3D-PRT15)ヒートベッド設置と可動域チェック
2016.04.27
今日はヒートベッドとガラス台を設置して、
調整前の前準備を行いたいと思います。

使うネジ等は

<ヒートベッド固定用>
M3x20mm 3本
M3Tナット 3個
M3手回しナットA
M3手回しナットB


まずは、配線ですね。
ここは簡単です。写真の丸印の所に接続するだけです。
極性も配線の色の通りに繋げればいいのでミスの心配もないですね。



少し「?」な所はホットエンドのファンも同じ所に付ける事です。
つまり常時5Vに繋げるので、ファンは回りっぱなしなんですね。
てっきりコントロールできる代物だと思ってました。

ヒートベッドの固定方法についてですが、
使うネジとナットの種類のみマニュアルに記述されていて、
組み合わせ方について書いてませんでした。
この部分で使うパーツは別袋になっていまして、
それにはバネも同梱されていました。
バネについてはもマニュアルには記載がないので、
憶測で組み合わせてみます。



こんな感じでで固定しました。
手回しナットAはビスの頭とでヒートベッドを固定。
手回しナットBはM3T型ナットとでアルミフレームに固定。
バネは何の機能があるのか分かりませんがその中に入れました。



こんな↑感じで固定します。ガラスはマニュアルの写真を見るにクリップで留めるらしいです。
ちょっと美しくないので、これは後々の修正リスト入りです。


 

ちょっと下面を覗いてみました。配線が酷い(笑)
ヒートベッドの真下に基板があるのって余り良くない気がしますね。
熱暴走なんてことにならないんでしょうか?
モータードライバーの上に申し訳程度のヒートシンクがありますが、
冷却しないと長時間の印刷に耐えられるのか不安になります。

しかし、ヒートベッドを一度固定しましたが、
きちんとセンターに有るのか不安になります。
そこで後々調整なども考慮して写真↓の様な物を作ってみました。
(写真のはプロトタイプなので、印刷リミットは仕様通りに書いてました。)



これを一時的にガラスに貼り付けます。
(もしこんなんでも欲しい人がいましたら ココ らどうぞ。)
中央に両面テープで止めるだけで十分です。
印刷のXYZの軸線をアルミフレームのXYZ軸のシャフトに向けると
大体ですが、ヒートベッドもろともセンターがとれます。

さて、ここで実際の印刷限界を調べてみます。
(とても重要!私は最初にコレをやらずに仕様通り動かしてロッドを痛めてしまいました。)

自分の手で、カーボンロッドに無理はさせない範囲でエフェクターを動かしてみます。
X軸、Y軸、Z軸を確認。さらに、その中間など、様々な方向をチェック。
ここで不都合な真実を知ることになります。
なんと、仕様の直径180mmというのは違って、
思いのほか印刷範囲は狭いです Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

  

実際は、平均すると半径75mm、直径150mmが最大値のようです。
平均では無く最小値で考えた場合の安全領域は半径70mmの直径140mmが妥当だと思いました。

なぜこんなにも狭くなってしまったかというと
ロッドエンドがネジの頭やキャリッジに当たるから、なのですが
こんなに仕様と乖離してしまうのは残念でなりません。



写真を取り忘れましたがエフェクター側も同じようになっていました。
コレを解決するにはマグネットボールジョイントしかないんでしょうかねぇ・・

エフェクターを手で動かしていたときに、ふと気がついた事がありました。
オートレベリングに使うスイッチの位置が、押し込みネジとキッチリ中央でぶつかっていないと・・
些細な事なんですが気になったのでスイッチの位置を調整すべく
M2ワッシャーを何枚か挟むことにしました。(M2ワッシャーは同梱してません。)



見事バネ板の中央に当たるようになりました。



今日はここまで。
次は、ソフトのインストールをやってみます。
ではまた。

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