Windows11でIEが使えない件について、間に合わせ対策
2021.12.11

※2022年01月9日追記
CreateObject("InternetExplorer.Application").Visible=true
を使った技が他のサイトで紹介されていますが、
当方で実験したところ成功しておりません。
※2022年1月12日追記
Windows11を最新の22000.376にすることで上記の動作を確認しました。
古いとだめで、最新にすると動くということは、
バグ? のような気がしますね。
次の更新で止められてしまわないか注目です。
前の記事を書いてからも、
海外の研究などを見て解決策を探していましたが、
いまだこれといったものはなく、
殆どの人が「できない」と結論付けていて
IE Modeで妥協するしかないと言っている状況です。
私自身の回避策は前記事の最後で提案していました。
それについて、「具体的にはどうするんだ?」
と言う質問が届いているのでまとめておきます。
私の方法はIE Modeではなく、
Windows7の仮想PCをWindows11上に作成して動かすというものです。
まぁ広義で言うとモードみたいなものなので、
インチキと言われても仕方がないわけですが
純粋なIEそのものを使っているので
今まで動いていたものが動かないってことはまずないかなと(;´Д`)
IEを使う時点でセキュリティうんぬんは無視しているので
古いOSを使うのに抵抗がある人はいないでしょう?
Windows10は2025年10月14日までサポートされるので
まだまだ現役OSでありますが(IEだけは2022年6月16日で使えなくなります)
私は、ドナーには面倒のないWindows7の方が使い勝手がいいと判断しました。
軽いしね・・
Windows11パソコンとWindows7パソコン、2台用意して同時運用すればいい?
そんな野暮なことは言いっこなしです(;´Д`)
仮想化といっても個人が無料で扱える範囲で代表的なのは2種類あります。
マイクロソフトが提供するHyper-V
VMware社が提供するVMware Workstation Player
の2つですが、マイクロソフトの製品は
一般的なHomeエディションでは搭載されていないため
殆どの方が対象外になるでしょう。
裏ワザでHyper-Vを使うことはできますがレジストリをいじったり面倒なので
ウチではVMware Workstation Playerを使っていきたいと思います。
段取りを先に説明しますと、Windows7のパソコンを用意します。
そちらのシステムを丸ごとVMwareのファイルにまとめ上げ、
IEを使いたいWindows11パソコンのストレージにコピーして使うというものです。
ポイントは作成時に2台のPCが必要になるところですが、
Windows7パソコンは押し入れにしまい込んでいた物でもいいので
引っ張り出しドナーになってもらいましょうかね(;´Д`)
VMwareの仮想データが出来上がったらまた押し入れに戻します(笑)
古いPCなんてないけど、パッケージ版のWindows7を持ってるんだ!
って人は仮想環境にクリーンインストールした方が軽くて速いです。
ぜひそうするべきです。
以後説明する内容の中にクリーンインストールでの話はでてきませんが、
仮想化すればこういうことが出来るんだ程度に見てもらえれば幸いです。
過去にWindows11の仮想PCを作る記事を何回も書いてますので
具体的な作成方法はそちらを参照していただければ概ねわかってもらえると思います。
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Windows11 PCで仮想環境の準備をしよう
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まずVMware Workstation PlayerをWindows11のPCでダウンロードします。
https://www.vmware.com/jp/products/workstation-player.html
今の最新は2021-11-09リリースの16.2.1です。

私のブログではさんざんVMwareの記事を書いているので
読んでいる人はもう説明はいらないかもしれませんね。
ですが、いきなりココに飛んできた人の為に
こうやってダウンロード、インストールはこうするんだよという流れを書いておきます。
VMwareのサイトに入ったら左上の「無償ダウンロード」をクリック。

英語ページに飛びますが、気にしない。
右下側に「GO TO DOWNLOADS」とありますので
そちらをクリック。

赤丸印を付けた「DOWNLOAD NOW」をクリック。
Windows版とLinux版があるのでWindows版を選んでくださいね。

ダウンロードが終わったら実行してインストールを開始します。

インストールはなにも難しいことはありません。
基本、YESマンでOKです。

「次へ」をクリック。

アプリにお決まりの使用許諾。
同意しないと進まないのでチェックつけて「次へ」をクリック。

何も弄らず「次へ」をクリック。

ここのチェックは好みでok
わからなければ気にせず「次へ」をクリック。

何も弄らず「次へ」をクリック。

「インストール」をクリック。

この進捗バーが完了すれば準備は終了です。

個人使用であればライセンスに触れずそのまま「完了」をクリックして終了です。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ここからはWindows7 PCの作業
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次にWindows7のPCに移ります。
Windows7の環境をVMwareのデータにコンバートするためのツールを
VMwareのホームページからダウンロードするのですが、
このツールはアカウントを作成しないとダウンロードさせてもらえません。
登録は無料ですし、チャチャっと作成しちゃいましょう。
https://customerconnect.vmware.com/jp/account-registration
↑ここから登録します。

ほとんどの枠を入力しないと受け付けてくれません。
電話番号や詳細な住所まで聞いてくるのは結構神経質な気がしますが
VMwareはネット通販も行っているようなので今後のことを考えて、
しっかり入力しましょう。
パスワードのところですが、特殊記号も含めたものを考えないと蹴られますので
そこだけ注意。
アカウント登録がすんだら、右上にログインボタンがありますのでログインします。
https://customerconnect.vmware.com/login
↑わからない場合はここから入ってください。

先ほど作ったアカウント情報でログインが終わったら
https://www.vmware.com/jp/products/converter.html
こちらのページに飛びます。

ここから「VMware vCenter Converter」というアプリをダウンロードし、
インストールします。
現時点で2017.12.14に公開されたV6.2.0.1が最新のようです。
右下の「DOWNLOAD NOW」をクリックしてダウンロードしましょう。
ダウンロードされたら
実行してセットアップを始めます。

VMware Workstation Playerと同じく、
ほとんど「Next」だけで進んでいけます。

「Next」をクリック

保存場所の指定。特に理由がないのならそのまま「Next」をクリック。

今回難しい利用はしないので、上のLocal Installationを選択して
「Next」をクリック。

何もせず「Next」をクリック。

そのまま「Next」をクリック。

ようやくセットアップが始まります。

バーが最後まで行き切らずエラーになって終了することがありますが、
処理速度の問題でサービスが起動できないことで起きます。
その場合はサービスの起動が遅れてエラーになっているだけなので、
再起動したら普通に動くケースが多いようですが・・
正常にセットアップが終わっても一度ここで再起動をしておきます。

再起動が終わったら、デスクトップに作られたアイコンから
右クリックでコンテキストメニューを出し、
「管理者として実行」をクリックします。
管理者で動かさないとこれ以降の動作はエラーになりますので注意してください。

英語のアプリですが、気負うことはありません。
操作は簡単です。
左上の「Convert machine」をクリック。

赤矢印のところを「This local machine」に変更して
右下の「Next」をクリック。

ここはやることが3つ。
まず1つ目の矢印のところを
「VMware Workstation or other VMware virtual machine」
に変更します。
2つ目の矢印のところで、自分の好きなPC名を付けます。
3つ目の矢印のところで、仮想化したデータをどこに保存するか指定します。
起動ドライブとは違う所に保存したほうがトラブルが少ないです。
最終的に作ったデータは後でWindows11のパソコンにコピーするので
外付けHDDやUSBメモリなどを指定するのが手っ取り早いかもしれません。

入力が終わったら右下の「Next」のボタンが押せるようになります。
「Next」を押して次へ。

ここでは作成する仮想PCの仕様を決めることが出来ます。
メモリの量とかHDDのサイズとか仮想なのですから思うがままです。
ただしシステムが入らないほど小さいサイズにしたり、
母体となるWindows11マシンを超える性能にはできません。
私がドナーにしたWindows7は80GBのHDDでした。
このまま仮想環境にしてもたかが知れているのでそのまま変更せずに実行しています。
余計なアプリなんか全部消してしまえば意外とコンパクトになるものですよ。
仕様変更が終わったら右下の「Next」をクリックして次に進みます。

最終確認画面です。
良ければ右下の「Finish」をクリックします。

作成が始まりました。
環境により結構時間がかかります。
HDDに不良セクタがあったりすると、
途中で失敗することもあります。
古くて物置にしまい込んでいたPCです。動作はかなり重い・・
時間に余裕があればクリーンインストールしたWin7を仮想化した方が満足度は高いと思います。
今回の作業では作成途中で妙な負荷がかかったりするとエラーになるかもしれないので、
LANの接続を切って行いました(;´Д`)

私はUSBメモリをデータの保存先として指定したので
3時間半ほどかかってしまいました。
無事エラーもなく終了でホッとしたところ。

出来上がった仮想マシンデータは↑の2つ。
これをWindows11のPCにコピーします。
どこにコピーしてもいいですが、
わかりやすいところにフォルダを作ってそこに入れておくのがいいでしょう。
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Windows11上でWindows7を動かしてみよう
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

仮想マシンデータのコピーが終わったら
Windows11のパソコンで
先ほどインストールしたVMware Workstation Playerを立ち上げます。
初めて起動した場合↑のようなウインドウが現れると思いますが、
個人利用なら上にチェックを入れて「続行」をクリックしてください。
業務でやってるなら、商用ライセンスを買ってくださいな。

個人利用を選んでも丁寧なあいさつ文が表示されます。
こんな素敵なアプリが無料で使えるなんて素晴らしいですね。

メイン画面はすっきりして初心者でも直感でも弄れそうですよね?
Windows7パソコンで作成した仮想マシンデータを開きましょう。
赤丸で囲ったところをクリック。

どこに保存されているデータを開くのか聞いてくるので、
先ほどコピーした先を指定してあげてください。
指定した後、「開く」をクリックします。

もうイキナリ立ち上がってきます。
凄いですよね。デバイスドライバーとかどうなってるんだ?と考えちゃいます。
CPUやチップセットはVMwareが作り出した仮想のものに置き換わっています。
ただし、ここではあくまで立ち上がっただけ。
母体となるWindows11との親和性のためにVmware Toolsというアプリをインストールする必要があります。
大抵の場合は↑の写真赤丸のようにインストールしてくださいと来るので
言われるまま「Toolsのインストール」をクリックしてください。

すると、CDドライブにVMware Toolsというディスクが入っている状態になるので、
そのディスクを実行してあげます。
CDなのでダブルクリックで自動再生します。

無事インストールが終わると、ウインドウサイズも自由に変えることができるようになりますし、
速度も若干早くなります。
そして肝心なことですが、母体のWindows11とドラッグ&ドロップで
ファイルのやり取りもできるようになります。
仮想化の作業はこれで終了です。

では早速仮想PCの中でInternet Exprolerを使ってみましょうか。
↑問題なく動いていますね。一安心です(;´Д`)
え?なんか思い描いていた画面とちがう?そういう時は・・・
赤丸でくくったボタンを押してみましょう。
「ユニティ」という名の機能です。

Windows11にIEのウインドウだげ表示されました。
ユニティは仮想マシンのアプリをあたかもWindows11で動いているかのように扱うことができるのです。
便利でしょう?

終わるときはVMware Workstation Playerにもどって
「ユニティを終了する」をクリックすればもとに戻ります。
仮想PC自体をやめたいときは
VMwareウインドウ右上の×ボタンをクリックするだけでokです。

再開したいときは、VMwareを立ち上げて
左メニューに登録されている仮想PC名をクリックするだけ、
VMwareは一度動かした仮想PCを覚えているのです。
ホント直感で扱える便利なアプリです。

Windows11上で動くアプリと違って、立ち上げるまでのプロセスが1工程増えますが、
EDGEが確実にIEの代わりになるまでの繋ぎとしてはまずまずではないでしょうか?
もしかしたらもっといい方法があるかもしれませんが、
見つかったら誰か教えてください(;´Д`)
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注意事項
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Windows11のPCは仮想環境を動かすためにそこそこの性能が必要です。
少なくともメモリは8GB以上推奨でストレージはSSDが無難です。
そもそもメモリが4GBだとWindows11そのものの動作が厳しいです・・(;´Д`)
あと、Windows7のストレージ容量をも上回る容量が
Windows11マシンに必要になりますのでそういう視点でも
贅沢なものが必要になります。
Sonic Mini 8Kの納期
2021.12.07

Sonic Mini 8Kの出荷スケジュールが発表されていますね。
今年中に手にすることができるのは
Super Early-Birdで購入できたラッキーな人のみとなりそうです。
Early-Birdで購入した人たちはどんなに早くても正月を過ぎると思われます。
なにせ流通が止まっちゃいますしね(;´Д`)
正月休みにガッツリ弄り倒したかった方々は多かったと思いますが、
もうしばらく辛抱しましょう・・・

Sonic Mini 8Kのご購入はこちらから
【ジムニー JB23W】エンジンの不調③ プラグ交換とその他
2021.12.02
O2センサー編はhttps://randol-news.net/art/00461.html
ダイレクトイグニッション編はhttps://randol-news.net/art/00461.html
これまでの処置で解決しなかったので、別の策を考えてみました。
残った対策で考えられるのは
プラグ、エアクリの詰まり、センサーの異常、ターボのタービン
このくらいかな。
タービンは勘弁して・・・(;´Д`)
プラグは2年前にイリジウムプラグに変えたので考えにくい。
そんな思い込みがありました。
前回交換した時に、プラグを清掃して残していますので
そちらに交換してみましょう。
まさにこういう時の為に残していたのです。( ̄ー ̄)ニヤリ
余談ですが、今回どうせならってことで
TONEのプラグレンチを注文しました。
TONEだから高いと思い込んでました。
アマゾンでも中華より300円ほど高い程度。
それなら日本製を買わない理由はない。

中華のはもういらん、トラブルばっかり。
マグネットが落ちたり、パッキンは緩くてプラグを保持できなかったり
いざというときに使えないことが多すぎる(;´Д`)
やっぱり国産工具はイイ。
交換方法等の詳細は
https://randol-news.net/art/00301.html
こちらで。
中古プラグということで締め付けトルクを厳密にして均等に締め上げました。
15~20Nmが基準値の様ですが、
15だとゆるゆるすぎて圧縮抜けるんじゃないの?って心配になり、
今回は20Nmで統一。

古いプラグを確認してみたけど、よくわからない。
痛んでるようには見えないけど、プラチナチップが見えにくくなっているような気もする。
先端の隙間は3本とも0.7mmのゲージでスコスコ。
0.8mmゲージだと無理やりやらないと入らないといったかんじ。
適正と思うのだけど、2年落ちでこの結果は優秀。まだまだ使えるのでは?と思う・・
汚れたままではイマイチ判断しかねるので清掃してみる。
キャブクリーナーに漬けて1日

結構きれいになった(・∀・)



ルーペで拡大してみてもおかしいところは無いと思う。
プラチナチップも欠落してない。
さっきの汚れだけであの症状出るかなぁ~~(;´Д`)
次にエアクリですが、脱着は簡単なので一応確認しておきます。
無いとは思いますが、枯れ葉なんかが大量に入り込んでたらヤバいですからね・・
確認した結果、吸気が不足するほどの詰まりはありませんでした。
むしろキレイ。
一応、エアを吹いておきますかね。

次はセンサーの異常。
エラーログが出てないからどこも故障しているわけではないけど
汚れていれば動作がおかしくなるのでちょっと洗浄してみようかと。
O2センサーは先日交換したので除外。
JB23Wの5型はエアフローセンサーがないので除外。
水温センサーと吸気温センサーは症状が温度に関係なく起きるし、
FX9000でリアルタイムグラフを見ると正常に値が見れているので除外
スロットルセンサーや車速センサーがおかしければ
もっと酷い症状がでるので除外
あと考えられるのはターボのエアプレッシャーセンサー(18590-78G50)と
ノックセンサーあたりがが怪しいかなと。
ちょうどターボが掛かり始める3000回転から症状がでるので、
ノックセンサーよりエアプレッシャーセンサーの方が濃厚?
まぁ、ターボのソレノイドバルブも怪しいけど、
手で動かす限り固着はしていないので今回は見送り。
ソレノイドバルブのクランク機構みたいなところが
ちょっとギシギシ言っていたので一応モリブデングリスを塗布しておきましたが。

ひとまずヨドバシからエアフロクリーンを緊急購入。
ヨドバシ速い! アマゾン遅い! 急ぎの場合はヨドバシ使ってます。
これでエアプレッシャーセンサーを清掃してみましょう。

カプラとプラスねじ2本で留まっているいるだけです。
しかし! このセンサーは新車から廃車までなかなか交換されない部品です。
つまり、ねじの固着がハンパない。
プラスねじですので上からかなり力をかけてやらないと簡単に舐めてしまいます。
注意!

これを買い替えようとすると、モノタロウで3万円(;´Д`)
これがおかしかったら中古で買うしかないかなぁ・・

センサーの口は、思った以上に穴が小さい。
エアフロクリーンをぶっこむつもりだったけど
これは無理だ(;´Д`)
無理やり液を中に入れ込んでも汚れが外に出るのは難しいだろう。
やれば高確率で壊しそう・・・
仕方ないので先端部の汚れを取り、
中はエアフロクリーンを湿らせたこよりをコチョコチョと差し込んで清掃してみた。
結構こよりにカーボンが付着してくるが、カーボンで穴がふさがっていたわけでもないので
良くなる見込みは薄い(;´Д`)

と思っていたらセンサーより、センサーが付いていたスロットルボディのほうが
汚れていることに気が付いた。
写真ではわかりにくいけど奥の奥が結構カーボンで汚れている。
これを綿棒で汚れを取ってみる。

キレイになったわ(;´Д`)
これは効果あるかも・・

次いでなのでISCバルブも清掃してみた。
過去にも行っているので詳細はそちらを見てくださいな。
https://randol-news.net/art/00302.html
ここは結構汚れていた。
アイドリングの不調は出てないけど
やっておけばいいことあるかなと・・。
ここまでやってどうなったかと言うと、
動画↑を見てもらえばわかる通り、
解決したと思われます。長かったわ(;´Д`)
問題個所はプラグかプレッシャーセンサーの汚れのどちらかだとは思うけど、
今回の内容は一般整備の範疇なのでまた起きたらセットとして全部やることにしよう。
で、こうなった原因はなにかと考えたところ、
一つの仮定を立てるに至りました。
突拍子もない話かもしれませんが、
原因は最近給油したスタンドの、レギュラーガソリンの可能性があるなと思っています。
最近ガソリンが高騰しているので少しでも安いところを探して入れたのが
トラブルが出始めた時と合致します。
スタンドで売るガソリンはどのブランドであっても仕入れ前の段階では同じタンクのものです。
なのでどこで入れても問題ないだろうと甘く見ていました。
でもよく考えたらスタンド内で混ぜ物にできるわけだし
結局、スタンドに悪意があれば防ぎようがないんですよね。
普通ならば、そうだとしてもガソリンが原因なんて考えすぎと失笑するところですが、
根拠が1つあります。
それはアコードハイブリッドCR7でも同様の症状がでました。
給油時期も一緒。
アコードハイブリッドは燃調が崩れるとコンピュータが自動補正し、
次に起きないよう学習するので今はほとんど症状がでなくなってしまいましたが、
ジムニーはエンジンの学習をしません。
良く言えばそのおかげで症状の解決まで辿りつくことができたのですが、
このスタンドのガソリンを給油し続けるとまた症状がでるかもしれませんね。
今回の作業を終えた後、ちゃんとしたところでレギュラー満タンにして
給油タンクの中身を薄めることにしました。
次起こったら予備のプラグはないから新品交換だなぁ(;´Д`)
ダイレクトイグニッション編はhttps://randol-news.net/art/00461.html
これまでの処置で解決しなかったので、別の策を考えてみました。
残った対策で考えられるのは
プラグ、エアクリの詰まり、センサーの異常、ターボのタービン
このくらいかな。
タービンは勘弁して・・・(;´Д`)
プラグは2年前にイリジウムプラグに変えたので考えにくい。
そんな思い込みがありました。
前回交換した時に、プラグを清掃して残していますので
そちらに交換してみましょう。
まさにこういう時の為に残していたのです。( ̄ー ̄)ニヤリ
余談ですが、今回どうせならってことで
TONEのプラグレンチを注文しました。
TONEだから高いと思い込んでました。
アマゾンでも中華より300円ほど高い程度。
それなら日本製を買わない理由はない。

中華のはもういらん、トラブルばっかり。
マグネットが落ちたり、パッキンは緩くてプラグを保持できなかったり
いざというときに使えないことが多すぎる(;´Д`)
やっぱり国産工具はイイ。
交換方法等の詳細は
https://randol-news.net/art/00301.html
こちらで。
中古プラグということで締め付けトルクを厳密にして均等に締め上げました。
15~20Nmが基準値の様ですが、
15だとゆるゆるすぎて圧縮抜けるんじゃないの?って心配になり、
今回は20Nmで統一。

古いプラグを確認してみたけど、よくわからない。
痛んでるようには見えないけど、プラチナチップが見えにくくなっているような気もする。
先端の隙間は3本とも0.7mmのゲージでスコスコ。
0.8mmゲージだと無理やりやらないと入らないといったかんじ。
適正と思うのだけど、2年落ちでこの結果は優秀。まだまだ使えるのでは?と思う・・
汚れたままではイマイチ判断しかねるので清掃してみる。
キャブクリーナーに漬けて1日

結構きれいになった(・∀・)



ルーペで拡大してみてもおかしいところは無いと思う。
プラチナチップも欠落してない。
さっきの汚れだけであの症状出るかなぁ~~(;´Д`)
次にエアクリですが、脱着は簡単なので一応確認しておきます。
無いとは思いますが、枯れ葉なんかが大量に入り込んでたらヤバいですからね・・
確認した結果、吸気が不足するほどの詰まりはありませんでした。
むしろキレイ。
一応、エアを吹いておきますかね。

次はセンサーの異常。
エラーログが出てないからどこも故障しているわけではないけど
汚れていれば動作がおかしくなるのでちょっと洗浄してみようかと。
O2センサーは先日交換したので除外。
JB23Wの5型はエアフローセンサーがないので除外。
水温センサーと吸気温センサーは症状が温度に関係なく起きるし、
FX9000でリアルタイムグラフを見ると正常に値が見れているので除外
スロットルセンサーや車速センサーがおかしければ
もっと酷い症状がでるので除外
あと考えられるのはターボのエアプレッシャーセンサー(18590-78G50)と
ノックセンサーあたりがが怪しいかなと。
ちょうどターボが掛かり始める3000回転から症状がでるので、
ノックセンサーよりエアプレッシャーセンサーの方が濃厚?
まぁ、ターボのソレノイドバルブも怪しいけど、
手で動かす限り固着はしていないので今回は見送り。
ソレノイドバルブのクランク機構みたいなところが
ちょっとギシギシ言っていたので一応モリブデングリスを塗布しておきましたが。

ひとまずヨドバシからエアフロクリーンを緊急購入。
ヨドバシ速い! アマゾン遅い! 急ぎの場合はヨドバシ使ってます。
これでエアプレッシャーセンサーを清掃してみましょう。

カプラとプラスねじ2本で留まっているいるだけです。
しかし! このセンサーは新車から廃車までなかなか交換されない部品です。
つまり、ねじの固着がハンパない。
プラスねじですので上からかなり力をかけてやらないと簡単に舐めてしまいます。
注意!

これを買い替えようとすると、モノタロウで3万円(;´Д`)
これがおかしかったら中古で買うしかないかなぁ・・

センサーの口は、思った以上に穴が小さい。
エアフロクリーンをぶっこむつもりだったけど
これは無理だ(;´Д`)
無理やり液を中に入れ込んでも汚れが外に出るのは難しいだろう。
やれば高確率で壊しそう・・・
仕方ないので先端部の汚れを取り、
中はエアフロクリーンを湿らせたこよりをコチョコチョと差し込んで清掃してみた。
結構こよりにカーボンが付着してくるが、カーボンで穴がふさがっていたわけでもないので
良くなる見込みは薄い(;´Д`)

と思っていたらセンサーより、センサーが付いていたスロットルボディのほうが
汚れていることに気が付いた。
写真ではわかりにくいけど奥の奥が結構カーボンで汚れている。
これを綿棒で汚れを取ってみる。

キレイになったわ(;´Д`)
これは効果あるかも・・

次いでなのでISCバルブも清掃してみた。
過去にも行っているので詳細はそちらを見てくださいな。
https://randol-news.net/art/00302.html
ここは結構汚れていた。
アイドリングの不調は出てないけど
やっておけばいいことあるかなと・・。
ここまでやってどうなったかと言うと、
動画↑を見てもらえばわかる通り、
解決したと思われます。長かったわ(;´Д`)
問題個所はプラグかプレッシャーセンサーの汚れのどちらかだとは思うけど、
今回の内容は一般整備の範疇なのでまた起きたらセットとして全部やることにしよう。
で、こうなった原因はなにかと考えたところ、
一つの仮定を立てるに至りました。
突拍子もない話かもしれませんが、
原因は最近給油したスタンドの、レギュラーガソリンの可能性があるなと思っています。
最近ガソリンが高騰しているので少しでも安いところを探して入れたのが
トラブルが出始めた時と合致します。
スタンドで売るガソリンはどのブランドであっても仕入れ前の段階では同じタンクのものです。
なのでどこで入れても問題ないだろうと甘く見ていました。
でもよく考えたらスタンド内で混ぜ物にできるわけだし
結局、スタンドに悪意があれば防ぎようがないんですよね。
普通ならば、そうだとしてもガソリンが原因なんて考えすぎと失笑するところですが、
根拠が1つあります。
それはアコードハイブリッドCR7でも同様の症状がでました。
給油時期も一緒。
アコードハイブリッドは燃調が崩れるとコンピュータが自動補正し、
次に起きないよう学習するので今はほとんど症状がでなくなってしまいましたが、
ジムニーはエンジンの学習をしません。
良く言えばそのおかげで症状の解決まで辿りつくことができたのですが、
このスタンドのガソリンを給油し続けるとまた症状がでるかもしれませんね。
今回の作業を終えた後、ちゃんとしたところでレギュラー満タンにして
給油タンクの中身を薄めることにしました。
次起こったら予備のプラグはないから新品交換だなぁ(;´Д`)
2021.12.11 20:15
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