3Dプリンタの不調
2017.05.24
最近、印刷時の積層割れが良く起きていました。
寒かったので温度管理の甘さが招いていると考えていたのですが、
全く別のところに原因があったようです。

それはノズル先端の詰まり。

積層割れの印刷現場を目撃したときに、
フィラメントが適量出ていないことを目撃。
エクストルーダーの滑りが原因かと思い、
ギアを洗浄してABSの粉を除去、パーツクリーナで油膜も除去。
ここまでやって、ギア圧を上げてみても
フィラメントを押し出せなくて滑っている。
そして、最後の確認として自力でフィラメントを押しこんでみる。
にもかかわらず、ノズルの温度をどんなに上げても出が悪い。
これはもう確定的。

ホットエンド内が詰まるというのはよくあるので
電動ドリルでガガガガっとつまりを取っていたのですが、
削粉が取り切れず、ノズルの先端に詰まったのではないか
と推測。

早速以下の部品をAliexpressで注文



ノズルは2本、ステンチューブ2本、詰まり取りドリル1セット
合わせて500円ちょっとです。到着は3週間後。
それまでは、今ある部品を何とか修復しますよ。
作るものがいっぱいあるもの(*´Д`)
アコードのトランクマット(ラゲッジマッド)を作る。
2017.05.22
今日はアコードハイブリッドCR7の
トランクマットについて書いていきたいと思います。

仕事の関係でトランクには毎日荷物を積み込みます。
そのせいで結構汚れるんですよね。
前のCL9のトランクは酷いことになってました。
同じ轍は踏みたくないのでトランクマット(ラゲッジマット)を
自作したいと思います。
純正のを買えって?トランクマットは定価で12,960円、
トランクトレイだと、19,440円ですよ。
こんなん頻繁に買い替えられませんって(;´Д`)
一度買えばそれを基に型どりも簡単なんでしょうが、
消耗品と分かりきっていて1万以上出すのはなんかイヤ(笑)

トランクマットを作るには型取りが必要です。
できれば寸法をデータとして残しておきたいのが心情。
何かあったときに作り直せますしね。
不満があったらデータを微調整してどんどん良くできるメリットもあります。
それを踏まえ、無い頭捻って考えました。
で、導き出した答えがコレ↓



格子状の線が描いたA4用紙。これを12枚ほど印刷して、
大きな紙を2枚(6枚で1枚)作成します。



格子は、横に5cm刻み、縦は5mm刻みとなってます。
方眼紙が余っていればそれを使いたかったのですが、
生憎手元になかったので、自作しました。

そしてそれをトランクの両端に当てがって、形状を把握します。



出来上がった型紙が下の写真。



左右で形状が結構違いますね。(反転しているので、左右は逆になります)
内側に白い余白(5mm)がありますが、
キチキチに作ると、後で干渉して板が開かない等、
不具合が予想されるので、あえて中央部の板との隙間を設けました。

「こんなん、新聞紙でいいじゃん」って声が空から聞こえてきます。
一回ものならそれでいいのですが、データとして残すにはこの格子が生きてくるのです。

ではこの型紙を、A3対応のスキャナで取り込みます。



1枚につき、1回では取り込み切れないので、
2分割ないし3分割で取り込みますよ。

 

取り込んだデータを連結し余計な部分を消した画像が↑こちら。
次に、イラストレーターで、格子状のデータを作ります。
もちろん、5mm刻みで正確に作りますよ。



スキャナで取り込んだデータは縮尺が狂ってますので
この上に先ほどの画像を貼り付けます。
型紙は左右逆になっていたので、
反転して正しい向きに直しつつ、
格子に合うようにサイズを修正します。
歪みがあればそれも直します。



大体こんな感じ。あとは曲線をきれいにしつつトレースをします。



できた! これをポスター割り印刷して型紙を新しくします。



今度はきれいな方眼になっているので、
変なところがあっても画面上での調整がやりやすいですね。

実車に合わせて再テスト。



原紙を雑に作っていた時にはわからなかった部分がこれで見えてきます。
修正するべき部分にマーキングを施し、データを修正することにします。
完全なフラットになりえない部分を排除すると
カーブ掛かったところは1cmくらい削った方がいいようですね。



ここまでやってようやくフィットする型紙ができた気がします。
次は中央部の型紙を作りますが、こちらは簡単です。
車から板ごと外すことができるので、直接寸法を測ることが可能です。
しかも直線ですし。



ただ、トランク下の収納ボックスがある関係で
上下二つに折れる構造になってることから、
それを踏まえて設計する必要があります。



できた(*'▽')
中央の分割線は上下双方に2.5mm削り取り、5mmの隙間を開ける設計。
これで板を開け閉めしても大丈夫なはず。

実際の作成は後日に回して、今日は設計だけでおわり。
F-05EをOSバージョンアップする。
2017.05.19
富士通のタブレットF-05E
これが私の手元にやってきました。

結構古い端末ですね。
Andoridのバージョンも4.04
7が広まりつつある今では、
動かないアプリも多いでしょう。
富士通のサイトを見てみると、
4.12までバージョンアップできるようです。
提供されているのであれば
更新するしかありませんね(*´▽`*)
一度端末を初期化してキレイな状態で
バージョンアップを試みます。

だがしかし、上手くいかない。
ドコモ回線じゃないとアップグレードを
させてくれないようだ。
なかなか手が混んでる。
私の契約しているIIJmioを挿し
モバイル通信をオンにして再度チャレンジ

更新で蹴られる・・・
どうやらドコモ回線であろうとも、
LTEじゃないとダメなようだ。
この端末のデフォルトは3Gでしか動かない模様。
原因はコレだ!
しかし、コイツはLTE回線を利用するには
ひと工夫必要なようで、
一筋縄ではいきませんよ。

通信種別の変更は普通に入っていけないところにあるので
設定変更を行えるアプリをインストールします。
初期化した直後なのでGoogleのアカウントがありませんから、
まずはアカウントを取得して、
4G LTE SwitchをGoogle Playからダウンロードして実行します。

[優先ネットワークを設定]を「WCDMA only」から
「GSM/LTE auto(PRL)」に変更する。

こうすればIIJmioはLTEで動き出すのだった。
ただ通信自体はIIJmioで行うわけじゃなくWiFiで行います。

そして次は「設定」→「端末情報」→「ソフトウェア更新」
これを先に行う。
これを行うことで初めて「Andoridバージョンアップ」の選択肢が現れる。
場所は「設定」→「端末情報」→「Andoridバージョンアップ」
更新時間はおよそ40分。
後は待つだけ。

段取りが長い・・(;´Д`)
アコードハイブリッドの純正ナビで動画再生
2017.05.18
USBメモリ再生用の動画ファイル仕様が
どうも腑に落ちない。

説明書によると、
MPEG4に対応で、拡張子はmp4、m4vが使える
動画はmpeg4(SO/IEC14496 Part.2)又はH.264/mpeg-4 AVC
音声はMP3とAACに対応
最大ビットレートはH.264なら10Mbps
最大解像度は720x576
最大フレームレートは30fps

これが再生可能な条件という話だけど、
確かに再生はされる。されるんだけど・・
フルスクリーンで再生されない!
720x576だと二回りくらい小さく表示されるのはなぜ?(;´Д`)
720x480だと解像度は低くなるのに、576より何故か表示は大きくなる。
だがこれでもまだフルスクリーンというわけでない。
このナビではフルスクリーン再生は無理なのだろうか・・・

ちなみに、実験では
1280x720
1024x576
854x480
でも失敗。


解せぬ・・・
ドライブレコーダー用台座を作る Ver2
2017.05.15
前回の試作品は、諸々の欠陥によりボツりました。
そこでVer2を設計。

カメラ本体も、もう少し詳細に作って、ボタンなどの接触回避に努めましたよ。



↑前側(左がカメラを載せたイメージ、右が無し)



↑後側(左がカメラを載せたイメージ、右が無し)

Ver1.0に比べ高さが増しているのがお判りでしょうか?
これで少しは視界が広がればいいなという期待を抱きつつ
印刷を開始します。



前のまま0.1mm積層でスライスすると、6時間掛かると出たので
0.2mmに変更しました。そのせいか積層に粗さが目立ちますね。
今回はインフィルも20%から30%にあげたので、
反り対策として、印刷物にスカートをつけてテープで固定しました。
印刷時間はおよそ2時間40分。



天井もきれいに印刷されてますし、
一見、良く出来ているように見えますが・・・

残念! 積層割れで下5㎜はロストしました( ゚Д゚)



しかも反りが発生しています。スカートつけたのに( ;∀;)
今回は熱処理がダメすぎでしたね。なかなかに難しい。

これでも一応テストはできるので、現車に置いてみますよ。



微量に視界が増えた程度( ;∀;)
うん、いいよ、いい。これでいいよ。ドラレコの収まり具合は完璧だし・・
高さは下敷きでなんとかするさね。

んだば、気を取り直して本番印刷します。
先の経験を生かして、積層は0.15mm、インフィルは同じ30%
印刷時間は3時間と20分ほど。熱対策の設定を所々に施してレッツラゴー



できた! 目立った積層割れもありませんし、
目視では反っていないように見えます。
もちろん、底面もありますよ(*'▽')
若干角にプツプツがありますが、
これはスライス時にふき取り機能を付けたら
逆に玉になってしまったという悪い例・・・
でもこの後、耐水ペーパーで磨いて
サフ吹いて、さらに磨くので問題なし。



耐水ペーパーで磨きを掛けました↑


↑30秒で完成した簡易塗装ブース(*'▽')


サフかけて1日寝かした後、また耐水ペーパーで磨きました。
表面ツルツル~~。
これで積層がうまく消えてくれればいいのだけれど。
あ、底面は、やすりもサフもかけてませんよ。
どうせドラレコ置くと見えなくなるところですし。



塗料は地元ホームセンターで売ってた特売188円のラッカー。なんと日本製。
3Dプリンター用に1本購入。これ一本で何回使えるだろうか(*'ω'*)
そして、あえて艶消し。このほうが道具感がでていい。光沢あると安っぽく見える。

ダッシュボードは夏場高温になるけどいいの?と言われそうですが、
いいんです! 塗装が割れたらまた印刷するのみ!
次の改良型を作る口実にもなりますし。
ただ塗料がダッシュボードに付着する事態は避けたいので、
台座の下には、滑り止めシートのようなものをを敷いて直接触れないように対処します。



ラッカーなんて久しぶりに扱ったけど、車用の塗料より塗りやすいかも・・
30分で触れるほど乾燥するだなんて素晴らしい。厚塗りしやすいわぁ(*´▽`*)
底面と掘り込みの部分を見なければ
3Dプリンターで作ったとはそうそうわかるまい。

塗り物は乾燥が大事。
作業をここでストップして2日間乾燥させてみました。




しっかり乾燥させると水分が飛んだせいか
すこし締まった感じがします。
角が立っていると言うと雰囲気が分るでしょうか。
その分、塗った直後に比べ、研磨の粗さがすこし目立った気がしますが
売り物ではないのでこれで十分でしょう。

ではこれを、滑り止めシートの上に両面テープで貼り付けます。


うん、いいかんじ。
最後は実車に置いてチェック。



あれ?カレンダーがリセットされてるな。直しておかないと・・
高さを除けばとても良好です。とりあえずこれで暫く使ってみて、
不便なら対策を練ろう。問題の先送り(*´ω`*)
ケーブルはL型にしたいな・・ 上にピョーンと出てカッコワルイし視界の邪魔。
これも後から考えてみよう・・・



後ろから見てもリアガラスが濃いせいか
肉眼でもカメラがあるかどうかが判別しにくいです。

最後に、ver1.0とのツーショット


この台座、ドラレコがないと必要ないものですが、
万が一欲しい人なんぞが居た場合のために、
STLデータを上げておきます。適当にお使いください。
http://randol-news.net/download/rec_stand_mk2.zip

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