【ジムニー JB23W】デフオイルのろ過(再使用)と錆転換剤
2022.06.02
しばらく天気が悪かったのですが、
ようやく晴れたので、デフオイル漏れの処置をしたいと思います。
デフの下は狭いので、大きめのタッパ(4.2L入ります)で受けました。
動かすときは蓋を被せることができるので、零れることもなくかなり便利。
濁っているようにも見えますが、
細かい泡があるのでそう見えているだけです。
全然キレイな状態。
だって交換してからまだ100kmも走ってないし・・(;´Д`)
そもそもエンジンオイルと違って燃焼に触れる部分じゃないので
簡単に汚れるものではないですけどね。
流石にこのまま捨てるのはもったいないので、
今回は禁断の「濾過して再利用」を行います(;´Д`)
濾過フィルターはブルドック。
エンジンオイルの時はコーヒーフィルターで試してみましたが、
余りにも落ち切るまでの時間が遅すぎたので、今回はやめました。
デフオイルはさらに粘度がありますからねぇ・・
ブルドックなら全部落ち切るまで10分程度で終わりました。
大体予定通り1.7L取れたかな。
足りない場合はトヨタのギアオイル GL5を買ってあります(;´Д`)
使わない場合は倉庫に保管。最近オイル関連も値上がりが凄いので、
消耗品は買っておいても損はない。
オイルの充填はオイルサクションガンを使いません。
灯油ポンプでおなじみのサイフォンポンプです。
デフオイル用としてわかりやすいように緑色にしてみました(*'▽')
このままだとさすがに長いので、程よい感じに切ります。
短すぎるとオイルを最後まで使い切れないし、
長すぎると車の下に入りきらないので
このバランスが難しいです(;´Д`)
漏れ対策は、
古いドレンボルトに液ガスを塗るか
PTFEテープを巻き付けるのが一般的ですが、
私は新しいドレンボルトを純正で用意しました。
何回脱着したか分からないボルトなので
新しいものに交換したほうが確実という判断です。
左が新しいもので、右が古いもの。
新しいものにはガスケット剤も塗ってあり
見るからに漏れが止まりそうです(*'▽')
さてオイル戻しに取り掛かりますが、
見ての通り、いくらジムニーでも最低地上高が低くて
正面からタンクが入りません。
運転席側のタイヤハウスの下からならアクセスできます。
ホースの長さもちょうどいい。
デフオイルなんて固いもの送れるわけないと思いこんでいる方、
普通に送れます(*'▽')
真冬の寒さではどうなのか分かりませんが、
オイルを温めてからなら冬も余裕でいけるんじゃない?
と思います。
むしろ、何度も「立って吸ってしゃがんで押して」、
を繰り返すサクションガンより楽ですわ(;´Д`)
サイフォンポンプを使うときの弱点というか問題点は、
ホース部分が長いため、キレイに最後まで使い切れない事。
どうしても吸いきれず、吐ききれず余してしまいます。
でも、余ったら容器に入れておいて次回使えばいいわけですからね、
何事も工夫です。
この作業の終了後、オイル漏れは無くなりましたとさ。
オイルは抜いた分だけで足りました。補充無し。
オイルを抜く作業の時、上のドレンボルトを外した途端
大量にあふれ出てきたので、規定量より多く入っていたのだと思われます。
充填したとき前輪側をウマにかけたままオイルを入れていたため
油面がボルト穴より低くなってしまったんでしょうねぇ・・
水平状態でしっかり充填したら、逆に余ったというオチ(;´Д`)
デフオイルの作業をしているときに気になってしまった、
フロントアクスルホーシングの錆。
見てしまったら対処しなきゃいかんよねぇ・・(;´Д`)
事前に買ってあった「さびチェンジ」
赤錆(酸化鉄)を黒錆(リン酸第二鉄)に化学変化させます。
黒錆になってしまえばその部分は酸化による浸食が止まるので安心です。
寝ながらなので全体が見えてませんが、
とりあえず目立つ部分を金ブラシで擦ります。
汚れをパーツクリーナーとキッチンペーパーでふき取り。
そして錆に「さびチェンジ」をヌリヌリ。
塗った直後は白っぽいですが、だんだん紺に変化していきます。
2時間経った様子。
紺がさらに深まって黒に変わってきました。
完全硬化には24時間かかるようなので、
上からの塗装はその後となります。
厚塗りしたいときは1時間後から可能との事です。
これが24時間経った様子。
黒くなって錆が目立たなくなったけど、
塗ったところだけ艶ありになってしまった(;´Д`)
さてこの上に艶消し黒、塗るべきか塗らざるべきか・・・
スプレーよりハケの方がいいかなぁ・・・
ようやく晴れたので、デフオイル漏れの処置をしたいと思います。
デフの下は狭いので、大きめのタッパ(4.2L入ります)で受けました。
動かすときは蓋を被せることができるので、零れることもなくかなり便利。
濁っているようにも見えますが、
細かい泡があるのでそう見えているだけです。
全然キレイな状態。
だって交換してからまだ100kmも走ってないし・・(;´Д`)
そもそもエンジンオイルと違って燃焼に触れる部分じゃないので
簡単に汚れるものではないですけどね。
流石にこのまま捨てるのはもったいないので、
今回は禁断の「濾過して再利用」を行います(;´Д`)
濾過フィルターはブルドック。
エンジンオイルの時はコーヒーフィルターで試してみましたが、
余りにも落ち切るまでの時間が遅すぎたので、今回はやめました。
デフオイルはさらに粘度がありますからねぇ・・
ブルドックなら全部落ち切るまで10分程度で終わりました。
大体予定通り1.7L取れたかな。
足りない場合はトヨタのギアオイル GL5を買ってあります(;´Д`)
使わない場合は倉庫に保管。最近オイル関連も値上がりが凄いので、
消耗品は買っておいても損はない。
オイルの充填はオイルサクションガンを使いません。
灯油ポンプでおなじみのサイフォンポンプです。
デフオイル用としてわかりやすいように緑色にしてみました(*'▽')
このままだとさすがに長いので、程よい感じに切ります。
短すぎるとオイルを最後まで使い切れないし、
長すぎると車の下に入りきらないので
このバランスが難しいです(;´Д`)
漏れ対策は、
古いドレンボルトに液ガスを塗るか
PTFEテープを巻き付けるのが一般的ですが、
私は新しいドレンボルトを純正で用意しました。
何回脱着したか分からないボルトなので
新しいものに交換したほうが確実という判断です。
左が新しいもので、右が古いもの。
新しいものにはガスケット剤も塗ってあり
見るからに漏れが止まりそうです(*'▽')
さてオイル戻しに取り掛かりますが、
見ての通り、いくらジムニーでも最低地上高が低くて
正面からタンクが入りません。
運転席側のタイヤハウスの下からならアクセスできます。
ホースの長さもちょうどいい。
デフオイルなんて固いもの送れるわけないと思いこんでいる方、
普通に送れます(*'▽')
真冬の寒さではどうなのか分かりませんが、
オイルを温めてからなら冬も余裕でいけるんじゃない?
と思います。
むしろ、何度も「立って吸ってしゃがんで押して」、
を繰り返すサクションガンより楽ですわ(;´Д`)
サイフォンポンプを使うときの弱点というか問題点は、
ホース部分が長いため、キレイに最後まで使い切れない事。
どうしても吸いきれず、吐ききれず余してしまいます。
でも、余ったら容器に入れておいて次回使えばいいわけですからね、
何事も工夫です。
この作業の終了後、オイル漏れは無くなりましたとさ。
オイルは抜いた分だけで足りました。補充無し。
オイルを抜く作業の時、上のドレンボルトを外した途端
大量にあふれ出てきたので、規定量より多く入っていたのだと思われます。
充填したとき前輪側をウマにかけたままオイルを入れていたため
油面がボルト穴より低くなってしまったんでしょうねぇ・・
水平状態でしっかり充填したら、逆に余ったというオチ(;´Д`)
デフオイルの作業をしているときに気になってしまった、
フロントアクスルホーシングの錆。
見てしまったら対処しなきゃいかんよねぇ・・(;´Д`)
事前に買ってあった「さびチェンジ」
赤錆(酸化鉄)を黒錆(リン酸第二鉄)に化学変化させます。
黒錆になってしまえばその部分は酸化による浸食が止まるので安心です。
寝ながらなので全体が見えてませんが、
とりあえず目立つ部分を金ブラシで擦ります。
汚れをパーツクリーナーとキッチンペーパーでふき取り。
そして錆に「さびチェンジ」をヌリヌリ。
塗った直後は白っぽいですが、だんだん紺に変化していきます。
2時間経った様子。
紺がさらに深まって黒に変わってきました。
完全硬化には24時間かかるようなので、
上からの塗装はその後となります。
厚塗りしたいときは1時間後から可能との事です。
これが24時間経った様子。
黒くなって錆が目立たなくなったけど、
塗ったところだけ艶ありになってしまった(;´Д`)
さてこの上に艶消し黒、塗るべきか塗らざるべきか・・・
スプレーよりハケの方がいいかなぁ・・・
【ジムニーJB23W】ジャダー対策した後の話
2022.06.01
前回の作業(https://randol-news.net/art/00519.html)
からジャダー現象は起きなくなりました。
ジャダー以外にもいろいろ改善されたことがわかります。
2WDで走行中、ハンドルの握力を抜くと
どこ向かって行くか分からない不安感があったのですが、
それがかなり払拭されてます。
振動音が軽減したと家族から。
タイロットエンドブーツが新品、留めてるナットは大径に変更されたので
その恩恵がでかいのかな?
キングピンベアリングがシムリングによって適切に押さえつけられ、
遊びが無くなったことで振動が抑えられているとも考えられます。
新車のようなハンドル感覚がよみがえっています。
あと、4WDの切り替えが入りやすくなりました。
前は4WDボタンを押しても、しばらくメーターのランプが点滅して
切り替えに時間が掛る感じでした。
グリスがすこし乾燥気味で固くなってましたからね。
新鮮な高性能グリスにすることで本来の動きに戻ったかな?
今回の作業は広範囲にメリットがあったようです(*'▽')
では今回の作業で取り外したパーツの検証をしてみます。
それぞれのパーツは全て清掃した後になります。
汚れのようなものは洗浄では落ちない汚れかサビです。
タイロットエンドブーツは4つ。
1つ作業中に紛失してました。
グリス漏れは起こしていましたが、ブーツ切れは起きてませんね。
ヒビ割れも無いように見えます。
車検対策として交換しましたが、グリスを拭き取っただけで通ったかも。
でも、いざ交換するとなると大がかりになるなので、
今回やりきって気持ち晴れやかですけど。
ドライブシャフトのオイルシールはまだ健全でしたね。
内側のテンションが摩耗しているようには見えません。
案外交換してまだそんなに走行してないのかもしれません。
裏側を見てみると、テンションはリング系スプリングで絞っている構造。
リングスプリングが常にシャフトに押し付けてデフオイルの侵入を防ぐと、
そんな仕組みのようです。
パーツマニュアルや整備マニュアルではここまでの構造はわかりませんねぇ・・
自分で実際にバラすことはとっても勉強になります。
バネの接続部分が歪になってきているのは気になりました。
こんなもんなのかな?
ナックル側のオイルシールも交換しましたが、
こちらも傷んでいる様子はないですね。
なかなかに優秀(*'▽')
フロントアクスルの両サイドを押さえつけているパーツ。
そのうちのシールリング。
片側だけ千切れが発生していました。
これは危なかったです。いつ水が浸入してもおかしくない状況でした。
シールリングを押さえつけていたリテーナー達。
錆が発生しています。
このパーツが痛むと押さえつける能力も劣化、
この程度で交換できてラッキーだったと言えるでしょう。
もっと痛んでいればナックル内に水が浸入し
酷いことになっていたでしょうね(;´Д`)
タイロットエンドを連結固定させていたナット。
4か所のうち2つが変な摩耗をしている(;´Д`)
特に右下のナットは中心がずれていると思わせるほど、
斜めに削られているのが不思議。
ここ擦れる部分じゃないんだけど・・・・
前オーナーの時の整備士が削ったとしか思えん・・・
締めるときに工具が入らなかったのかな?
謎すぎる(;´Д`)
エアロッキングハブケースのガスケット。
まったく痛んでいる様子無し。
おそらく再利用可。
大事に保管いたします(*'▽')
この取り外したガスケット、内径に、3か所の爪が付いていました。
買った純正のガスケットは1か所だけだったんだけどね・・
仕様変更なのか、社外品なのか・・
整備記録が無いからほんとわからん。
キングピンベアリングは、致命的なダメージはありませんでした。
リースに若干の錆が出ていますが、今すぐ何かが起きるといった状態ではありませんね。
ただベアリングの遊びがだいぶ大きくなっているような気がします。
円錐型のベアリングなのでリースに押さえつける適切なテンションが掛かれば
遊びはゼロになる仕組み。
キングピンにバネ圧で押し付ける調整機構はないので
いろんな部分が摩耗ですり減ってしまうと隙間ができて
ベアリングにガタが出てしまうでしょうね。
その隙間を埋めるためにジャダーストップフルキットは
ワッシャーを下側のキングピンに取り付けるのか・・と、
ここでもいろいろ勉強になったり。
しばらく走行してみて、デフオイル漏れが起きていることがわかりました。
古いドレンボルトだったので、ディーラーで新品を発注いたしました。
amazonやモノタロウでも買えますが、ディーラーが一番安く速く手に入りました。
ディーラーだと下側ドレンボルト、上側ドレンボルト、
上側ドレンボルトガスケットの3点で税込み891円。
内訳は
09248-20003-000 374円
09246-16021-000 352円
09168-20003-000 165円
次の日には手に入りました。
ディーラー、なかなか侮れない(;´Д`)
下側のドレンボルトについては最初からシーリングがされていました。
ワッシャーガスケットが付けられないための対処と思われます。
テーパーになっているドレンボルトは
液ガスを塗らない方がいいという意見が多いのですが、
これを見るとやっぱり塗った方がいいのかなーと思わせますね。
後日、またデフオイルの作業・・ 憂鬱(;´Д`)
からジャダー現象は起きなくなりました。
ジャダー以外にもいろいろ改善されたことがわかります。
2WDで走行中、ハンドルの握力を抜くと
どこ向かって行くか分からない不安感があったのですが、
それがかなり払拭されてます。
振動音が軽減したと家族から。
タイロットエンドブーツが新品、留めてるナットは大径に変更されたので
その恩恵がでかいのかな?
キングピンベアリングがシムリングによって適切に押さえつけられ、
遊びが無くなったことで振動が抑えられているとも考えられます。
新車のようなハンドル感覚がよみがえっています。
あと、4WDの切り替えが入りやすくなりました。
前は4WDボタンを押しても、しばらくメーターのランプが点滅して
切り替えに時間が掛る感じでした。
グリスがすこし乾燥気味で固くなってましたからね。
新鮮な高性能グリスにすることで本来の動きに戻ったかな?
今回の作業は広範囲にメリットがあったようです(*'▽')
では今回の作業で取り外したパーツの検証をしてみます。
それぞれのパーツは全て清掃した後になります。
汚れのようなものは洗浄では落ちない汚れかサビです。
タイロットエンドブーツは4つ。
1つ作業中に紛失してました。
グリス漏れは起こしていましたが、ブーツ切れは起きてませんね。
ヒビ割れも無いように見えます。
車検対策として交換しましたが、グリスを拭き取っただけで通ったかも。
でも、いざ交換するとなると大がかりになるなので、
今回やりきって気持ち晴れやかですけど。
ドライブシャフトのオイルシールはまだ健全でしたね。
内側のテンションが摩耗しているようには見えません。
案外交換してまだそんなに走行してないのかもしれません。
裏側を見てみると、テンションはリング系スプリングで絞っている構造。
リングスプリングが常にシャフトに押し付けてデフオイルの侵入を防ぐと、
そんな仕組みのようです。
パーツマニュアルや整備マニュアルではここまでの構造はわかりませんねぇ・・
自分で実際にバラすことはとっても勉強になります。
バネの接続部分が歪になってきているのは気になりました。
こんなもんなのかな?
ナックル側のオイルシールも交換しましたが、
こちらも傷んでいる様子はないですね。
なかなかに優秀(*'▽')
フロントアクスルの両サイドを押さえつけているパーツ。
そのうちのシールリング。
片側だけ千切れが発生していました。
これは危なかったです。いつ水が浸入してもおかしくない状況でした。
シールリングを押さえつけていたリテーナー達。
錆が発生しています。
このパーツが痛むと押さえつける能力も劣化、
この程度で交換できてラッキーだったと言えるでしょう。
もっと痛んでいればナックル内に水が浸入し
酷いことになっていたでしょうね(;´Д`)
タイロットエンドを連結固定させていたナット。
4か所のうち2つが変な摩耗をしている(;´Д`)
特に右下のナットは中心がずれていると思わせるほど、
斜めに削られているのが不思議。
ここ擦れる部分じゃないんだけど・・・・
前オーナーの時の整備士が削ったとしか思えん・・・
締めるときに工具が入らなかったのかな?
謎すぎる(;´Д`)
エアロッキングハブケースのガスケット。
まったく痛んでいる様子無し。
おそらく再利用可。
大事に保管いたします(*'▽')
この取り外したガスケット、内径に、3か所の爪が付いていました。
買った純正のガスケットは1か所だけだったんだけどね・・
仕様変更なのか、社外品なのか・・
整備記録が無いからほんとわからん。
キングピンベアリングは、致命的なダメージはありませんでした。
リースに若干の錆が出ていますが、今すぐ何かが起きるといった状態ではありませんね。
ただベアリングの遊びがだいぶ大きくなっているような気がします。
円錐型のベアリングなのでリースに押さえつける適切なテンションが掛かれば
遊びはゼロになる仕組み。
キングピンにバネ圧で押し付ける調整機構はないので
いろんな部分が摩耗ですり減ってしまうと隙間ができて
ベアリングにガタが出てしまうでしょうね。
その隙間を埋めるためにジャダーストップフルキットは
ワッシャーを下側のキングピンに取り付けるのか・・と、
ここでもいろいろ勉強になったり。
しばらく走行してみて、デフオイル漏れが起きていることがわかりました。
古いドレンボルトだったので、ディーラーで新品を発注いたしました。
amazonやモノタロウでも買えますが、ディーラーが一番安く速く手に入りました。
ディーラーだと下側ドレンボルト、上側ドレンボルト、
上側ドレンボルトガスケットの3点で税込み891円。
内訳は
09248-20003-000 374円
09246-16021-000 352円
09168-20003-000 165円
次の日には手に入りました。
ディーラー、なかなか侮れない(;´Д`)
下側のドレンボルトについては最初からシーリングがされていました。
ワッシャーガスケットが付けられないための対処と思われます。
テーパーになっているドレンボルトは
液ガスを塗らない方がいいという意見が多いのですが、
これを見るとやっぱり塗った方がいいのかなーと思わせますね。
後日、またデフオイルの作業・・ 憂鬱(;´Д`)
【ジムニーJB23W】フロントアクスルの整備
2022.05.28
ようやっと部品が揃いました。
3週間近くかかりましたね(;´Д`)
ディーラーで正規品を買うならここまで掛からなかったでしょうけど、
最適解を模索しながらなので大変でした。
今日は知り合いの作業場を借りて作業です。
初めてが満載の作業。工具が無い、あれが固くて外れない、
部品が壊れた、発注漏れ等
こういったことにはトラブルがつきものなのに1日で終わらせる算段・・
無茶が過ぎるか(;´Д`)
で、いきなり作業に行きたいところですが、
エアロッキングハブのガスケットが板状なので、
念の為に型をとっておこうかなと・・・(;´Д`)
JB23Wのパーツもいつまで手に入るか分からないですからねぇ・・
材質は鉄ですね。磁石にくっつきました。
実際に作るとなればレーザーカッターが無いと無理でしょうね・・(;´Д`)
紙ガスケットならよかったのに。
さて整備を始めますが、細かい手順に関して
私の雑な文章や写真を見るよりは
ごった基地さんのHPを見たほうがわかりやすいです。
https://gotta.work/jimny/
なので、所々手順は文章のみで写真を省きます。
というかできる限り短時間で終わらせたかったので
撮影の手間を惜しんだともいう(;´Д`)
まず、ジャッキを掛ける前に、エアロッキングハブのナットを緩めておきます。
タイヤが地面に接地していないと空転してしまい外せなくなるので、
完全に外しきる必要はないのでとりあえず緩めておきましょう。
私はこの作業を忘れていたのでインパクトレンチを使わなくてはいけない状況になりました。
良い子はボルトが折れやすいでインパクトはやめましょう(;´Д`)
インパクトは一般的にボルトには使いません。ナットのみですよ。
ボルトはE10のトルクスボルトです。
8mmの12角レンチでも外せるようですが、
使ってみて感じました。
E10のソケットを使わないと高確率でなめると思います。
ここは48Nmのトルクで締める箇所なので
道具はしっかり用意しましょう。
試しにディープじゃない普通のE10ソケットをあてがってみました。
入らなくはないが、トルクを掛けるときにハブケースにどうしても触れるので
傷がつくでしょうね。ディープソケットの方が安心ですよ。
ではジャッキアップしてウマを掛け、
フロントのデフオイルを抜きましょう。
完全に抜けきるまで時間が掛るので、
最初にやって放置しておけばシャフトを抜くころには落ち切っているでしょう。
あと事前にやっておくことは
ステアリングダンパーを装着している車は外しておきましょう。
外さないとタイヤのグラつきを確認するときに良くわからなくなりますし
タイロッドエンドのナットやブーツを外すときにえらい苦労します。
このひと手間でトータル的に大幅な時間短縮に繋がります。
作業のトップバッターは、ステアリングギアボックスの遊び調整。
これでジャダーが直ること多いみたいです。
でも私の車は28万キロ選手なのでココだけでは無理だろうな(;´Д`)
まずはタイヤをゆすって遊び具合を感覚で覚えます。
拡大した図が↑こちら。
ナットと中心軸とでパーツが分かれています。
中心軸を回すことで調整ができるのですが、
緩まないように外側のナットで締め上げるそんなイメージです。
念のため、中心軸にマーカーで色線を付け
角度がわかるようにしておくと後で調整が楽です。
私はそのひと手間に気が付かなくて感覚調整になってしまいました(;´Д`)
まずはナットを緩めるところから始めるわけですが、
過去調整がされてない場合、サビ等で固着しているので、
メガネレンチで緩めるのはキツいです。
上の方から長めのエクステンションを付けたラチェットで回す方が現実的です。
私は上からでしか緩めることができませんでした(;´Д`)
ナットを緩めるとき軸も一緒に回ってしまいます。
締めるときも一緒に回ってしまいます。
なので、軸の元位置が不明になってしまいます。
マーキングしておけばそんなことなかったんですけどね・・
仕方ないので、私の場合は、軸を最大に締めてから
少しだけ緩めた位置にすることにしました。
遊びをゼロにすると路面の状況がハンドルへダイレクト伝わってしまうので
推奨されません。遊びはある程度必要です。
ナットを締めるときに軸も回ってしまうので、
上からマイナスドライバーで軸回転を押さえつつ、
ナットを眼鏡レンチで締める方法で行いました。
タイヤをゆすってみて、最初のころより遊びが収まっていて、
程ほどの遊びが確認できれば成功です。
タイヤを外した後、ブレーキを外します。
外したブレーキは、ホースに負担がかからないような
タイヤハウス内のリア寄りのどこかに吊るしておきましょう。
フロント寄りにぶら下げると後で作業スペースが確保できなくて苦労します(;´Д`)
次はエアロッキングハブケースを外します。
外したハブケースは、白いグリスが塗られていましたが
少し乾燥気味でしたね(;´Д`)
奇麗に清掃して、程よくグリスアップしておきます。
あまりグリスを付けすぎると4WDに切り替わりにくくなるそうなので
飛び散らない程度に歯車に塗るようにしました。
シャフト側のC型クリップで鉄板とシャフトを抑えこんでいます。
バラすまで、このC型クリップが何のために存在してるのか理解できませんでした。
「キングピンで連結してるんだからタイヤはすっぽ抜けないのに有る意味あるの?」
とそんな風に思っていたんです。
今回作業して初めて知ったのですが、このシャフトはクリップと鉄板が無いと
デフ側の結構奥まで挿せてしまうのです。
感覚ですが1cm近く奥に行く余裕があるようです。
つまり、外側ではなく内側に行かないようにするための物なんだなと
バラしていて理解しました。
奥が深いです。
当然このC型クリップを外さないとナックルは抜けないので外すことになります。
この手のクリップはホント怖い(;´Д`)
古かったり錆びてたりすると砕け散るし、
油断するとバネ圧で吹っ飛んでいって回収不能、
本来なら新品を用意しておくべきなんでしょうけど、
今回は再利用する気だったので、スペアは無しです。
専用プライヤーを使っていても緊張する作業です・・
クリップの穴はかなり小さいので、
先端部が細いプライヤーじゃないと使えません。
幸いにも私が持っているプライヤーは合致したので、
無事外すことができました。
次はフロントアクスルとナックルを押さえつけているストップリングを外します。
M6のボルト8本で留まっていますが、
このボルトは10Nmで締める細いボルトなので固着が怖いです。
折らないように慎重に外していきます(;´Д`)
ストップリングを外すと、シールリング、さらに奥にあるリテーナが隠れているので
マイナスドライバあたりで軽くこじって外します。
球面のフロントアスクルが錆びてますねぇ・・・
時間があるなら研磨して、錆び転換剤を塗りたいところですが、
今回は1日で終わらせたかったので、後日にします(;´Д`)
タイロットエンドのナットを外します。
全部で4か所ありますが、1か所だけ外しにくいところにあります。
85Nmのトルクで締められていますので、
かなりの力が必要になることはもちろんですが、
ボルトも供回りすることがあるので
下から程よい圧力をかけてあげないと外せないことがあります。
ちょうど私の車がそのパターンにハマりまして、
下からジャッキを掛け押さえつけてなんとか緩めることができました。
めちゃくちゃ固かったです(;´Д`)
単管で柄を延長してようやくといったところ・・
ナメさせるわけにもいかないので神経使います。
4か所あるタイロットエンドのナットを外したら、
タイロットエンドを離すわけですが、
ものすごい力で連結されているので、
ゴムハンマーで叩いて外す人がいるようですが、
私はなかなか外せませんでした。プーラーがあると楽です(;´Д`)
ちなみにアストロのAP ボールジョイントプーラー BT210
↑は使えません。
サイズが合いませんでした(;´Д`)
っていうか軸径は合うのですが、プーラー押さえの端が斜めになっているので
平らに当たらないのです。つまり圧力方向が斜めになるので使えないのです。
買うなら↓こんな感じの
底面がフラットのプーラーがいいと思います。
ストレートのがJB23Wに合うのかは試してないのでわかりませんが・・(;´Д`)
整備マニュアルは↑こんなプーラーを推奨してます。
この形ならいろんなパターンに対応できそうで確かに良いかもしれませんね。
外れるときはダーン!という轟音とともに弾けるので
ボルトの先端に古いナットを付けておくと弾け防止になってい良いです。
キングピンを外しましょう。
キングピンは4本のボルトで止められていますが、
ボルトのネジ部には水が入らないようシーリングすることが前提になっています。
そのため写真では油を挿してはいますが、効果ないでしょうね(;´Д`)
結構固いですので長い柄のレンチでないと外すのが大変かも・・
ネジが折れたら地獄を見ますのでインパクトの使用は避けた方がいいかも・・
ネジが抜けたらゴムハンマーで衝撃を当てつつキングピンを抜きます
外したキングピンはシール材やら錆やらでひどいことになっているので、
少なくともフロントナックルとの接触面くらいはキレイに磨いておきます。
シールはカッターである程度削れます。
錆とか細かいシールはワイヤーブラシか、スコッチ・ブライトの不織布で研磨します。
私の車は前オーナーの時の整備で
金属ハンマーで力いっぱい叩いたのか、角が捲れていました。
修正に手間がかかり、余計な時間が掛りましたよヽ(`Д´)ノプンプン
本来ならキングピンも新品に交換すればいいのでしょうが、
1個約4千円、それが4個と結構お高い部品なんでね
用意するには至りませんでした(;´Д`)
外してみたところ幸い4個とも致命的な摩耗や錆は見当たらなかったので
安心して再利用できました。v( ̄Д ̄)v イエイ
キングピンが外れたらナックルを手前に外すことが可能になります。
適当な台を用意してナックルをその上に乗せておきました。
台はタイヤ1本分(175)の高さでは足りません。2本分くらいの高さがベストです。
大きめのバケツを裏返したくらいが丁度いいかも。
ブレーキホース類やABSセンサーケーブルが繋がったままですが、
今回は外しませんでした。
下手に外すと作業が増えそうな気がしたので逃げたのです(;´Д`)
↑の写真ではすでにフロントアスクル内の清掃を終えておりますが、
グリスだらけのグッチャグチャでした。
でもデフオイルの浸食や水っぽさはあまり感じませんでしたね。
キッチンペーパーでかき取り、ふき取り、ピカピカに。
なかなか程度がいい状態(*'▽')
さて難関の1つである円すいころベアリングのリースを外しをどうするかですが
一般的にはマイナスドライバーで様々な角度から叩いて抜く。
といった手法を用いられますが、
私は↑のようにちょうどサイズが合うソケットが
有ったので当てて上からたたいて抜くという手法を取りました。
マイナスドライバーだと下手な人は泥沼にハマるらしいですからね。
コマサイズは24mm、これがピッタリでした。
こんな感じで上からコン!とたたけば、
2,3回たたくだけで簡単に抜けましたよ(*'▽')
全部で4か所同じ方法でいけました。
奥にハマっているオイルシールを外します。
これがヘタっているとデフオイルがナックルに入り込み
ナックル部分からのオイル漏れなんていう原因となります。
とても重要な部品です。安い部品ですしバラしたら必ず交換しましょう。
ただ、外し方はコツが必要でした。
写真↑のように大きめのマイナスドライバーで、テコの原理を利用して思いっきり煽る。
これが正解でしょう。
初めての作業だったので勝手がわからず、カギピンでこじりまくって
パッキンを破壊するような感じに・・・(;´Д`)
再利用しないからいいけど・・
外れた状況はこんなかんじ。傷もつかず何とかなりました。
中に錆が全くなく、28万キロにしてはかなり程度がいいと思う。
浸水はほぼなかったということかな。
新しいシールを取り付けてここの作業は終了。
シールは手でも十分はめることができるけど、
軽く入ったら、大きいレンチソケットで叩いた方が安心かな。
使ったシールは武蔵オイルシールのZ6111。
純正よりもお安く購入できました(*'▽')
外したナックルの裏面も見てみます。
こちらもグリスまみれでしたので清掃します。
中央にオイルシールありますね。
ナックルを直接見るまでこのオイルシールが裏側から外せるか
分からなかったのですが、どうやら外せるように見えます。
一応ここのオイルシールも買ってあるので
交換にチャレンジしてみます。
こちらもマイナスドライバーをてこの原理を利用して煽れば
簡単に外れてきました。
使ったのは武蔵オイルシールのZ6178
安かったので念のために買っておいたのですが、
出番が来てよかったです(*'▽')
次はタイロットエンドブーツの交換に手をつけました。
ブーツの下側にリング型の針金が巻き付いているので
マイナスドライバなんかを使って外します。
リングが外れたらブーツは思いのほか簡単に外れます。
グリスが充填されていますが、新しく充填しますので、
ジョイントをクネクネして古いグリスを奇麗に拭き取ります。
グリスたっぷり。
ナットを締めるときかなりの圧力なのでグリスが飛び出るかもしれないけど、
その分はふき取ればいいので出来る限りの量を入れてみました。
ブーツの入れ方が最初わからなくて悩んだのですが、
表裏をひっくり返してから差し込めば簡単に入ることに気が付き
その後の作業が楽になりました。
ひっくり返すとこんな感じになります。
上から挿して、クルッと戻す。これでキレイに収まります。
問題はリング。これが工具が無いのでえらい大変。
↑こんな工具があれば楽勝なんですけど、
マイナスドライバーとラジオペンチで作業したので、
シャレにならない時間を浪費しました(;´Д`)
この段階で工藤自動車のジャダーストップリングを入れます。
最初このステップを忘れてしまい、後からやり直すはめに(;´Д`)
写真もありません(;´Д`)
次からは戻しの工程です。
新しいキングピンベアリングのリースを入れ込みます。
ブログや動画を見ていると古いリースを再利用して
それを上からたたくといった方法をとっている方が結構いました。
それでもいいのですが、意外とうまくいきません(;´Д`)
指を叩くこともしばしば。
結局このソケットで叩いて、ある程度挿しこみ、
微調整はゴムハンマーで直接叩いての方が楽でした(;´Д`)
ドライブシャフトのジョイント部のグリスを充填します。
本来なら完全分解して灯油で清掃すべきなんでしょうけど、
流石にその余裕はなかったので、
できる限り拭き取る形で古いグリスを取り除きました。
その後、新しいグリスを盛ってジョイントグリグリ。
奥まで潤滑したら溢れんばかり盛って終了。
シャフトをホーシングに挿しこみます。
初めて脱着しましたが、中央に挿しこむというコツがつかめなくて苦労しました。
挿しこんだら周りもしっかりグリスで満たしてあげる。
実際ここまで必要なのかな?と疑問に思いましたが、
浸水した時のことを考えると少ないよりはいいのかな?
キングピンベアリングにオメガグリスをコレでもか!と言うほど塗りつけます。
写真ではレンズに汚れがついて色合いがよくわからなくなっていますが、
ここまで透明度あって奇麗な青のグリスは初めてです。
まるでのラメ入り糊や、マニキュアのようです。
上と下にキングピンベアリングを入れ込みナックルを取り付けます。
ただし下側のキングピンベアリングは支えがないと
作業中に落ちてしまうので
まず上のベアリングの位置にナックルを引っ掛けてから下のベアリング
を入れたほうがいいです。
一人でやると結構キツイ仕事でした(;´Д`)
キングピンを挿す前にシール材を塗っておきます。
スズキ指定の、セメダイン366Eですね。
塗る場所はちょっと一考の余地があります。
整備マニュアルでは青のラインに塗れと書かれていますが、
ボルト穴からも浸水することを考えれば
赤ラインの部分にも塗っておいた方が無難です。
全面に塗るのが確実ですが、今後分解するときに大変になるので、
その方法は私は避けました。
塗りすぎると取り付けるときに隙間から溢れてくるので
程ほどの量で塗ります。
下側のキングピンにだけジャダーストップフルキットに付属している
ワッシャーを入れます。
このワッシャーの厚みの分だけベアリングリースへの圧力が高まるので
ハンドリングのブレを抑えることができるという理屈です。
キングピンの差し込みはコツが必要でした。
特に下は見えないので手探りでやることになりますが、
なかなか穴がセンターに来ず、ナックルを動かす腕が疲れます(;´Д`)
キングピンが刺さったらボルト締め。
ここは浸水の恐れと、緩み止めの意味もかねてシール材を塗布します。
ネジ山部にまんべんなく適量塗り付ければOKらしい。
足回り部品のわりに25Nmという小さめ指定です。
細いボルトということもあるでしょうが、
余り強く締めすぎると衝撃でボルト破断の心配があるからでしょうか?
私は上側のキングピンを固定するときに金具を供止めするのを忘れてしまい、
やり直しを余儀なくされました(;´Д`)
つけ忘れに注意しましょう。
キングピンの固定が終わったら
ジャダーストップフルキットのリテーナーや
シールリング、ストップリングを留めます。
ちなみに現場の写真はありません(;´Д`)
サービスマニュアルではストップリングやリテーナーの切り口は
上に向けろと書いてあります。切り口から水が入り込む気がしますが、
なにかしら理由があるのだと思うので言われるままにしました。
8本のボルトを締めるトルクは10Nmで。
均等に圧力をかけていかないとストップリングが歪みます。
これが意外と時間かかる作業でした。
タイロットエンドを連結します。
純正のナットにくらべ、一回り大きく、
押さえ側が更に大きい皿状になっているので
ブレはかなり抑えられるでしょう。
さらに緩み止め加工がされているナットです。
かなり安定感のある固定になると思われます。
トルクは4か所とも85nm
かなり強めですので下からジャッキを掛けて圧力を与えないとボルトと供回りして
トルクを掛けきれないかもしれません。
うちのJB23Wもそうでした(;´Д`)
ここまで終わったらあともう一息。逆手順です。
・ブレーキを所定の位置に戻して固定。
・エアロッキングハブケースのガスケットを交換して
ナックルに取り付け。軽くネジ止め。
・ステアリングダンパーを再装着。
・タイヤをとりつけ。
・デフオイル充填。
・ウマを外し、ジャッキダウン。
・エアロッキングハブケースを指定トルク48Nmで締めなおす。
最後は一気に処理。余裕ないです(;´Д`)
長い・・長い工程だ・・・疲れた・・
ナックル内部やシャフトのジョイントまで完全分解していたら
片輪だけで1日コースだったのでは・・・
本音を言うとフルオーバーホールしたかったけど、
それは自分専用のガレージが無いと無理~~(;´Д`)
腰、フトモモ、フクラハギ、腕が痛い。
筋肉痛必至(;´Д`)
簡単な走行テストをする。
ブレーキok、ハンドルの振動無し、4WD切り替え問題なし、
高速道路に出てみて100kmで走行。ジャダーの発現なし。
問題はなさそうだ。
作業はこれにて終了。お疲れ様(;´Д`)
取り外したパーツの状態検証は後日別記事で。
https://randol-news.net/art/00523.html
3週間近くかかりましたね(;´Д`)
ディーラーで正規品を買うならここまで掛からなかったでしょうけど、
最適解を模索しながらなので大変でした。
今日は知り合いの作業場を借りて作業です。
初めてが満載の作業。工具が無い、あれが固くて外れない、
部品が壊れた、発注漏れ等
こういったことにはトラブルがつきものなのに1日で終わらせる算段・・
無茶が過ぎるか(;´Д`)
で、いきなり作業に行きたいところですが、
エアロッキングハブのガスケットが板状なので、
念の為に型をとっておこうかなと・・・(;´Д`)
JB23Wのパーツもいつまで手に入るか分からないですからねぇ・・
材質は鉄ですね。磁石にくっつきました。
実際に作るとなればレーザーカッターが無いと無理でしょうね・・(;´Д`)
紙ガスケットならよかったのに。
さて整備を始めますが、細かい手順に関して
私の雑な文章や写真を見るよりは
ごった基地さんのHPを見たほうがわかりやすいです。
https://gotta.work/jimny/
なので、所々手順は文章のみで写真を省きます。
というかできる限り短時間で終わらせたかったので
撮影の手間を惜しんだともいう(;´Д`)
まず、ジャッキを掛ける前に、エアロッキングハブのナットを緩めておきます。
タイヤが地面に接地していないと空転してしまい外せなくなるので、
完全に外しきる必要はないのでとりあえず緩めておきましょう。
私はこの作業を忘れていたのでインパクトレンチを使わなくてはいけない状況になりました。
良い子はボルトが折れやすいでインパクトはやめましょう(;´Д`)
インパクトは一般的にボルトには使いません。ナットのみですよ。
ボルトはE10のトルクスボルトです。
8mmの12角レンチでも外せるようですが、
使ってみて感じました。
E10のソケットを使わないと高確率でなめると思います。
ここは48Nmのトルクで締める箇所なので
道具はしっかり用意しましょう。
試しにディープじゃない普通のE10ソケットをあてがってみました。
入らなくはないが、トルクを掛けるときにハブケースにどうしても触れるので
傷がつくでしょうね。ディープソケットの方が安心ですよ。
ではジャッキアップしてウマを掛け、
フロントのデフオイルを抜きましょう。
完全に抜けきるまで時間が掛るので、
最初にやって放置しておけばシャフトを抜くころには落ち切っているでしょう。
あと事前にやっておくことは
ステアリングダンパーを装着している車は外しておきましょう。
外さないとタイヤのグラつきを確認するときに良くわからなくなりますし
タイロッドエンドのナットやブーツを外すときにえらい苦労します。
このひと手間でトータル的に大幅な時間短縮に繋がります。
作業のトップバッターは、ステアリングギアボックスの遊び調整。
これでジャダーが直ること多いみたいです。
でも私の車は28万キロ選手なのでココだけでは無理だろうな(;´Д`)
まずはタイヤをゆすって遊び具合を感覚で覚えます。
拡大した図が↑こちら。
ナットと中心軸とでパーツが分かれています。
中心軸を回すことで調整ができるのですが、
緩まないように外側のナットで締め上げるそんなイメージです。
念のため、中心軸にマーカーで色線を付け
角度がわかるようにしておくと後で調整が楽です。
私はそのひと手間に気が付かなくて感覚調整になってしまいました(;´Д`)
まずはナットを緩めるところから始めるわけですが、
過去調整がされてない場合、サビ等で固着しているので、
メガネレンチで緩めるのはキツいです。
上の方から長めのエクステンションを付けたラチェットで回す方が現実的です。
私は上からでしか緩めることができませんでした(;´Д`)
ナットを緩めるとき軸も一緒に回ってしまいます。
締めるときも一緒に回ってしまいます。
なので、軸の元位置が不明になってしまいます。
マーキングしておけばそんなことなかったんですけどね・・
仕方ないので、私の場合は、軸を最大に締めてから
少しだけ緩めた位置にすることにしました。
遊びをゼロにすると路面の状況がハンドルへダイレクト伝わってしまうので
推奨されません。遊びはある程度必要です。
ナットを締めるときに軸も回ってしまうので、
上からマイナスドライバーで軸回転を押さえつつ、
ナットを眼鏡レンチで締める方法で行いました。
タイヤをゆすってみて、最初のころより遊びが収まっていて、
程ほどの遊びが確認できれば成功です。
タイヤを外した後、ブレーキを外します。
外したブレーキは、ホースに負担がかからないような
タイヤハウス内のリア寄りのどこかに吊るしておきましょう。
フロント寄りにぶら下げると後で作業スペースが確保できなくて苦労します(;´Д`)
次はエアロッキングハブケースを外します。
外したハブケースは、白いグリスが塗られていましたが
少し乾燥気味でしたね(;´Д`)
奇麗に清掃して、程よくグリスアップしておきます。
あまりグリスを付けすぎると4WDに切り替わりにくくなるそうなので
飛び散らない程度に歯車に塗るようにしました。
シャフト側のC型クリップで鉄板とシャフトを抑えこんでいます。
バラすまで、このC型クリップが何のために存在してるのか理解できませんでした。
「キングピンで連結してるんだからタイヤはすっぽ抜けないのに有る意味あるの?」
とそんな風に思っていたんです。
今回作業して初めて知ったのですが、このシャフトはクリップと鉄板が無いと
デフ側の結構奥まで挿せてしまうのです。
感覚ですが1cm近く奥に行く余裕があるようです。
つまり、外側ではなく内側に行かないようにするための物なんだなと
バラしていて理解しました。
奥が深いです。
当然このC型クリップを外さないとナックルは抜けないので外すことになります。
この手のクリップはホント怖い(;´Д`)
古かったり錆びてたりすると砕け散るし、
油断するとバネ圧で吹っ飛んでいって回収不能、
本来なら新品を用意しておくべきなんでしょうけど、
今回は再利用する気だったので、スペアは無しです。
専用プライヤーを使っていても緊張する作業です・・
クリップの穴はかなり小さいので、
先端部が細いプライヤーじゃないと使えません。
幸いにも私が持っているプライヤーは合致したので、
無事外すことができました。
次はフロントアクスルとナックルを押さえつけているストップリングを外します。
M6のボルト8本で留まっていますが、
このボルトは10Nmで締める細いボルトなので固着が怖いです。
折らないように慎重に外していきます(;´Д`)
ストップリングを外すと、シールリング、さらに奥にあるリテーナが隠れているので
マイナスドライバあたりで軽くこじって外します。
球面のフロントアスクルが錆びてますねぇ・・・
時間があるなら研磨して、錆び転換剤を塗りたいところですが、
今回は1日で終わらせたかったので、後日にします(;´Д`)
タイロットエンドのナットを外します。
全部で4か所ありますが、1か所だけ外しにくいところにあります。
85Nmのトルクで締められていますので、
かなりの力が必要になることはもちろんですが、
ボルトも供回りすることがあるので
下から程よい圧力をかけてあげないと外せないことがあります。
ちょうど私の車がそのパターンにハマりまして、
下からジャッキを掛け押さえつけてなんとか緩めることができました。
めちゃくちゃ固かったです(;´Д`)
単管で柄を延長してようやくといったところ・・
ナメさせるわけにもいかないので神経使います。
4か所あるタイロットエンドのナットを外したら、
タイロットエンドを離すわけですが、
ものすごい力で連結されているので、
ゴムハンマーで叩いて外す人がいるようですが、
私はなかなか外せませんでした。プーラーがあると楽です(;´Д`)
ちなみにアストロのAP ボールジョイントプーラー BT210
↑は使えません。
サイズが合いませんでした(;´Д`)
っていうか軸径は合うのですが、プーラー押さえの端が斜めになっているので
平らに当たらないのです。つまり圧力方向が斜めになるので使えないのです。
買うなら↓こんな感じの
底面がフラットのプーラーがいいと思います。
ストレートのがJB23Wに合うのかは試してないのでわかりませんが・・(;´Д`)
整備マニュアルは↑こんなプーラーを推奨してます。
この形ならいろんなパターンに対応できそうで確かに良いかもしれませんね。
外れるときはダーン!という轟音とともに弾けるので
ボルトの先端に古いナットを付けておくと弾け防止になってい良いです。
キングピンを外しましょう。
キングピンは4本のボルトで止められていますが、
ボルトのネジ部には水が入らないようシーリングすることが前提になっています。
そのため写真では油を挿してはいますが、効果ないでしょうね(;´Д`)
結構固いですので長い柄のレンチでないと外すのが大変かも・・
ネジが折れたら地獄を見ますのでインパクトの使用は避けた方がいいかも・・
ネジが抜けたらゴムハンマーで衝撃を当てつつキングピンを抜きます
外したキングピンはシール材やら錆やらでひどいことになっているので、
少なくともフロントナックルとの接触面くらいはキレイに磨いておきます。
シールはカッターである程度削れます。
錆とか細かいシールはワイヤーブラシか、スコッチ・ブライトの不織布で研磨します。
私の車は前オーナーの時の整備で
金属ハンマーで力いっぱい叩いたのか、角が捲れていました。
修正に手間がかかり、余計な時間が掛りましたよヽ(`Д´)ノプンプン
本来ならキングピンも新品に交換すればいいのでしょうが、
1個約4千円、それが4個と結構お高い部品なんでね
用意するには至りませんでした(;´Д`)
外してみたところ幸い4個とも致命的な摩耗や錆は見当たらなかったので
安心して再利用できました。v( ̄Д ̄)v イエイ
キングピンが外れたらナックルを手前に外すことが可能になります。
適当な台を用意してナックルをその上に乗せておきました。
台はタイヤ1本分(175)の高さでは足りません。2本分くらいの高さがベストです。
大きめのバケツを裏返したくらいが丁度いいかも。
ブレーキホース類やABSセンサーケーブルが繋がったままですが、
今回は外しませんでした。
下手に外すと作業が増えそうな気がしたので逃げたのです(;´Д`)
↑の写真ではすでにフロントアスクル内の清掃を終えておりますが、
グリスだらけのグッチャグチャでした。
でもデフオイルの浸食や水っぽさはあまり感じませんでしたね。
キッチンペーパーでかき取り、ふき取り、ピカピカに。
なかなか程度がいい状態(*'▽')
さて難関の1つである円すいころベアリングのリースを外しをどうするかですが
一般的にはマイナスドライバーで様々な角度から叩いて抜く。
といった手法を用いられますが、
私は↑のようにちょうどサイズが合うソケットが
有ったので当てて上からたたいて抜くという手法を取りました。
マイナスドライバーだと下手な人は泥沼にハマるらしいですからね。
コマサイズは24mm、これがピッタリでした。
こんな感じで上からコン!とたたけば、
2,3回たたくだけで簡単に抜けましたよ(*'▽')
全部で4か所同じ方法でいけました。
奥にハマっているオイルシールを外します。
これがヘタっているとデフオイルがナックルに入り込み
ナックル部分からのオイル漏れなんていう原因となります。
とても重要な部品です。安い部品ですしバラしたら必ず交換しましょう。
ただ、外し方はコツが必要でした。
写真↑のように大きめのマイナスドライバーで、テコの原理を利用して思いっきり煽る。
これが正解でしょう。
初めての作業だったので勝手がわからず、カギピンでこじりまくって
パッキンを破壊するような感じに・・・(;´Д`)
再利用しないからいいけど・・
外れた状況はこんなかんじ。傷もつかず何とかなりました。
中に錆が全くなく、28万キロにしてはかなり程度がいいと思う。
浸水はほぼなかったということかな。
新しいシールを取り付けてここの作業は終了。
シールは手でも十分はめることができるけど、
軽く入ったら、大きいレンチソケットで叩いた方が安心かな。
使ったシールは武蔵オイルシールのZ6111。
純正よりもお安く購入できました(*'▽')
外したナックルの裏面も見てみます。
こちらもグリスまみれでしたので清掃します。
中央にオイルシールありますね。
ナックルを直接見るまでこのオイルシールが裏側から外せるか
分からなかったのですが、どうやら外せるように見えます。
一応ここのオイルシールも買ってあるので
交換にチャレンジしてみます。
こちらもマイナスドライバーをてこの原理を利用して煽れば
簡単に外れてきました。
使ったのは武蔵オイルシールのZ6178
安かったので念のために買っておいたのですが、
出番が来てよかったです(*'▽')
次はタイロットエンドブーツの交換に手をつけました。
ブーツの下側にリング型の針金が巻き付いているので
マイナスドライバなんかを使って外します。
リングが外れたらブーツは思いのほか簡単に外れます。
グリスが充填されていますが、新しく充填しますので、
ジョイントをクネクネして古いグリスを奇麗に拭き取ります。
グリスたっぷり。
ナットを締めるときかなりの圧力なのでグリスが飛び出るかもしれないけど、
その分はふき取ればいいので出来る限りの量を入れてみました。
ブーツの入れ方が最初わからなくて悩んだのですが、
表裏をひっくり返してから差し込めば簡単に入ることに気が付き
その後の作業が楽になりました。
ひっくり返すとこんな感じになります。
上から挿して、クルッと戻す。これでキレイに収まります。
問題はリング。これが工具が無いのでえらい大変。
↑こんな工具があれば楽勝なんですけど、
マイナスドライバーとラジオペンチで作業したので、
シャレにならない時間を浪費しました(;´Д`)
この段階で工藤自動車のジャダーストップリングを入れます。
最初このステップを忘れてしまい、後からやり直すはめに(;´Д`)
写真もありません(;´Д`)
次からは戻しの工程です。
新しいキングピンベアリングのリースを入れ込みます。
ブログや動画を見ていると古いリースを再利用して
それを上からたたくといった方法をとっている方が結構いました。
それでもいいのですが、意外とうまくいきません(;´Д`)
指を叩くこともしばしば。
結局このソケットで叩いて、ある程度挿しこみ、
微調整はゴムハンマーで直接叩いての方が楽でした(;´Д`)
ドライブシャフトのジョイント部のグリスを充填します。
本来なら完全分解して灯油で清掃すべきなんでしょうけど、
流石にその余裕はなかったので、
できる限り拭き取る形で古いグリスを取り除きました。
その後、新しいグリスを盛ってジョイントグリグリ。
奥まで潤滑したら溢れんばかり盛って終了。
シャフトをホーシングに挿しこみます。
初めて脱着しましたが、中央に挿しこむというコツがつかめなくて苦労しました。
挿しこんだら周りもしっかりグリスで満たしてあげる。
実際ここまで必要なのかな?と疑問に思いましたが、
浸水した時のことを考えると少ないよりはいいのかな?
キングピンベアリングにオメガグリスをコレでもか!と言うほど塗りつけます。
写真ではレンズに汚れがついて色合いがよくわからなくなっていますが、
ここまで透明度あって奇麗な青のグリスは初めてです。
まるでのラメ入り糊や、マニキュアのようです。
上と下にキングピンベアリングを入れ込みナックルを取り付けます。
ただし下側のキングピンベアリングは支えがないと
作業中に落ちてしまうので
まず上のベアリングの位置にナックルを引っ掛けてから下のベアリング
を入れたほうがいいです。
一人でやると結構キツイ仕事でした(;´Д`)
キングピンを挿す前にシール材を塗っておきます。
スズキ指定の、セメダイン366Eですね。
塗る場所はちょっと一考の余地があります。
整備マニュアルでは青のラインに塗れと書かれていますが、
ボルト穴からも浸水することを考えれば
赤ラインの部分にも塗っておいた方が無難です。
全面に塗るのが確実ですが、今後分解するときに大変になるので、
その方法は私は避けました。
塗りすぎると取り付けるときに隙間から溢れてくるので
程ほどの量で塗ります。
下側のキングピンにだけジャダーストップフルキットに付属している
ワッシャーを入れます。
このワッシャーの厚みの分だけベアリングリースへの圧力が高まるので
ハンドリングのブレを抑えることができるという理屈です。
キングピンの差し込みはコツが必要でした。
特に下は見えないので手探りでやることになりますが、
なかなか穴がセンターに来ず、ナックルを動かす腕が疲れます(;´Д`)
キングピンが刺さったらボルト締め。
ここは浸水の恐れと、緩み止めの意味もかねてシール材を塗布します。
ネジ山部にまんべんなく適量塗り付ければOKらしい。
足回り部品のわりに25Nmという小さめ指定です。
細いボルトということもあるでしょうが、
余り強く締めすぎると衝撃でボルト破断の心配があるからでしょうか?
私は上側のキングピンを固定するときに金具を供止めするのを忘れてしまい、
やり直しを余儀なくされました(;´Д`)
つけ忘れに注意しましょう。
キングピンの固定が終わったら
ジャダーストップフルキットのリテーナーや
シールリング、ストップリングを留めます。
ちなみに現場の写真はありません(;´Д`)
サービスマニュアルではストップリングやリテーナーの切り口は
上に向けろと書いてあります。切り口から水が入り込む気がしますが、
なにかしら理由があるのだと思うので言われるままにしました。
8本のボルトを締めるトルクは10Nmで。
均等に圧力をかけていかないとストップリングが歪みます。
これが意外と時間かかる作業でした。
タイロットエンドを連結します。
純正のナットにくらべ、一回り大きく、
押さえ側が更に大きい皿状になっているので
ブレはかなり抑えられるでしょう。
さらに緩み止め加工がされているナットです。
かなり安定感のある固定になると思われます。
トルクは4か所とも85nm
かなり強めですので下からジャッキを掛けて圧力を与えないとボルトと供回りして
トルクを掛けきれないかもしれません。
うちのJB23Wもそうでした(;´Д`)
ここまで終わったらあともう一息。逆手順です。
・ブレーキを所定の位置に戻して固定。
・エアロッキングハブケースのガスケットを交換して
ナックルに取り付け。軽くネジ止め。
・ステアリングダンパーを再装着。
・タイヤをとりつけ。
・デフオイル充填。
・ウマを外し、ジャッキダウン。
・エアロッキングハブケースを指定トルク48Nmで締めなおす。
最後は一気に処理。余裕ないです(;´Д`)
長い・・長い工程だ・・・疲れた・・
ナックル内部やシャフトのジョイントまで完全分解していたら
片輪だけで1日コースだったのでは・・・
本音を言うとフルオーバーホールしたかったけど、
それは自分専用のガレージが無いと無理~~(;´Д`)
腰、フトモモ、フクラハギ、腕が痛い。
筋肉痛必至(;´Д`)
簡単な走行テストをする。
ブレーキok、ハンドルの振動無し、4WD切り替え問題なし、
高速道路に出てみて100kmで走行。ジャダーの発現なし。
問題はなさそうだ。
作業はこれにて終了。お疲れ様(;´Д`)
取り外したパーツの状態検証は後日別記事で。
https://randol-news.net/art/00523.html