ドラレコ修理
2022.06.07
知り合いのドラレコが電源入れてもすぐ落ちる。
この症状見覚えありますね。
そう、リポバッテリーの寿命です。
商品名はDual Dash Cam VA-VD006
VAVAという商品ブランドのようです。
触ってみた感じは梨地加工されていて高級感があります。
ボタンのタッチもカチカチっとわかりやすい反応をしてくれます。
ケースを開けるには、隠しネジが1本あるので外しておきます。
シールの下に隠れてます。
結構精密に作られていて隙間が無いように見えましたが、
矢印のところだけ、薄型のマイナスドライバくらいが
入りそうなスペースがありました。
そこにプラスチック系の板をぶっこんでこじ開けます。
傷をつけないように慎重にやると時間かかりますね(;´Д`)
外装は爪だけで止められているので力技であけるしかありません・・
作りが中華っぽくない。
結構しっかり作られている。
日本製品から学んだか?(;´Д`)
チップはNOVATEKのNT96663
まだまだ現役のチップを搭載しています。
基板を外すとバッテリーが見えてきました。
低価格ドライブレコーダーだと、
バッテリーは両面テープで貼り付けてるだけなのに、
この製品はバッテリーに合わせた固定具で
しっかり動かないように固定されていますよ。
コレ、なかなかいいぞ
バッテリーもハンダ直付けじゃなくてコネクタ接続。
バッテリーさえ手に入れば簡単に交換できますわ。
ただ、問題はここ。
採用しているバッテリーが
452533の320mAh
なかなかないんですよ。このサイズ・・・
しかも3本線。電源線2本にサーミスタ1本という。
このドラレコ、ホントに温度管理してるのなら侮れない(;´Д`)
このサイズは全く無いから諦め。
とりあえず562438 500mAhを注文してみました。
サイズが大きくなれば容量アップも期待できるから、
前よりは長く持つだろう(;´Д`)
2022年7月1日追記
バッテリーが届いたので、組み込んでみようと思う。
枠にははまらないとは思っていたけど、
そのままあてがうと基板のUSB端子が干渉してしまう。
やっぱりカットが必要。
赤丸で示した部分をカットして、
バッテリーを少し時計回りに傾けて貼り付ければ
上手く収まった。
ただここで一つ疑問が発生。
リポバッテリーの3端子って、真ん中がサーミスタだった気がする。
これ真ん中に黒がきてない?(;´Д`)
一般的に黒ってバッテリーのマイナスよね。
どうゆうこと?
元からついていたバッテリーを見ると、赤白黒となっており、
コントロール基板にマーキングがしてあったので
それを確認するとBTT+ T BTT- とかかれてあった。
つまり、赤が+ 真ん中がサーミスタ 黒が-で間違いない。
新しく届いたバッテリーは何か怪しい。
日本のショップだと大抵スペックシートなんかが付属してくるので
どの配線が何の役割かがわかる。
でもAliexpressのショップが用意してるわけもない。
どうしようも無いので、Aliexpressにダメもとで問い合わせてみた。
奇跡的に2日後返信が・・
黒はマイナス、黄色はサーミスタという説明。
ショップが言うのならそうなのだろうと「ホントか? (;´Д`)」
という気持ちを押しつぶし
言われたとおりに配線してみた。
動かない(;´Д`)
配線ミス?バッテリーの異常? 実は基盤が壊れてた?
いろんな考えがよぎりましたが、
まず疑うべきはショップだな。ということで
黒をサーミスタとして、黄色をバッテリーマイナスとして
配線してみた。
動いた・・・
信用ならねぇ。中国人やっぱり信用ならねぇ。
と思い知った瞬間だった(;´Д`)
【ジムニー JB23W】デフオイルのろ過(再使用)と錆転換剤
2022.06.02
しばらく天気が悪かったのですが、
ようやく晴れたので、デフオイル漏れの処置をしたいと思います。
デフの下は狭いので、大きめのタッパ(4.2L入ります)で受けました。
動かすときは蓋を被せることができるので、零れることもなくかなり便利。
濁っているようにも見えますが、
細かい泡があるのでそう見えているだけです。
全然キレイな状態。
だって交換してからまだ100kmも走ってないし・・(;´Д`)
そもそもエンジンオイルと違って燃焼に触れる部分じゃないので
簡単に汚れるものではないですけどね。
流石にこのまま捨てるのはもったいないので、
今回は禁断の「濾過して再利用」を行います(;´Д`)
濾過フィルターはブルドック。
エンジンオイルの時はコーヒーフィルターで試してみましたが、
余りにも落ち切るまでの時間が遅すぎたので、今回はやめました。
デフオイルはさらに粘度がありますからねぇ・・
ブルドックなら全部落ち切るまで10分程度で終わりました。
大体予定通り1.7L取れたかな。
足りない場合はトヨタのギアオイル GL5を買ってあります(;´Д`)
使わない場合は倉庫に保管。最近オイル関連も値上がりが凄いので、
消耗品は買っておいても損はない。
オイルの充填はオイルサクションガンを使いません。
灯油ポンプでおなじみのサイフォンポンプです。
デフオイル用としてわかりやすいように緑色にしてみました(*'▽')
このままだとさすがに長いので、程よい感じに切ります。
短すぎるとオイルを最後まで使い切れないし、
長すぎると車の下に入りきらないので
このバランスが難しいです(;´Д`)
漏れ対策は、
古いドレンボルトに液ガスを塗るか
PTFEテープを巻き付けるのが一般的ですが、
私は新しいドレンボルトを純正で用意しました。
何回脱着したか分からないボルトなので
新しいものに交換したほうが確実という判断です。
左が新しいもので、右が古いもの。
新しいものにはガスケット剤も塗ってあり
見るからに漏れが止まりそうです(*'▽')
さてオイル戻しに取り掛かりますが、
見ての通り、いくらジムニーでも最低地上高が低くて
正面からタンクが入りません。
運転席側のタイヤハウスの下からならアクセスできます。
ホースの長さもちょうどいい。
デフオイルなんて固いもの送れるわけないと思いこんでいる方、
普通に送れます(*'▽')
真冬の寒さではどうなのか分かりませんが、
オイルを温めてからなら冬も余裕でいけるんじゃない?
と思います。
むしろ、何度も「立って吸ってしゃがんで押して」、
を繰り返すサクションガンより楽ですわ(;´Д`)
サイフォンポンプを使うときの弱点というか問題点は、
ホース部分が長いため、キレイに最後まで使い切れない事。
どうしても吸いきれず、吐ききれず余してしまいます。
でも、余ったら容器に入れておいて次回使えばいいわけですからね、
何事も工夫です。
この作業の終了後、オイル漏れは無くなりましたとさ。
オイルは抜いた分だけで足りました。補充無し。
オイルを抜く作業の時、上のドレンボルトを外した途端
大量にあふれ出てきたので、規定量より多く入っていたのだと思われます。
充填したとき前輪側をウマにかけたままオイルを入れていたため
油面がボルト穴より低くなってしまったんでしょうねぇ・・
水平状態でしっかり充填したら、逆に余ったというオチ(;´Д`)
デフオイルの作業をしているときに気になってしまった、
フロントアクスルホーシングの錆。
見てしまったら対処しなきゃいかんよねぇ・・(;´Д`)
事前に買ってあった「さびチェンジ」
赤錆(酸化鉄)を黒錆(リン酸第二鉄)に化学変化させます。
黒錆になってしまえばその部分は酸化による浸食が止まるので安心です。
寝ながらなので全体が見えてませんが、
とりあえず目立つ部分を金ブラシで擦ります。
汚れをパーツクリーナーとキッチンペーパーでふき取り。
そして錆に「さびチェンジ」をヌリヌリ。
塗った直後は白っぽいですが、だんだん紺に変化していきます。
2時間経った様子。
紺がさらに深まって黒に変わってきました。
完全硬化には24時間かかるようなので、
上からの塗装はその後となります。
厚塗りしたいときは1時間後から可能との事です。
これが24時間経った様子。
黒くなって錆が目立たなくなったけど、
塗ったところだけ艶ありになってしまった(;´Д`)
さてこの上に艶消し黒、塗るべきか塗らざるべきか・・・
スプレーよりハケの方がいいかなぁ・・・
ようやく晴れたので、デフオイル漏れの処置をしたいと思います。
デフの下は狭いので、大きめのタッパ(4.2L入ります)で受けました。
動かすときは蓋を被せることができるので、零れることもなくかなり便利。
濁っているようにも見えますが、
細かい泡があるのでそう見えているだけです。
全然キレイな状態。
だって交換してからまだ100kmも走ってないし・・(;´Д`)
そもそもエンジンオイルと違って燃焼に触れる部分じゃないので
簡単に汚れるものではないですけどね。
流石にこのまま捨てるのはもったいないので、
今回は禁断の「濾過して再利用」を行います(;´Д`)
濾過フィルターはブルドック。
エンジンオイルの時はコーヒーフィルターで試してみましたが、
余りにも落ち切るまでの時間が遅すぎたので、今回はやめました。
デフオイルはさらに粘度がありますからねぇ・・
ブルドックなら全部落ち切るまで10分程度で終わりました。
大体予定通り1.7L取れたかな。
足りない場合はトヨタのギアオイル GL5を買ってあります(;´Д`)
使わない場合は倉庫に保管。最近オイル関連も値上がりが凄いので、
消耗品は買っておいても損はない。
オイルの充填はオイルサクションガンを使いません。
灯油ポンプでおなじみのサイフォンポンプです。
デフオイル用としてわかりやすいように緑色にしてみました(*'▽')
このままだとさすがに長いので、程よい感じに切ります。
短すぎるとオイルを最後まで使い切れないし、
長すぎると車の下に入りきらないので
このバランスが難しいです(;´Д`)
漏れ対策は、
古いドレンボルトに液ガスを塗るか
PTFEテープを巻き付けるのが一般的ですが、
私は新しいドレンボルトを純正で用意しました。
何回脱着したか分からないボルトなので
新しいものに交換したほうが確実という判断です。
左が新しいもので、右が古いもの。
新しいものにはガスケット剤も塗ってあり
見るからに漏れが止まりそうです(*'▽')
さてオイル戻しに取り掛かりますが、
見ての通り、いくらジムニーでも最低地上高が低くて
正面からタンクが入りません。
運転席側のタイヤハウスの下からならアクセスできます。
ホースの長さもちょうどいい。
デフオイルなんて固いもの送れるわけないと思いこんでいる方、
普通に送れます(*'▽')
真冬の寒さではどうなのか分かりませんが、
オイルを温めてからなら冬も余裕でいけるんじゃない?
と思います。
むしろ、何度も「立って吸ってしゃがんで押して」、
を繰り返すサクションガンより楽ですわ(;´Д`)
サイフォンポンプを使うときの弱点というか問題点は、
ホース部分が長いため、キレイに最後まで使い切れない事。
どうしても吸いきれず、吐ききれず余してしまいます。
でも、余ったら容器に入れておいて次回使えばいいわけですからね、
何事も工夫です。
この作業の終了後、オイル漏れは無くなりましたとさ。
オイルは抜いた分だけで足りました。補充無し。
オイルを抜く作業の時、上のドレンボルトを外した途端
大量にあふれ出てきたので、規定量より多く入っていたのだと思われます。
充填したとき前輪側をウマにかけたままオイルを入れていたため
油面がボルト穴より低くなってしまったんでしょうねぇ・・
水平状態でしっかり充填したら、逆に余ったというオチ(;´Д`)
デフオイルの作業をしているときに気になってしまった、
フロントアクスルホーシングの錆。
見てしまったら対処しなきゃいかんよねぇ・・(;´Д`)
事前に買ってあった「さびチェンジ」
赤錆(酸化鉄)を黒錆(リン酸第二鉄)に化学変化させます。
黒錆になってしまえばその部分は酸化による浸食が止まるので安心です。
寝ながらなので全体が見えてませんが、
とりあえず目立つ部分を金ブラシで擦ります。
汚れをパーツクリーナーとキッチンペーパーでふき取り。
そして錆に「さびチェンジ」をヌリヌリ。
塗った直後は白っぽいですが、だんだん紺に変化していきます。
2時間経った様子。
紺がさらに深まって黒に変わってきました。
完全硬化には24時間かかるようなので、
上からの塗装はその後となります。
厚塗りしたいときは1時間後から可能との事です。
これが24時間経った様子。
黒くなって錆が目立たなくなったけど、
塗ったところだけ艶ありになってしまった(;´Д`)
さてこの上に艶消し黒、塗るべきか塗らざるべきか・・・
スプレーよりハケの方がいいかなぁ・・・
【ジムニーJB23W】ジャダー対策した後の話
2022.06.01
前回の作業(https://randol-news.net/art/00519.html)
からジャダー現象は起きなくなりました。
ジャダー以外にもいろいろ改善されたことがわかります。
2WDで走行中、ハンドルの握力を抜くと
どこ向かって行くか分からない不安感があったのですが、
それがかなり払拭されてます。
振動音が軽減したと家族から。
タイロットエンドブーツが新品、留めてるナットは大径に変更されたので
その恩恵がでかいのかな?
キングピンベアリングがシムリングによって適切に押さえつけられ、
遊びが無くなったことで振動が抑えられているとも考えられます。
新車のようなハンドル感覚がよみがえっています。
あと、4WDの切り替えが入りやすくなりました。
前は4WDボタンを押しても、しばらくメーターのランプが点滅して
切り替えに時間が掛る感じでした。
グリスがすこし乾燥気味で固くなってましたからね。
新鮮な高性能グリスにすることで本来の動きに戻ったかな?
今回の作業は広範囲にメリットがあったようです(*'▽')
では今回の作業で取り外したパーツの検証をしてみます。
それぞれのパーツは全て清掃した後になります。
汚れのようなものは洗浄では落ちない汚れかサビです。
タイロットエンドブーツは4つ。
1つ作業中に紛失してました。
グリス漏れは起こしていましたが、ブーツ切れは起きてませんね。
ヒビ割れも無いように見えます。
車検対策として交換しましたが、グリスを拭き取っただけで通ったかも。
でも、いざ交換するとなると大がかりになるなので、
今回やりきって気持ち晴れやかですけど。
ドライブシャフトのオイルシールはまだ健全でしたね。
内側のテンションが摩耗しているようには見えません。
案外交換してまだそんなに走行してないのかもしれません。
裏側を見てみると、テンションはリング系スプリングで絞っている構造。
リングスプリングが常にシャフトに押し付けてデフオイルの侵入を防ぐと、
そんな仕組みのようです。
パーツマニュアルや整備マニュアルではここまでの構造はわかりませんねぇ・・
自分で実際にバラすことはとっても勉強になります。
バネの接続部分が歪になってきているのは気になりました。
こんなもんなのかな?
ナックル側のオイルシールも交換しましたが、
こちらも傷んでいる様子はないですね。
なかなかに優秀(*'▽')
フロントアクスルの両サイドを押さえつけているパーツ。
そのうちのシールリング。
片側だけ千切れが発生していました。
これは危なかったです。いつ水が浸入してもおかしくない状況でした。
シールリングを押さえつけていたリテーナー達。
錆が発生しています。
このパーツが痛むと押さえつける能力も劣化、
この程度で交換できてラッキーだったと言えるでしょう。
もっと痛んでいればナックル内に水が浸入し
酷いことになっていたでしょうね(;´Д`)
タイロットエンドを連結固定させていたナット。
4か所のうち2つが変な摩耗をしている(;´Д`)
特に右下のナットは中心がずれていると思わせるほど、
斜めに削られているのが不思議。
ここ擦れる部分じゃないんだけど・・・・
前オーナーの時の整備士が削ったとしか思えん・・・
締めるときに工具が入らなかったのかな?
謎すぎる(;´Д`)
エアロッキングハブケースのガスケット。
まったく痛んでいる様子無し。
おそらく再利用可。
大事に保管いたします(*'▽')
この取り外したガスケット、内径に、3か所の爪が付いていました。
買った純正のガスケットは1か所だけだったんだけどね・・
仕様変更なのか、社外品なのか・・
整備記録が無いからほんとわからん。
キングピンベアリングは、致命的なダメージはありませんでした。
リースに若干の錆が出ていますが、今すぐ何かが起きるといった状態ではありませんね。
ただベアリングの遊びがだいぶ大きくなっているような気がします。
円錐型のベアリングなのでリースに押さえつける適切なテンションが掛かれば
遊びはゼロになる仕組み。
キングピンにバネ圧で押し付ける調整機構はないので
いろんな部分が摩耗ですり減ってしまうと隙間ができて
ベアリングにガタが出てしまうでしょうね。
その隙間を埋めるためにジャダーストップフルキットは
ワッシャーを下側のキングピンに取り付けるのか・・と、
ここでもいろいろ勉強になったり。
しばらく走行してみて、デフオイル漏れが起きていることがわかりました。
古いドレンボルトだったので、ディーラーで新品を発注いたしました。
amazonやモノタロウでも買えますが、ディーラーが一番安く速く手に入りました。
ディーラーだと下側ドレンボルト、上側ドレンボルト、
上側ドレンボルトガスケットの3点で税込み891円。
内訳は
09248-20003-000 374円
09246-16021-000 352円
09168-20003-000 165円
次の日には手に入りました。
ディーラー、なかなか侮れない(;´Д`)
下側のドレンボルトについては最初からシーリングがされていました。
ワッシャーガスケットが付けられないための対処と思われます。
テーパーになっているドレンボルトは
液ガスを塗らない方がいいという意見が多いのですが、
これを見るとやっぱり塗った方がいいのかなーと思わせますね。
後日、またデフオイルの作業・・ 憂鬱(;´Д`)
からジャダー現象は起きなくなりました。
ジャダー以外にもいろいろ改善されたことがわかります。
2WDで走行中、ハンドルの握力を抜くと
どこ向かって行くか分からない不安感があったのですが、
それがかなり払拭されてます。
振動音が軽減したと家族から。
タイロットエンドブーツが新品、留めてるナットは大径に変更されたので
その恩恵がでかいのかな?
キングピンベアリングがシムリングによって適切に押さえつけられ、
遊びが無くなったことで振動が抑えられているとも考えられます。
新車のようなハンドル感覚がよみがえっています。
あと、4WDの切り替えが入りやすくなりました。
前は4WDボタンを押しても、しばらくメーターのランプが点滅して
切り替えに時間が掛る感じでした。
グリスがすこし乾燥気味で固くなってましたからね。
新鮮な高性能グリスにすることで本来の動きに戻ったかな?
今回の作業は広範囲にメリットがあったようです(*'▽')
では今回の作業で取り外したパーツの検証をしてみます。
それぞれのパーツは全て清掃した後になります。
汚れのようなものは洗浄では落ちない汚れかサビです。
タイロットエンドブーツは4つ。
1つ作業中に紛失してました。
グリス漏れは起こしていましたが、ブーツ切れは起きてませんね。
ヒビ割れも無いように見えます。
車検対策として交換しましたが、グリスを拭き取っただけで通ったかも。
でも、いざ交換するとなると大がかりになるなので、
今回やりきって気持ち晴れやかですけど。
ドライブシャフトのオイルシールはまだ健全でしたね。
内側のテンションが摩耗しているようには見えません。
案外交換してまだそんなに走行してないのかもしれません。
裏側を見てみると、テンションはリング系スプリングで絞っている構造。
リングスプリングが常にシャフトに押し付けてデフオイルの侵入を防ぐと、
そんな仕組みのようです。
パーツマニュアルや整備マニュアルではここまでの構造はわかりませんねぇ・・
自分で実際にバラすことはとっても勉強になります。
バネの接続部分が歪になってきているのは気になりました。
こんなもんなのかな?
ナックル側のオイルシールも交換しましたが、
こちらも傷んでいる様子はないですね。
なかなかに優秀(*'▽')
フロントアクスルの両サイドを押さえつけているパーツ。
そのうちのシールリング。
片側だけ千切れが発生していました。
これは危なかったです。いつ水が浸入してもおかしくない状況でした。
シールリングを押さえつけていたリテーナー達。
錆が発生しています。
このパーツが痛むと押さえつける能力も劣化、
この程度で交換できてラッキーだったと言えるでしょう。
もっと痛んでいればナックル内に水が浸入し
酷いことになっていたでしょうね(;´Д`)
タイロットエンドを連結固定させていたナット。
4か所のうち2つが変な摩耗をしている(;´Д`)
特に右下のナットは中心がずれていると思わせるほど、
斜めに削られているのが不思議。
ここ擦れる部分じゃないんだけど・・・・
前オーナーの時の整備士が削ったとしか思えん・・・
締めるときに工具が入らなかったのかな?
謎すぎる(;´Д`)
エアロッキングハブケースのガスケット。
まったく痛んでいる様子無し。
おそらく再利用可。
大事に保管いたします(*'▽')
この取り外したガスケット、内径に、3か所の爪が付いていました。
買った純正のガスケットは1か所だけだったんだけどね・・
仕様変更なのか、社外品なのか・・
整備記録が無いからほんとわからん。
キングピンベアリングは、致命的なダメージはありませんでした。
リースに若干の錆が出ていますが、今すぐ何かが起きるといった状態ではありませんね。
ただベアリングの遊びがだいぶ大きくなっているような気がします。
円錐型のベアリングなのでリースに押さえつける適切なテンションが掛かれば
遊びはゼロになる仕組み。
キングピンにバネ圧で押し付ける調整機構はないので
いろんな部分が摩耗ですり減ってしまうと隙間ができて
ベアリングにガタが出てしまうでしょうね。
その隙間を埋めるためにジャダーストップフルキットは
ワッシャーを下側のキングピンに取り付けるのか・・と、
ここでもいろいろ勉強になったり。
しばらく走行してみて、デフオイル漏れが起きていることがわかりました。
古いドレンボルトだったので、ディーラーで新品を発注いたしました。
amazonやモノタロウでも買えますが、ディーラーが一番安く速く手に入りました。
ディーラーだと下側ドレンボルト、上側ドレンボルト、
上側ドレンボルトガスケットの3点で税込み891円。
内訳は
09248-20003-000 374円
09246-16021-000 352円
09168-20003-000 165円
次の日には手に入りました。
ディーラー、なかなか侮れない(;´Д`)
下側のドレンボルトについては最初からシーリングがされていました。
ワッシャーガスケットが付けられないための対処と思われます。
テーパーになっているドレンボルトは
液ガスを塗らない方がいいという意見が多いのですが、
これを見るとやっぱり塗った方がいいのかなーと思わせますね。
後日、またデフオイルの作業・・ 憂鬱(;´Д`)