【ジムニーJB23W】ジャダー対策した後の話
2022.06.01
前回の作業(https://randol-news.net/art/00519.html)
からジャダー現象は起きなくなりました。
ジャダー以外にもいろいろ改善されたことがわかります。
2WDで走行中、ハンドルの握力を抜くと
どこ向かって行くか分からない不安感があったのですが、
それがかなり払拭されてます。
振動音が軽減したと家族から。
タイロットエンドブーツが新品、留めてるナットは大径に変更されたので
その恩恵がでかいのかな?
キングピンベアリングがシムリングによって適切に押さえつけられ、
遊びが無くなったことで振動が抑えられているとも考えられます。
新車のようなハンドル感覚がよみがえっています。
あと、4WDの切り替えが入りやすくなりました。
前は4WDボタンを押しても、しばらくメーターのランプが点滅して
切り替えに時間が掛る感じでした。
グリスがすこし乾燥気味で固くなってましたからね。
新鮮な高性能グリスにすることで本来の動きに戻ったかな?
今回の作業は広範囲にメリットがあったようです(*'▽')
では今回の作業で取り外したパーツの検証をしてみます。
それぞれのパーツは全て清掃した後になります。
汚れのようなものは洗浄では落ちない汚れかサビです。
タイロットエンドブーツは4つ。
1つ作業中に紛失してました。
グリス漏れは起こしていましたが、ブーツ切れは起きてませんね。
ヒビ割れも無いように見えます。
車検対策として交換しましたが、グリスを拭き取っただけで通ったかも。
でも、いざ交換するとなると大がかりになるなので、
今回やりきって気持ち晴れやかですけど。
ドライブシャフトのオイルシールはまだ健全でしたね。
内側のテンションが摩耗しているようには見えません。
案外交換してまだそんなに走行してないのかもしれません。
裏側を見てみると、テンションはリング系スプリングで絞っている構造。
リングスプリングが常にシャフトに押し付けてデフオイルの侵入を防ぐと、
そんな仕組みのようです。
パーツマニュアルや整備マニュアルではここまでの構造はわかりませんねぇ・・
自分で実際にバラすことはとっても勉強になります。
バネの接続部分が歪になってきているのは気になりました。
こんなもんなのかな?
ナックル側のオイルシールも交換しましたが、
こちらも傷んでいる様子はないですね。
なかなかに優秀(*'▽')
フロントアクスルの両サイドを押さえつけているパーツ。
そのうちのシールリング。
片側だけ千切れが発生していました。
これは危なかったです。いつ水が浸入してもおかしくない状況でした。
シールリングを押さえつけていたリテーナー達。
錆が発生しています。
このパーツが痛むと押さえつける能力も劣化、
この程度で交換できてラッキーだったと言えるでしょう。
もっと痛んでいればナックル内に水が浸入し
酷いことになっていたでしょうね(;´Д`)
タイロットエンドを連結固定させていたナット。
4か所のうち2つが変な摩耗をしている(;´Д`)
特に右下のナットは中心がずれていると思わせるほど、
斜めに削られているのが不思議。
ここ擦れる部分じゃないんだけど・・・・
前オーナーの時の整備士が削ったとしか思えん・・・
締めるときに工具が入らなかったのかな?
謎すぎる(;´Д`)
エアロッキングハブケースのガスケット。
まったく痛んでいる様子無し。
おそらく再利用可。
大事に保管いたします(*'▽')
この取り外したガスケット、内径に、3か所の爪が付いていました。
買った純正のガスケットは1か所だけだったんだけどね・・
仕様変更なのか、社外品なのか・・
整備記録が無いからほんとわからん。
キングピンベアリングは、致命的なダメージはありませんでした。
リースに若干の錆が出ていますが、今すぐ何かが起きるといった状態ではありませんね。
ただベアリングの遊びがだいぶ大きくなっているような気がします。
円錐型のベアリングなのでリースに押さえつける適切なテンションが掛かれば
遊びはゼロになる仕組み。
キングピンにバネ圧で押し付ける調整機構はないので
いろんな部分が摩耗ですり減ってしまうと隙間ができて
ベアリングにガタが出てしまうでしょうね。
その隙間を埋めるためにジャダーストップフルキットは
ワッシャーを下側のキングピンに取り付けるのか・・と、
ここでもいろいろ勉強になったり。
しばらく走行してみて、デフオイル漏れが起きていることがわかりました。
古いドレンボルトだったので、ディーラーで新品を発注いたしました。
amazonやモノタロウでも買えますが、ディーラーが一番安く速く手に入りました。
ディーラーだと下側ドレンボルト、上側ドレンボルト、
上側ドレンボルトガスケットの3点で税込み891円。
内訳は
09248-20003-000 374円
09246-16021-000 352円
09168-20003-000 165円
次の日には手に入りました。
ディーラー、なかなか侮れない(;´Д`)
下側のドレンボルトについては最初からシーリングがされていました。
ワッシャーガスケットが付けられないための対処と思われます。
テーパーになっているドレンボルトは
液ガスを塗らない方がいいという意見が多いのですが、
これを見るとやっぱり塗った方がいいのかなーと思わせますね。
後日、またデフオイルの作業・・ 憂鬱(;´Д`)
からジャダー現象は起きなくなりました。
ジャダー以外にもいろいろ改善されたことがわかります。
2WDで走行中、ハンドルの握力を抜くと
どこ向かって行くか分からない不安感があったのですが、
それがかなり払拭されてます。
振動音が軽減したと家族から。
タイロットエンドブーツが新品、留めてるナットは大径に変更されたので
その恩恵がでかいのかな?
キングピンベアリングがシムリングによって適切に押さえつけられ、
遊びが無くなったことで振動が抑えられているとも考えられます。
新車のようなハンドル感覚がよみがえっています。
あと、4WDの切り替えが入りやすくなりました。
前は4WDボタンを押しても、しばらくメーターのランプが点滅して
切り替えに時間が掛る感じでした。
グリスがすこし乾燥気味で固くなってましたからね。
新鮮な高性能グリスにすることで本来の動きに戻ったかな?
今回の作業は広範囲にメリットがあったようです(*'▽')
では今回の作業で取り外したパーツの検証をしてみます。
それぞれのパーツは全て清掃した後になります。
汚れのようなものは洗浄では落ちない汚れかサビです。
タイロットエンドブーツは4つ。
1つ作業中に紛失してました。
グリス漏れは起こしていましたが、ブーツ切れは起きてませんね。
ヒビ割れも無いように見えます。
車検対策として交換しましたが、グリスを拭き取っただけで通ったかも。
でも、いざ交換するとなると大がかりになるなので、
今回やりきって気持ち晴れやかですけど。
ドライブシャフトのオイルシールはまだ健全でしたね。
内側のテンションが摩耗しているようには見えません。
案外交換してまだそんなに走行してないのかもしれません。
裏側を見てみると、テンションはリング系スプリングで絞っている構造。
リングスプリングが常にシャフトに押し付けてデフオイルの侵入を防ぐと、
そんな仕組みのようです。
パーツマニュアルや整備マニュアルではここまでの構造はわかりませんねぇ・・
自分で実際にバラすことはとっても勉強になります。
バネの接続部分が歪になってきているのは気になりました。
こんなもんなのかな?
ナックル側のオイルシールも交換しましたが、
こちらも傷んでいる様子はないですね。
なかなかに優秀(*'▽')
フロントアクスルの両サイドを押さえつけているパーツ。
そのうちのシールリング。
片側だけ千切れが発生していました。
これは危なかったです。いつ水が浸入してもおかしくない状況でした。
シールリングを押さえつけていたリテーナー達。
錆が発生しています。
このパーツが痛むと押さえつける能力も劣化、
この程度で交換できてラッキーだったと言えるでしょう。
もっと痛んでいればナックル内に水が浸入し
酷いことになっていたでしょうね(;´Д`)
タイロットエンドを連結固定させていたナット。
4か所のうち2つが変な摩耗をしている(;´Д`)
特に右下のナットは中心がずれていると思わせるほど、
斜めに削られているのが不思議。
ここ擦れる部分じゃないんだけど・・・・
前オーナーの時の整備士が削ったとしか思えん・・・
締めるときに工具が入らなかったのかな?
謎すぎる(;´Д`)
エアロッキングハブケースのガスケット。
まったく痛んでいる様子無し。
おそらく再利用可。
大事に保管いたします(*'▽')
この取り外したガスケット、内径に、3か所の爪が付いていました。
買った純正のガスケットは1か所だけだったんだけどね・・
仕様変更なのか、社外品なのか・・
整備記録が無いからほんとわからん。
キングピンベアリングは、致命的なダメージはありませんでした。
リースに若干の錆が出ていますが、今すぐ何かが起きるといった状態ではありませんね。
ただベアリングの遊びがだいぶ大きくなっているような気がします。
円錐型のベアリングなのでリースに押さえつける適切なテンションが掛かれば
遊びはゼロになる仕組み。
キングピンにバネ圧で押し付ける調整機構はないので
いろんな部分が摩耗ですり減ってしまうと隙間ができて
ベアリングにガタが出てしまうでしょうね。
その隙間を埋めるためにジャダーストップフルキットは
ワッシャーを下側のキングピンに取り付けるのか・・と、
ここでもいろいろ勉強になったり。
しばらく走行してみて、デフオイル漏れが起きていることがわかりました。
古いドレンボルトだったので、ディーラーで新品を発注いたしました。
amazonやモノタロウでも買えますが、ディーラーが一番安く速く手に入りました。
ディーラーだと下側ドレンボルト、上側ドレンボルト、
上側ドレンボルトガスケットの3点で税込み891円。
内訳は
09248-20003-000 374円
09246-16021-000 352円
09168-20003-000 165円
次の日には手に入りました。
ディーラー、なかなか侮れない(;´Д`)
下側のドレンボルトについては最初からシーリングがされていました。
ワッシャーガスケットが付けられないための対処と思われます。
テーパーになっているドレンボルトは
液ガスを塗らない方がいいという意見が多いのですが、
これを見るとやっぱり塗った方がいいのかなーと思わせますね。
後日、またデフオイルの作業・・ 憂鬱(;´Д`)