【ジムニー JB23W】いろいろメンテ
2020.11.14
LEDのマイナスコントロール対策と光軸調整。



車検で上がってきたときの光軸を確認。ハロゲンバルブで左がロービーム、右がハイビーム。
LEDに変えようとするとどうしても光軸がズレてしまうので修正します。

その前に、ジムニーJB23Wはマイナスコントロールなので、ネットで売っているような格安バルブでは対応していないのが多いです。そのため誤動作する可能性があるので、対策としてマイナスコントロールをプラスコントロールに変換するキットを取り付けます。



中華製なのでAlliexpressで出品されているものと同じなのですが、Amazonでもほとんど価格は変わらないので、すぐ買えて届く方にしました。
アマゾンだと不良品が来た時にも交換してもらいやすいという利点もあります。



端子がちゃんと圧着されてるか確認しましたが問題ありませんでした。
場合によってはハンダしようかとも思いましたが当たりのようです。



バルブと組み合わせてみました。双方、中華品なのでコネクタの相性はわるくありません。
ただ少し緩い感じがするのでコネクタをビニールテープで止めることにします。



しかし車体側とのコネクタ接続は、隙間が発生します。中華品は必ずこれが起きますね。
前回も起きました。今回も同じようにコネクタの接合部を保護するためにテープを巻いておきます。



最優先すべきは対向車と、前行車がまぶしくないように高さを下げること。
調整ダイヤルは何回転もさせないと目に見えるほど光軸は下がりません。自分はどっちの方向に動かしているのかさっぱりわからなくなります。
左の写真が調整前。予想通り結構ズレがあります。右の写真がざっくりと調整したかんじ。



調整方法を載せておきます。イラストはサービスマニュアルから抜粋です。
サービスマニュアルではどれがどの調整かまで書いてないので、次回の調整のためにメモ書きを入れておきました。

エア漏れするタイヤの整備

DUELER H/T 684の八部山タイヤが3本で3000円で買えたので温存してたスペアタイヤ(同じくDUELER H/T 684)を合わせて4本交換します。



知り合いがタイヤチェンジャーを買ったので動作確認も兼ねています。
私も初めて使うので操作方法を勉強させてもらいました。
ビード剥がしは手動とは雲泥の差。半端なく楽ですね。ただエアーをバカ食いするので素人用タンクではタイヤの表裏2回動かすことができるか怪しいところ。結構エアチャージに時間を取られます。結局時間にしてみれば手動の方が早かったり(;´Д`)
近々タンク増量を計画中



なんとなくイメージ的に爪は内掛けだと思い込んでいたけど、傷をつけないことを念頭に置けば外掛けが基本なんだと初めて知った。でもヘラを通すときにホイールを傷つけそうでちょっと怖い(;´Д`)

全ては足元のフットパネルで操作。3つのうち、
一番右がビード外し。踏んでいる間だけタイヤを押し付ける。ペダルから足をはずすと力が抜ける。
中央のペダルは爪の操作。踏んでる間だけなんていう中間動作はない。1度踏むと内側か外側に動く。開ききる、閉じきるまで止まりません。踏むごとに外・内と切り替わるだけ。
それに気が付くのにちょっと時間が掛かった。
一番左のペダルはタイヤ回転。これは踏んでいる間だけ回る仕様なので分かりやすい。
アヒルヘッドはAliexpressで大量に売られている中華汎用品。強度は大丈夫なのかと不安になりながら外していく。
古いタイヤを古いホイールから引き剥がしたので、ホイールのリムは汚れがひどい。
しっかりブラシ掛けして組み上げていきます。
タイヤ外しと組み上げはジムニーのタイヤであれば100Vのモーターでトルクは十分のようです。でも超扁平タイヤは怪しいきがする(;´Д`)

   

タイヤを組み上げて数日走りましたが、1本だけエア漏れが半端ない。1日で0.8は抜ける。
石鹸水で調べてみるとホイールのリムから漏れている様子。古いホイールだとこれがよく起きるのよね(;´Д`)
一度タイヤを外して念入りに金ブラシをかける。今回は↑のビードシーラーをたっぷり塗って対策しました。
ビードシーラーは塗って15分ほど乾かしてからビードクリームを塗って組み上げるというもの。隙間を埋め、タイヤとの密着性を高める効果があります。
その後全く空気が抜けなくなりました。シーラー、すげぇ( ゚Д゚)
【ジムニー JB23W】ジムニーにDM-V3を履かせる
2020.10.30
ジムニーは先日車検を受けたので、2年以上乗ることが確定しました。(*´▽`*)b


今まで履いていたV1はもう10年選手。去年乗ってみた感じではまだまだ効いているのですが、
年式が古すぎるので、とり急ぎSUV用スタッドレスタイヤDM-V3を購入です。
ホイールもJA11用のを無理やり履いています。鉄なので、サビが大きく進行。手に入れたときに大がかかりな修繕をしたのですが、もう見る影もありません(;´Д`)
極めつけは歪み。ジャッキアップして手で回してみると、目で見てわかるレベルでタイヤがふらついてる。(ハブのガタじゃないよ)ホイールも買い替えないと・・・

DM-V3は去年の秋発表したばかりなので、レビューは出そろっていませんが、今履いているのがDM-V1なので、まぁ体感でもはっきり差が分かるとおもわれます(;´Д`)
他社だとホイールセットで1万近く安く買えるのですが、命は金で買えません。
Youtubeなどで「中華製や韓国製がブリヂストンに匹敵!逆に上回ってる!買うしかない!」みたいななのが流れてますが、もう必死すぎて怖くなります。検証データも買った直後の柔らかさだけで判断したり、車種違いでブレーキングテストしたりと、都合のいいように歪められています。
結局、道民にも海外でも絶大の信用を誇るブリヂストンになってしまうのですよね。
道民は関東民と違い収入が極端に低いので溝が残っていればそうそう買いかえないという事情もあります(;´Д`)
4年5年経った時、タイヤの溝が減った時でも制動力があるかを考えて買うのです。
DM-V1は10年経っても柔らかくヒビもなくしっかり効いていました。さすがです(`・ω・´)b

購入を決定する前、とにかく一番安く手に入る方法を考えていました。
中古でアルミホイール付きを探すも、JB23Wの4型までのハブ径107φタイプしかない。JB23W5型以降、JB64対応で状態のいいホイールとなるとなかなか出回っていないし結構たかい。
あってもJB64純正の新車外しくらいです。それが6万とかで出てるわけで送料も入れたら7万です。それにタイヤを別に買って組み入れてとなると手が出るわけがない(;´Д`)
いろいろ調べていくうちに、タイヤとホイールセットを新品で買った方が安いという落ちです。
タイヤを地元で買うくらいならネットで買えばホイールが無料で付いてくる的な感じでした。
いやそれでもネットの方が5000円ほど安いかも。
バランス取りもして送料無料で送られてくるのだからネットサマサマ。地元のタイヤ館はもっと頑張ってほしい(;´Д`)



今回、フジ・コーポレーションから買ったのですが、いままで買った通販タイヤのどれよりも梱包が丁寧でした。
全体の処理を見るにタイヤ専用のパッキングマシンを持ってるんですねココ。ものすごい熱でビニールを圧着させている跡があります。熱転写ラベルもほんのり黒くなっています。
この梱包なら傷つくことはないし汚れることはないし購入者は大満足です。



ネットで最安だったので、去年のタイヤが来るかと思ってたのだけど、9月製造という、つい最近のタイヤが来ました。しかもメイドインジャパン。
予想外です(;´Д`) 



DM-Vシリーズは、SUV用というだけあってブロックの溝が深いです。VRX2は8.5mm程度ですが、これは1cm以上溝があります。側面からの溝も深く、角が立っている。これも特徴的。
そもそもVRX2と違って耐摩耗性も高いので長く使えそうです。
VRX2が氷上特化、DM-V3は雪上特化のタイヤと言われることがありますが、ジムニーを買った理由が大雪時の仕事用に使うためなのでDM-V3は最高のチョイスだと思います。
っていっても元からVRX2には175-80R16のラインナップが無いから選びようがないんだけどね(;´Д`)

ジムニーの車体で175-80R16のスタッドレスは、古いV1でも驚くほどの制動力がある。
軽に、アコードよりも直径が大きいタイヤを履かせているのだから当然なのかもしれないが、
アイスバーンでもビックリするほど効く。正直アコードのVRX2より制動距離は短い。
雪上特化のV3とは言っても、使っているゴムはVRX2と同じ発砲ゴムなので、ジムニーで使うならば、氷上もかなり期待できるのではなかろうか。



付属のホイールは「BRANDLE ブランドル 473」という銘柄。
安いならどんなデザインでもよかったけど、意外とオフロードにマッチしていると思う。そして純正っぽくてイイ。
うちのジムニーがシルバーなので色も合いそうだ。
これはホイールだけで買おうとすると、おまけで付けるような金額では買えない。4本で4万超える。
だけどタイヤとセットなら価格が半額以下ってこの業界よくわからん(;´Д`)



商品ジャンルはアルミホイールに属してるが、商品紹介にはどこにもアルミとの文言はない。届いてみるまで鉄ホイールかアルミかちょっと不安だったけどホイールの裏側にはJAWAの品質認定証が張られてあったのでアルミホイールで確定。
良かった(;´Д`)



バルブはゴム。キャップは金属。さすがにバルブまで金属ということは高望みしすぎか(;´Д`)



ホイールは去年のモデルでした。JB64の納車遅れの影響でデッドストックが溜まってるんですかねぇ。

こちらの地方は、あと2,3週間もすれば雪が降り始めます。
準備は万端、いつでもおじゃれ。
【ジムニー JB23W】ウチにきて2回目の車検
2020.10.22


車検です。

重篤な故障がないか、事前に軽く確認をしてから某車検屋に出したのですが、
過走行車なので、金になるところがないかという粗探しがハンパない。車検に通るレベルよりも明らかに厳しく確認を進められていく。
あれもこれも対策リストに上がっていく。油断すると車検とは関係ない項目まで入れられているので、「No!」と言えない素人はとんでもないことになるなと思った。
ここの整備士は整備力よりも粗探し力はすさまじいと思う。
私は交換した部品にはできる限り日付けシールを貼ってある。エアフィルターやエアコンフィルターはシールを見れば最近交換したことがわかるというのに、交換を勧めてきた。図太いというか油断ならない。さすがにカオスバッテリーには文句をつけなかったけど・・。
まぁ、彼らにしてみれば劣化が始まっている部分を指摘しているのだから悪い行為ではないのは確かだし、交換すれば安心というのもわかる。でもユーザーからすれば、使えるパーツはギリギリまで使って出費を抑えたい心情が根底にあるので、このズレは店の悪評判になりかねないと思った。

ATFが汚れてるので交換した方が良いといい出したときは、必死にストップをかけた(;´Д`)
まず過去の交換状況を確認してから薦めるべき項目なのに、それをせずにお客に提案とかかなりの危険行為。ここは部品を交換した箇所は10年保証とか宣伝してますが、さすがにオートマミッションが壊れても屁理屈こねて修理は拒否するだろう(;´Д`) オイルは部品じゃないとか言って(;´Д`)

最悪なのは全体の見積もりが終わってGoサインを出し、車の引き渡し日に、ラジエーターの漏れが今日分かりましたと言って交換を強要してきたこと。当然交換しないと車検は通らないと言われる。
「そこは預けたときは穴あいてなかったよね? 一昨日一緒に確認した時も滴ってなかったよね?」
と言いつつも、もう走行不能になってるし、ほかの整備は終わってるのでキャンセルもできない。見積もりの段階で分かっていればここに預けなかったよと。本当に開いてたか?疑わしい(;´Д`)
壊れるタイミングというのは偶然が重なることも多々あるので私もこれ以上は言わなかったけど、仕入れるラジエーターは中古と新品を提示。中古は2万~、新品は3万5千~とか言い出してきて
( ゚Д゚)ハァ?
となった。「その中古は年式は新しいものですか?走行距離はわかりますか?」と聞いたら
「17年前のものです」と悪びれもなく返してくる。
うちの車よりも古いやんけ!
ちょっと切れ気味に
「それを交換対象にするのはどうかと思いますけど?」
と言ったら社外の新品ラジエーターを17000円でどうですかと言い出した。最初に高い金額を提示してあとから少し安くする上げて落とす商法なのだろうか。そもそも3万5千という金額は純正の新品では買えないので社外だと思う。社外でその価格ってどんな高級品?
ネットだと1万未満のものがいっぱいあるのでそれでも高いと思ったが、暴れても話は進まないので渋々受け入れた。
車を受け取りにいったとき、取り外したラジエーターの説明を聞いたけど、漏れが起きたのはラジエーターの上部らしい。しかもラジエーターキャップ付近。え?ラジエーターキャップを脱着して点検したとき、キャップにトドメを刺しただけじゃね?キャップを新しいのにしたら漏れ止まったのでは?ほんとにラジエーターから漏れてた?と疑問が溢れる。
そして、高い修理代を上乗せされた。解せぬ(;´Д`)

ブレーキオイルの交換はこちらから事前にお願いしてたんだけど、それはされていなかった。忘れていたらしい・・ オイ。
まぁ、いい、近いうちにステンメッシュホースと同時に交換するわ(;´Д`)

今回の車検で指摘されたさまざまな場所は自分でもできるところだった。
時間があればじっくり直すこともできたので後悔しきりです。
もうここは車検に出さない。

<教訓>
安さを売りにする車検屋は、直すところが無ければ激安に偽りはない。
つまり1回目の車検でのみ利用するべし。
それ以後は信頼のおける町工場に出すか自分で整備する。


今回の車検費用
税金や自賠責などをすべて含めて
税込み125,340円なり。
安心は買えたと思う(;´Д`)

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