Windows7のPCでWindows10のライセンスを通す
2024.10.01
ちょっと特殊なライセンス認証を試してみました。

Windows7のPC(Windows10にアップグレード認証済み)が壊れました。
故障個所はマザーだったので、ハードディスクを取り出し、
ハードディスクだけが壊れている同じブランドの同じ性能のPCに移植しました。
移植先のPCも一度Windows10にアップグレードしているので、
マシン構成にライセンスが乗っています。

さて、この状態でブートした場合ライセンスはどうなるかですが、
認証は通ってないものとされており、
オンライン認証も通らず、Windows7のプロダクトキーも通らないことが分かりました。
一度認証が通ったHDDのライセンスを変更するには
新たなWindows10のプロダクトキーしか受け付けないようです。
Windows7のプロダクトキーが通らないのはすでにいろんな記事で目にするので知っていましたが、
オンライン認証が通らないとは思いもしませんでした。

結局、クリーンインストールして対応しましたとさ。


2024.10.01 19:00 | 固定リンク | Windows全般
sim通信ができるソーラー防犯カメラ COOAU AR-W607を使う
2024.09.26


物置小屋に防犯カメラを置くことになりました。
電力会社と契約してないのでソーラーで運用したいわけですが、
当然モバイルルーターを動かす電力もないわけでいろいろ悩んでいたところ、
最近はソーラーとSIM通信を組み合わせた防犯カメラがあるじゃないですか。
これは自分に最適とばかりいろんな製品を調べつくしてみました。

たどり着いたのは「COOAU AR-W607」です。
自分は日本通信の格安SIM(1GB 税込290円)を使って運用したかったので、
間違いなく動くだろうなと思うものを選択したつもりです。
他メーカーの製品は、自社SIIM縛りがあるものもあり結構リスキーです。
このCOOAUの製品は幅広いチャンネルに対応し、社外のSIMも使わせてくれるという
懐の深い製品であったりします。
同様の製品を出しているGENBOLTやANRAN、ieGeekは動作バンドを公開してません。
まぁ、ieGeekはAUとsoftbankは使えるよと書いてる製品がありましたが
docomoが使えないとねぇ・・(;'∀')

ちなみにCOOAU付属SIMでのデータチャージは3GB(月額12.99ドル)なので
円安の今ではそれなりにお高いです(現時点で1868円になります)。
付属SIMを継続して使うのは楽ですが、
アプリにクレジット情報やpaypalのメアドなんて教えてしまうのはセキュリティ上よろしくないので
なるべく日本のキャリアと契約して使うのがベストでしょう。

さて、この製品というかソーラータイプ4Gカメラ全般の弱点を先にあげておきます。

①Wifi接続ができません。
 設定などはWifiが使えればSIMのデータ量を消費しなくて済むと考えることもできますが
 この手の商品に自宅や自社のWiFi情報を与えるのはちょっと危険なので
 WiFiが無い方が逆に安全でいいと私は考えます。
 SIMならば社内ネットワークとは完全に切り離されるので外部から侵入される心配はありません。
 被害を受けたとしてもカメラだけです。
 SIM運用を途中でやめ、いつかWiFiカメラとして使い続けたいと考えている人は
 このカメラの仕様は適しません。

②最新の防犯カメラにしては解像度が一世代前。
 最近は500万画素以上は当たり前ですので、300万画素クラスの映像はちょっと低いです。
 しかしソーラー電力とSIM通信という限られた資源で動かすにはやむを得ないのかもしれない。
 だからといって、画素が足りないということはなく、300万画素でも近場の映像を見る分には
 問題ないと思います。

③他社SIMの接続設定が手間。
 マニュアルに他社SIM接続のやり方が詳細に書かれていないので、
 いまいちわかりにくいというのもあって完璧に設定を終えるまで結構な時間を浪費します。
 機械の設定や、防犯カメラに精通している人ならそれなりにできると思いますが、
 素人だと他社SIMを使うときは気合が必要です。

④異常を検知してから短い時間しか録画されない。
 ソーラー充電のカメラなので、常時録画できない。
 最低限の電力を使うように何かを検知したときだけ録画するようになっている。
 これに関しては将来、ポータブル電源を接続すれば常時録画に対応するとかしてくれると
 うれしい。

以上4点です。これらを踏まえてまだメリットの方がでかいと思う方だけお付き合いください。

まずこのカメラで一番重要な結論を述べます。
このカメラは日本通信simが使えます。私が試しました。
今後提供されるアップデータや製造ロットでどうなるか不明ですが、
現時点ではこの商品、最強と言っていいと思います。
商品レビューなどで、docomo回線が使えないといったコメントがありますが、
その方はSIMカードを挿し換えただけでAPNの登録をしなかった(できなかった)のではないかと考えます。
公式で対応していると公表しているバンドは
B1/B3/B8/B18/B19/B26 TD-LTE:B41 なので


※緑の部分が対応バンド

日本ではdocomo、AU、softbank/Ymobileなら動く格安SIMがありそうです。
格安SIMで現在動くとコメントがあったものは

bigconnect(docomo回線)
povo2.0
NUROモバイル(Softbank回線)
NUROモバイル(au回線)

mineoが動かないという報告がありますが、なにが原因で使えないのかよくわかりません。

1GBで収めるなら日本通信sim合理的シングル290(290円/月)
3GB使うならNUROバリュープラス(627円/月)
が一番安そうです。
日本通信は2023年4月1日以降「低速度制限」を適用すると明言しました。
データ通信使用量が上限(自分が設定した通信量)に達した場合でも、低速度でデータ通信が
できるというものです。
有志が検証した結果、ダウンロードが約100kbps、アップロードは10kbpsだそうです。
遅いですけど警告の発信には十分そうです。

このカメラのファームウェアをアップデートすると、
SIMの通信が3G回線固定になってしまう問題があるようで、
一度SIMカードを入れなおし、電源を入れなおしたあと、
リセットを行って、正面のLEDが赤青点滅する状態になってから
APNなどを設定したQRコードを読み込ませることで
直るといったコメントがあります。
とりあえず不便を感じてないのならアップデートはやめるべきです。


さてここからは初期設定やAPNの登録方法を書いていこうと思います。
まずカメラの下部にゴムパッキンでできたフタがあるのでそちらを開けます。
そうすると電源ボタン、リセットボタン、カードトレイ挿入口が露出します。
カードトレイを取り外すにはピンを差し込んで引き出す必要があります。
写真ではクリップを曲げたものでやってますが、付属のピンがあるので
それを挿してトレイを引き出します。


押し込めば数mm浮いてきますので、その浮いた部分に爪を引っ掛けて引き抜くといった感じです。


カードトレイにはSDカードとSIMカードが並べられています。
とりあえずSIMカードを取り外すのですが、カッチリはまっている場合は裏側に穴があるので
そこにピンを挿して浮き上がらせればいいでしょう。



↑動画では金色の面に触っていますが、接触不良を起こしかねないので触れないようにしましょう(;´Д`)

カードを交換して挿しなおしたら、電源ケーブルに充電用のUSB-Cを挿して5Vを供給してあげます。
いろいろ準備するのが面倒くさい人は携帯のを代用しましょう。
(付属のソーラーパネルは完全に充電が終わってから接続するので設置まで使いません)





動画の通りに電源を入れます。数秒電源ボタンを押し続けると本体前面のLEDが赤く点滅します。
さらに数秒するとピポって音がするので起動したことがわかります。

さらに1分半ほど待つとLEDが青赤点滅に切り替わるでしょう。
この青赤点滅は4G接続ができなかったということを意味します。
付属のSIMじゃなくて、日本通信のSIMに変えましたからね当然です。
この状態を放置してスマホを用意します。



Android、iosどちらでも操作は同じです。とりあえずAndroidで話を進めます。
CloudEdgeというカメラ用汎用アプリをインストールして実行します。
このCloudEdgeホームページも用意されていて結構大きく展開しているようですね。
https://cloudedgeapp.com/ja/



アプリを起動したら右上の「+」を押し「デバイスを追加」を選択します。




Bluetoothうんぬんを言い出してくるかもしれませんが、
このカメラはBTを装備してないのでそれはキャンセルでok



左側のメニューから「4Gカメラ」を選び一覧の中から「4Gカメラ(バッテリー)」を選択します。



QRコードスキャン画面↑になりますが真ん中に表示されている
「QRコードが見つからない場合は~~~」
をタップします。



SIMカードはもう装着済みだと思うので、ここは「次へ」をタップ



カメラを放置しているので電源は入っていると思います。
(もし切れていたら入れて数十秒待ってください。ピポってなったらok)
正面のレンズ側面のLEDを見て赤く点滅してるなら
「青色光が点滅してません」
をタップします。



日本通信SIMに変えているので「他のSIMカード」を選択。



日本通信SIMに合わせてAPN情報を打ち込み確定をタップします。



カメラのレンズにフィルムが貼っている場合は剥がしてあげます。
剥がしたら「次へ」をタップ。



APN情報をカメラに読み取ってもらうためのQRコードが生成されます。
カメラのレンズに向けてQRコードを読み込ませましょう。
(私が用意した上のQRコードはダミーですので流用しようとしてもダメですよ?)
読み取ることができたらカメラから電子音が鳴ります。



カメラから音が鳴ってLEDが青点滅に切り替わったら
↑の写真の画面まで戻ります。
初期画面からもう一度順を追ってここまで来ても大丈夫です。
今度は
パワーオンデバイスの電源をいれた後デバイスがAPモードに入ったことが聞こえる、
またはデバイスが赤く点滅している

にチェックを付けて「次へ」をタップします。



またQRコードが表示されるので、これをカメラに向けて読み取らせます。
ピポって音がしたら成功です。
これでカメラのSIM通信、スマホとカメラの連携が完了したはずです。
もしこれで接続できなかったら、一度電源を入れなおすか、リセットをしてやり直してみてください。



接続が終わったら設置です。それが終われば完了です。
↑の写真ではレンズ下のLEDが青く光っています。
このLEDはバッテリー状況を表していて青だと満充電、
赤だと充電中を意味しているようです。

2日ほど動作させた感じではバッテリーはほぼ消費してませんでした。
だいたい一晩で4%くらいの消費でしょうか。
ソーラーの恩恵もあってか朝9時くらいには満充電に回復してましたね。

初日の通信量は、APNの登録に四苦八苦したり、映像を確認したり静止画をダウンロードしたりして
50MBを使ってしまいました。SD画質だとしても付属の100MBだと
映像のダウンロードをしてしまうと完全に積みます。
SIMの通信量管理は事前に考えておいた方がいいです。

付属のSDカードですが、ドライブレコーダーと違い、検知してからの録画ですから
映像が上書きで消される間隔はだいぶ広いでしょう。
書き込み回数制限で壊れる可能性は低いけど、
ボディーが黒だし夏場の温度にどれだけ耐えられるか疑問なので
カードが壊れてからでもいいから、できれば高耐久のものに交換したほうがいいと思う。

この手のカメラ全般に言えることだけど、レンズの上に雨などが掛からないように傘が欲しいところ。
傘があれば太陽の光が斜めに挿しこむことも少なくなるし、
レンズが汚れて視界が悪くなることは軽減すると思う。
業務用カメラで全天候型のものは大抵ついてますね。

自動追跡の機能はつけてほしかったな。電力的に厳しいのかな?
安いモデルでもついてるのでぜひお願いしたい。
あとPTZができるのだからホームポジションがあれば便利だとおもう。
サーボモーターつかってないのかな・・

バッテリーは15000mAhと書かれているので、18650を4個~6個使っている計算ですが、
スペース的に2個でしょう。
充電し続ければ当然寿命がくるので、電池の脱着を簡単にできるようになればいいと思う。
brother DCP-J982N
2024.07.26


愛用のプリンターで悪夢のエラー(印刷できません 50) がでた(;´Д`)
プリンターの説明通りに処置してもエラーは消えない。
エラーコードは紙詰まりを意味してるようで、
ローラーのどこかに紙片が挟まっているのかなと思ったけどどこにもない。
ブロアで埃を吹き飛ばしてもダメ。
プリンターの様子を見てるとヘッドが自分の座標を見つけ出せないでいるようにも見える。
まいったなこのプリンター。インクの予備があるからこの段階で廃棄は痛手なんだけど・・・



ブラザーのホームページを見ると

・コンセントから抜いてしばらくしてから挿しなおしてみる
・エンコーダーフィルム(印字ヘッドの位置を正確に捕捉するための重要部品)の
 清掃を行ってみる

の2工程が有効らしい。
エンコーダーフィルムの精巣には綿棒を2本用意してセロハンテープで横に連結。
綿棒と綿棒の間にエンコーダーフィルムを挟んでふき取る。
私は綿棒にIPAを湿らせて清掃してみた。
結構汚れていたようで、綿棒に色が付く。
印刷中にインクが飛び散るんだなぁ~

でも解決できない。これが原因ではなさそうだ。



いろいろ試行錯誤した結果、
写真↑の白い部品を適当にいじくりまわしてたら正常な状態に戻りました。
歯車にストッパーがかみ合ってなかったということなんでしょうか、
ギミックが分からないのでなぜ直ったかもわかりません(;´Д`)

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