3D-PRT11)バックパネルとArduinoの台座組み立て
2016.04.06
今日はバックパネルとメイン基板の台座を作ります。

使うネジ等は以下の通り

<USBケーブル固定>
M3x8mm 2本


<電源インレット>
M3x8mm 2本
M3ナット 2個


<Arduino台座>
M3x10mm 2本
M3ナット 2個

台座と本体フレームの固定>
M4x10mm 2本
M4T型ナット2個





先日仮組みした配線やパーツを一度バラしてアクリルパネルに固定します。
まず電源スイッチを取り付けます。
スイッチはバネ圧で固定される仕組みなので、
位置を合わせて押し込むだけでカチっとはまります。



意外とバネが固いので、両指で押さないとはまりません。



次はアダプタ用のDCジャックを取り付けます。
ウチのモデルはアダプタではなく、直流安定化電源ですので配線は不要です。
アクリルパネルの穴を埋めるだけの意味でしか有りませんね。

DCジャックには固定用のナットが予め付いているので、
くるくる回して外します。

 

ナットが外れたら、パネルの外側からはめ込んで
裏側からナットで締め上げます。

 

次は延長USBケーブルの取り付け。



M3x8mm2本で固定します。
ねじ穴の部分にナットが埋め込まれているのでナットを使わなくても固定は出来ます。
ナットが無くて気持ち悪い人はM3X12mmを使えば
外側からナットで固定できると思います。

次は電源インレットを取り付けます。
この部分はM3x8mm2本とM3ナット2個で固定します。



これでバックパネルの完成です。

 

パネル周りの配線を付けて見て動作確認。
USBの延長ケーブルはArduinoに繋げ、スイッチの配線を電源に接続しました。
まずPCとUSBで繋げて見ます。スイッチオン!
問題なく液晶が付き、初期状態の文字が出ました。
次はUSBを抜き、電源だけでスイッチを入れてみます。
こちらも問題なく液晶に文字が現れました。
動作は万全ですね。

次はArduinoの保持パネルの作成です。



ココは側面のパネルのだけ今までとは違う方法で固定します。
まず底板のプレートにM3x10mmネジを通し、
ネジ先にM3ナットを軽く付けます。

 

その後に、側面パネルを付け、キッチリ組み合う様にナットの位置を動かします。
ナットとネジの締め付け力によって側面と固定される仕組みなのです。
しっかり締めないと、底板がスポッと抜けてしまいそうな気がしますが、
しかし、なぜこんな構造にしたんでしょうか?
憶測ですが、完全に組み上げた後に
Arduinoを弄らなくてはならない状況が現れたとき、
本体の底からアクセスしやすいようにという配慮ではないかと考えます。
一度組み上げるとヒートベッドとガラスを外すことは
アライメントの再調整が必須になってくるので
ヒートベッドを外すたびにそんなことはやってられません。
ですが、本体の底から外すことが出来れば、その調整もせずにArduinoの交換ができます。
(傾けた時にガラスの固定が甘く、外れてしまえば意味がないのですが・・・)

後日追記
この機能には大変助けられました。あると便利です。




底板には表と裏があります。写真を見て頂ければわかると思いますが、
左右対称ではないので、穴の位置をしっかり把握して組み上げてください。
私は一度逆につけてしまって、底板にArduinoを固定するときに
穴が一致しなくて二度手間になってしまいました。
写真と同じ向きで組み上げれば大丈夫です。



底部三角フレームに取り付けてみました。
使うネジはM4x10mm 2本とM4T型ナット2個です。



無事つきましたが、ここで問題発覚。
本体フレームがすこしガタつく気がするのです。
しかもテーブルにキズが沢山付くんですよね。
アルミフレームのつけ方がおかしかったのかと思いましたが、
思わぬところに罠がありました。



お判りでしょうか、ネジの頭が少し飛び出しています。
1mmくらいだと思いますが、これのお陰で本体が傾いているのです。
写真は私が別途用意したステンネジですが、
もちろん付属のネジでも同様です。むしろ付属ネジの方が多く飛び出します。

そこで付属マニュアルをしっかり見なおしてみました



説明文なんてあるわけないので、写真を凝視します。
一本で支える仕様ってことだけで本製品とは違い、マニュアルの信頼性が薄いですが、
ネジの部分だけ見るとトラス小ねじになってる気がします。

ヤラレター! たしかにトラス小ねじなら何とかなりそうな気がします。
付属品の中に10mmのトラス小ねじは無いので、
ここはホームセンターで買ってこなくてはなりませんね。
というわけで今日の作業はこれで終わりです。

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後日談


結局、トラス小ネジでも解決しません。
本体を見ると、アクリルの底板はフレームとツライチで、
ネジの頭が入る余地など全くありませんでした。
つまり設計そのものに問題が有ることになります。


この問題を解決する手段としては

➀本体をネジの頭分底上げする
②パネルの保持向きを上下逆さまにする
③アクリルパネルの側面部品を新たに設計して作り直す


この3つが簡単にできます。

➀はとても簡単ですね。なにか板を用意して挟めばいいので。
 しかし恒久的な対策としてはイマイチです。


②も解決しますが、底面からArduinoを取り外せるという
素敵な機構を失ってしまいます。この機構がいらないのなら、
ネジを使わず最初から接着でいいという話になります。
手段のために目的が変わっては意味が無いのでこれは廃案です。


③の案が最終的には一番いいのでしょうね。
プリント出来なければ作り直すこともままならないので、
とりあえずは、➀案で使えるようにして、
後々作り直すという方法が最適解ではないかと結論づけました。
データは簡単なのでもう作り終えました(笑)



3mm短く修正。


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それではまた次回
3D-PRT10)電源チェックと液晶パネル作成
2016.04.04
今日は電源周りと液晶パネルに手を掛けてみます。

<配線>
平型ギボシ 5個
ギボシ絶縁キャップ 5個


赤黒ケーブル(長) 2本
赤ケーブル(短)  1本
黄ケーブル
(短)  1本
黒ケーブル
(短)  1本
赤ケーブル(極短)  1本

<液晶>
液晶取り付け保持具 2個
スペーサー(長) 2個
スペーサー(短) 2個
M3x16  4本


電源は直流安定化電源ですね。
てっきりアダプタタイプが付属してくる物だと思ってましたが、
ホットエンドとヒートベッドが揃うと耐えられないという判断なんでしょうか。



後々改造して遊ぶにはアダプタでは物足りないことは確かなので
結果オーライということにしておきましょう。
しかし、このデカ物、どうやってフレームに固定しますかね・・
完成の時までに考えなくては・・

まずは付属のケーブルはなにも処理がされていないので、
被膜を剥いで先端をひねります。
いつもはカッターで被膜を切って剥いているのですが
ギボシを使うということで、圧着ペンチが手元にありますから、
今回はこれを使ってみます。

 

ケーブルを適度な窪みに合わせて
きっちり握り、ケーブルを支えながら
ペンチをキュッと引っ張るだけで簡単に抜けます。



剥いたら芯線をよじって終わり。



これを全部に行います。意外と地味で時間がかかる作業。
丁寧にやらないと枝毛っぽくなって危ないですし醜いです。

終わったら電源を見てみましょう。

 

3Dプリンターなどでよく使われているタイプの電源ですが、
ネットでの事前情報ではこの表示にウソ偽りがある場合があるみたいです。
一応確認してみましょう。

現物の表記では左側3つがプラス、マイナス、アースになっています。
付属の説明書の写真(↑右)と照らし合わせてみても正しそうですね。

では配線を今できるところまで作っておきます。
説明書の写真をみると本体のリアパネルに取り付けるパーツは
全部平型ギボシで対応するようですね。
コレ↓



ではリアパネルにつながる配線全部ににギボシをつけましょう。
平型ギボシ 5個
ギボシ絶縁キャップ 5個


先に絶縁キャップを通して、



配線をギボシで包んで加締める。
私は芯線をUの字に折り曲げて金属への触れる面積を大きくする加締め方をよく使います。

 

つけ終わったらパーツと接続して電源ユニットともつないでみます。



この重要な局面で説明書に文章が一切無いのが腹立たしいですが、
パーツの意味から、常識的に考えるとこれで合っていると思います。
※このHPを見ている人が配線するとき、
私の配線をそのまま真似ないでください。
モデルによっては違う仕様のものがあるかもしれません。
配線ミスは火事に繋がりますので、自己責任でお願いします。




一応、電源が初期不良してないか確認。
コンセントをつないでテスタでチェック!
表記の通りにテスタは反応しました。
※12Vプラスはショートすると危ないので、配線を一旦外してますよ。

では液晶や基板部分を手がけます。

納品時すでにメイン基板のArduino Mega 2560 R3とRamps1.4が組みあがってますね。
モータードライバもつけ終わっていて、なかなか親切です。

 

裏面をみると、おお?
MADE IN ITALYになってる。互換品はDESIGN IN ITALYとなっているようですので
これは正規品っぽいですよ。ラッキー!

では、基板が正常なのか状況を確認しましょうかね。
電源から12Vを1本つないでと・・・



(;゚д゚)ェ...................
コ、コイツ動くぞ・・・・
まだファームを焼いてもいないのに、Marinが起動しました。
妙なところで親切設計なんだなぁ・・・・・
PCに繋いでのチェック作業が1段階減って楽になりました(笑)
でも書き込まれてる数値的なデータはKossel K800用かわからないので、
後日焼き直しはしますよ。

では基板回りは正常ということで次にいきます。
液晶に化粧板をつけましょう。



アクリルパーツは小さいのも含めて4つ付属してます。
使うのはそのうちの1枚。



化粧板を付けるにあたって、どうしても干渉するボリュームつまみを外します。
どうやって外すかというと、ネジ式でも、横にナットがついてるタイプでもなく
ただ刺さっているだけなので、力技ではずします。

力を入れすぎて基板を折らないように気を付けつつ、少しずつ外していくと、



ごらんのとおり、スポッと抜けます。

化粧板の保護紙はこれから先まだまだ作業が続きますので、
キズ防止を維持させるために関係ないところは剥がさないで残しておきます。



化粧板を液晶に付けて、ダイヤルつまみを元の場所につけました。



うん、ピッタリ。思いのほか正確にカットされてますね、これ。

ところで、下の液晶の保持パーツ、マニュアルでは完成図の写真だけで、
取り付け方法が書かれていないために結構悩みました。
正解は↓です。

 

写真をみて、こんなの簡単じゃん?って思った方、
すでに向きを直してある写真なのでそう感じるんだと思います。

この部品は化粧板と液晶の固定も兼ねています。
普通に組んだだけではなぜか液晶が化粧板に対し、
斜めについてしまうのです。



液晶に取り付け後の正解は↑の写真です。

SDメモリスロットが横のスキマ、ギリギリに来るのがなんとも窮屈ですね。
謎のスペーサーの存在に気が付かないと、
液晶が固定できないので大変です。
ネジを通すのも大変ですよ。
そこで、液晶保持パーツの
向きをいろいろ試し、時間を掛けてしまうわけです。

保持パーツはM3x16mmを4本で取り付けます。
説明書にはM3x12mmと書いてますがそれは間違いです。
下側はもしかしたら12mmでも留まると思いますが、
上側は16mmでも結構ぎりぎりです。

液晶の化粧板がこれでつけ終わりました。
本体への固定はメイン基板へ配線が終わったら行います。

今日はここまで。
次回も、細々した作業が続きそうな予感です。
それではまた。

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雑談

4/4にFedExから消費税の請求がきました。
物が届いてから、だいたい1週間くらいですね。
事前情報通りです。
しかし金額はやはりその時で変わるようですね。
通した人の胸三寸って所でしょうか。

消費税   2,000円
地方消費税 500円
手数料   500円
計     3,000円

考え得る最大の数字で来ました(笑)
高くても2500円に収まるかな~と思ってたんですが・・・
送料を加味しない場合があるという話もあったのですが、
今回は見事加味されたようです。
3D-PRT9)エクストルーダーを作る
2016.04.02
今日はエクストルーダーの作成です。
難しい事はないので、サクサクいっちゃいます。

<モーター>
ギア 1個

<モーター固定>
M3x8mm 3本


<ベアリング固定具>
M4x8mm 1本
M4ワッシャー 1個


<ベアリング固定具とベースフレームの接続>
M3x20mm 1本


<圧力調整ネジ>
M3バタフライナット 1個
M3X40mm 1本
スプリング 1個
M3六角ナット 1個


<本体とエクストルーダーの接続>
M4x10mm 2本
M4四角ナット 2個


パーツを並べてみました。なんてシンプルな構造・・



まずベアリングを固定具に取り付けます。



M4ワッシャーとM4x8mmネジを取り出して、
ベアリングをワッシャーで押しつける様に取り付けます。



ネジ先をナットで締めるわけじゃ無くプラ軸だけで支えるので
あまり力入れると割れそうです。程ほどのところでやめておきます。
常に動く箇所なので、錆びては大変です。
できれば付属の物を使わないで錆びないネジに変えた方がいいでしょう。



ベアリングの取り付け完了。正味1分です。

次はモーターにギアを取り付けます。
X,Y,Z軸のモーターと同じ要領なので悩むところは無くあっさり。
例のごとく、付ける深さは後で調整するので適当です。



今度はモーターをエクストルーダーのフレームに取り付けます。



ネジはM3x8mmを3本です。
4つ穴がありますが、写真の部分は留めないでおきます。



先ほど作ったベアリング固定具をフレームにあてがって、



先ほど留めなかった穴にベアリング固定具もろとも貫通させて留めます。
使用ネジはM3x20mm 1本。
余り締めすぎると後々つけるバネの効果が無くなるので少し緩くしておきます。



次は、調整ネジを付ける前に、それを支えるナットを入れ込みます。



写真が見にくいかもしれませんが、
指の影にM3の六角ナットがギリギリ入るスペースが隠されています。

バネを取り出します。

 

そのバネにM3バタフライナットM3X40mm 1本
を通し写真の様に組み上げます。
付属のものは、なぜかネジとバタフライナットが2セットありました。



そのままエクストルーダーのフレームに差し込み、



ネジを締めていきます。



バネの程よい力でフィラメントを挟み込みスリップさせない機構のようです。
締め具合で圧を調整するようになっているので、今の段階はゆるめにしておきます。
(とはいっても、バネ力がもっとも弱い状態でも指で開くのは困難でした)

次はワンタッチ継ぎ手を横に付けて



見た目は完成。



次はフィラメントが正常に引っ張れるように、調整を行います。
オマケで付いてきたフィラメントを実際に通してみるとわかりやすいのですが、
管の入り口から、出口までの直線に対して、
モーターのギアとベアリングが噛み合うように位置を調整します。



写真を見てもらえれば雰囲気を感じとってもらえるのでは無いでしょうか。



調整が終われば、エクストルーダーの完成です。



では完成したエクストルーダーを本体フレームに付けてみます。
PTFEチューブと固定用ネジ、ナットを取り出します。

M4ネジx10mm 2本(付属説明書では8mmと書いてましたが間違いです)
M4四角ナット 2個 
で取り付けます。
取り付け位置は後から自由に変えられる仕様なので、
今は適当にくっつけます。
このとき私は上部フレームに付けました。



PTFEチューブはフィラメントをホットエンドまで送り込むガイドの役割を果たします。
このチューブの先端はペンチでちぎったかの様に潰れていました。
これではフィラメントが詰まってしまいますね。
よろしくないので、潰れた先端をカッターでカットします。
(両端が潰れていたので両方カットです。)



ワンタッチ仕様なので、奥まで差し込むだけで繋がります。



ホットエンド側にも差し込み完成。便利ですね、ワンタッチ継ぎ手。



機械系はこれで完了です。
残りは電気系ですね。
配線周りはマニュアル通りに接続する前に、
元々のRAMPS1.4やArduinoの配線図等と照らし合わせて
間違いが無いか確認してから行いたいと思います。
なぜならネットで先人の経験談を見ると、
配線ミスで基板を結構焼いている方がいらっしゃるみたいですので・・・・

電圧チェックもありますので、
精度の高いテスターも用意しないといけませんね。

それではまた。
3D-PRT8)タイミングベルトとカーボンロッドを取り付ける
2016.04.01
今日はベルトとカーボンロッドを接続しますよ。
今日新たに使うネジは以下の通り。

<上部フレームの固定>
M4x8mm 3本
M4四角ナット 3個
タイラップ 6本


<エフェクターのカーボンロッド接続>
M3x20mm 6本
(私は仕様を無視しし、敢えてM3x25mmを使いました)

<キャリッジのカーボンロッド接続>
M3x15mm 6本

まずは上部のフレームを取り付けます。
下部フレームと取り付け方が同じなので簡単です。
コーナーの頂点に固定ネジがあるのですが、後から調整するので、
落ちない程度に軽く締めるだけにします。



さて、これで上部フレームにプーリー、
下部フレームにモーターのギアが有るわけですが、
これらを包み込むようにベルトを通します。



下のギア、中央にベルトを当てて、



上のプーリーにも通して、最後はキャリッジにベルトの端を集める。
写真は下から上を仰ぎ見た図

キャリッジにベルトを絡めて固定するのですが、
ある程度キツめのテンションを掛けつつ締め上げるのが大変。



↑まずはこの位置まで通して、



ベルトのギザギザ部分を噛み合わせて抜けないように固定。
上下同時に縛り上げるのは難しいので、まずは上側を先に固定して、
下側をじっくり締め上げて固定します。

※結果論なんですが、ベルトの余りは上は短く、下が長い方がいいですよ。
 上が長いと、エンドストップまで上昇させるときにベルトの余りが当たって
 正常な動作になりません。調整ピンの長さにもよりますが、
 できれば、上のはみ出し具合は2cm以下にした方が無難です。
 もうベルトを付け直さないという自信があるのなら
 干渉する分だけベルトを切る方法でもいいかもしれませんが。




指でベルトをツンツンし、そこそこ張ってるなと感じたら
上と下にタイラップを巻いて外れないようにします。
しかし付属の白タイラップはなんか目立って変ですね。
後で黒に変えよう。

他の柱もベルトを付けてベルト3本完成。
次はカーボンロッドを取り付けます。

エフェクターから付けましょうかね。
エフェクターは6カ所側面に穴があります。
そこにカーボンロッドを6本付けるのです。
長さ調整は組み始める前に終わっているので、
ただ付ければOKです。

ネジはM3x20mm 6本使って固定します。



ここはとても重要な機構です。
錆びてもらっては困るので、自前で用意したネジを使いました。
しかも25mmの少し長いものを。
後々この長いネジではみ出した部分を使ってファン固定を考えています。



全部で6本付け終えるとタコみたにプランプラン
カーボンロッドに影響でないように優しく扱います。
次はカーボンロッドの逆端をキャリッジに繋げます。



↑繋げる場所はキャリッジの側面。



M3x15mmのネジで固定します。
M3x20mmを付けて実験してみたのですが、この場合はタイミングベルトに干渉します。

後日追記
M3x15mmではキャリッジ内のナットまで噛んでいないことが分かりました。
実際は17mmくらいないとしっかり噛まないようです。18mmだとベルトに触れます。
精度を出すためにキッチリ締めるなくてはいけないのが後から分かったのですが、
そのためには、このナットに噛むというのが結構重要です。
17mmだと入手が難しいので私は20mmを切断して使うことにしました。


ボールベアリングに直接触れるネジなので、日本のネジに変えた方がいいですね。
錆びてしまって動きが悪くなったら目も当てられません。
↑の写真はヘッドが底面にガンガン当たらないようにとりあえず軽く6本付け、
ある程度水平を保ったことを確認してから、ネジを最後まで締め上げてます。
ちなみに私は接続するロッドをファンの向きがX軸の柱に向くように付けました。



柱のキャリッジにカーボンロッドを全部繋げ終わりましたね。
次はベルトの張り具合を調整します。



まず上部フレームの角に付いているネジ3カ所を手で力を加えると動きそうな程度に緩めます。
その後、↑写真のネジを締めていくと、
ワッシャーの強度を利用して上部フレームが持ち上がっていきます。
フレームが上に持ち上がると言うことはベルトが伸びるということです。
ベルトの張りがしっかりしたところで、先ほど緩めたネジで動かないように固定して完成。


ここまでやって、1本だけまだ緩んでいるという状況の場合、
キャリッジにベルトを付けるときに弛みすぎていたと思われます。
キャリッジにベルトを付けるときは、3本の張り具合を均一にしましょう。


後日追記
メーカーが機能として用意されている調整方法だったのですが、
上記の方法を用いて調整すると骨格フレームが傾いたり歪んだりすることが後々の調査で分かりました。
ベルトの張りをうまく調整できても印刷物に傾きがあっては意味が無いので
この機能は封印すべきと私は判断しました。
今の段階ではアルミフレームの端をコーナーパーツと
ツライチ(厳密に)にするのが無難だと考えます。
ベルトの張りは、気合いでベルトを引っ張り固定するのが一番かと思います。
Kosselが完成したらネジで調整できるキャリッジを自作するといいですね。




これで大分外観は出来てきましたね。完成図がイメージ出来るようになってきました。

次回はエクストルーダーを作成します。
ではまた。
3D-PRT7)ホットエンドを作る
2016.03.31
今日はホットエンドのパーツを作ります。
今日の工程で使うネジは

<ホットエンド固定具>
M3x15mm 2本
M3六角ナット 2個


<ホットエンドオートレベリング用>
M3x20mm 1本


エフェクター>
M2x16mm 2本
M2六角ナット 2個
M4x8mm 1本(最初から装着済みかもしれない)
M4ワッシャー 1枚(最初から装着済みかもしれない)


<カーボンロッド固定用>
M3六角ナット 4個


<ファン固定用>
M3x12mm 2本


です。

このキット、ホットエンドはすでにある程度できあがった状態で同梱されてきてました。
これが日本のキットであればそのまま使うのですが、
中国キットですからねぇ、やっぱり疑ってみましょうかね。



これを全部ばらしてみましょうか。
まずワンタッチ継ぎ手をクルクル回して外してみます。



簡単に外れました。



やはりです。漏れ対策が甘いです。
申し訳程度に何か塗ってますがあまり役立ってないでしょうね。



ではヒートブロックを外してみます。



ヒートブロックはイモネジで締められているのでレンチで緩めますよ。
結構な力でしまっているので、ヒーターを通す予定の穴にドライバを突っ込んで
ひねって外します。



こちらは全く対策がされていません。
ヒートブロックに近い方は特に漏れ対策をするべきなのに・・・

ノズルをヒートブロックから外してみます。



こちらもイモネジで固定されているのでレンチで緩めますよ。



そして、かなりきつく締まっているのでラチェットを使って外します。



こっちも何も対策されてません。確認してみて大正解でしたね。

では俗に言う漏れ対策というのはどういう物なのかというと
シール剤をネジ山に付けるというものです。

私はPTFEテープを巻くことにしました。
PTFEとは四フッ化エチレン樹脂の、主にシーリングに使うテープです。
熱に強く絶縁性もあり、酸やアルカリにも強く、
管の漏れ対策によく使われます。



普通に買うと結構いい値段するのですが、
アストロプロダクツで買うと激安です。
私は近所のリアル店舗で購入しました。
安いからといって粗悪なわけでも無く、ちょっと量が少ないだけで
仕様では260度まで耐えられます。
3Dプリンターの部品ではそれほど量は使わないので
少ない量で売ってくれるアストロさんには感謝です。

このテープを巻き巻きします。



かなり薄いテープですが、ちょっと厚いかな?と思うくらい巻いて下さい。



写真では結構巻いている様に見えますね。実際は3周くらい巻いてます。



一見すると厚すぎてネジ山に押しつぶされて
外に出てくるんじゃ無い?と思いますが、
意外とそんなことはありません。
柔軟性と低摩擦のお陰で
この程度なら綺麗にネジ山に収まってしまうのですよ。
びっくりするくらい滑らかに飲み込んでいきます。
キッチリ付いたらイモネジで固定するのを忘れずに。

次はヒートシンクに巻き巻き。



巻きたい部分より大きくなっても大丈夫、
爪で簡単にちぎれます。



綺麗に巻けました。早速ヒートブロックと連結させましょう。
ココの部分はイモネジでしっかり固定しますよ。

次はワンタッチ継ぎ手の装着です。
同じように巻巻きしてヒートシンクと接続します。



これでホットエンドは完成。
いくらシーリングしても緩んでいたら意味が無いので、
最後に締め確認はしてください。



次はホットエンドの固定具に取りかかりたい所ですが、
いったん前準備をしましょう。



写真に赤いラインを引いていますが、ここのクリアランスが甘いのです。
バリがあったり、スキマがきつかったり。
その為、後々重要となる機構が機能しなくなっています。
そこで、目視でみて絶対干渉しない位にヤスリを掛けます。
固いので少し大変かもしれませんが、削る量はコンマ何ミリなのでで出来ないことは無いはずです。
先にホットエンドを付けてしまうとやりにくくなるので今のうちです。



ヤスリがけが終わったら、しっかり削粉を取り除き、ホットエンドを穴の中に通します。
ちょっとキツイかもしれませんが頑張りましょう。

 

どうしても入らない場合はバリが有るのかもしれないので、中をみて削り取ってみましょう。



固定具を側面に付けてM3六角ナットをあてがい、
裏側からM3x15mmネジで留めます。



ホットエンドは高熱になるパーツなので、なにかあると大変です。
妥協無くしっかりと留めます。
自分的にはワッシャーを入れたいところですが、構造的に許してくれないので
泣く泣く断念。



これでホットエンドの固定具が完成。

次はエフェクターの作成。
まずはオートレベリング用のマイクロスイッチを側面に取り付けます。
このスイッチはエンドストップに付けたスイッチより一回り大きいです。



使うネジはM2x16mmのネジ2本とM2ナット。
説明書にはありませんが私はワッシャーも入れました。



スイッチの向きに注意して下さい。逆向きに付けると役割を果たしません。

次にホットエンドをエフェクターに付けます。



↑写真の位置に穴がありますが、ここにM3x20mmネジを取り付けます。
このネジは奥まで貫通させて先ほど付けたスイッチに触れる所まで締めます。
付属のネジは少し頭がデカイのでヒートシンクに干渉します。
だからといって別になにか起きるわけでは無いのですが、
ネジが斜めに歪んで入っていく気がするので
別の頭の小さいネジに変えるといいと思います。
私はユニクロネジのM3x20mmに変えました。
写真ではシルバーのネジとワッシャーが直ぐ近くに付いていますが、
これは最初から組み終わっていました。
ホットエンドがこれ以上、下に落ちないようにするためのストッパーの役割を果たします。
ちなみに元は黒の鉄ネジでしたが、写真ではシルバーのステンに変えてあります。



結構入れにくいので、少し手で回した方がいいかもしれません。
どれくらい深く入れるかですが、
ここは、後から調整できますので、あまり真剣に考えなくてもいいのですが、
ノズルをつま先で触れた程度で、直ぐさまカチっとスイッチが反応するくらい
ギリギリまで奥の方がいいとのではないかと思います。

それよりも、スイッチを押したあとに、ホットエンドが正常な位置に戻ってますでしょうか?
この機構はバネ等が付いていないので、
元の位置に戻るにはスイッチの抵抗力と重力を利用してしか戻れません。
そこで先ほどおこなったヤスリがけが生きてくるわけですが、
まだきつい様なら一度ばらしてもう一度ヤスリがけするのをお薦めします。

次はファンをエフェクターに取り付けます。
ファンは4cmx4cmのごく一般的なタイプ。
PCを自作する人なら見慣れたパーツです。



これを側面に取り付けて



M3x12mmのネジ2本で取り付けるわけです。
ファンの方向はシールが貼っている面をホットエンド側に向けて
風邪が当たるように取り付けてください。(重要)




もちろん12mmでもしっかり止まるのですが、すこし噛みが甘いです。
私は余っている15mmを使いました。
(実は15mmは奥に干渉します。そのためファンの固定具に負担が掛かってしまうのでお薦めしません)

さて今日の最後は、カーボンロッドを接続するためのネジを受けるナットの入れ込みです。



この穴にはM3の6角ナットがキッチリはまるように出来ています。
いや、逆にキツイくらいで、ラジオペンチでガッチリ挟んでやらないと入っていきません。
4カ所付けるところがあります。私の部品は全部がきつくて結構大変でした。
歪み無くはめ込んだところで今日は終了。

次回はカーボンロッドをエフェクターに取り付けるのと、
タイミングベルトをキャリッジに取り付けますよ。

ではまた。

- CafeNote -