるときにベルトの余りが当たって
正常な動作になりません。調整ピンの長さにもよりますが、
できれば、上のはみ出し具合は2cm以下にした方が無難です。
もうベルトを付け直さないという自信があるのなら
干渉する分だけベルトを切る方法でもいいかもしれませんが。
指でベルトをツンツンし、そこそこ張ってるなと感じたら
上と下にタイラップを巻いて外れないようにします。
しかし付属の白タイラップはなんか目立って変ですね。
後で黒に変えよう。
他の柱もベルトを付けてベルト3本完成。
次はカーボンロッドを取り付けます。
エフェクターから付けましょうかね。
エフェクターは6カ所側面に穴があります。
そこにカーボンロッドを6本付けるのです。
長さ調整は組み始める前に終わっているので、
ただ付ければOKです。
ネジはM3x20mm 6本使って固定します。
ここはとても重要な機構です。
錆びてもらっては困るので、自前で用意したネジを使いました。
しかも25mmの少し長いものを。
後々この長いネジではみ出した部分を使ってファン固定を考えています。
全部で6本付け終えるとタコみたにプランプラン
カーボンロッドに影響でないように優しく扱います。
次はカーボンロッドの逆端をキャリッジに繋げます。
↑繋げる場所はキャリッジの側面。
M3x15mmのネジで固定します。
M3x20mmを付けて実験してみたのですが、この場合はタイミングベルトに干渉します。
後日追記
M3x15mmではキャリッジ内のナットまで噛んでいないことが分かりました。
実際は17mmくらいないとしっかり噛まないようです。18mmだとベルトに触れます。
精度を出すためにキッチリ締めるなくてはいけないのが後から分かったのですが、
そのためには、このナットに噛むというのが結構重要です。
17mmだと入手が難しいので私は20mmを切断して使うことにしました。
ボールベアリングに直接触れるネジなので、日本のネジに変えた方がいいですね。
錆びてしまって動きが悪くなったら目も当てられません。
↑の写真はヘッドが底面にガンガン当たらないようにとりあえず軽く6本付け、
ある程度水平を保ったことを確認してから、ネジを最後まで締め上げてます。
ちなみに私は接続するロッドをファンの向きがX軸の柱に向くように付けました。
柱のキャリッジにカーボンロッドを全部繋げ終わりましたね。
次はベルトの張り具合を調整します。
まず上部フレームの角に付いているネジ3カ所を手で力を加えると動きそうな程度に緩めます。
その後、↑写真のネジを締めていくと、
ワッシャーの強度を利用して上部フレームが持ち上がっていきます。
フレームが上に持ち上がると言うことはベルトが伸びるということです。
ベルトの張りがしっかりしたところで、先ほど緩めたネジで動かないように固定して完成。
ここまでやって、1本だけまだ緩んでいるという状況の場合、
キャリッジにベルトを付けるときに弛みすぎていたと思われます。
キャリッジにベルトを付けるときは、3本の張り具合を均一にしましょう。
後日追記
メーカーが機能として用意されている調整方法だったのですが、
上記の方法を用いて調整すると骨格フレームが傾いたり歪んだりすることが後々の調査で分かりました。
ベルトの張りをうまく調整できても印刷物に傾きがあっては意味が無いので
この機能は封印すべきと私は判断しました。
今の段階ではアルミフレームの端をコーナーパーツと
ツライチ(厳密に)にするのが無難だと考えます。
ベルトの張りは、気合いでベルトを引っ張り固定するのが一番かと思います。
Kosselが完成したらネジで調整できるキャリッジを自作するといいですね。
これで大分外観は出来てきましたね。完成図がイメージ出来るようになってきました。
次回はエクストルーダーを作成します。
ではまた。
今日新たに使うネジは以下の通り。
<上部フレームの固定>
M4x8mm 3本
M4四角ナット 3個
タイラップ 6本
<エフェクターのカーボンロッド接続>
M3x20mm 6本
(私は仕様を無視しし、敢えてM3x25mmを使いました)
<キャリッジのカーボンロッド接続>
M3x15mm 6本
まずは上部のフレームを取り付けます。
下部フレームと取り付け方が同じなので簡単です。
コーナーの頂点に固定ネジがあるのですが、後から調整するので、
落ちない程度に軽く締めるだけにします。
さて、これで上部フレームにプーリー、
下部フレームにモーターのギアが有るわけですが、
これらを包み込むようにベルトを通します。
下のギア、中央にベルトを当てて、
上のプーリーにも通して、最後はキャリッジにベルトの端を集める。
写真は下から上を仰ぎ見た図
キャリッジにベルトを絡めて固定するのですが、
ある程度キツめのテンションを掛けつつ締め上げるのが大変。
↑まずはこの位置まで通して、
ベルトのギザギザ部分を噛み合わせて抜けないように固定。
上下同時に縛り上げるのは難しいので、まずは上側を先に固定して、
下側をじっくり締め上げて固定します。
※結果論なんですが、ベルトの余りは上は短く、下が長い方がいいですよ。
上が長いと、エンドストップまで上昇させるときにベルトの余りが当たって
正常な動作になりません。調整ピンの長さにもよりますが、
できれば、上のはみ出し具合は2cm以下にした方が無難です。
もうベルトを付け直さないという自信があるのなら
干渉する分だけベルトを切る方法でもいいかもしれませんが。
指でベルトをツンツンし、そこそこ張ってるなと感じたら
上と下にタイラップを巻いて外れないようにします。
しかし付属の白タイラップはなんか目立って変ですね。
後で黒に変えよう。
他の柱もベルトを付けてベルト3本完成。
次はカーボンロッドを取り付けます。
エフェクターから付けましょうかね。
エフェクターは6カ所側面に穴があります。
そこにカーボンロッドを6本付けるのです。
長さ調整は組み始める前に終わっているので、
ただ付ければOKです。
ネジはM3x20mm 6本使って固定します。
ここはとても重要な機構です。
錆びてもらっては困るので、自前で用意したネジを使いました。
しかも25mmの少し長いものを。
後々この長いネジではみ出した部分を使ってファン固定を考えています。
全部で6本付け終えるとタコみたにプランプラン
カーボンロッドに影響でないように優しく扱います。
次はカーボンロッドの逆端をキャリッジに繋げます。
↑繋げる場所はキャリッジの側面。
M3x15mmのネジで固定します。
M3x20mmを付けて実験してみたのですが、この場合はタイミングベルトに干渉します。
後日追記
M3x15mmではキャリッジ内のナットまで噛んでいないことが分かりました。
実際は17mmくらいないとしっかり噛まないようです。18mmだとベルトに触れます。
精度を出すためにキッチリ締めるなくてはいけないのが後から分かったのですが、
そのためには、このナットに噛むというのが結構重要です。
17mmだと入手が難しいので私は20mmを切断して使うことにしました。
ボールベアリングに直接触れるネジなので、日本のネジに変えた方がいいですね。
錆びてしまって動きが悪くなったら目も当てられません。
↑の写真はヘッドが底面にガンガン当たらないようにとりあえず軽く6本付け、
ある程度水平を保ったことを確認してから、ネジを最後まで締め上げてます。
ちなみに私は接続するロッドをファンの向きがX軸の柱に向くように付けました。
柱のキャリッジにカーボンロッドを全部繋げ終わりましたね。
次はベルトの張り具合を調整します。
その後、↑写真のネジを締めていくと、
ワッシャーの強度を利用して上部フレームが持ち上がっていきます。
フレームが上に持ち上がると言うことはベルトが伸びるということです。
ベルトの張りがしっかりしたところで、先ほど緩めたネジで動かないように固定して完成。
キャリッジにベルトを付けるときに弛みすぎていたと思われます。
キャリッジにベルトを付けるときは、3本の張り具合を均一にしましょう。
後日追記
メーカーが機能として用意されている調整方法だったのですが、
上記の方法を用いて調整すると骨格フレームが傾いたり歪んだりすることが後々の調査で分かりました。
ベルトの張りをうまく調整できても印刷物に傾きがあっては意味が無いので
この機能は封印すべきと私は判断しました。
今の段階ではアルミフレームの端をコーナーパーツと
ツライチ(厳密に)にするのが無難だと考えます。
ベルトの張りは、気合いでベルトを引っ張り固定するのが一番かと思います。
Kosselが完成したらネジで調整できるキャリッジを自作するといいですね。
これで大分外観は出来てきましたね。完成図がイメージ出来るようになってきました。
次回はエクストルーダーを作成します。
ではまた。