ダイキン DP1 パルスオキシメーターを使ってみる。
2021.01.17


ブログに書くつもりはなかったけど、最近になってパルスオキシメーターがバカ売れしているようなのでウチにあるダイキンのDP1についてまとめてみました。

パルスオキシメーターとは血液中の酸素濃度や脈拍数を測定できる医療機器な訳ですが、
健康成人の正常値は96~100%。90%以下となると低酸素血症と呼ばれて、何かしらの疾患が疑われ病院で治療となることが多いという。そういったヒントを得るためにも重要な機械です。
で、バカ売れの原因はコロナな訳ですけど、
陽性判断ができるわけでではないとされながらも、自分で体の様子が簡単に一瞬で調べられるのが素晴らしい。
コロナは肺炎なのでこの機械が示すデータはかなり重要のようです。
江戸川区では自宅で療養する人の症状の悪化にいち早く気づけるようにパルスオキシメーターを貸し出しをはじめたりと、その重要性が増してきています。
一部の有名人もSNSに購入を薦める書き込みがあったことで、通販業界は一気に枯渇したようです。

医療機器として認定を受けているものを個人で買うのはかなり難しい。
現在、簡単に買えるのは胡散臭い中華品。国内ではそれが4,5千円とかで売っているのですが、全く同じものがAliexpressで500円~1500円で売られています。
体温計ですら中華は信ぴょう性が無いですから、なるべく日本のメーカーが開発し日本の検査をクリアしているものが欲しくなるのは当たりまえ。
テルモやオムロンなど、超一流のものは6万くらいします。さすがにこれが売り切れている様子はありませんが、NISSEIやコニカミノルタで出している3万のものでも売り切れ続出。日本で認定を受けているものは入手困難です。
私が持っているダイキンのDP1は、売り切れる直前は価格が高騰し1万を超える事態になっていたようです。12月17日に買ったときは税込6980円だったんですけどね(;´Д`)



ダイキンは古くからこの手の機械を取り扱っています。認証もばっちり受けていて安心です。
中国メーカーのものでも日本で認証のある製品であればいいと思うけど、それを見つけるのは大変です。



検査方法はかんたん。指を差し込むだけ。
勝手に電源が入り計測開始。指を抜くと電源オフ
マニキュアは禁止。爪側から光を飛ばし、腹側のセンサーで拾うしくみなので、爪になにか塗られていると正常に判断できない模様。

安静にしていると99%~98%を示すことが多い。限界まで息を止めると93%まで下がった。
息止めで90未満に下げるのはかなりしんどいとどこぞで見たけど、その通りだなと。
息を止めつつ運動でもしないと90未満はいかないかな。やらないけど(;´Д`)
面白いのは入浴後に計測したら96%まで下がった。苦しい感じはしてないけど体は酸素不足らしい。
コロナに感染し無症状であっても血中酸素濃度はかなり下がるらしいので、体が苦しいと感じていなくても数値は気が付かない間に変化しているのだと思う。
マスクをしたらどう変化するのかも試してみた。マスクを付けていると息苦しさがものすごい。頭がクラクラすることもあるので、さぞ酸素濃度が低くかろうと思ってたが事実はそうではなかった。
99%で安定してたものがマスクをつけて5分くらいすると98%で安定するようになった。1%下がったのは確かなのだけど、微量なので誤差の範囲かもしれない。そのかわり心拍が分5回ほど増えているので体がうまくバランスをとっているのかもしれない。

ちなみにPolarのIgnaiteでは動脈血酸素飽和度(SpO2)を測ることはできないが、VO2max(最大酸素摂取量)は知ることができる。私の年代で普通とされる値は38.5。42.4で高い。46.4でかなり高いとされる。
冬に入る前に走ってた時はVO2maxは最大で49。最近はルームランナーでウォーキングだけの運動だけど46。この数値が異様に下がるようならパルスオキシメーターと同様に体調が悪いと判断できるかもしれない。

最近、仕事先でaliexpressから中華の激安パルスオキシメーターを買いました。
届くまで1か月はかかると思いますが、届いたら認定を受けたものと比べどれほど差があるのかチェックしてみたいと思います。

2021.01.17 01:00 | 固定リンク | 健康
缶コーヒーの甘味料などを考える。添加物にNo!
2021.01.09
最近の人工甘味料の普及には一言いいたい。
特に缶コーヒー(;´Д`)

「健康を考える以前に不味いので添加するのやめてくれ」

わからない人は、本当に理解できないのかもしれないけど、
人工甘味料は不自然さが半端なく、しばらく喉にまとわりつき、後味がわるく
さらに舌がしびれ長時間甘味を感じる能力が下がる。
いいことは何もない。

そして健康被害。
よく使われる人工甘味料は

スクラロース
アセスルファムK(アセスルファムカリウム)
アスパルテーム


の3つ。どれも影響はないとして国に認可され、
さらにJECFAの安全基準をクリアしているのですが、
否定する科学的データはネットに点在しており、
結構健康に重大なダメージを及ぼす危険があるという。

スクラロースは砂糖600倍の糖度
下痢、白血病、赤血球の減少、リンパ腫、マグネシウムの欠乏、甲状腺の衰え、白内障の危険性、卵巣収縮、成長の遅れなどが起きるらしい。

アセスルファムKは砂糖200倍の糖度
発がん性、下痢、うつ病、吐き気、頭痛、肝疾患、腎疾患など。
アセスルファムkは体内で吸収されず全体を回り、体から異物として排出されるまでに体の様々な臓器に負担をかけてしまうというのが副作用の原因とされていますが、肯定的な論文を見ると1日以内に排出されるので問題ないということらしい。
ホントだろうか? これは特に私の舌を狂わせます(;´Д`)

アスパルテームは砂糖160~220倍の糖度
発がん性、不妊症、知能の低下、眼球突出、肝障害、うつ病、認知症、糖尿病、生理痛、ポリープ、蕁麻疹、アレルギー、心疾患、不眠症、新生児への影響(脳障害胎児)などが懸念されている。

ネオテームは砂糖約7000~1万3000倍の糖度
アスパルテームをベースとしているので同じ副作用が起きると考えられています。

サッカリンは砂糖500倍の糖度
発がん性、下痢、胃酸過多、不妊など、過去いろいろ話題になったもの。
昔、ドン菓子(どんきみ)を作る際に混ぜて作っていた記憶があります。
当時は何も考えずに使っていました。

人工甘味料は、甘味はありますが糖分ではない為、血糖値は上昇しません。
しかし脳は糖分が入って来たと判断しインスリンを分泌させてしまうそうです。
これを聞いただけで体にいいわけがないと素人でも思います。
有名なメーカーから出ている商品だとしても、高学歴な学者にいくら大丈夫と言われても、自然由来の食べ物が枯渇でもしない限り、敢えて人工物を口にする必要はないと思う。

そして見逃してはならないのが
増粘安定剤(カラギナン)
の存在
自然由来なので安心ということらしいが、動物実験では発がん性などあまりよくない結果が出てる模様。
元々疾患をもっている場合に、カラギナンを多量に摂取することで、その疾患を悪化させる可能性もあるという。
米国では有機食品に使うことを禁止。欧州連合(EU)は幼児用粉ミルクへの使用を禁止。
日本でも給食に含まないようにしている自治体がでてきたりカラギナン排除の動きが見えないところで進んでいるようだ。

問題点で話が長くなってしまったが、これらを含まないコーヒーを2021年1月時点でまとめてみた。



飲んでておいしいと思ったタリーズはやはり人工甘味料が無い。高いだけはあるという感じ。
1種類だけカラギナンが入っているのがあるが、キャップ付き紙パック限定なので缶コーヒーやペット、ボトルコーヒーを飲んでいるなら誤って買ってしまうこともなさそう。

UCC上島コーヒーはカラギナンを使っているものがあるが人工甘味料は使っていない。あまり味が好みではなかったが、裏面でカラギナンを確認できるようなら、今度からえり好みせず飲んでみようと思った。

サントリーは種類が多すぎ。買うたびに裏面を見るのがめんどいのでパス率が高くなるかも。
でも自販機で買うなど裏面も見ないで買わなきゃいけないシーンが訪れたときは
クラフトボス系が添加物を使っていないので選ぶといいと思う。
「プレミアムボス」は余計な添加物は控えめで、さらにブドウ糖も使っているので疲れているときにはいいかもしれない。

キリンはミルク入りだと
「ファイア 直火ブレンド」
「キリン ファイア 冴えわたるキリマン」
「キリン ファイア 贅沢カフェオレ」

の3種類しか選びようないのですぐ覚えられる。

ジョージア(コカ・コーラ)は商品は多いけどこれも選択肢が狭い。しかもシリコーンを泡立ち防止に添加しているのが多い。脱脂粉乳は風味が落ちてしまうのでこれをあえて外すと
「ジョージア エメラルドマウンテンブレンド」
「ジョージア ザ・プレミアム」
「ジョージア ザ・プレミアム スペシャルエディション」
「ジョージア ザ・プレミアムカフェオレ」

の4種類から選んでおくのが無難。

アサヒは脱脂粉乳が大好きなようでそれを覗くと該当はない。自販機がアサヒしかないということなら
「ワンダ モーニングショット」
「ワンダ クリーミーラテ」

この2つから選ぶのがよさそう。

まとめ
上記のおすすめを選ぶ。
客先で何飲むと聞かれたときはブラックをお願いする。
カロリーオフの飲料は避ける。
中華スマートウォッチ レビュー
2020.10.16


届くのに2か月ちかく掛かりました(;´Д`)
発送まで7週間を要し、
10日間中国を彷徨い
シンガポールを経由したところから行方不明になり、
ある日突然到着。
さすが中華クオリティ(;´Д`)
早々に見切りをつけてPolarを買っておいてよかったですわ。



例のごとく、ボコボコです(;´Д`)
コロナウイルスが付着してたらヤバイので一応消毒。



箱は激安で買ったにしては立派、立派。
密度の細かい発砲スポンジに覆われています。
輸送中に雑に扱われてたとしても故障はなさそうです。
液晶も割れてませんでした。
私はいつもの黄色い封筒にウォッチだけ放り込まれただけのものだと思っていました。
アマゾンで5千円とかで売られているものなので、見た目だけは気を使ってる?(;´Д`)



内容は↑こんな感じ。ベルトがワンタッチ脱着ではないので、工具がついてきてます。
まぁベルトが切れるほど使い込むことはないとは思いますが(;´Д`)
充電は専用のアタッチメントが付属してきて、USB給電です。
PCに接続すると良からぬ通信をしかねないので、コンセントからアダプタ経由で行いましょう。



バッテリーは空で起動しませんでした。しばらく充電。



説明書は生意気にも日本語があり、単語の使いまわしや語尾はあっているんだけど、要点が伝わらないので、高性能な翻訳ソフトでも使ったんじゃないかと予想。



背面は緑色のLEDが1基。赤色はありません。



ガラスはR加工されてるし、手触りは良い。このままだとアップルウォッチと勘違いする人はいそう。



だけども、液晶を光らせると残念すぎて一目で中華とバレます。
輝度が低い上に、黒が黒としてでていない。グレーっぽく表示される。写真でとるとすこし青みがかっているように見えますね。Igniteと比べると、品質の差が一目瞭然です。



厚さは中華の方がすこしだけ薄い。腕につけてみるとこの微妙な差が、かなりの差に感じてくる。
このくらいまでPolarが薄くなったら最高だけど中華ほど中身がスカスカではないだろうし、むりかな(;´Д`)

実際にランして動作確認をしてみました。左手にPolar Ignite、右手に中華。走りながら心拍の動きをみたところ、中華の値は意味不明の値を表示します。
Igniteで110台のところ、160を表示してみたり、130台の時に180を表示してみたり、安定しません。低く表示されることはなかったので高い方向に誤検知してるのだと思われます。しばらく様子を見ていると、激しく手を振る動きではセンサーが測り切れていない気がします。加速が安定して心拍も安定し、それが5分くらい維持すると、Igniteと中華はほぼ同じ値を示します。
Igniteでもベルトをきつめに締めないと20くらい多めに検知してしまうので、この手の製品はエラーが続くと高く表示される傾向にあるのでしょうか。ただ、Igniteはしっかり締めれば問題ないのですが、中華だとしっかりと締めても改善の様子はありませんでした。
坂道や下り坂が入り混じるようなシーンでは心拍が激しい動きをするので中華は正しい値を示すことはないでしょう。ウォーキングでも安定するまでは異常値を示していましたからね。心拍機能をあてにして中華を買うのは絶対にやめた方がいいと思います。そもそもPolarで一番安価のM200でさえLEDが2個だというのに、心拍計の歴史が浅い中華企業が緑LED1個でランニングの計測をしようというのは無茶が過ぎると思います。

液晶も問題がありました。黒のサングラスをかけていると全く見えません。太陽の下ではまったくもって輝度が足りていません。走っているときにサングラスを外して見るという作業は苦痛です(;´Д`)
もちろんIgniteではそんなことはありません。1000円未満で買ったから笑い話で済むけど5000円で買ってたらブチ切れます(笑)

スマートフォンのテストは、完全に初期化した古いNexus7(2012)で行います。
初期化してもいいようなスマホはAndroid4.1だったり、個人情報が入ったものだったりなので使えません。その中ようやく見つけたのがNexus7でした。
アプリの条件はAndroid4.4と説明書に書いてあるので、Nexus7は5.1.1なのでギリギリセーフ!
と思ったがこれは嘘である。Googleplayでインストールすると対応していませんと言われる。
Googleplayに登録されているものは、バージョンが上がって4.4どころか5.1.1でも使えないようになっているので注意。
仕方ないので、インターネットからwearhealthで検索し、v1.0.66のapkを見つけてインストールした。
生意気にもアカウントを要求してきた。新規にアカウントを作って名前、身長、体重、性別などの個人情報を入れて初めて動き出す。
スマートウォッチとのペアリングはアプリを介さないと繋がらないらしい。AndroidのBloutoothからでは接続を蹴られるという。なんで?(;´Д`)

まー結局うちではスマートウォッチとNexus7とではBluetoothの規格が合致してなかったみたいでペアリングできませんでした(;´Д`)
なんかいろんなところで不完全です。嘘、おおげさ、紛らわしい。
中華の利用は計画的に(;´Д`)
2020.10.16 21:58 | 固定リンク | 健康
ランニングで検索してみて重要なことをまとめてみた。
2020.10.11
知っているつもりでも実は知らなかった真実が多いです。

・消費カロリーと脂肪燃焼は別物。

・脂肪を燃やすにはグリコーゲンが必要。
・激しい運動ではグリコーゲンが優先的に使われ、脂肪はほとんど使われない。

・脂肪が燃えるのは低負荷運動の時だけ。

・グリコーゲンは一般的な成人男性で、筋肉に約1500kcal、肝臓に500kcalしか蓄えることができない。

・体脂肪1g当たり約9kCal。体脂肪率が20%で体重が70kgの人であれば、体脂肪は約14kgになり、約10万kcalのエネルギーを蓄えている。(値について諸説あるが、この数値で計算しているのが多い)

・体重70kgの人がフルマラソン42.195km走る場合、70kg×42.195km=2953kcal 走る速度はカロリー消費量にはあまり影響受けない。

・マラソン30kmの壁とはグリコーゲンの枯渇によっておきる。

・ランニングと筋トレを行う場合、どちらを先に行うかは体脂肪の燃焼という観点から言うと筋トレを先にした方が効果的だと言われている。筋トレ後は成長ホルモンやカテコールアミン等のホルモンが分泌。さらに糖質が低下した後から有酸素運動をした方が脂肪燃焼の割合が多くなると言われている。

・外が暑いからといって消費カロリーは増大しない。

・坂で消費カロリーは変化する。10度から15度の緩やかな傾斜をウォーキングで上った場合、平地の3倍のカロリーを消費。20度から30度の場合、平地の6倍以上のカロリーを消費。下り坂は距離や速度によっては2倍程度まで上昇。

・疲れと消費エネルギーは比例しない。疲れたからと言って体脂肪が燃えているとは限らない。
2020.10.11 00:38 | 固定リンク | 健康
Polar Ignite レビュー
2020.09.16


やっぱり中華スマートウォッチじゃ用が足りないと。
メーカー名がしっかりしている商品じゃないと信頼性が・・・
よくよく考えれば数百円でしっかりしたものを買えるはずがないのでした(;´Д`)
でもアマゾンだとあのスマートウォッチが6倍の値段で売られているのだから怖い世の中です。

まともなスマートウォッチを買おうということで
大手スマートウォッチで一般家庭向きなのを調べてみます。

Apple
HUAWEI
Xiaomi
FOSSIL
SONY
SAMSUNG
GARMIN
POLAR
SUUNTO


人気なのはこんなところ。純粋なスポーツウォッチとして定番なのは

GARMIN
POLAR
SUUNTO


この3つでしょう。私が求めるもので最優先は心拍の正確性なので、POLARの製品がぴったりだと思いました。機能とかGPSの精度とかを求めるならGARMINもいいんですがね。
Youtubeや過去の製品のレビューなどを見てると心拍計はPOLARが頭一つ抜けている感じがします。
スントもカッコよくて素晴らしいのですが、日常使いにしては大きすぎる(安いモデルでケースの厚みが13.8mm)のが難点です。しかもPolarより液晶解像度が低いです。そして高い(;´Д`)

日常の腕時計としても使いたいので時刻、日付、曜日が大きく表示されるものがいいなと。
時計機能はPOLARでは最近のトレンドであるカラー液晶タイプでしか重要視していないようです。
そうなると、候補は

Polar Unite
Polar Grit X
Polar Vantage V
Polar Vantage M
Polar Ignite


この5つですが、最近のPolarは電池交換ができないため、電池寿命を迎えると本体ごと買い替えるしかありません。それならば劣化の速い日常用としては高価なものを買うのは馬鹿らしい。するとGrit XとVantage VとMは候補から外れます。UniteはGPSが内蔵されていないのでパス。消去法でIgniteがベストとなりました。
消去法でなくても、Igniteは去年発売された新商品なので、Vantageに負けないくらい機能も豊富。逆にIgnaiteにしかなかった機能が最近のアップデートでVantageに組み込まれたくらい機能豊富です。しかも女性が付けても違和感がないサイズに抑えているモデルです。普段使いには最適ではないでしょうか。

あまり他の紹介サイトでは重要視しない部分をクローズアップしてみましょう。
Ignaiteは上位モデルと同じセンサーを備えています。

Polar Precision Primeセンサー
 ・赤と緑の9LEDセンサー(心拍を測ります)
 ・4つの電極センサー(腕との接触度合いを測ります)
 ・3軸加速度センサー(腕の動きから情報を修正したりします)
GPS/GLONASS
環境光センサー(ALS)


心拍計特化と言わんばかりのセンサーです。
ガーミンの超高級機ですら4LEDですよ(;´Д`)

このLEDを光らせるだけで、なぜデータが取れるのか調べてみました。
ヘモグロビンは酸素の運搬量により光の吸収率、反射率が異なります。この特性を利用して、緑のLED光をヘモグロビンに当て、その反射をデータ化して心拍数を計測します。心臓が収縮してるときはヘモグロビンの密度が高いためヘモグロビンに光が吸収されてしまい反射量が少なく、心臓が拡張しているときはヘモグロビンの密度が低いため、反射量が多いという話です。
赤色LEDは血液の相対的な反射量を計測して血液酸素濃度がわかるという仕組みっぽいです。
専門的な話なので私がどこまで正確に理解しているか怪しいところですが、気なる方は専門記事を検索することをお勧めします。

本体サイズ:W43 x H43 x D8.5 mm
本体重量:35 g (リストバンド有)
解像度240x204

液晶は丸形ではありますが、とても小型で軽く他社の同じ価格帯にくらべ液晶が精細です。
ガーミンの同価格帯だと「ForeAthlete 235J BEAMS Special Edition」がありますが、

W45xH45xD11.7mm 約42g 解像度215x180

となっていて比べるとなかなか優秀です。
レンズは旭硝子が開発したドラゴントレイル強化ガラスレンズを採用。
この価格帯だとプラスチックやポリカーボネートといったものを使っている製品が多いですが、ケチってないところがいいですね。

弱点としてはアメリカのGPS、ロシアのGLONASSには対応しているけども、日本のみちびき(QZSS)に対応していないこと。残念ではあるけど、国産メーカーじゃないしね仕方ないと思う。Vantageは2019年の10月にファームウェアアップデートで対応したみたいだけど。Igniteもいつか対応するかもね。



基本スペックの確認はこれくらいにして箱を開けてみる。
箱は横方向のスライド式。高級感あるけど、すべて紙です。
POLARの中でも安い部類なので当然か・・(;´Д`)



実際に手に持ってみる。
レビューの中に、ベルトが安っぽいので交換したなんて書き込みがあったけど、
やっぱりレビューはあてにならいのが多いなと思った。売る側と他社のステマが激烈です。
手にとるとまず柔らかさに驚く。そして強度もしっかりしていて、表裏で加工が異なっている。肌に触れる部分は圧迫感が起きないような波型になっており滑り止めの効果も備えてる。目に見える側は、艶消し加工が施されておりメッシュ状にラインが入っている。かなりお金をかけて作られていることがよくわかる。穴もたくさんあけられておりケースが手首に密着できるような工夫も感じた。
これが安っぽく見える人は見る目がないか、日ごろから高級品に囲まれている人なんだろう。
そういう人はタグホイヤーコネクテッドなんかを選ぶといいと思う。



同梱しているUSBケーブルで通電すると初期設定が始まった。
どうやら言語を選ばなきゃいけないらしいが、本体に最初から組み込まれているのは英語のようで日本語を選択するとPolar Flowから入れろと怒られた。つまり日本語で使うにはPCがないとつらいかもしれない。

画面は、電池の消耗を防ぐために6秒程度で消灯するが、いちいちボタンを押さなくても、手首を自分の顔に向けるだけで液晶がONになる。走っているときにいちいち右手をボタンに添えるなんてやってられないのでこれはとても便利。3軸加速度センサー凄い。



タッチパネルの動作は少しもっさりしてるけど、発色は良く、ドットはよほど近づけて確認しないと見えない。



センサー部分も含めた厚みはノギスで計ったら10.5mmだった。ケースだけなら8.6mm
ケースだけで見たらオシアナスのマンタよりも薄い。
この厚みの中にリポバッテリーと基盤とセンサーと液晶が収まっているのだから、ちょっと驚きだ(;´Д`)
Vantageの分解写真をみたときは、432228のリポバッテリーを使っていた。ということは2.8mmのバッテリー。ケースがVantageより薄いので同じバッテリーを使っているとは思えなし容量が少ないので、薄型に特化したバッテリーを使っているのだろうか。



数日使ってみましたが、得られる情報がハンパないです。素人では十分すぎて、しばらくは使いきれないとおもいます(;´Д`)
自分の成績がどの位置にあるのかも一目瞭然です。睡眠を管理し一晩でどれほど回復したかとかまで教えてくれます。回復してないので今日はやめておこうという目安として大活躍です。

気になった点を上げておきます。

初期セットアップはPCとかなりのデータ量を転送しているようで、USB接続にもかかわらず接続が切れて何度かやり直す場面がありました。辛抱強く何回かチャレンジすると成功しました。ファームウェアのアップデートでは失敗しませんでしたのでよかったですけど(;´Д`)

まず時計表示でカレンダーが、日/月になっているので見にくい。
慣れの問題だけど日本では月/日なのでアレ?って思って一瞬頭を使ってしまう。
時計としての機能は最小限と思っておきましょう。

ランニング計測のような激しいアクティビティはベルトをキツめにまかないと心拍数が大きく出る模様。これは他社でもいけることだと思うけど、私は緩めにつけて走ったら、息は全然上がってないのに心拍数が180超えることが頻繁に起きました。
日常生活だとこういったことは起きてません。走る時のように腕をガンガンが振り回すときだけ光が入り込まない程度に強めに締めましょう。

使用者登録が1名まで。データの蓄積は所有者分しかできない仕様。
これはスマートウォッチ全般の問題かもしれないけど、所有者以外の人に使わせたりすることは考えられていない。一応スマホやタブレットからトレーニングデータやテストデータを個別に削除可能なので、確認したら消すという裏技はある。

バッテリーは1日使ってみたら68%くらいまで減っていた。短時間の筋トレと7kmのランを行ってこの%です。トレーニング無しなら3日持つかどうかといったところだろうか。一日中ジムにいるような人や24時間のアクティビティを重要視してる人は1日の中で充電タイミングを考えないと悲しいことになるかもしれない。それでも数多くあるスポーツウォッチでも電池は持つ方のようです。
一般的には風呂に入っている最中とか食事中などが最適だと思われます。空っぽでも1時間もあればマンタンになるのでルーチンワークとして決めておけばよさそうだ。

あと、歩数は思った以上に高く表示される。これは実際に歩いたときの歩数のほかに腕を使ったアクティビティを歩数に換算して上乗せするためです。つまり水泳などでも歩数として計算されます。運動量を知りたい人は特に問題ないのですが、歩数の数値が重要という人にはちょっと違和感があるかもしれませんね。

ランニング計測モードにするとGPSに接続しだしますが、計測開始したからといってGPSの補足ができてるわけではない。
しっかり補足が終わってから計測開始する必要があります。そうしないと開始位置がおかしいことになります(;´Д`)
GPSについてはガーミンに比べれば正確性に欠けるという話がありますが、市内の歩道を走っている限りではマップ上の経路誤差は感じませんでした。ただスマホと計測したときとくらべ7kmで100mほどの差がありました。スマホのほうが狂っている可能性が高いのですけどね(;´Д`)

さて、電池が1回のランも耐えられないほど劣化するまで数年はかかると思うけど、もしなったらどうするか。
当然ばらして自分で交換チャレンジしますよ。成功するかわらないけど(;´・ω・) 

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