【ジムニー】 ATコンピュータ(ATコントローラ)交換
2018.11.16


添加剤をいれてAT学習をリセットしてから症状はピタッと収まったのですが、
AT学習が進んでいくとまた起きるかもしれない。
症状的にコンピュータがボケているのと似ているので交換しときます。
JB23Wの5型に使われているATコントローラは、76J0のR6です。
6型とも共通のようですね。7型からはまた別物になっているので使えない確率が高いです。
私が手に入れたのは、全く同じ5型のものなので完全合致です。



このユニットはダッシュボードの助手席側、グローブボックスの奥、にあります。
別の言い方だと発煙筒の上あたりと言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。
固定しているナットの方向を考えるとグローブボックスを外したほうが楽です。
画像は整備マニュアルからの引用ですが、外し方について全く記載されていなく、
整備書としての役割がさっぱり果たされていません。ジムニーの整備書ってほんと不親切です。




外し方は、まず開いて、グローブボックスを斜めに歪めて(結構な力と勇気が必要)
左側か右側の突起を躱して手前まで引き込みます。
片側が出てきたら、反対側も逆に歪めてから引っ張れば外れます。
うちのジムニーは、前オーナーか整備士が外したことがあるんでしょうね。
側面に引きずった後が強く残ってます。



↑グローブボックスを外したらこんな感じです。
赤丸付けたところがATコントローラを止めている10mmのナットです。



問題は右側奥ですが、ケーブルの結束バンドがボルトに刺さっていて、
その外し方がよくわかりません。
どこかの爪を外しながら?ボタンを押しながら?で手前にはずれてくるはずなのでが、
それがよくわからないのです。
今回は適当にホジホジしてたら外れちゃいました。



結束バンドをはずしたらナットが見えてくるので、
それも10mmのレンチで外せば、ATコントローラが外せます。
ATコントローラーに接続されているカプラは特に硬いということもなく、
すんなり抜けてきました。交換は容易です。

あとは逆の工程を終えて終了です。
念の為AT学習のリセットも行いまして、走行テスト。
不具合はなく、自然な変速で一安心。
これでAT問題は終焉・・・かな?
【ジムニー】 錆止め塗布2
2018.11.15
今日は錆止め塗装の2回目です。
天気がいいのも今日まで。あしたからは雨が降ったり霜が降りたり、雪が降ったり
作業には厳しい時期へと突入です。
ヤバイ作業は今日で全部終わらせます。

まずジャッキ収納場所に錆がありました。ここはジャッキと触れ合う箇所なので、
必ずと言っていいほど錆がくるようですね。



貫通まではいってませんが、結構広範囲ですね。先に錆転換剤を奥まで染み渡らせて完全乾燥です。



その後、見えるところではないので、錆キラー(シルバー)で塗ります。


錆キラーが乾いたら、シャーシークリア吹いて、
その後ジャッキの触れる部分に緩衝材でも貼りますかねぇ・・
この部分の真下はどうかというと、全くサビてませんでした。どうやら下は防錆剤がすでに塗ってあるみたいです。だがしかし、今日はこの部分が本命ではありません。
腹回り全部のシャーシークリア塗装です。



今回は秘密兵器の投入です。今回はタイヤを外すことがないので、
スロープを用いて最低地上高を稼ぐ作戦です。



ジムニーはタイヤがでかいので、かなり上がり効率がいいです。
スプレーは吹き溜まると息がくるしくなりますが、
これだけ高いとほどほどに風が入ってきてちょうどいいです。
実際に使った本数は1.5本程度。思ったより使いませんでしたね。
サイドシルあたりは先日ハケで塗ってるので、
手が届かない部分だけシャーシークリアを吹くかんじでした。



今日の作業のシメに、サーモスタットの交換も行いました。



どうもオーバークール気味だったので、サーモスタットも注文していたのです。



適正のサーモスタットは↑はずなんですが、
来たものは販売店さんが変更して別なもの(17670-81AB0)を送ってきました。
型が新しくなったんですかね?
これamazonとかで検索してもヒットしませんね。
次に発注するときどうしよう(;'∀')

ジムニーは真横にサーモスタットが有るので、
交換中はクーラントがダダ漏れです。
交換後に補充した量は約1.8L
2Lのクーラントを買っておかないと間に合いませんね。ちなみに色は緑です。



次回交換するときの注意書きとしてここに留めておきます。
エア抜きに少し時間かかりましたがキレイに抜けて作業完了。
水温が適正値まで上がるようになりました(*´ω`*)
【ジムニー】 ステアリングダンパーの装着
2018.11.15


ジムニーJB23Wは道路状況の情報をハンドルへストレートに伝えます。
それが仇となって、マンホールや段差を乗り上げると、
情報が収束されずハンドルがブルブルとしてしまうのです。
これはシミー現象とはちがって、正常な状態でも新車でも起きるもので
ジムニーの特徴ともいえるものです。
新型のJB64はステアリングダンパーを装着しこの不快感をなくしています。
JB23Wも社外でステアリングダンパーが古くから売られており、安価です。
すでに多くのユーザーによって確立された改良アイテムですので
最早付けない理由がありません。
これを取り付けて不快感をなくそうというのが今日のお話。



届いた箱を開封すると、更に2つに分かれておりました。



すべての同梱物を並べるとこんなかんじ。



詳しい取り付け方法はケイ-プロダクツさんがアップしている動画を参照すればOKです。
動画で説明されていなかった部分だけ追記します。



取り付けるときは、ジムニーのタイヤは真っ直ぐな状態で行います。
曲がっていると正確な取り付けができません。
タイヤが真っ直ぐな状態でのダンパーはストロークの半分になっていることが理想なので、
全長を計って半分を求めます。
最大まで引き伸ばすときっちり20cmでした。



ということは半分は10cmですので。とてもわかり易いです。



ストロークを半分にしたらカバーを付けます。



取付時にストロークが狂ってしまうことも考えられます。
そのときのために、カバーを付けたときの長さを計っておきましょう。
私のときは、きっちり15cmでした。



金属パーツはむき出しの鉄なので、絶対錆びるでしょう(;´Д`)
組み付けるまえにシャーシークリアを塗っておきました。



動画の通りに取り付けて完成。
面倒だったのは、Uボルトが13mm、ダンパーの軸の固定に14mm、
ラダーに取り付けるステーが17mmのレンチが必要だったこと、
13ってそんなメガネラチェットレンチ、そうそう持ってないヨ!
しかたないのでメガネレンチとスパナで対応。
他はソケットレンチでなんとかできました。
(後日後記:しばらく使っていましたが、ブッシュを締め付けるトルクが強すぎると
1シーズンでブッシュにひび割れが発生します。
締めるトルクはブッシュがすこし凹む程度で十分だと思われます。)

で、最後に試乗してみた感想は・・・・
左右の振動が消えました。上下の振動はサスペンションやショックの担当なのでどうにもなりませんが、
横方向のブルブルは普通車並みの安定感ですね。ジムニーらしくない(*´ω`*)
ハンドルが重くなるとか、戻りがなくなるとかいう話もありましたが、それほど差があるとは感じませんね。
戻りも日頃からハンドルから手を離さず、自分で戻しているようで特に違和感を感じませんでした。手を離してみたらゆっくりですがちゃんと戻っているようです。
ジムニー乗りは必須のパーツです。

amazonだと高めですが、リンク貼っときます。

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