【ジムニー JB23W】 プラグとバッテリーの交換 その2
2019.09.16


前回の続き。実際の作業は今日ここから。
ちなみに参考にする人は自己責任でお願いします。

さて最初にエンジンを掛けた時の様子を録画してみました。
まず従来のバッテリーとプラグで、完全に暖機運転が終わった直後のクランキング



暖機運転が完全に終わった後なので、アイドリングの回転数900で安定するのもあっという間です。これだけを見るととても健康的。では次にコールドスタートの状態です。



掛かりは良いです。いまのところ特に交換しなくてもよさそうな気もしますが、
点検は大事。特に冬に入る前はね(;´Д`)
ではまずはバッテリーから。



特にトラブルもなく撤去完了。賞味3分
底板をとると、錆が出ていたのでいつもの錆止めを塗布しました。



底板は砂ぼこりがひどかったので水洗い(*'▽')



外したバッテリーはユアサのECO.RシリーズECT-50B24R
国産のまともなのが使われていた模様。これそこそこいい値段するヨ!
だけど純正は55なのに50を入れるなんてどういうこと?けしからん!(; ・`д・´)



外したバッテリーの健全性を調べてみました。
CCAは323、健全性は82%、電圧は12.85V
まだ使えそうなので緊急用として残しておこう(;'∀')



取付も何の問題もなくすとんと収まりました。
ではバッテリー交換した後のクランキングを聞いてみます。



明らかにエンジンが掛かるときの音が野太くなってます。強い爆発力で始動したそんな感じですね。
冬の寒い時期にこの力強さはかなり貢献してくれるでしょう(*'▽')

次は面倒なプラグ交換です。



まずはインタークーラーの左側にあるエアホースのバンドを緩めてホースをいつでも外せるようにバンドをフリーにしておきます。



次は右側にあるエアホースのバンドを緩めます。こちらもバンドをフリーにしておきます。



↑つまりこのように。
バンドはホースを抜いた時に下に抜けて落ちてしまわないように少し締めておきます。



↑次は赤矢印のところのプラスネジを4つ外してプラスチックカバーを外します。



カバーを外したあとの写真を撮り忘れていたのですが、カバーの下には、
丸印のところにネジが隠されています。上のネジが10mmで下のネジが8mmのロングネジだったと思います。
これらを外せば、インタークーラーをねじ止めしているものは無くなり、ホースとバルクヘッド側にあるブッシュだけで支えている状態となります。ホースを外せば簡単に外れるはずです。



ブッシュとはこんなかんじ。ゴム輪に金属棒を挿し込むようなタイプ。
インタークーラーを手前に引き出せば簡単に外れます。



インタークーラーが外れたら次はプラグカバー。
10mmのネジで4つ留まっています。



カバーが外れたらイグニッションコイルとご対面です。
私はそれぞれの位置が分からなくなったら困るので、番号を書いておきました。
のちのち劣化具合とかの検証にも使えるので便利です。



イグニッションコイルのコネクタは簡単に外れるのですが、
3番のイグニッションコイルそのものが抜けません。金具と金属ホースに干渉するので、
その金具とをあおれるようにします。
指先のネジは外して、右側の奥に隠れてる奴は緩めるだけでいけます。
それぞれ10mm
イグニッションコイルはそれぞれ10mmで留っていますのでそれを外します。



そしてイグニッションコイルが全て抜けました(*'▽')



取り外したイグニッションコイルはそれなりに汚れていたので、掃除。



イグニッションコイルが外れれば、あとはプラグレンチでプラグを抜くだけ。
左から1番、2番、3番
先端はそれほど痛んでませんが、だいぶ古さを感じますね。
ついてたプラグは、デンソーのイリジウムタフ/プラス VXU22
高耐久タイプの高級プラグですね。私がNGKで選んだMAXと同じような立場のプラグです。
見た目の古さのわりに正常に動作しているのはこのおかげなのかもしれません。
このプラグ、ネットで調べると1994年にはすでに登場しているので、最悪新車時から交換していない可能性がありますが、
最長10万kmを売りにしてるプラグなわけですから、せめて過去2回は交換していてほしいのが心情です(;'∀')



後は新しいプラグを入れて、今までの工程を逆に行って完了です。
プラグはトルクレンチを使い15N.mで正確に締めました。
指で締めて抵抗を感じるようになってから180度でちょうどいい位置という話です。トルクレンチで15N.mで締めたところたしかに半回転くらいで収まっています。

では最後に交換後の動画検証。



エンジンが掛かる速さはほとんど変わりないですが、アイドリングが安定しているのがよくわかると思います。
1500回転あたりまで下がるのに時間がかかっていません。
走行して完全に暖機が終わった後の話、映像には載せませんでしたが、今まではエアコンをつけたときに1200回転くらいまで上昇し、アイドリングが少し息継ぎするような瞬間があったのですが、それが1000回転くらいまでで落ち着き、息継ぎするような感じが消えていました。
走行中も若干加速がいいなとは感じるのですが、バッテリーを外した時にコンピュータもリセットされましたし、本当にパワーが上がったのかは判断ができません。おそらく気のせいだと思います(;´Д`) 
しばらくして燃費が向上してれば上がっていると判断することができるでしょう。

これで冬は安心して乗れる。
【ジムニー JB23W】 プラグとバッテリーの交換 その1
2019.09.15


冬に備えてバッテリーとプラグ交換です。
残暑がきつい中ちょっと早い気もしますが、消費税が8%のうちにやれることはやってしまおうという魂胆です ╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
前オーナーがいつ交換したか不明なので、素性を調べるためにもちょうどいいタイミングかもしれません。

ジムニーのバッテリー仕様は55B24Rです。B24が寸法を表しており、55が電力性能(容量)を表しています。Rは右側に設置を表しています。
寸法さえ守れば大きい容量を積んでも問題ありません。
今回用意したバッテリーはパナソニックCAOSバッテリーN-80B24R/C7です。B24で搭載できる最高性能のバッテリーで充電制御システム搭載の車にも対応した製品です。
ジムニーは充電制御システムなんて高級装備は搭載してないのですが、この「対応」とつくだけでバッテリーの信頼度が大きく変わります。
下に同型のバッテリー候補をAmazonリンクで貼っておきます。





プラグはデンソーにするかNGKにするか悩んだのですが、選択したのはNGKのイリジウムMAX(5175 DCPR7EIX-P)です。NGKにしたのは特に理由はありません(;´Д`)
IXじゃなくMAXにした理由は高寿命タイプだから。プレミアムRXにしなかったのは値段が高いのと、極端に性能が変わってしまうとコンピュータがらみでトラブルが起きる気がするから。仕様から大きく離れるのは望むところではありません(;´Д`)
下に同型のプラグ候補をAmazonリンクで貼っておきます。これは6型までしか使えませんので注意。7型以降は違う型番のプラグです。



新品のバッテリーをチェックしてみます。
80B24Rの標準は500CCAらしいのですが、パナは490CCAが正常値という話を聞いたことがあります。ですが、まぁ500CCAということでテスタを掛けてみました。



充電量85%で12.45V。461CCAという結果。では充電してからテストしてみます。


半日充電しました。



13.03Vまで上がって充電率100%
CCAは478へアップするも490には届かず
健全性95%ってどういうこと? 放置在庫ひいちゃったかな・・・・(;´Д`)



刻印を見ると2019年6月2日となっている。それほど古いわけではないなぁ・・
設定した規定値500CCAが混乱の元なのかもしれない。
ネットで深く調べてみると450の人もいれば445の人もいる。
案外478というのは基準値以上なのかもしれない。
【ジムニー JB23W】TPMS装着
2019.07.30


TPMSは空気圧をリアルタイムで監視するシステムの略称です。
アメリカでは義務化されているものですが、
国内の日本車についているのは一部の高級車のみです。
アコハイはアメリカで先行販売して爆売れしましたが、もちろん搭載していました。
それが日本の発売の時に機能をカット。なんでやねん(;´Д`)

実はこのTPMS、後付けすることができまして、いろんな製品が出ているんです。
オートバックスとかではなかなか見ませんが、ネット通販なら普通に買えます。
しかも技適を取得してるとはっきり記述してる製品も増えてきたのでだいぶ選びやすくなりました。



うちのジムニーにも納車時に使えるように注文していたのですが、
いろいろトラブルがあってようやく今日届きました(; ・`д・´)
半年以上掛かってますね・・
届いたのは箱ではなく、袋.... ( ゚Д゚)
上の写真のものがゴチャァ~~っと詰め込んで送られてきました。
マジか・・ ショップの当たり外れが半端ない。



今回買ったタイプはソーラーで充電して車の揺れを検知して電源を入れるというもの
レビューを漁ると、一度満タンにしてしまえば余程暗天が続かない限りバッテリーアウトになることは
無いようです。



実はアコハイにも別な製品を付けているのですが、コイツのセンサーは少しでかいですね。
ホイールバランスとか大丈夫なのかな? そこだけがちょっと心配です。



本体を振ると少しカタカタ音がするのでなにが遊んでるのか分解してみました。
液晶を固定する縁に少し遊びがあるようですね。クリティカルな問題じゃなくてよかったです。
走行中にわかるほどの音じゃないのでとりあえず放置で。
バネっぽい部分がアンテナと思われます。



液晶は環境光に合わせてオートで明るさ調整という話だけど、変わってる気がしません(;´∀`) 



ソーラーパネルは端子が2つ余っています。製品の形状に合わせてどこに接続するか自由度を高めた設計かな?



バッテリーは3.7Vの500mAhリポバッテリー
思ったより大容量でした。300くらいかと思ってましたが予想外です。
正直バッテリー充電タイプは高級車に使うのはやめておいたほうがいい気がします。
リポバッテリーのほとんどは中国、韓国が製造しているので一抹の不安があるからです。
ジムニーはドラレコも生き残ってるスーパーノヴァだからリポバッテリータイプだし、もうどうでもいい感じ(;´Д`)
新車や高級車はシガーレットに挿して使うタイプをお勧めします。
アコードハイブリッドに使ってるのはシガーレットに挿すタイプ(*´Д`)




逆光で写真を撮ると光量が足りないように見えますね。でも肉眼でははっきり見えるので特に問題はないです。
PHで空気圧の上限しきい値を決めます。私はハイプレッシャーにすることもあるので2.6当たりにしておきました。



PL(下限)は1.1に。ジムニーの標準空気圧は前輪1.6、後輪1.8なので、
冬場の寒さを考慮して0.5差にしてみました。1.2くらいでもよかったかな・・・(;´∀`)



すこし空気圧が狂っていたので充填して適正値に。
走行前でタイヤの温度が29度とか・・ 今日は暑すぎ。
タイヤの温度がわかるのもTPMSの良さ(*´Д`)

装着してしばらく走りましたが特にバランスが崩れたといった感じはありませんでした。
やはりTPMSがあると安心感がグッとあがりますね。
タイヤは生死に直結する部分なので日本も義務化にするべきだと私は考えます。
CR7 バイブリッドバッジの交換
2019.07.20


ホンダの担当から電話がきました。
バッジが届いたということです。
前回連絡したのが6/21
いったい何日経っているんだよという突っ込みを抑えて行ってきました。
私、このディーラーを信用してないので洗車してカメラをパチリ。
傷は皆無です(; ・`д・´)




交換直前の様子。
HYBRIDのIが剥がれかけてます。
この様子を見る限り接着剤の類でついているわけではなさそうですね。
溝に光硬化レジンを流しておしまいみたいなタイプかな?




交換は修理工が行うんじゃなく腐れ担当が行ってる模様・・
このディーラー、こういうこと平気でしちゃんだよ。
不安が的中しそうで怖い(;´Д`)

上の写真は交換後。
傷はありませんでした。( ´ー`)フゥー...
水平も大丈夫の様です。

また剥がれなければいいけど・・・
剥がれるなら保証期間内で頼む(;´Д`)
【ジムニー JB23W】 マフラーの補修
2019.07.18


まぁこれもJB23Wを買った時からなんだけど、マフラーが少し錆びてたので
錆キラーを塗って対処していました。(銀色に見えるところが錆キラーを塗ってあった部分)
一冬越して少し錆が進行したような気がします。
これ以上進むと排気漏れが起きてしまうかもしれないのでしっかり補修してあげましょう。



今回は皮一枚腐れ落ちた部分をパテで埋めて耐熱アルミテープで巻く作戦。
パテは年月が経つと風化して崩れてしまいます。そういったことも考慮して上からアルミテープを巻くのです。
アルミテープはガラス繊維が入った強力なやつです。
いろんなネットショップで値段と粘着力、強度、長さ、耐熱温度の条件をバランスよく満たしているのは
これくらいしか見当たりませんでした。



まずは金ブラシで腐ってる部分を剥離。そして改めて錆転換。
スキマというスキマを細い筆を使って結構な量を塗りました。



今回は錆キラーではなくホルツの錆転換を使いました。余ってたので(;'∀')



管の部分も錆っぽさが出ているのでおなじくぬりぬり。
これでしばらくは安心か(;´∀`)
ここでしっかり乾燥させるために一日以上置きました。



段差部分にホルツのガンガムを塗ります。
説明書では指で塗れみたいなこと書いてるのですが、表面をムラなくしたかったので
補修パテ用のヘラで塗りました。
ガムというだけあって、溶けたガムのようにベトベトです。
一般的なパテとは全く違います。
説明書に自然乾燥で一晩置くか、マフラーの熱で固めろと書いてあります。
いろんな情報を収集したのですが、急激な熱で固めた場合ひび割れが良く起きて、朽ち落ちるのも早い
という話をよく聞いたので、自然乾燥をできる限り徹底してみました。



上の写真が塗ってから5時間後。気温は20度くらいです。
水分がだいぶ抜け、毛羽立ちっぽいのが無くなりましたが、指で触るとまだカチカチとは言えません。
これは説明書で言う一晩では無理そう。



これが一週間後の状態。乾燥でツノが立ち、起き上がってる部分があるのでニッパーなどを使い成形します。
金属とは言わないまでもかなり固い触感です。
十分乾燥できているので、これにアルミテープを巻いていきます。



作業のしやすさを考え、バンパーを外しました。
ジムニーはバンパーを外せばマフラーの太鼓がほぼ露出します。
あとは下に段ボールでも引いて座りながらの作業(;´∀`)



バンパーが無いと座りながらでもこれだけ見晴らしがよくなります。



剥がれるのを嫌って一周巻くことにしました。



巻き方についてですが、もしかしたら常識なのかもしれませんが、
私の経験上、時計と同じ右回りで終端は先端の上に重ね、
緑色の範囲で終わらせると剥がれにくい。
それ以外で終わると雨水や砂などの影響を受けて先端がめくれ、
風と重力でどんどん剥がれていく(;´Д`)
このアルミテープはかなり粘着力があるほうなのでそう簡単には剥がれないと思いますが、
念には念を入れて巻き方も妥協しません(; ・`д・´)



そして完成。一か所はがれやすそうな部分があるんだけど、ここは対策を検討中(;´Д`)




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