Phrozenから新型発表の予告!Sonic Mini 8Kか?
2021.09.30


近日中に超エキサイティングなことがあります

そうPhrozenから案内がありました。

私たちは、あなたがここに来てくれたことにとても興奮していて、もっと多くの情報をお伝えするのが待ちきれません(でも、今は口を閉ざしておきます)。Phrozen社の革新的な新製品は、世界を変えるでしょう。さらなる情報をお届けします。ご期待ください。ご興味のある方は、ぜひご登録ください。

とのことです。
登録アドレスは
https://mailchi.mp/phrozen3d/something-is-coming
となっております。

最新情報はFacebookでも追うことができます。
https://bit.ly/3F07Su4



私ども提携サイトにはまだ情報はおりてきていません。
ですがたった一枚配布された画像ファイル名には
「Sonic Mini 8K」
と書かれています。
これが現実になればとんでもない解像度となりますが・・・
画像を拡大してみると、
リニアレールは2本になっていますね。
ビルドプレートを支える支柱もかなり太くなっています。
これはかなり剛性を上げてきてますね。

発売はいつなのか不明ですが、
最新情報が出たらうちのブログでもアップしたいと思います。
Phrozen 新型発表
2021.09.16


新型キターと思ったら、
Sonic 4KがSonic 4K 2022にリニューアル
Sonic XL 4KがSonic XL 4K 2022にリニューアルされます。

お値段は据え置き。現在はプレオーダーとなっております。
でもレジンが1本付いてくるのでちょっとお得。
うたい文句は、歯科用。

歯科用として以下の機能があります。

・光の強さを調整可能
・新開発のDental Synergy (DS) スライサー
・1年中高品質なプリントを可能にする追加型ヒーター
・樹脂の煙を除去する空気清浄機
・停電しても最初から印刷する必要はない
などなど。

これ歯科用とか言わないで、普通の機能としてほしいものばっかりでしょう(;´Д`)
特にヒーターが付いてるなんてサイコーです。
$1,399.99(約153,662.90円)なんで結構高いけどね。


購入はこちら
Phrozen Sonic 4K 2022 3D Printer Bundles $1399.99



購入はこちら
Phrozen Sonic XL 4K 2022 3D Printer Bundles $2299.99
Phrozen新商品 Phrozen Cure Beam
2021.09.09
Phrozenから新商品の案内が来ました。


Phrozen Cure Beam : Post Curing UV Pen $69.99

レジンの硬化ツールですね。
複雑な造形の内部にも強力な光を当てられるように、
内視鏡カメラのような形になっています。
Phrozenでは内部までしっかりと硬化させることで
印刷物の寿命を延ばすことができるとしています。
本体も小型で手のひらサイズ。
置く場所には困りませんね。
使用の際は付属の安全ゴーグルを着用し、
UVライトを直接見ないように使ってくださいとあります。
かなり強力なビームなのでしょうね(;´Д`)

メーカーの説明文を書いておきます。

発送までの時間:北米仕様のアダプタの場合即日/欧州仕様のアダプタの場合9月中旬

一部の国では、キュアリングランプの購入に輸入許可が必要な場合があります。
ご購入金額には関税・送料は含まれておりません。
関税・送料等の理由により、お客様が商品の受け取りを拒否された場合
(または返品された場合)、返金には応じられませんのでご了承ください。
タイとブラジル以外の国では、お客様が通関手続きを行う必要があります。
これらの国のお客様には、ご購入いただいた商品にかかる関税や税金を事前に請求し、
お客様に代わってお支払いいただきます。
なお、送料は国によって異なりますので、
正確な送料はチェックアウトページでご確認ください。

付属品 : コントローラー、UVペン2本、電源アダプター、保護メガネ
LEDの仕様 : 405nm
製品重量 : 500g
Output : DC 7.5V 700mA
Input : 100-240V

コントローラーの重さ : 177g
コントローラーの大きさ : 75mm x 65mm x 25mm
コントローラーの消費電力 : 5W

UVペンの直径 : 10mm
UVペンの長さ : 62mm
UVペンのワイヤーの長さ : 500mm
UVペンの消費電力 : 3W
Fusion360 画像データで押し出し
2021.08.30
これ結構重要だったり。
3DプリントでFUSION360が一気に流行りだしましたが、
文字や飾りなどを立体にしたいことが結構あるのです。
文字だけならフォントが存在すればできると思いますが、
手書きを起こすとなると不可能です。
まぁ、ベジェ曲線を使って強引にアウトラインを取る方法もありますが、
望むものとはかけ離れたものになるでしょうね。
そういった場合画像ファイルから立体にできると助かるわけです。

で、Fusion360はSVGデータを取り込み、その画像を立体にする機能があるのですが、
そのSVGが曲者でなかなか思ったように取り込んでくれません。
イラストレーターで作ったものも線が表現できなかったりと不便。
ここで躓くことがとても多いのです。
それならモノクロ画像(JPGやPNG)から、確実に動くSVGを作ることができれば
問題は一発で解決です。

全てを無料で片付けようとすると
みなさんInkscapeにたどり着くようです。
古いバージョンでは日本語に対応してないのがあるので
最新版のv1.1を使いましょう。
https://inkscape.org/ja/release/inkscape-1.1/

Inkscape上で画像ファイルを作成でもいいですし、
使い慣れた画像編集ソフトで作り、Inkscapeに読み込ませてもいいです。
PhotoshopでもIllustratorでもなんでもいいんです。白黒の画像ファイルとして吐き出せれば。
私はIllustratorで作り、PNGで吐き出してInkscapeに読み取らせていきます。

まずはIllustratorを立ち上げて画像を用意します。



Illustratorの場合は
ファイル>書き出し>Web用に保存(従来)
  >プリセットをPNG-24にして透明部分にチェックして保存
これで簡単に吐き出せます。
Photoshopでも似たようなやり方でいけます。



次はInkscapeを立ち上げ、基本画面を表示します。
真っ先に「ファイル」の「開く」を選択。



作った画像ファイル(白黒画像)を指定して開きます。



確認窓が現れることがありますが、なにも弄ることなくokを押します。



開かれたら、画像を一度クリックして選択状態にします。
選択された画像に黒枠が付きました。



メニューからパスを選択。リストの中からビットマップのトレースを選択。



トレースの設定画面が右側に現れますが
白黒画像なので特に数値を弄らなくてもいけると思います。
右下の適用を押します。



左の元画像の内側に点線枠がひょうじされました。
右側には加工された画像が表示されます。
この画面だけでは何が行われたのか分かりにくいかもしれませんが、
黒い部分を抜き出し境界線を導き出しています。



左上のファイルを開き、「名前を付けて保存(A)」を押します。



「名前を付けて保存」でsvgフォーマットを指定して保存するだけ。
特に詳細な設定などはありません。
簡単ですね。 ほかのソフトではこんな簡単にはいきません。



Fusion360を立ち上げます。
画像を貼り付けたいプレートを開きます。
まだ用意してない場合は、このタイミングで作成しましょう。
用意出来たらメニューから「挿入」を選び、リストから「SVGを挿入」を実行します。



どのファイルを貼り付けるのか指定するウインドウがでるので、
先ほどInkscapeで保存したファイルを指定します。



次は、プレートのどの面に貼り付けるのかを指示します。
上の例では一番上の広い面に貼り付けたいので、その面をクリックしました。



クリックすると先ほどの画像が現れます。
上下逆さまに現れるのはちょっと難点ですが、
回転し、大きさを調整して、貼り付けたい面に合わせていきます。



位置がきまりましたら、「SVGを挿入」ウインドウの「OK」を押します。



無事にスケッチとして張り付きました。
押し出したい部分を指定します。
ラインも文字も問題なく指定されているのが画像で分かります。



上に1mm押し出してみました。
完璧にできていますね。
Sonic Mini 4Kなら難なく印刷できることでしょう。
【Sonic Mini 4K】Sonic Mini 4Kで昆虫モデルを作る
2021.08.29


オニヤンマをSonic Mini 4Kで超リアルに印刷してみました。
ベランダの植木にスズメバチが寄り付かないように置いておこうかなということで
大人の自由研究です(;´Д`)

おもちゃデザインじゃなくて、リアルな造形データはないものかと探していたところ
ゼロ工房昆虫3Dモデル
https://zerokojp.web.fc2.com/
のページに出会いました。
こちらが提供するデータは正確、精密、圧倒的解像度!
しかも完全無料。



拡大すると、脚のトゲトゲまで完全再現
有料で販売しているサイトのデータなんて雑すぎて雑すぎて・・(;´Д`)

素晴らしいデータに巡り合えたことに感謝。



ダウンロードしたデータをそのまま印刷しようとしたら造形失敗
原因は精密すぎるから(;´Д`)
まずオニヤンマの羽が薄すぎるため、ビルドプレートに収まるように縮小したら
さらにすごいことに・・・ 造形できるわけがありません。
あと各部品どうし連結されていない箇所がおおいので、
中に継棒をいれてやらないとプレートから脱落します(;´Д`)
これらを踏まえたうえで作ったデータが上のChituboxです。
羽は輪郭だけは真似て作り直しました。
凸凹を再現することまではしてないので
元データより劣化してはおります(;´Д`)



で、できたのが↑
サポートを取り外すとき、ニッパーの切断時の衝撃で脚が一本折れた(;´Д`)
ニッパーだと危険なので、ちょっと考えた。
マルチツールを試してみたけど、
レジンのような弱い素材は根こそぎ破砕というかんじで
造形物もタダではすまなかった。ぐぬぬ
ABS造形の成形用に使うコテで溶かしたらきれいに切断できるかなと試したが、
レジンのサポートは熱では簡単に溶けない。
逆に熱伝導で造形物が脆くなって砕ける・・・(;´Д`)
この脚の細さは至難の業か・・・ 超音波カッターほすぃ・・

羽は模様を落書きレベルで刻んでおいたが、
チープさを助長させただけなのではないかという結果に
色塗りはへたくそだけど、
造形はかなり精密に行えた。足の先の爪まで再現できている。
Sonic Mini 4Kの底力おそるべし。


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